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CLANNAD小説(SS)の部屋
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28    『岡崎家After本編<第1話>』(CLANNAD)
2006.05.21 Sun. 
『岡崎家After本編<第1話
 
 
「おはよ〜。ともや」
「ん…おはよ」
 
 体温を直に感じる距離にいる、女性に対して俺はあいさつを返す。
 起きたのは…おそらく同時。
 相手は…そう。
 
「まだ信じられない感じ…」
 
 そう言って微笑むのは…。
新たに、同じ空間で共に生きていこうと誓った相手。
 
 懐かしい空気と共に、今まではあり得なかった寝覚めの映像が、自分の脳に送られて来る。
こんなにも近くで見たことは無かったのだからだ。
 この部屋では。
 それに、寝覚めと共に、互いの温もりを感じられたことも無かったのだから。
 …この部屋では。
 
 
 俺と杏の旅行以来、少しだけ俺たち家族の関係が変わっていった。
 
 俺と杏は…これまでの遠慮が無くなったのか、より近い距離で接するようになっていた。
 
「いってきます」
「いってらっしゃ〜い」
 
 ちゅっ。
 
 朝、出掛けるときのキス。
 この前の旅行でしたような、濃厚なものではもちろん無かったが、
今では習慣のようにしていた。唇同士が触れる程度のキスを。
 もちろん、お帰りのキスも同様に。
 
 ある日、それを見ていたのか、汐が、
 
「うしおにもしてほしい」
 
と言って来た。
 
 もちろん、これまでもキスくらいはしてきたので、同じようにキスをしてやった。
 
 ちゅっ。
 
 可愛らしいおでこに。
 しかし、愛娘は不満顔だった。
 そして…、
 
「ここに、してほしい」
 
 と言い、自分の唇を指して言った。
 
「汐。ここは大切な人へ残しておいたほうが良いぞ」
 
 用意していた答えだった。
 俺なんかではなく、自発的に好きになった人へ、
唇同士のキスは残しておいたほうが良いと思ったからだ。
 
 でも娘は、そんな俺の想いを、まるで裏切るかのように言った。
 
「…パパがいい」
 
 上目遣いで、そう言った。
 寂しげな、心の奥を見透かすような視線で。
 …抗えるわけは無かった。
 
「わかった」
 
 …ちゅっ。
 
 すっかり観念した俺は屈みこんで、娘の唇に、自分の唇を重ねていた。
 …もちろん、その唇は小さくて、俺の唇で包み込むようにキスをした。
 粘膜越しに触れ合う娘は、とても柔らかで温かかった。
 
「えへへ…」
 
 その唇を離した後、娘は頬を上気させてはにかんだ。
 それが愛おしくて、いつもより強めに抱きしめた。
 
 その日以降、俺は汐に対しても、唇にキスをするようになっていた。
 
 
 もちろん、俺と杏の関係も少し変わってきていた。
 お互いに遠慮しなくなったこともそうだったが、あることを一緒にするようになっていた。
 
「岡崎さん。お風呂上がりました」
「ああ。ありがと」
 
 汐の髪を拭きつつ、風呂から上がった風子に礼を言って、俺は立ち上がる。
 
「えっ…と。今日は…」
 
 ウチでは、誰かと誰かの2人で入ることが多かった。
 俺と汐。風子と汐。杏と汐。風子と杏。
 しかし、その中で今まではあり得なかった組み合わせがあった。
 
「あったし〜」
 
 そう言うと、バスタオルを片手にした、嬉しそうな杏が待っていた。
 そう。俺と杏と言う組み合わせで、風呂に入ることが増えた。
 家の風呂は狭すぎたが、2人身を寄せ合って湯船に浸かれば、不可能な広さではなかった。
 …ほとんど抱き合うような格好にはなっていたが。
 
 それに、旅行のときほど欲情したりすることも無かったが…。
 ただ、問題もあった。
 
「あーっ!? またお風呂のお湯がほとんど無くなってますっ」
 
 俺たちが一緒に入った後は、必ずと言って良いほど、残り湯は少なくなっていた。
 それもそのはず。俺と杏が入ると、2人分のお湯が流れるし、湯船の中でいちゃいちゃしているから、
その時の揺れとかでお湯が減っていったからだ。
 
 風呂の残り湯で洗濯をしているらしい風子にとっては、あまり好ましい事態では無いらしかった。
 
 
 寝るときも、俺と杏、と言う組み合わせが出来、全パターンが出揃った。
 以前は、風子と汐が寝るのを、俺たち2人は両側から眺めている、と言うパターンだったが、
今では普通にくっ付いて寝ている。
 
 ただ、風子と俺たちなら何とかなっていた布団が、俺と杏では少し小さかった。
 だから、出来るだけ近くなるように、抱き合って寝た。
 
「おやすみ、朋也」
「ああ、おやすみ」
 
 そう言った後、俺たちは吐息すら感じられるような距離で眠った。
 互いの温もりも感じながら。
 凄く幸せな気分になれた。
 
 
 
 ある日、俺は杏と同じ日に休みを取って、役所に行くことにした。
 …もちろん、籍を入れるためである。
 俺は2度目だったので、杏に対して多少のアドバイスはすることができた。
 例えば…名字の問題。
 
「杏、名字ってどうしたい?」
「え? 何のこと?」
「名字だよ。俺たちの」
 
 一応、結婚するときに、名字はどちらにするかを選択するものらしかった。
 だから俺は聞いたのだが…、
 
「岡崎…じゃないの?」
 
 と、杏は全く考えていないようだった!
 
「まあ、それで良いんだったら良いんだけどな」
「他に選択肢なんて無いわよ」
 
 言葉だけを聞くと、少し怒っているようにも見えるが、
隣を歩いている杏の顔は、これ以上無いくらいに幸せそうだった。
 
「だって…『岡崎杏』になるのよ?! これで朋也と、形式的にも一緒になれるんだって!
 そう思ったらさ…、それ以外考えられなくなっちゃって」
 
 そう嬉しそうに微笑む杏。
 俺も、自分の名字を、妻に、…そして子につけることで、守っていけるのだと思っていたから、
何も異論は無かった。
 
「だからさ…『岡崎杏』で良いでしょ?」
「おう」
 
 守る者が増えることで、さらに自分の肩に圧し掛かる責任はあった。
 でもそれ以上に、それを糧に生きていける。そんな思いが自分を強くしていた。
 そうして、今度は形の上でも『岡崎家』がスタートした。
 
 
 俺たちは、届を出したその足で、杏の実家へ行った。
 そう言えば、結婚式でくらいしか挨拶していない、杏の両親に会いに行ったのだった。
 まあ、既に結婚式まで挙げているのだから、賛成も反対も何も無かった。
 挨拶した後、俺は杏に連れられて、杏の部屋へと入った。
 
 見渡すと…とてもシンプルな部屋だった。
 もっとぬいぐるみとか置いてあるのかと思ったが…。
 
「さすがにこの歳まで、ぬいぐるみとかは無いよな」
「…なーに考えてんのよ」
 
 杏はちょっと怒ったような返事をした。
 バカにされたのだと思ったのか…とか考えていたが、
 
「ぬいぐるみでさ。朋也の代わりなんて出来ないって」
 
 そう言うと、杏は耳まで真っ赤になっていた!
 
 俺はその言葉の真意を推し量ろうとしていたが、
 
「ま、いいや。ちょっと待ってて。お茶淹れてくるから」
「…ああ」
 
 照れ隠しなのか、そう言うと、杏は階下へと下りていってしまった。
 
 …。
 俺は1人、杏の部屋に残された。
 そこには、ついさっきまでいた杏の残り香があった。
 だが、部屋にはほとんど杏の匂いは残されては居らず、無機質な感じがした。
それもそうだろう。もう杏は、この部屋には何ヶ月も戻ってはいないのだから。
ずっと俺の住む部屋で、共に暮らしているのだから。
 
「朋也っ。お待たせ」
 
 しばらくぼーっとしていると、杏が唐突に部屋に入ってきた。
 しかし、その姿にはどこか違和感があった。
 
 じーっ。
 
「どうかした? 朋也」
 
 不思議そうに訊く杏だが、俺の目はある部分で止まった。
 
「お腹、そんなに大きかったっけ?」
 
 俺の目は、不自然に膨らんだお腹で止まっていた。
 スレンダーな杏だったから、余計にその部分に目が行ってしまった。
 
「あはは。やっだぁ〜、朋也。あたしが太ったとか思った?」
「いや…。そんなに急激に太るかなあ?とか思ったんだが…」
「まっさかぁ〜。忘れたの? 忘れるわけ、無いわよね?」
 
 ………。
 ……。
 …。
 ……忘れた? 何を?
 杏が急に太った理由をか?
 しかも俺に原因があると?
 訳がわからなかった。
 しかも、さっきまで気付かなかったのだ。
 忘れるも何も無い。
 
「…朋也との愛の結晶が、このお腹にいるのに?」
 
 …。
 
「えっ?!」
 
 その意味を咀嚼し、そして理解した。
 この前の旅行で、俺と杏はそういう行為をしたんだ、と。
 だから杏のお腹が大きくなったんだと。
 
 …でも、さっきまで普通だった杏のお腹が、いきなり大きくなるのは不自然すぎた。
 
「…って言うか、お前ホントに杏か?」
 
 不自然に大きくなっていたお腹だけじゃなく、目の前にいる杏は明らかにおかしかった。
何だか、いつもよりテンションが高かった。
 そう思って見たら、髪飾りのついている場所が逆だ。
 
「何よぉ。あたしがわからないの? 毎日会ってるのに?」
「毎日会ってるから気付くものもあるんだよ」
 
 がちゃ。
 
「朋也〜。お待たせ〜」
 
 扉の開かれた向こうには…杏がいた。
 …杏がふたり。
 ……ふたり。
 …。
 
「あの…。状況がよく飲み込めないんだが」
 
 思いっきり混乱してしまっていた!
 
「えっと…。あ…。椋〜、何してんのよっ」
「あ、お姉ちゃん。やっぱりわかった?」
「わかるに決まってるでしょ?!」
 
 お姉ちゃん、椋…。
 その言葉を聞いて、やっと目の前の2人の関係を思い出した。
 
「そっか。藤林か…。杏って双子の姉ちゃんだったんだよな」
「…忘れてたの?」
「…酷いです、岡崎くん」
 
 俺にとって、藤林はただのクラスメイトに過ぎなかった。
 そう言えば、以前に杏が家から出て行った時に、電話で話したことがあったような…。
 それにしては、記憶の中の彼女とは大きく違う点があった。
 
「椋も最近、髪を伸ばしてるのよ。だからあたしと見分けつきにくいでしょ?」
「…そういうことか」
「そうなんです、岡崎くん」
「紛らわしすぎだ…」
 
 見た目はほとんど杏と変わらないのだ。
 特に、髪型以外のパーツはほとんどと言って。
 だから、区別していた髪型も同じにされると、両方を見慣れていない俺としては、
見分けるのも一苦労、ってことになる。
 ただし、一ヶ所だけ大きく異なるところがあった。
 
「…で、そのお腹は?」
「お腹…ですか?」
「そうだ」
 
 どうして出ているのか?
 
「太った…とか思いました?」
「失礼なヤツ…」
「…いや、違うぞ。何かいるんだろ?」
 
 おそらく妊娠しているのだろう。
 だからお腹が出ているのだ。
 
「地球外生命体でも宿しているのかと思ってます?」
「んなわけないでしょ?!」
「…いや」
 
 姉妹揃うとタチが悪いらしい。
 ただ、何か違和感を感じるのも事実だった。
 
「藤林って…こんなだったっけ?」
 
 杏はともかく、藤林は昔のイメージと大きく違っていた。
 こんなに積極的に話し掛けてきただろうか?
 
「ああ、そのこと? 椋って高校卒業してから結構変わったのよねえ」
「あ、うん。そうかも」
「彼氏作ったりとか…」
「姉離れしたんじゃないかな」
「あはは。そうかも」
 
 高校まではずっと杏が側にいたわけだが、離れただけでこうも変われるのには驚いた。
 それに…このお腹だ。
 
「ってことは…、結婚してるのか?」
「はい。実はそうなんです」
 
 なるほど。
 杏だって結婚しているのだ。別に違和感は無かった。
 
「そうか。とりあえずおめでとう」
「あ、えっと…ありがとうございます」
 
 何かに照れたのか、顔を真っ赤にしてペコペコとお辞儀をする藤林。
 俺には、こういう反応の方が懐かしく感じられた。
 
「そうやって、改めて岡崎くんに言われると、何だか照れますね」
「そうか? そうかもなあ」
「えっと…はい」
 
 何だか噛みあわない会話だったが、ロクに会話を交わしたことも無かった俺たちには、
むしろこれで自然なんだろう、とも思った。
 
「はいはい。…で、感動の再会は終わった?」
 
 会話が途切れたタイミングを見計らったのか、杏が輪に戻ってきた。
 見ると、ニヤニヤしながら、俺と藤林の顔を見比べていた。
 
「お、お姉ちゃんっ。も、もう…」
 
 そんな杏に、顔を真っ赤にして藤林は抗議していた。
 何故必死に抗議しているのか、理由はわからなかったが…。
 
 その後は、3人でとりとめも無い話をした。
 
 
 
「お姉ちゃんたちは予定無いの?」
「「予定って?」」
「ほら…。この」
 
 思わず俺と杏の声がユニゾンしてしまったが、その指先の示すところで互いの視線が固まった。
 
「…え? だって、もう籍もいれてるんだよね?」
「あ、うん。もちろん、入れるものは入れてるわよ」
 
 …何を入れてるんだか。
 
「だったら…子どもを作る予定とかは?」
「こ…子どもっ!?」
 
 子ども…。
 俺には、汐と言う子どもがいる。
 しかし汐は、俺と渚の子だ。
 杏と再婚した今、杏との子を作ることも、望むことは自然なことだろう。
 そう考えると、杏の狼狽ぶりが滑稽に思えてくる。
 それに…俺と杏は、その行為を既にしているのだ。
 
「まあ…杏が望めば、だな」
「…だって。お姉ちゃん、良かったね」
「ちょっ…と、朋也あっ?!」
 
 杏は顔を真っ赤にして抗議しているが、言葉にはなっていないようだった。
 
 俺としたら…どうなんだろうか?
 杏が望めば…とは言ったが、それは本心なのだろうか?
 
「えっと…、じゃあ岡崎くんはお姉ちゃんとの子どもが欲しいって思ってるんですよね?」
「…ああ」
 
 少し悩んだが、やはりそれは本心だ。
 俺は、杏との子どもが欲しい。杏が要らないと言えばそれは尊重したい。
 
「そりゃあそうですよね。好き同士で結婚までして、子どもが欲しくないって言ったら、おかしいですもんね」
「まあな」
 
 藤林は、恐らく同じことを考えている、そう確信していた。
 
 俺は、結婚相手との繋がりは、同じ名字を名乗ってもらうことで出来ると思っていた。
でも、それでは完全では無かった。
 
 俺と渚との繋がりは、"汐"と言う2人が生み出した命とともに、今も形を残しているのだ。
 だから、杏とも形を残したい。
 そのためには、2人の子どもが欲しい。
 そんな風に思っていた。
 
「俺は、杏との子どもが欲しいって思ってるぞ」
「って、と、朋也ぁっ!?」
 
 改めて自分の口からそう言ったが、杏はうろたえているばかりだ。
 
「え? お姉ちゃん、もしかして恥ずかしい?
 でも結婚しててセックスレスとかだと、逆に健全じゃないと思うけど?」
「そ、そう…よね」
「当たり前じゃない。夫婦に、恥ずかしいことなんかそんなに無いんじゃない?」
「う…うん」
 
 正直、もうどちらが姉か妹か、なんてことはわからなかった。
 ただ、経験が豊富なのは妹の方で、姉はそんな妹に押されている、ってことだけはよくわかった。
 
「じゃ、お2人の子ども、楽しみにしてますね」
「おう、任しとけ。隙あらば頑張るからな!」
「ちょっ…。何が隙あらばよぉ〜」
 
 不満顔の杏を尻目に、俺たちは顔を合わせて笑い合った。
 
 
 
 
「あ〜あ。岡崎くんの子どもかあ。羨ましいなあ…」
「え? 椋、何か言った?」
「ううん、何でも。お姉ちゃんが羨ましい、って言っただけ」
「そう…」
 
 帰り間際、藤林はぽつりとそう言った。
 真意はよくわからなかった。
 ふとその横顔を見ようとすると、目が合ってしまった。
 
「あっ…」
 
 俺の目を見た藤林は、顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。
 
「ん、どうした?」
「ぁ、その…岡崎くんってやっぱり格好いいなあって…」
 
 そう言うと、次の瞬間には笑顔に戻っていて、
 
「岡崎くん。お姉ちゃんをよろしくお願いします。
 お姉ちゃんも、岡崎くんといつまでも仲良くね」
 
 そう言って俺たちを送り出した。
 
 
 
 
「なあ、杏」
 
 俺はさっきの藤林の反応を思い出していた。
 
「あいつのさっきの言葉とかって、どういう意味だろう?」
 
 俺にとってはマジメな質問だ。
 しかし、杏は驚いたような表情をした後、呆れ顔になって、
 
「まあ…朋也だもん。仕方ないわよね」
 
 そう答えになっているのかいないのか、わからないような言葉を返した。
 
「帰ろっ。あの子たちも待ってるわよ」
「…だな」
 
 そう言って腕に抱きついた杏の温もりを感じながら、2人で夕陽の照らす家路へと就いた。
 
<第1話終わり>
 
-----------------------------
 
 「岡崎家After]も連載かよっ?!
…凄く遅いながらも連載スタートです(^-^;
 
 りきおです。
 「岡崎家」では1度しか出てこなかった椋をメインに出しています。二面性のある性格をしていますが、その辺が上手く引き出せていると良いのですが…。
 
 これからも連載していくので、長〜〜〜〜〜〜い目で見てやってくださいm(_ _)m
 
 感想などありましたら、
 
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