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日々是徒然。
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◇PHASE-37 雷鳴の闇

アスランが連れていくのはメイリンでなくてはならなかったのはこういう意図があったのか。と思ったり、
シンの意識に少し変化を与えるきっかけになったのではないか。と思ったり、
オーブ侵攻は今までためてきた展開が一気に爆発しそうで熱い。と思ったり・・・

個人個人の心情の描き方には不満が残る(もっと掘り下げて欲しい)と思うものの、なかなか面白い回でした。


▼アバンタイトルのシンの回想
「追うのはアスラン」だということに動揺するシン。
このとき回想するのが、シンに苦言を呈したり、叱り付けたり、殴り飛ばしている(笑)アスランだというのは嬉しかった。

考えてみると、シンを上の立場からもしくは一人の人間として「叱る」ことをしたのはアスランだけだったのではないかと思います。
ルナ達は『仲間』として「もう、しょうがないなぁシンは」という同じ目線からの言葉。
艦長達はあくまでも『上官』としての言葉(・・・しかも全然堪えてないし)。
しかしアスランは、シンより経験の多い『戦士』としての言葉を残し、叱咤し、最後には思いきり『(シンにとって)わけのわからない感情』を ぶつけていった。

そりゃ気になるよなぁ・・・とちょっと嬉しくなったり。

シンがアスランに対して最初に抱いた感情って、『憧れ・尊敬』だと思うのです。
思いきり言動に出てたし(笑)
しかし、同じ軍人として一緒に動き、現実のアスランを知るにつれて自分の中の『完璧なアスラン』像とは、ずれてくる。
それが甘えを含んだ反発として態度に出ていた。
そんな気がします。

そしてこれって、反抗期の子供そのままだよなーと。
絶対的な守護者だった親が完璧なものではないと知る。
それが自分の意思と食い違うことへの反発。

しかし、そこを乗り越えてこそ一人の人間として自立し、相手と対等な関係を結べるわけで・・・
自分の意思で道を選び、対等な立場でアスランと対峙するシンを見てみたい!!
と思いました。

そりゃもう、力ではシンに負け、その他の言動でも大いにへたれさをアピールしているアスランですが、 やはり精神的には圧倒的にシンより大人なわけですから。
そのうえで、精神的な強さに基づいた『力』でもシンを上回ることができれば、相当な影響力を与えられるのではないかと思います。
そんなシンとアスランの関係希望(笑)


▼シンvsアスラン←レイ
上記のような理由から、アスランにはシンが甘えと反発をぶつけられるしっかりとした存在であって欲しかったわけですが、そこらへんが今までかーなーり微妙だったわけで。
しかし今回のアスランは違います。
いつのまにか何かがふっきれて悟ってしまっています。

議長による撃墜許可。
「なんでこんなことになるんだよ!!なんであんたは!!」
迷いながらも、「信じていたのになぜ裏切る!?」・・・その思いの方が強いシンはアスランとメイリンに銃を向ける。
「降伏しろ!!裏切るな、基地へ戻れ!!」
まだ戻れるはず・・・そんな切実な思いが、前回のミーアとかぶって切ない。

戸惑い、怒り、迷い・・・感情を整理しきれないままにアスラン達を追うシンに、アスランは呼びかける。
「聞け、シン」
ここからアスランの言葉が始まるのが熱い。
『聞け』・・・周りを見ろ。人の言葉を自分の耳で聞いて自分の頭で考えろ。
個人的思い入れもありますが、そんな風に聞こえる強さがこもっているように思えたのです。
「議長やレイの言う事は、確かに正しく心地よく聞こえるかもしれない・・・だが彼らの言葉は、 やがて世界の全てを殺す」
受け入れることの容易い、それに従っていさえすれば良い甘い言葉。
けれど、そこで思考することを止めて流されて行ってしまうなら、世界には「自分」を持った人間は消えてしまう。
平和で幸福に見える完璧に整った世界・・・しかしそれは「誰も本当に生きてはいない世界」
このあたり、あさのあつこ「NO.6」を思い出しました。(←めちゃ面白いっす。オススメ。)

正直、アスランの「やがて世界の全てを殺す」はどういう意味かわからないのですが(どこまでわかって言っているのかが)・・・たぶん議長が何をしようとしているか 、これからどういう事態になるかはっきり予想しているわけではないと思うのですよね。
もうちょっとザフトを離れるまでのアスランの心情が深く描かれて欲しかったのですが、前回の印象では 『議長のいうことは何か違う。従えない』という感情プラス自分の身の危険によりやむなく脱出していますから。
そこまで悟っちゃいないだろうと。
だとすると、このアスランの言葉は『議長の言葉は何か違う→その言葉は世界を滅ぼしかねない』という本能的な危険を感じて 出てきたものではないかと思います。
実際、私も最初に聞いたとき「おお!なんかわからんけど訴えてくるもんがある!!」と思わず納得してしまいました。
聞けば聞くほどよくわからないが、とりあえずインパクトは強い言葉だったよアスラン!!(←誉めている)

「え?」
シンとメイリンも驚いています。衝撃ですよねいきなりそんなこと言われたら・・・・。
ところがこれに対し、議長は無表情。レイは怒りを堪えるような表情。
・・・否定しない。ある意味真実をついていると受け止めている。レイはともかく、議長は確信犯かと思いましたこの時。

そしてさらにその思いを強くするのがレイの言葉。
「シン聞くな!!」
『聞くな』・・・何も考えるな。そう言っているように聞こえる。
「アスランはすでに少し錯乱している」
って、それを言ったら痛いとこつかれてるって白状しているようなもんじゃなかろうか・・・と思ったり。
「ふざけるな!!」
「惑わされるな、シン」

何を信じればいいのか。何が正しいのか。
シンが『討つこと』を迷う・・・葛藤するところを初めて見た気がします。


「シン、どうしても討つというなら・・・メイリンだけでも降ろさせろ」
この後に及んでやっぱりフェミニストなアスランに一瞬ほのぼのする。
「彼女はすでに同罪だ。その存在に意味はない」
そしてレイの言葉に地の底まで落とされる。
存在に意味はないって!!・・・意味はないって!!!!
これを聞いたメイリンのショックを思うと泣けてくるよ〜・・・。

しかし、咄嗟にこういう言葉が出てくるということは『存在意義』というものはレイにとって大きなものなのかなとも思ったり。
このあたり、クルーゼに通じるものがあるものの、その『存在意義』を議長に依存している気がします。
やっぱりレイにとっては議長が至上。だからこそ、議長を裏切るものには容赦がないのではないかと。

「敵なんだ。彼らは。議長をわれらを裏切り、その思いを踏みにじろうとする・・・それを許すのか?」
「お前は言っただろう。その為にはどんな敵とも戦うと」

巧みにシンの心を揺らすレイ。
戦争を終わらせる。誰もが幸福に生きられる世界をつくる。
それはシンが心の底から願っていることだから。
その言葉を否定することがシンにはできない。それを提示する議長を、裏切ることはできない。
「くそーっ!!」
種割れするシン。その脳裏には戦争の中で死んでいったマユとステラの姿がよぎる。
「俺は・・・俺はもう絶対に!!」
あんなことはごめんだ。大切な人を守れずに失うのは。
その強い感情が、シンに他の思考を排除させる。

「あんたが悪いんだ!!あんたが裏切るから!!」
・・・切ない。
自分が思考することをやめて、相手に責任を転嫁することの罪。それを描こうとしているの場面だとは思うのですが、 私はなんだか悲しくなってしまいました。

信じていたのに。信じていたいのに。・・・自分ではどうしようもない感情に揺さぶられたシンの慟哭。
ああ、アスランがもっと雄弁に議長への疑問や戦うことの意味をシンと語れる人だったら・・・(無理)

海に落ちるグフ・・・絶対死んでないと確信している視聴者と違って、シンは呆然としています。
「アス・・・ラン。メイリン・・・」
思考と感情が許容量オーバーして議長を選んだシンですが、今回のことは彼に変化をもたらすきっかけになったのではないかと思えます。

「敵を討ったんだ」
というレイの言葉。
「あいつは敵じゃない」
かつてそう言ったアスランの言葉。
そして、自分自身の心の奥のアスランとメイリンは敵なんかじゃないという思い。

この状態で、議長やレイの決定的な『黒い』面を見たならば、シンは今度こそ自分の目で見て考えて決断するのではないでしょうか(期待)。
少なくとも、シンが二度と自分の手で仲間を討てるとは思えない。
特にこの後の展開からも、ルナマリア関係でシンが議長と決別することはありうるかもしれないと思いました。


▼というか・・・

キサカなにやってんのー!?

そうか・・・その為に出てきたのか・・・(そんな身も蓋もない)
アスランとカガリの恋のキューピッドなのかキサカ!?

個人的には、カガリの側にいられない何らかの重要な任務があって、
「カガリ様・・・・一番大切なときにお側にいられなくて申し訳ありません・・・」
思わずキサカに縋りつくカガリ。
「泣くのは駄目ですよ(微笑)」
なーんてやりとりがあって欲しいですキサカ。

妄想爆発・・・・。

とりあえず、メイリンとアスランは重症そうではありますが無事です。


▼アスランと共に行き、撃墜されるのがメイリンでなければいけなかった意図。

1.情報のエキスパートとしてのメイリン
「彼女は情報のエキスパートです。このまま逃がせば、どれほどの機密が洩れるかわかりません。」
そう来たか!!と。
情報漏洩・・・これを示唆されて、撃墜の命を覆せる軍人さんはおるまい。
タリアさんも、何も言えません。
「ラグナロクのデータには進入された跡があったようだ。中にはデスティニーとレジェンドのデータがある。
進入するのは難しいが情報に精通している者がいれば、あるいは・・・」
「・・・メイリンですね」「ラグナロクの情報なら、欲しがるところはひとつです」

ものすごーく息の合った演技でシンをミスリードする議長とレイ。
これ、打ち合わせ有りなんですかねぇ・・・?そうじゃなかったら素晴らしいコンビネーションです。
「・・・・ロゴス?」
思惑通りの答えを出すシン。
彼は『ロゴスという悪を討って、平和な世界を作る』議長の言に頷く。

・・・うーん、メイリンがいたのは議長にとってむしろ都合が良かったくらいですね。
上手い展開です。

2.仲間の一人としてのメイリン
ちょっとここらへん、メイリンもアスランも生きてるでしょと思っているので感情的にはついていきにくい のですが(笑)・・・・。

今までは、『姿の見えない敵』を倒し続けてきたシン。
(キラは・・気付いてないでしょうし思い入れもないでしょうし、単なる仇。アウルは顔見知り。)
しかし、ここで初めて自分が学生時代から長く付き合ってきた『仲間』の命を奪った。
一緒に喋って、たくさんの思い出を共有している相手を。
もしこれがミーア(シンにとってはラクス)だったとしたら、そこまで身近に痛烈に痛みを感じることはない。割り切れて しまえるのではないか。

「メイリンが・・・」
「よせよ。そのことは言うな。・・・・もう絶対に」

そして、シンがメイリンを討ったという事実に衝撃を受けているヨウランとヴィーノ。
この二人が今後そういったことをシンに告げるかどうかはわかりませんが、動揺はシンにも伝わるはず。

ここでシンには「力を持ったときから自分が奪う側にもなる」という言葉を初めて実感できるのではないかと思います。
自分がメイリンの命を奪ったからこそ、自分が今まで奪ってきたものの意味がわかったのではないかと。

3.ルナマリアの妹としてのメイリン
そしてさらに、シンはルナマリアから妹という大切なものを奪った。

家族を戦争によって亡くし、その怒りから力を奮っていたシン・・・その力がまた誰かから家族を奪う。
上記の通り『自分の仲間』の命を奪ったことを実感しながら同時に、『誰かの大切な人』の命を奪ってしまったことを実感する。
二重の意味で、シンの変化のきっかけになる為にそれはメイリンじゃなきゃいけなかったのね!!と思わず納得してしまいました。

まぁ、生きていると信じているので冷静に見られるのですが・・・

ここで、ルナマリアとすれ違いながらシンは
「ごめん」
と呟く。
そんなシンを責められない。ただ息を呑んで背中に縋りつきながら泣くルナ。
シンはルナから妹を奪った立場ではあるけれど、かつて妹を失った悲しみ・苦しみを知る者でもあるのですよね。
思わずルナを抱きしめるシンが・・・自分も傷つきたぶん心の中で何度も謝りながら、傷つくルナを受け止めようとする姿が切ない。

先ほどもちらりと書いたのですが、ルナマリアはシンにとってキーパーソンになりそうな予感。OP・EDでの印象の影響もありますが(笑)
議長の手がルナマリアに伸びたら、シンはそれを振り払う気がします。
それにしてもシンは女の子が相手だと、上手く優しさがでますね・・・。

というわけで、三重の意図でメイリンがアスランに付いていくのは展開的に必然だったのだなぁ・・・と納得した今回でした。

▼ルナマリアの思い。
正直、「そんなアスランも好きですけど」はどこいったのよーっ!!!と思わずにはいられないのですが。
先週もなんだかルナってアスラン結局どう思ってるの?という反応でしたし、そのへんスルーでしょうか。
妹よりアスランを心配されてもちょっと嫌ですからいいんですが。
「メイリンが・・あの子がそんな!!アスランも・・・」
「そんなの・・・なにかの間違いです。絶対そんな・・・馬鹿なことを!!」
ああああ。突然妹が裏切って撃墜されました。・・・と言われてもね!!動揺するよね!!

思いきりルナに感情移入して悲しくなってしまったよ・・・。

そして、妹を討ったシンもまた傷ついていると知っているから、責められない。
ただ堰を切ったように思いが溢れ出してシンの背中で泣く姿がもう、切なくて。

優しくて良いお嬢さん達ですよ、ホーク姉妹。がんばれホーク姉妹!!


▼議長とタリアさん
撃墜を許可する議長に、抗議の声をあげるタリアさん。
「議長!!」
そんなタリアさんを厳しい目で見返す議長。

ああ・・・このぴりぴりした対立感がたまらない!!
この二人の現在の思いがどこにあるかはよくわからないのですが・・・
お互い心は残しつつ、見るものはもっと違う方向、外の世界に向かっているのは確か。
何度も言うようですが、この二人がばっちり対峙してくれると嬉しい。

「ええ。でもその前に、少しお話させていただきたいですわ」
「そう睨まなくても。ちゃんとそうするつもりだよ、タリア」

はぐらかそうとする議長に、不審そうな目を向けるタリア。
議長は最終的に世界が自分の思う通りに動く、その結果タリアもこちらに従うと思っているふしがあるかなと。
今現在、恋愛感情が残っているかどうかは別として。
けれど、タリアさんは議長の思う通りに動くのか?その駒で終わるのか!?
個人的にはそうではないところが見たいと期待しています。

「悪いけど、もう少し頼める?これではシートに座れない」
動揺した姿を見せては、下が揺らぐ。
人間らしさも併せ持ちながら、自分に対してそういった判断をしっかりとくだす冷静さがある。
そんなタリアさんがかなり好きです。


▼ラグナロク
ヘブンズベース作戦のコードネーム。
『神々の黄昏』ですか・・・・。
議長もだいそれた名前だとは言っていましたが、確かに。
むしろ、全ての終末を感じさせて不吉だったらありゃしないですが大丈夫なのか?

ついにヘブンズベースへと動き出すザフトと地球連合軍。
ミネルバが旗艦なんですねー!!
通告を出す議長は「話し合えればな・・・それに越したことはないだろう」 と言っていますが、話し合う気はこれっぽちもないのがこの人の恐ろしいところです。


一方、オーブに倒着したアークエンジェル。
あ、エリカさんいるー!!
ここどこでしょうね?公なところではなく、連絡を取り合って秘密裏に入港したかんじでしょうか。
セイラン家ピーンチ!!でカガリへの期待は高まっているでしょうから、どうとも言えませんが・・・


そして、議長の通告の内容が伝わります。
『我らザフトおよび地球連合軍は、ヘブンズベースに対し以下を要求する。
1.先に公表したロゴス構成メンバーの即時引き渡し
2.全軍の武装解除
3.基地施設の放棄

・・・・・・・・・・・・うわーお。
そもそも、何の権利があってザフトがロゴスメンバーの引渡しを要求できるのかというのが疑問なのですが、
それが自然とまかり通っているのが恐ろしい。

この通告を聞いて、顔色を変えるキラたん。
「マリューさん、ラクスと連絡がとれますか?本当に急がないと・・・」
その言葉を受け継ぐラクス。
「間に合わなくなりますわ」
通じ合ってるーー!!??
なぜか全てをお見通しで、わたくし、ついていけません。
「・・?しかし、もう」
うろたえる虎。あ、良かった・・ここに仲間がいた!!(笑)
「ヘブンズベースが落ちたら、次はおそらくオーブです」
「そうなったらもう、誰も彼を止められない」

なぁっにぃーーー!!!???

次はオーブ侵攻・・・そこんとこもうちょっと詳しく教えてよラクス様〜!!

と叫んでも教えてはくれないので考えてみる。
順当に考えて、カガリ(アークエンジェル)がオーブに戻っていることがばれるとやばいですよね。
あとは、セイラン家のロゴスへのつながりとか?
同じようにロゴスメンバーの引渡しを要求されると困っちゃうわけで。
極端な話、かくまっていないところに要求すれば引き渡すこともできずより好都合なわけで。

改めてカガリの「これは大変なことになるぞ!!」が効いてくるのかな・・・という予感。
「ロゴスと関わりのない国家なんてない」わけですから。
うん、確かに「世界の全てを殺す」かもしれないですね、現実的にも。

ラグナロクは成功するのか・・・・?
展開としてはオーブ侵攻まで行きそうな気がしますが。
キラには機体がなく、アスランも重症。
おまけに来週も暴れそうなシンですからね・・・。
一体誰が止められるというのか。

単にオーブ軍と戦うのではない、オーブの国土を侵す自分となったとき、シンの内面に さらなる変化があるのではないかというのは注目です。


▼次回予告  「新しき旗」

『自分は見てきた。自分は聞いている。
だから自分は、知っている。
だが何を?
受け取られる言葉はさまざまに響き、今見えるのは、ただ己の敵の姿か。
戦火の向こうに見える世界は』
見ること。聞くこと。
当たり前にできるから、知っていると思うこと。
めっきり抽象的な次回予告ですが、いつも振り返るとそのまんまであることが多いですね。

『力となってつき抜けろ、デスティニー!!』
つまり、とりあえず目の前の敵に力を振るっちゃうことは確かな気がするシン・・・・。

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