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CLANNAD小説(SS)の部屋
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10    『岡崎家After本編〜第7話』
2007.12.17 Mon. 
『岡崎家After本編〜第7話』
 
 
 
「風子は…俺のこと、好きか?」
「はい。それがどうかしましたか?」
「ああ。まあ、俺も風子のことは好きなんだが」
 
 即答されるとは思わなかったが、それだけ俺たちは一緒に長く過ごしてきたってことなんだろう。
 俺も俺で、自然に「好きなんだ」って言葉が出るくらいだし。
 
 俺たちは、風子が本当の意味で家族になる方法を探していた。
 「ごっこ」の延長線上じゃない、本当の家族になる方法を。
 
「本当なら、俺が結婚してやれればいいんだけどな…」
「できないんですか?」
「日本じゃあ、重婚はできないからねえ」
 
 俺には縁の無い話だと思っていた法律。
 でも確実に、それは俺たちに重く圧し掛かっていた。
 
「アラブとかに行けば出来るんだろうけど」
「では、アラブに引っ越しましょう」
「そりゃあ構わないが…俺はヒゲ面だぞ?
 向こうの大人の男はみんなヒゲだからな」
 
 風子は、うーっと唸りながら、どうやらヒゲな俺を想像しているらしかった。
 
「…最悪ですっ。ヒゲな岡崎さんなんてゲンメツですっ。ありえませんっ!!」
「あたしも…そう思うわ」
「汐はどうだ? ほっぺにすりすりしたら『ジョリジョリーっ』ってなるんだが」
「うーん…いやっ」
「全会一致で否決だ」
「ダメですか…」
 
 俺も、ヒゲ面になんてなりたくない。
 …もとい、知らない国になんか引っ越したくない。
 そもそも、この町で、この場所でやらないと意味が無い気がするんだ。
 
 
 
「いいことを思いつきました」
「何だ?」
 
 風子のことだから、また突拍子も無いことを言い出すんだろう。
 そう思って身構えた。
 
「風子が汐ちゃんと結婚すればいいんですっ。これはいいアイデアですっ。
 2人の想いが一致して何の障害もありませんっ」
 
 …。
 後半部分は百歩譲っていいとしても、前半部分があり得ないだろう。
 そもそも、汐が結婚できるようになるまでは、まだ10年はかかるわけで。
 
「女同士だからまず無理だろう」
「同性じゃ結婚できませんか」
「外国じゃ、認められてるところもあるかもしれないけどね」
 
 そういうと、また風子はうーっと唸って考えていた。
 しばらくすると、またいいアイデアを思いついたらしい。
 
「風子、実は『せいどういつせいしょうがい』ってやつで、実は男の子でした」
「いや…それは無理があるからな」
 
 何処から見ても、性格的にも、男なんて言えるはずが無い。
 風子ほど女の子っぽいやつを、俺は見たことが無いから。
 
「なら、汐ちゃん。実は…男の子でしたか?」
「ううん、ちがう」
「違いますか…」
 
 それも…あり得ない話だった。
 確認はしたが、俺と同じものはついていない。
 少々男の子っぽいところはあるんだが。
 
「じゃあさ。風子ちゃんがどっか別の『岡崎さん』と結婚すればいいじゃない。
 岡崎なんて苗字、別にそんな珍しいもんじゃないし」
「そんな見ず知らずの人と結婚するなんて、そっちのほうがありえませんっ」
「まあ…普通そうだよな」
「…ごめん。そうよね…」
 
 無茶苦茶だった。
 っていう提案が出てしまうくらいに、俺たちは行き詰っていた。
 
「養子に出来たらよかったんだけどな…」
「できないんですか?」
「…ああ。同い年じゃあ無理なんだ」
「…」
 
 養子。
 俺が風子を養子にもらう。
 関係としては、これが一番しっくり来るはずだった。
 風子は、パートナーとかって言うよりも、娘みたいに感じることが多かったから。
 
 でも、養子制度は元々、家の血筋が絶えるのを防ぐための制度らしく、
自分より年下の者しか養子としては迎えられないらしい。
 
 八方ふさがり。
 
 俺たちが、法律上でも家族になるための大きな障害。
 もし、それを乗り越えられるんなら、俺たちはこんな不安な気持ちになることなんて無かったんだ。
 
 別に法律で認められてなくたって、俺たちは家族だ。
 そう胸を張って言えるのは間違いない。
 
 でも現実には、杏は俺の妻で、汐は俺の娘。
 
 
 風子は?
 
 
 苗字も違う、仲のいい友達。あるいは同居人。
 それだけでしかない。
 だから…だからこそ、本当の意味での繋がりが欲しかった。
 
 けれどもそれは、不可能な話であって…。
 いや、まだあるはずだ。
 まだあるはず…なんだ。
 
 だが、今は何もいい方法が思いつかなかった。
 
 
 答えの出ない状態。
 もどかしい状態。
 杏を見ても、真剣に悩んでいるのがわかる。
 風子が、この家族が好きだから悩むんだ。
 
 でも、真剣に悩んだところで、この閉塞的な状況からは脱することが出来ない。
 
 風子を見た。
 俯いたままだった。
 表情は…見るに耐えない痛々しいものだった。
 こんな沈痛な表情のこいつは…初めて見るのかもしれない。
 
「風子…。別に苗字なんて違っても、俺たちは家族だからな」
「…」
 
 こんな状況でこんな言葉をかけても、意味が無いのかもしれない。
 けれど俺は、声をかけずにはいられなかった。
 
 当の風子は…ゆらりと動き、そのまま玄関へと歩いていった。
 そして…。
 
「風子、旅に出ます」
「おい。待てっ、風子!!」
 
 がちゃん。
 ダダダダダダ…。
 
「風子ちゃんっ」
 
 俺たちの制止を振り切って、風子は出て行ってしまった。
 追いかけようとして、俺は自重した。
 
 風子が求めているものが無いまま、引き止めても無駄かもしれない…。
 そんな風に思ったからだ。
 
「ちょっと、追いかけないのっ!! 朋也ぁっ」
「今無理に連れて帰っても、何の解決にもならないだろ?!」
「でもでもっ」
 
 取り乱している杏を何とかなだめながら、
再び、答えがあるかもわからない問題に立ち向かうことにした。
 
 
 
 
 30分くらい考えた。悩んだ。
 
 わからない。
 答えが出ない。
 そりゃあそうだ。今までに何倍もの時間を費やして悩んだんだから。
 そもそも、答えなんて無いのかもしれなかったが。
 
 
 
 年上…。
 年上で俺と同じ苗字…。そして親戚。
 
 …いた。
 いるじゃないか。
 ずっと近かったけれど、遠い存在が。
 
 俺は急いで、いつかメモした電話番号を押していた。
 
 
 
 
「父さん。俺、俺だよ」
「ん? …またオレオレ詐欺か。その手には乗らないぞ」
「いや…。正真正銘の朋也なんだが」
「あ…ああ、朋也か」
 
 また騙されているのだろうか?
 相変わらず…。
 少しイラっとしたが、まあ今は関係ないことだ。
 
 それにしても、今時「オレオレ」も流行らないだろうに。
 地方だから流行も何年遅れなのだろうか…?
 そう思うと、逆におかしくて笑いそうになったが。
 
「お願いがあるんだ。聞いてくれないか?」
「…朋也からお願いだなんて、珍しいな。どういうものだ?」
 
 単刀直入に訊いてみたが、俺の真剣な気持ちが伝わったのか、返ってきた言葉も力強かった。
 時間が無い。だから、寄り道してるヒマなんて無い。
 
「家族にしたいヤツがいるんだ。
 でも同い年で、養子とかには出来なくて…。でも、本当の家族にしてやりたいんだ。
 だから、父さんの養子にしてやってくれないか?」
 
 これが、俺の考えた策だった。
 風子を、親父の養子として迎える。
 そうすれば、風子は「岡崎風子」になる。
 そして…俺とは兄妹ということに。
 
 理想とは異なるが、でも兄が妹を守るのは自然なことでもある。
 それに、風子は元々妹みたいな存在だったから。
 俺はそこに賭けた。
 
「そうか…。朋也がそこまで言うのならそうしよう。
 …ところで、その養子にしようと言う人はどんな人だい?」
 
 まあ、それは当然の疑問だろう。
 自分の知らない人間を養子にするなんて、普通におかしい。
 でも、そういえば面識はあったんだった。
 
「前に帰ったとき、一緒にいたちっこいのだよ」
「ああ。…汐かい?」
 
 ずるっ。
 電話の前でコケそうになった。
 本気で言ってるのだとしたら、そろそろボケとかを心配しなければならないのか…。
 ただ、そんな冗談を言えるような人では無かったが。
 
「汐より大きいけどちっこいのだ。風子って言うんだ」
「ああ、風子ちゃんか。覚えてるよ。あの黒髪の可愛らしい子だな」
 
 覚えているのなら、話は早い。
 そういえば、もう1つ、風子と親父を結びつけるものを思い出した。
 
「それと…覚えてるか? あのヒト…いや、星型の彫刻」
「ああ。あれなら大事に仕舞ってるぞ。それがどうしたんだ?」
「その…それ風子が作ったんだ」
「そうか…。それなら良いじゃないか」
 
 いつの日か、親父に渡したヒトデ。
 もう、何で渡したのかも忘れたくらいに古い記憶だが、
確かにいつか、親父の手にあのヒトデがあった。
 
 しかし…ヒトデか。懐かしいな。
 あれはいつのことだったろう。
 
 
 
「じゃあ、必要な書類は送ってくれ」
「わかった。ありがとな、父さん」
「いや…礼を言うのはこっちのほうだ」
「遠く離れていても、まだお前にしてやれることがあるなんて…な。
 父さんこそ嬉しいよ」
 
 まだ…まだあったんだ。
 こんな俺みたいな人間でも。
 頼れる繋がりが。
 
「手続きはこっちでしておくからな、朋也」
「うん。ありがとう」
 
「身体に気をつけてな。また4人でそっちに行くから」
「そうか…。ああ、待ってるぞ」
「体、気をつけてな。父さん」
 
 がちゃん。
 
 それだけ言って受話器を置いた。
 父親の言葉を待たずに。
 
 泣きそうだったから。
 泣き声を聞かれたくなかったから。
 
「朋也…?」
 
 心配そうに俺の表情をうかがう杏に、俺は力強く言った。
 
「風子が、本当の家族になれる方法が見つかった」
「えっ?! それって…」
 
 
 
「風子ちゃん、どこに行ったんだろ…」
「探してくる」
 
「あてはあるの?」
「…ないけど」
 
 くいっ。
 
「ん?」
 
 裾を引かれたので見ると、そこには汐がいた。
 
「どうした? 汐」
 
 えらく真剣な顔をして俺を見上げている。
 
「ふうこおねえちゃん、さがしにいくの?」
「ああ、そうだ」
「うしおもいっしょにいく」
「汐も?」
 
 こくん。
 俺の問いに、しっかりと頷いた。
 
 正直、役に立つのかどうかなんてわからない。
 でも、特別あいつに懐いていたのは娘だ。
 役に立つかどうかなんて関係ない。
 こいつの熱意や、あいつへの想いの強さを買ってあげたいと思った。
 
「じゃあ行くかっ」
「うんっ」
 
 俺は汐の手を引いて立ち上がる。
 
「あたしも…っ。あたしも探すっ」
 
 いてもたってもいられない感じで、杏も俺たちに続こうとした。
 でも、それは出来ない願いだ。
 
「いや、お前は残ってくれ」
「なんでっ?!」
「風子がもしひとりで帰ってきたら、誰が迎えてやるんだ?」
「…あ」
 
 自発的にあいつがここへ戻ってくることは、あまり考えられなかった。
 一度決めたことを、簡単に曲げるやつじゃなかったから。
 
 でも、もし俺たちが風子を連れて帰ることが出来たら…。
 誰かが「おかえり」って言葉を言ってやらなきゃならないんじゃないかって。
 
「お前はここに残ってくれ」
「…うん。わかった」
 
 杏は、俺の思いに応えるかのように何とか納得してくれた。
 
「じゃあ行ってくる」
「頑張ってね」
「ああ」「うん」
 
 そういうと、俺たちは何のあてもなく(?)探しに出た。
 
 
 
 とは言え、どっちの方向に行けばいいかもわからない。
 アパートの前まで出てから途方に暮れていた。
 
 くいっ。
 
「…」
 
 くいっ。
 
「うーん…」
 
 くいくいっ。
 
「…汐?」
 
 娘は、悩んでいる俺の裾を引っ張っているようだ。
 
「パパ、こっち」
「ああ…うん」
 
 どうして汐が?
 そんな疑問はあったが、俺自身に正しい方向は全くわからなかった。
 だから…娘を信じることにした。
 
 ただ単に、頭が働かなくて、引かれるままについていっただけだったが…。
 
 
 
 そうして連れてこられたところは…病院だった。
 あの、渚を救ってくれた森があった場所。
 
「ふうこおねえちゃんのにおいがする…」
「におい?」
「うん」
 
 風子のにおい…なんて、俺にはわかるはずもない。
 けれど、風子は汐のにおいに執着していたことを思い出した。
 逆パターンも…あるのかもしれない。
 
「たぶんこっち」
「お、おいっ」
 
 幼女に手を引かれる大人の男。
 端から見れば滑稽に映りそうな絵だが。
 
 
 そうしてやってきたのは…樹が覆い茂っている森みたいなところだった。
 
「ここにいるのか?」
「うん。たぶん」
 
 本当か? 疑いたくなったが、それよりも娘の勘を信じたい気持ちで、
俺は辺りを見回した。
 
 …。
 
 …。
 
 少し、樹が少なくて開けた場所があった。
 そこに…小さく、座り込んでいる何かを見つけた。
 
「風子っ」
 
 直感だった。
 いや、確信していた。
 その姿が、存在が、俺たちが探していたものだと。
 
「風子っ。探してたんだぞっ」
 
 近づくと、ようやく俺たちの存在に気付いて振り向いた。
 すると、ビックリした顔をして…後ずさった。
 
「ほっといてください。風子はもう、岡崎さんたちとは関係ありません」
「関係ないわけないだろっ。俺たちは家族じゃないか…」
「…」
 
 風子の心の中はどうなっているんだろうか?
 ここまで思いつめてしまうなんて…。
 
「お前の帰る場所は、俺たちのところしかないだろ?」
「でも、風子はひとりだけ他人です。本当に帰る場所なんてありません」
「馬鹿っ。そんなこと言うなっ!!」
「ふうこおねえちゃん…」」
 
 拒絶の言葉に、汐が思わず声を出していた。
 
「汐ちゃん。風子は嘘のお姉ちゃんだったんです。
 だからもう、一緒には住めません。さようなら、です。」
「…」
 
 でも、そんな汐でさえ突き放して…。
 泣きそうな娘を胸に抱いた。
 
 そして、言ってやることにした。
 
「風子が、俺たちと本当の家族になれる方法が見つかったんだ」
 
 
 
 俯き加減だった風子が顔を上げた。
 
「どういうことでしょうか?」
 
 驚いたようで、どこか疑ってるかのような表情で俺に問いかける。
 無理も無い。風子が居る時にも散々考え、悩んで、結局答えは出なかったんだから。
 
「本当の家族になれる、いい方法を思いついたんだ」
「いい方法、ですか?」
「ああ。だから、安心して帰って来い」
「…本当ですか?」
 
 少し明るさが差したが、まだ疑いの面持ちで俺を見つめている。
 
「俺が嘘言ったことがあるか?」
「いいえ」
「なら…帰るぞっ」
 
 俺は、背中を向けてしゃがんだ。
 もちろん、おんぶするためだ。
 
「よろしいのでしょうか?」
 
 と、遠慮しつつも、俺の返答を待たずに背中にしがみつく。
 しっかりと掴まったのを確認して、俺は立ち上がった。
 
 
 
 
「それはどんな方法でしょうか? …岡崎さんがヒゲになるんですか?」
「ならないならない」
「では、何でしょう?」
「ああ。…俺の、親父の養子になるんだ」
 
 俺は理由を説明しながら、駄々っ子をおんぶして帰っていた。
 
「岡崎さんのお父さんの家族ですか?
 それなら、やはり岡崎さんの家族ってわけではない気がしますが」
「いいや。
 俺の親父の娘だったら…俺とは兄妹だ」
「はい」
「なら、俺たちは家族…だよな?」
 
 俺と風子が兄妹になる。
 それ自体に何の違和感も感じない。
 元々、風子は俺の妹みたいなものだし。娘よりも、嫁よりもよっぽど現実的だ。
 むしろ、何の繋がりも無かった俺たちが親戚関係になるのだから、
何となく嬉しい感じがしていた。
 
「岡崎さんの妹…ですか」
 
 嬉しいような、納得していないような。
 でもその横顔は、笑顔しか映していなかったけれど。
 
「風子、岡崎さんにおんぶしてもらうの、この前のお風呂以来です」
「ちなみに、久しぶりっぽく言ってるけど、随分と最近だけどな」
 
 あの時とは違って服越しだったけれど、確かに風子の温もりを背中全体に感じでいた。
 
「ふうこおねえちゃん、すごくうれしそう」
 
 片手を繋いで歩いている汐が、自分も嬉しそうに風子や俺を見上げてる。
 
「あ、すみません。ここは汐ちゃんの場所でした。代わりましょうか?」
「ううん。ふうこおねえちゃんにあげる」
 
 幼児に背中を譲られる○歳って一体…。
 
 
 
 
「風子ちゃんっ」
 
 アパートの入り口から走ってくる女性がいる。
 もちろん我が妻だが。
 
「朋也、ちゃんと帰ってきてくれたんだ…」
「当たり前だ」
 
 風子を連れ戻すまでは、家には帰らないつもりでいた。
 だから、背中に風子がいるのは当然なんだ。
 
「良かった…。本当に良かっ…た…」
 
 杏は、背中にいる風子を抱きしめ…泣いていた。
 
 
 
 
 キュッキュッ。
 
「書けたっ」
 
 それは…新しい表札。
 
 そこには…。
 
『岡崎 朋也
    汐
    杏
    風子』
 
 …と書き入れた。
 
「何だか、本当に家族になったんだって感じね」
「…だよなあ」
「はいっ。岡崎さんと家族になれたって実感できますっ」
「みんないっしょ」
 
 風子と杏の言うとおりだ。
 
 家族ごっこを始めたときでもなく、
 杏と結婚したときでもなく…。
 
 今やっと、本当の「岡崎家」が始まった。
 新しい表札を掲げ、俺たちは新たなスタートラインに立ったのだった。
 
 
<第7話終わり⇒第8話に続く>
 
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 いかがでしたか?
 長らくお待たせしてしまいましたが、だいたい当初思っていたエピソードはすべて入れられました。おかげで思ってた以上に長くなりましたけどね。これで「風子苗字編」は終わりです。
 
 あと、そろそろ「岡崎家After」も、完結へ向けて描きたいと思っているんですよ。と言うのは、ネタがなくなりかけているのと、ちゃんと自分の手で完結させたいと思うからです。
 もっと連載を続けて欲しいって人、完結させてもいいから、後々に「特別編」みたいな感じで短編を挟む形で書いて欲しいって人、まだまだ日常パートを挟みつつダラダラと連載を続けて欲しいって人…etc。
 
 …まあ、「完結へ向けて」と描いてますが、1,2話で終わるわけではありません。最低でも3話くらいは続きがあると思うので。
 
 感想や要望などあれば、以下のフォームに記入していただき「送信」を押してもらうか、「Web拍手」をお送りください。
 
「Web拍手」
 
 

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