◇PHASE-25 罪の在処
▼お、面白いじゃないか!!
今までさっくり見ながら好き勝手言っててごめんよ・・・。
思わず1話から超ダイジェストで(早送り〜)見直してみました。
そうしたら意外と、
色んな伏線が張られている気がしてきました。
もしかして、ものすごく壮大な話になってますか?
これからに期待ですか!?
それもこれも
議長とネオ次第だと思う今日この頃です。
この二人の
正体や思惑がしっかり描かれて完結すれば、これは相当面白いですよ!!
逆にここが上手く描かれないで風呂敷広げっぱなしだと、また
不完全燃焼な終わりになると思います。
とにかく続きが楽しみ!!(期待と不安で)
シリアスと思わせておいて、
どこでラブコメが入るかわからないのも目が離せませんね。
これまでの話を振り返っての人物考をまとめたのでよろしければ
どうぞ→
下の感想とも多少かぶっております。
▼アスランよ・・・。
先週で自分がアスランに
多大な期待をかけ過ぎていたことに気付きました。
これからは
等身大な目で見守っていきたいと思います。
種運命見直していて思ったのですが、アスランの印象が(個人的に)どこで急降下していくって復隊してからです確実に。
そこまでのアスランの行動は、見ていて共感できる。
現状の自分にもどかしさや罪悪感を抱いていたところに、見せつけられる父の罪の跡。
「自分はどうするべきか?何ができるのか?」
悩み苦しむアスランに
見事に救いの手を差し伸べたのが議長だったわけです。
ここでの議長の手際、見事としか言いようがありません。
完璧なまでに言動に隙がない。
絶妙なタイミングでイザディアを投入して後押しするところなど、完璧すぎてやはり胡散臭いほど(笑)
これでは、アスランも
落ちるだろうし信頼もするだろうと思いました。
そして、一度心から信頼した人を、疑う・裏切ることはなかなかできないとも思います。
その人を信頼した自分自身を否定しなくてはならないわけですから。
「我らが間違った道を行ったら、君にも正して欲しい。」「己の信念に忠誠を誓ってくれ。」
そう言ってアスランを送り出した議長。
しかし、その後のアスランの行動は全て、戦闘に関しては主導権を握るが、基本的には
ザフトの軍人としての行動。
前回でははっきりと、
議長サイドについて戦争を終わらせたいと考えていることがわかりました。
これが、人間心理を読み切った議長の思惑通りだと恐ろしいですね・・・。
まさに、チェスの駒。
逆に、本当に「皆が平和に暮らせる世界のために」議長自身が何かをしようと動いていると共に、
それが失敗した時の布石としてアスランに力を持たせているのでも面白いですが。
とにかく議長は種運命の話の肝ですね。
で、話をアスランに戻すと、議長を疑えとアスランに求めるのは酷だったのかなと今更ですが
思いました。(偽ラクスの存在についてはもう少し考えて欲しいですが)
キラ達の話を聞いてどう動くかに期待したい。ラクス(本物)を狙わせたのは確実に議長だと思いますから。
とはいえ、男としてのカガリへの対応・友人としてのキラへの発言は微妙だったとは思います。
まぁ、いろいろキレちゃったんでしょうね・・・。
悩む役割を一手に引き受けていて大変ですアスランも。
そこまでしてザフトのアスラン・ザラとしての自分であることを選んだわけですから、名を取り戻したうえで何を為すのか。
それが見たいです。
▼言われちゃったねキラ。
で、「自分だけわかったような綺麗事を言うな!!お前の手だって命を奪っている!!」と言われちゃったキラですが。
これに対する
「知ってる。」は切ない・・・。
今回のキラは、本当に『わかっちゃってる』人なんでしょうね。
とるべき方法ではなく、その先にある何かを見つめてしまっている役割というか。
理論よりも感情が、どうしようもなく人間を動かすものだと悟ってしまっているというか。
前回『すれ違う視線』のタイトルが示すように、まさに方向性の違いが出てしまっている。
ただ、AAの存在や行動が、今のままでは
どうしようもないのも確か。
AAの大きな武器はラクスとカガリという二大旗印だと思うので、それを政治的にどう掲げていくか
が見所だと思います。
早速次回予告ではラクスさま(本物)と虎さん(アフロ)が動いていくようですしねv
▼そしてカガリは。
女の子として可哀想ですほんとに。まぁ、ここでアスランに
信念より女を選ばれても興ざめですが。
それにしても、どうせ今じゃなくても20歳前後では結婚の話が出そうなものですが、
幼少の頃からの
婚約者・ユウナをカガリはどうするつもりだったんですかね・・・?
アスランは結ばれないのはわかっているものの思いは止められない恋人→結婚前には別れ。で終えるつもりだったのでしょうか。
それまでに力をつけて婚約破談を認めさせるつもりだったのでしょうか?
未だにアスランとカガリの関係がよくわかりません。
「理解はできても納得できないことはある!!」
って、
カガリの結婚騒動についての発言にしか思えないです(笑)
▼ルナマリア
結局どういうつもりなのか発覚せず。気になる〜!!
▼レイ
今回の一番気になる部分。あの回想1シーンで頭がパニックに。
不確定要素が多すぎていくらでも疑問と妄想が広がります。
疑問その1。
レイがフラッシュバックしたのはロドニアの施設そのものになのか、ただ似ている場所だからなのか。
前者だとしたら大変なことに。議長はブルーコスモスとつながってる!?しかも相当前から。
・・・というよりは、単に似たような場所だから。これによって示されるのは『レイがなんらかの研究施設で生み出された』
という可能性のみ。と考える方が素直でしょうが。
疑問その2。
レイの隣にいた赤服・・・誰?
これもクルーゼと考えるのが普通だと思うのですが、あのウェーヴ・・・一瞬ネオかと思いました。
とにかく
またひとつ議長の黒い影が見えたことは確かです。
▼ブルー・コスモスの研究施設
むごい・・・あまりにも非道いです。
シンの怒りに満ちた言葉がストレートに頷ける。
今まで犠牲になってきた数知れぬ子供達。
脳だけが無数に浮かび上がる異様な情景。
アーサーの反応が癒しだ・・・・。
死体(ほぼ確定)の髪に触れるアスランの神経がわかりません(泣)
しかも、クロトの写真を見て反応していますが、会ったことあったっけ?(普通に疑問)
しかし、この嫌悪感。
根本的にはコーディネイターに対してナチュラルが抱くものと同じなのかもしれません。
シンの言うとおり、そこを通り越してしまったブルーコスモスは常軌を逸していますが、
自然であるものをいじるということに対する無条件の嫌悪感を実感した気がします。
例えばキラが生まれるまでには、きっと無数の命の萌芽がつみ取られていったはずです。
コーディネイターが生まれる施設を目の当たりにしたら、ナチュラルはここまでではないものの何らかの
嫌悪感・冒涜感は抱くものなのかもしれないと感じました。
どちらかだけが悪いとは言えない。生まれてそこに存在するというだけで埋まらない溝。
やはりすっきり終わるには難しいテーマですね、種運命。
▼スティング
みんなの良いお兄ちゃん〜!!!!
アウルのブロックワードは「母」でした・・・。
しかも本当の母親ではなく浮かぶのは、研究員の「母」・・・(涙)
オルガ達と違って、この子達の間に「絆」があることだけが救いです。
しかしそれも、数々の犠牲の末の『成果』だったのですよね。
ああ、本当にひどい。
▼ステラ
そんな暗い話題ばかりの中での一筋の光明・・・。
記憶のちょっぴり戻ったステラ!!
『守る』・・・その言葉を胸に、
特攻!!!(笑)
ものすごく上手くコクピット部が見えるように射撃するシン(グッジョブ)
見覚えのある姿に動きを止める。
純粋にこのあたりが楽しみです来週!!
次回予告もシンステが気になります・・・♪
次回予告と言えば、先週のユウナとトダカさんはホントに1カットだけでした。
ずるいぞ。
▼OPについて一言。
き、
キサカー!!
喜びの余り狂喜乱舞。
出てくるの?出てくるんですか!?
千葉一伸登場シーン増量予感のときめきと共に、
本気で『姫を頼む』と言いたい。なんとかしてあげて、キサカ!!