◇PHASE-38 新しき旗
OP&ED変わりましたねー!!
考察などはしませんが、ハイテンションな感想は
こちらのブログにて語っております。
OP&ED以外では、
ス、スティングがぁぁああーーー!!
とか、
シンルナですかい!!
とか、
アスキラ・・・・?
とかが気になるところです。
では、本編。
▼回答待ちのみなさん。
マスコミをきっちり配置してあるところがあざといですぜ議長。
(議長がフォローしていると信じて疑わない。待遇良すぎでしょう)
一方、「守る?
はぁん?」と絶妙な吐息を披露してくれたジブさん。
回答する気ありませんよこの人。
加えて、
「我々を討てば戦争は終わり平和な世界になる?
ハッ」
こちらの「はっ」も和田アキコばりで一気にジブさんの好感度が上昇中。(安い好感度ですな)
露呈しにくい議長の言葉の危うさを一番実感しているのはこの人達かもしれない、ロゴスの皆さん。
「なんとかしなければ・・・この世界が、奴とコーディネイターのものになる前に」
「確かに。我らを討ったとて、ただ奴らがとってかわるだけじゃ。」
「正義の味方や神のような人間などいるはずがないということを我々は知っていますがね」
いかにも
言わされた感漂うロゴスの皆さんですが、ここで誰かに言わせない
と放り投げっぱなしでぐだぐだですからね。
いいんじゃないかと。
裏を返すと、
ロゴスにとってかわり神のごとき存在としてコーディネイターの支配する世界を創ろうとする議長でしょうか。
▼ルナとシン
おおーう、インパルスに乗るのね、ルナは。(私、情報には無知です)
なんだか、
ストライクに乗ったフラガさんを思い出して縁起が悪いなぁ・・・。
ルナマリアは・・・
先週もちょこっと書いたんですが、
シンと同じ痛みを抱えるようになってしまったのですね。
考えてみると、今までシンには「その気持ち、わかるよ」と言ってくれる人はいなかった。
自らがその痛みを与えてしまったという負い目と共に、自分と同じ痛みを抱えるこの人を今度は絶対に守りたい。とシンは思ったのかもしれません。
また、ルナにとってシンは
放っておけない弟のような仲間だったと思うのですが、
同じ痛みを知るものとして共感や同情の入り混じった愛しさを感じたのかなぁと。
シンの目覚ましい戦果も「男」としての彼を実感させる要因だったのかもしれません。
と、一応フォローしてみました。今後のシーンを(笑)
さて、問題のシーン。
「でもあいつらが・・・ロゴスが狂わせたんでしょう!?メイリンも・・・」
何かを失ったとき・・・その怒りをぶつける対象を人は求める。
シンと同じように、ルナもその怒りをロゴスへと向けます。
ああ・・・議長の思惑通り・・・。
「アスランもきっと・・・あの大戦の後、オーブになんかいかなかったら」
「ずるいのよ、アスランって!!」
あいたっ!!
返す言葉がありません・・・・
女性関係持ち出されると弱いから、アスラン。
しかしここでミーアを思い出すあたり、
やっぱりアスラン好きだったのよねルナは。
と確信しました。
・・・・人はそれを嫉妬と呼ぶ。
女の身を滅ぼす逃れられない恐ろしい感情です。
「みんな、裏切られたわ。」
「私も馬鹿よ・・・!!」
ここだけ聞くとまるで、
『妻との仲は冷え切っているんだ、すぐに別れる』という言葉を信じていたのに、一年後『子供ができたんだ。俺達の関係は終わりにしよう』と捨てられた女のようですルナ。
キラたん達と一緒にいるアスランとそれを報告する自分を思い出すルナ。
わたくし、ここらへんの複雑そうなルナの表情はアスランへの共感かと思っていたのですが
むしろ不審を表していたのでしょうかね。
「でも、負けないから」
しかし、ここでしおれるのではなく、前に向かおうとするのはルナらしくてちょっぴり救われます。
がしかし・・・
「だからシンも・・・・ね?」
あたまを撫でる。
って、やばいよやばいよこの雰囲気ーーー!!!!!
髪に触れちゃあおしまいだ。
誘ってるでしょ、それ?
感情が堰をを切ったように泣き出して、ルナを抱きしめるシン。
「ルナ・・・ルナ!!」
ああ。傷を舐め合ってるよこの二人。
そして雰囲気に流されてるよ・・・。
なんかこう、キラとフレイを思い出すような・・・切なさと痛さがひしひしと伝わってくるシーンです。
でもって、ちゅうしちゃったし・・・。
ま、あの雰囲気であの至近距離に顔があればね。
と思いつつ、
この時点ではルナが抱きしめ返すくらいにして欲しかったとも思ったり。
だって今までそんな流れじゃなかったじゃん!!
・・・・とここで、
自分のフォローを読み返して(↑上へ戻る)心を落ち着かせます。
「ごめん」
「ううん」
と低い声で呟くシンはちょっとこの痛さをわかっているのかなと。
むしろルナは嬉しそうだ・・・思惑通り?
「大丈夫だ。インパルスは絶対、俺が守るから」
出たー!!シンの『守るから』宣言。
いつものルナだったらここで、『守られるだけじゃない』と言っていると思うのですがね。
ルナも女になっちゃったということか。
ということで、この続きは戦闘シーンにて。
▼全世界に絶賛放映中。
先手必勝。
「向こうは追い込んだつもりだが、実際そうではない」
と、回答を出さないうちに不意打ちをくらわすジブさん。
しかし、ジブさんはまだ甘かった。
追い込んだつもりだがそうではないとわざと思わせた気がする議長。
自分が陣頭に立たなくてどうする、と言う議長。
それさえも、
自らをも餌にして相手を誘い込んだと思うのは議長を買い被りすぎ!?
しかし、
「これはいったいどうしたことでしょう。何の回答も得られていません」
と、
ここぞとばかりに全世界にロゴスの卑怯さを知らしめる報道陣。
・・・・最後の一押しをしたように見えます。
▼スティング生きてたー!!
ここで、
スティングのブロックワードが!?
とか、
ああ、やっとここで強化人間へのフォローが入るのね!!
とか、
期待しすぎた私を誰か返して・・・・(がっくり膝をつく)
顔がいっちゃってる、スティング。
5機のデストロイ。
凄まじい破壊力で敵をなぎ払う・・・。
「はっはっは・・・最高だぜこりゃ!!」
痛すぎです。
対空掃討砲『ニーベルング』もグロさ満点。
そして、これほどロゴス優位に進められてきた戦況が、
シンの活躍により覆されるというのがすごい。
議長はここに向けて本当に上手くシンを育てたな。
と、思わず唸りました。
だって、めちゃめちゃ満足そうなんですよ、議長。
ここまで計算づくなの!?
そういえば、シンを抜擢したのは議長だという設定があったと思うのですが、
遺伝子的な種割れの秘密とかは今後わかったりするんでしょうか?
あまり期待はしてませんが。
もし何か議長が知っているなら、種割れしたことのあるアスランを引き込もうとしたのに納得できるんですがね・・・。
とまあ、それは置いておいて。
デストロイに向かいながら、研究所の惨い有り様や「一定時間内に、何か特別な処置を施さないと身体機能を維持できない」という言葉を思い出すシン。
強化人間の悲しさを知るシンではありますが、それは
目の前のスティングへの哀れみというよりもむしろ、その悲しみを生み出したものへの怒りとなって現れます。
「ちっくしょー」
「こんなことを、こんなことをする奴ら。ロゴス!!」
「お前達がいるから、世界は!!」
いや、その怒りはわかるんだけどね。
「これで。こいつを討てば終わる。せめて!!」
ぶっさされつつ、最後の一言さえ印象に残るものを伝えられなかった・・・・
スティングが悲しすぎるでしょーっ!!(/TДT)/
「俺の・・・」に続く言葉ってなに!?
こんなのだったら、ムラサメにやられたままの方が良かったよ正直。
かなりブルーな気持ちになった私。
「すごい!!これはすごいですよ、艦長!!」
無邪気に喜ぶアーサーが
救いなんだか救いじゃないんだか泣き笑い。
▼その頃アークエンジェルでは・・・
ぶっつんぶっつんAA内シーンが挿入されてわかりにくいのでまとめました。
どう見てもアスキラ全開なのでご注意。
でもこれ・・・
私のせいじゃないですから。
カガリ、キサカもアスランのそばにはいたんですが・・・。
ああでも、やっぱり目覚めたときにいるのはキラたんなのねー!!
キラの顔を見て、無意識に零れ落ちる涙。
ここでアスランの脳裏によぎるのはキラが刺される場面。
自分が死にそうになったのに一番に思い出すのはキラの存否ですよこの人。
咄嗟に起きあがろうとするアスラン。
「駄目だよ、動かないで・・・」
やっばい!!!ここらへんの一連の動作にどきゅんときた。
狙ってる。いやむしろ狙われてるよ私が。
「お前・・・死んだ・・・?」
こんなにも・・・こんなにもアスランがキラを思っていたとは。
正直ここまでとは思ってなかったよ私。
今までの
自分の解釈が全て間違っていたとがらがらと崩れていく気分です。
駄目じゃん・・・アスキラならアスキラって最初から言ってくれなきゃ!!
そしてアスランの必死の呟きに、
「大丈夫だよ、アスラン・・・君。ちゃんと生きてるって」
とちょっぴり噛み合わない答えを返すキラたんに
天然な鬼畜の匂いを感じます。
でもまあ、普通は
奇蹟の生還を果たした人間が他人の生死を心配しているとは夢にも思わないでしょうが。
ああ・・・アスキラっていうよりアスラン→キラですね。
ここで安心したように微笑むのは、
自分が生きてたからではなくキラが生きていたからに違いないアスラン。
噛み合ってないけど妙に噛み合ってるこの二人。
「俺は・・・どう?」
キラが生きていることを確認して、やっと自分のことに気が回ったらしいアスラン。
「キサカさんが連れてきた。カガリなんてもう、ずっと泣いてて大変だったよ」
あ、いけないいけないとばかりにフォローされるカガリ。
アスランの安否もですが、
女の子を連れて脱出してくる時点でどす黒い思いが渦巻いて泣くと思う、私だったら。
「メイリン・・・彼女は?」
「大丈夫、無事だよ。君がかばったんだろ。今は眠ってるけど、彼女の方が元気だよ」
そして次に気遣うのはメイリン。良かったねメイリン無事で!!
アスランは
無自覚にフェミニストで無意識にキラ至上という女の敵です。
カガリって本当に大変。
そしてここで、意識が混濁しそうな中で本音を漏らすアスラン。
関係ないけど、上手すぎて聞き取りにくいよ彰!!
「守りたかった・・・カガリも、キラも。だから、力が・・・」
・・・だからさ。
アスキラならアスキラって最初から言ってくれれば私もそれなりの対応ができたものを。
結局、アスランはキラやカガリという本当に大切な存在を守りたかっただけなのだと。
その為に力が欲しいという思いを議長に利用されてしまったと。
だったら傍にいて守れやとか、そりゃあちょっと情けなすぎだろうと思わないでもないですが・・・・
ああ、
この直情系へたれ感がアスランなのだなぁ・・・と改めて実感したりしました。
「守るから・・・」
・・・わかったよ。もういいから。
守りたいだけ守ってくれ。あなたにはそれが似合う。
私もそういう心づもりで見守るから・・・・。
「いいから、少し眠って。僕達はまた、話せる。いつでも」
キラたんもこう言ってることだし・・・ね。
あ、真面目な話。
『話せるから理解し合うことができる』・・・
対話→相互理解のテーマはじんときました。
▼セイラン親子
久々の登場です。
ロゴスは物量で優っているという割にあっさり白旗をあげましたが、実際どうだったんでしょうね?
シンが強すぎたんでしょうか。
しかし、もっと気になるのはこの言葉。
「万一これを失っても、まだ月があるんだよね」
あ、そっか。
やっぱり最後は宇宙なのかー、と。(当たり前か)
オーブはどうなっちゃうの?
オーブ→宇宙なのか、そのままジブさんを追って宇宙なのか・・・。
その辺が気になります。
とりあえず、来週は宇宙メインそうですしね。
しかし、そこから
キラたんがまた舞い降りちゃう可能性もあるわけで。
個人的には、オーブが戦場に・・・そこで現実を見つめるシン。
舞い降りるキラ。
そこから宇宙に上がっていく。
という展開を見たいかもしれない。
▼シンとルナ戦場にて。
再びシンルナについて。
「私だって・・・!!」
「うかつだ、ルナマリア。飛んでんだから、下からも撃たれるぞ」
『守る』とは言ったものの、そして実際に守ったものの、
叱咤するシンが意外で嬉しかった。
ルナマリアはシンにとって『守るだけ』の存在ではない。
お互いに仲間としてわかり合っている・・・信頼している対等な関係という印象が少ししました。
「道を開けるわよ!!MS隊は続け!!」
というルナも、『負けない』という思いと共にシンから強さを分けてもらっているイメージ。
ソードを換装しろというシンのアドバイスも受け、見事撃破するルナマリア。
「やるな、ルナマリア。たいしたものじゃないか」
「忘れてた?私も赤なのよ!!」
あ、ごめん。ちょっぴり忘れてた。
でも、
なんだか妙に印象に残る名言だと思いました。
妹の代わりとして『守りたい』存在ではなく、お互いに支え合い守りたいと思う相手なのかもしれないと思うシンとルナでした。
(って、ステラが可哀想だな・・・こう書くと。)
きっとルナマリアの方もシンを守ってあげたいという気持ちがあるのではないかと思ったので。
が、しかし。
ルナの転換の大きな起点となった
メイリンとアスランは生きているわけで・・・。
彼らに会った時、ルナマリアがどう動くのか?
これはシンに対して大きな影響を与えるかと。
例えばルナマリアが妹の為に動いて、議長がルナを切ろうとしたら・・・・シンは確実に議長を許さないだろうな、と。
もしもレイが手をくだしたとしたらレイvsシンとか確定ですよね。
って、ルナマリアには生き残って欲しいですが。
しかし、レイvsシンはOPより確実だと思われますので、そのへん嫌ぁ〜な予感がしております。
▼ジブリール素早い身のこなし。
ロゴスの皆さんも気付かないうちに逃げ出す早業です。
これはやはり、月に逃げるのかしら?
白旗をあげるヘブンズベース。
すっごい嬉しそう、満足気な議長が印象的です。
しかし、ここまで思惑通りに昇りつめたからには来週から反撃開始!!という展開になりそうですね。
ラスト1クール。
どれだけ謎が解明されるのかを生暖かく見守りつつ、逆転劇に期待していきたいと思います。
▼次回予告 「天空のキラ」
『それぞれにある理由。戦う理由。
手放せないその理由は。
漆黒の空に、蘇れ、フリーダム』
翼を取り戻すキラたんということで。