以下は、以前にブログで書いた、映画版AIRの感想です。
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さて、ここからはAIR劇場版の感想を書いていきます。
相当酷評するので、映画を観て「良かった〜」と思ってる人は気分を害するかと思います(そこまで言います)。
逆に、映画を観て「なんじゃこら?」と思った人には、大いに賛同していただけるかと思いますw
最初にツッこんだのは
「神奈の響無鈴(こなれ)」が鳴ってるよっ?!!!」
でしたw
響無鈴って神奈の髪飾りについている鈴のことですが、音が鳴らないように中の玉を取ってあるものなんですよね。
細かいようですが、AIR過去(SUMMER)編ファンとしては重要なポイントだったりします。
それは半分冗談…でもないんですが(本当に気になったので)、本当に気になったのは…。
「僕の知ってる神奈がいないよっ?!!!」
…です。
はっきり言って、この一点だけでも僕にとっては大幅にマイナスです。
あれは別人ですよね?
あんなお姫様然している神奈さまって呼ばれている人、AIRにはいませんでしたよね?
僕の知ってる神奈さまは、さま付けするのもためらわれるような、ヘンな言葉遣いで、素直じゃなくて(ここ重要)…。
しかも、柳也どのも何となく別人になっているし…。
僕のAIRの解釈では、往人の家系に法術が伝わったのは、裏葉の血が入ったからだと思っていたのですが…。柳也どの、法術めちゃくちゃ使っていましたしね…。
それに、柳也は寸止め野郎じゃ無かったの?!(^-^; きっちりすることしちゃっているよっ!?
ともかく、過去編の解釈がめちゃくちゃで、大好きな作品がぐちゃぐちゃにされてしまった、そんな感じです。
過去編を使った部分はそんな感じで、神奈さまと呼ばれているキャラが出てくるたびに違和感を覚えました。超最悪です。チョ〜最悪です。違うか…。
肝心の本編のストーリーですが、オリジナル部分のどーでも良い部分と、
ゲーム中の名シーンを切り貼りしただけって感じで、特に感動する場面もありませんでしたし、それに代わる笑える部分も本編に比べたら全く無いし…。
導入部分だけはオリジナルを捏造して(^-^;、あとはゲームの名場面を流用したって言う表現が正しいかな?
ともかく、僕のAIR劇場版の評価は…。
「金のかかった、出来の悪い同人アニメ」
こういう評価ですm(_ _)m
だって、オリジナルのストーリーはいくら改変しても良いとは思うんですが、
「キャラクターの性格とかを変えたらダメだろっ!!」
と思うからです。
これだけ改悪されていたら、おそらく過去編を担当したであろう涼元さんなんかは、違和感とか失望とかあるんじゃないでしょうかねえ。
ただ映画版スタッフの肩を持つとしたら、
「AIRというゲームの内容は難しい」
と言えますかねえ。
「AIRのストーリーや良さ(感動できる部分)を引き出すには、90分では短すぎる」
ということでもあるでしょう。
ただ、それは映画化が決まった時点でわかっていたことでもあるんで、
それ以降の期待の高まりが失望を生んだってことでしょうか。
今危惧しているのは、この映画で初めてAIRに触れる人が(いるのか?)、これを観てAIRという作品を評価してしまうことですね。
それに、今日映画が終わった後に観客の人が言ってたのが「AIR久々に思い出した!」とか。それも怖いです。
これはもう、AIRを再プレイしてAIRの映画よりは正しい解釈のSSを書くしかないな、と思いましたね。
大きいこと書いてしまいましたが(^-^;、まあ期待せずにお待ちくださいm(_ _)m
ちなみに僕の酷評は、裏返しでのオリジナル(ゲーム)版AIRが素晴らしすぎる!!ということでもありますので、お許しくださいm(_ _)m
まだまだ書き足りない気がするのですが、とりあえずこの辺で。
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