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■−invisible sign− イス


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あらすじ * システム * 感想 * PRICE JUDGE!

◇あらすじ

主人公、相澤舜の通う学園で変死体が発見された。
霊視能力を持て余した舜の前に、被害者の霊が何かを訴えるように昼夜を問わず現れる。
そして、兄・凛の誘拐事件が、まもなく時効を迎えようとしていた頃、舜は学園で起きた殺人事件に関わる人物と次々に知り合って行くことに…。
兄は14年前に死んだのか?2つの事件の犯人は誰なのか?

時効間近の過去の事件と現在の怪奇殺人事件が交錯する、学園サイコホラー。


◇システム

デジタルコミックノベルというだけあって、驚くほどたくさんのスチルが使われて映画のような臨場感が出されています。
おかげでホラーなシーンで恐怖に怯えました・・・(泣笑)
絵はどれも綺麗ですが、絵柄自体にクセが強いので好みがありそう。

フルボイスかつ、豪華声優さんが揃っているので(女性陣まで上手い方ばかり)その辺りは安心して楽しめました。

音楽は雰囲気に合っていてとても良いです。
オープニング音楽は耳に残る・・・重要なシーンでアレンジされて出てくるのも切なさが増しました。

システム自体はごく普通の機能が備わっています・・・
が、選択肢画面でセーブができないのは不便。
ただし、スキップが潔いのでそれなりの区切りでセーブしておけばたいして時間的ロスはないかと思われます。

このゲーム、選択肢によって次のテキストが変化しないのですよね。
舜が「心の中でどう思うか」を選択するので、選択肢によってルート自体が変化するまでのテキストは全く同じ。
というわけで、スキップは潔く次の選択肢まで!!
もしくはルートの変化した次の章まで!!

大きなルートは3つ。
そのそれぞれにGOOD/BAD/DEADエンドがあるという流れで、この分岐はスキップを利用すればすぐに見られます。
そして、全てのエンドを見ると「真実」が明らかになるトゥルーエンドに入ることができます。

これを見なければ、このゲームをやり終えたとは言えません。
驚くようなつながりが明らかになって、続編がプレイしたくなること請け合いでした。


◇感想

BL的なものは期待しない方が良いかも。
そういう場面もありますが、あくまでもそれは「男でも女でもない」存在である人物によるもの。
その他、コミカルな落ちのBADENDで少々出てくるくらいでしょうか。
あくまでもストーリー重視。

逆に言うと、BL的なものが出てくるだけで生理的嫌悪を覚えるような方でなければ誰にでもオススメできそうなシナリオです。

15年前の幼児誘拐事件。
学園で起こる、不可思議な殺人事件。
見えないはずのものを見てしまう主人公の、多重人格疑惑。
絡み合う謎は、果たして解けるのか?

幼馴染みの親友、なにかと絡んでくる同級生、長年見守ってくれた主治医、怪しい性癖を持った教師、何かを知っている様子の保険医、不可思議な力を持った少女、事件を追う刑事達。
彼らの抱える思いと秘密・・・それが事件を解く鍵となるのか?

サスペンス部分に心霊的な要素がとけ込み、登場人物の誰もが一度は疑いたくなるほど個性豊か!

読み始めたら止まらない、気になるシナリオでした。
よく出来ていて面白いです。

最近プレイしているBL系のゲームはどれも話が面白いのですが、特にこのゲームは読み物としてお勧めです。

詳しくはプレイ日記の方からどうぞ。
(ネタバレ注意)

◇PRICE JUDGE!

これまたお借りしたもので、大満足!!
ボリュームとしては少ないので、定価だと高く感じたかも。
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