『猫とチョコレート』 
  
  
「鈴、明日って何の日だと思う?」 
  
 それは、2月のとある日。 
  
「ん? 何の日か? 土曜日で明日は半日だ」 
「いや…まあそうなんだけどね」 
「ほかなんかあるのか?」 
「…ないけどさ」 
  
 ぶっちゃけて言えば、明日はバレンタインデー。 
 僕ら男にとっては、勝負というか試練の日だ。 
 昨年までだったらあんまり何も思わなかったけれど、今年からは特別…なのかな? 
  
 とにかく色んなことがあって、色んな出会いや別れがあって、人を好きになることを知って…。 
 だから、特別な気がした。 
  
 特に目の前の女の子に対しては。 
 だから、この反応にはガッカリした。 
  
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「鈴。明日は何の日かわかるか?」 
「うっさいバカ兄貴。 
 ん? そういや理樹からも同じこと聞かれたな」 
「そりゃあそうだろう。 
 2月14日は男にとっては運命の日みたいなものだからな」 
  
 2月14日に何があるというんだ。 
 相変わらずウチのバカ兄貴はうっとい。 
  
 2月14日? 
  
 う〜みゅ。 
  
 あたしはこの前の2月14日を思い出してみた。 
  
 う〜みゅ。 
  
 …。 
  
 理樹が…なんかもらってたな。 
  
 チョコかっ。 
 そういやこまりちゃんが作るから一緒に作ろうって言ってたんだ。 
  
「悪いっ。約束を思い出した」 
「お、おいっ。話はまだ…ってまあいいか」 
  
 あたしは話の終わらないうちにバカ兄貴から離れた。 
  
「小毬が上手くやってくれるだろうしな」 
  
 最後のはどういう意味かわからなかったがな。 
  
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 ううむ。 
 鈴は全く気づいていないみたいだし、今年も期待薄かなあ。 
  
 僕は一人になった後も落ち込んでいた。 
  
 僕が一番好きなのは幼馴染の鈴なんだけれど、これまでずっと一緒にいたのに一度も貰った記憶が無い。 
うん、間違いなく貰ったことが無いと断言できる。 
 今まではあんまり期待してなかったし、気にすることは特になかった。 
  
 でも、今年は違う。 
 色んな出会いを通じてわかったことは…鈴という幼馴染の女の子が好きだと言うこと。 
 まだ自分の気持ちをこの世界で伝えたことは無いんだけれど、彼女も同じ想いだと思っていたからこそ、 
この日が特別な日になるんじゃないかと思っていた。 
  
 鈴がチョコを僕に作ってくれる。 
 いや、作ってくれなくてもいい。さすがにチロルチョコとかだとわからないけれど、 
どんなチョコでも、それを僕にくれるという行為があれば嬉しい。 
  
 でも…前よりはマシにはなったとは言え、まだまだ女の子してる…とは言えないからなあ。期待薄なのかもしれない。 
  
 それに、これって「待ち」状態なんじゃないだろうか? 
 だって女の子からの告白を待っているってことだろうし…。 
 それって卑怯かもしれない。かもじゃなくて卑怯そのものだ。 
 じゃあ僕はどうすればいいんだろう? 
  
 そうか。 
  
 僕は思いついたことを試すことにした。 
 こんなのも僕らしいと思いながら。 
  
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「こまりちゃんっ、チョコだ」 
「うん、そうだよ〜」 
「チョコ作るのかっ」 
「うん〜」 
「そうか」 
  
 やっぱりチョコを作る日らしい。 
 あたしの思ったとおりだ。 
 でも、そこでまた一つハテナが浮かぶ。 
  
「なんでチョコ作るんだ?」 
  
 こまりちゃんはいい。お菓子好きだからだ。 
  
「なんであたしもなんだ?」 
  
 前にホットケーキパーティーをしたときには確かに手伝った。 
 ホットケーキを焼くのはけっこう楽しかった。 
 だけど、チョコなんていきなり飛びすぎじゃないか? 
  
「え? だって明日はバレンタインデーだよー。 
 りんちゃんだって、誰かにチョコ渡すんだよね?」 
「ば、ばーでんしゅたいん?」 
「違うよ。ばれんたいん」 
「ああ、ロッテの監督か」 
「んーん? 
 女の子がチョコを大好きな人に渡す日。それがバレンタインデー。 
 おーけー?」 
  
 そこまで聞いてやっとわかった。 
  
「バレンタインか」 
「そうだよー。ってりんちゃん、わかってなかった?」 
「バカにするな。おんなのこにとってはとってもたいせつなひだ」 
「すごく棒読みなんだけど…」 
  
 女の子にとって大切な日なんだよー。 
 こまりちゃんがそう教えてくれたから、そう言ってみたが…くちゃくちゃ恥ずかしいセリフじゃないかっ。 
とても普通にはいえなかったから、ぼーよみでごまかした。 
  
「うん。だからいっしょにチョコつくろ〜」 
「わかった…というとでも思ったか」 
「ええぇ」 
  
 素直に「うん」って言うのが恥ずかしかったからごまかしてみた。 
 でも、こまりちゃんの驚く顔を見てたら、なんか悪い気がしてきた。 
  
「じょうだんだ。まあその…なんだ。 
 こまりちゃんが作ろうって言ってくれてるんだから、あたしも一緒に作る」 
「ほんと? うそじゃない?」 
「ああ。猫に二言はない」 
「う〜ん? なんかちがうような。ま、いっか」 
  
 こーゆー単純なとこが、こまりちゃんのいいところだと思う。 
 ん? 
 ただ単純だとかいってるわけじゃないぞ。 
 扱いやすいだけだ。 
  
「じゃあつくろ〜」 
「そうだな」 
  
 あたしたちはさっそく、家庭科室へと移動した。 
  
  
  
  
  
「あたしは、こまりちゃんのあまりの手際のよさに、ただ後ろから眺めているだけだった…」 
「えぇぇ。なんでりんちゃんナレーション口調なの?」 
「じょーだんだ」 
「しかもりんちゃん作らないの?」 
「それもほんのじょーだんだ」 
  
 軽く漫才みたいな会話をする。 
 これは友だちに対してのこみゅにけーしょんみたいなものだと、理樹かバカ兄貴が言ってた気がする。 
 ん? 理樹と筋肉バカみたいなものか。 
 何だ。めちゃくちゃ嫌じゃないか! 
  
「今の会話、なかったことにしてもらおう」 
「ええっ? どこからどこまでっ?」 
  
 それはさておいて。 
 問題はチョコだ。 
 チョコを作らないと。 
  
「こまりちゃんはチョコの作り方知ってるのか?」 
「うんっ。もちろんだよ〜」 
  
 そりゃそうか。 
 お菓子の達人だからな。 
  
「材料はあるのか?」 
「もちろんだよ〜」 
  
 そういうとこまりちゃんは、机の上にスーパーの袋を置いて中身を見せてくれた。 
 なんかよくわからんものがいっぱい出てきた。 
  
「じゃあ、さっそくつくろー。おっけー?」 
「あいむ、おーけー」 
「じゃあ、れでぃー・ごー!」 
「おー」 
  
 そこから、あたしたちの戦いが始まった…。 
  
  
  
 未知の世界だった。 
 何回かこまりちゃんとお菓子づくりを一緒にやったが、 
しょーじきあんまり覚えていなかったから、なにもかもが初めての体験だった。 
  
 板チョコを溶かしたり。 
 溶かしたチョコにクリームを混ぜたり。 
 型に入れて冷やしたり。 
 固まったチョコにココアの粉をまぶしたり。 
  
 こまりちゃんがやったり、あたしがやったりくちゃくちゃに頑張った。 
  
 そうこうしてるうちに、目の前には店で買ったみたいなチョコが現れた。 
  
「おお…」 
「ほら〜、かんせ〜い」 
「おおお…」 
  
 おお…しかいってないあたし大丈夫か? 
 そんなことより、こんなチョコをあたしたちが作ったってことのほうが驚きだ。 
  
「すごいな…」 
「でしょ〜。これ私たちが作ったんだよ〜」 
「すごいな……」 
  
 アホの子みたいに同じ言葉しか出ないが、すごいとしか言えない。 
 すごいぞ、あたしたち! 
  
  
  
  
 そういえば…。 
 作ってたときから思ってたが、あたしはこまりちゃんの作ったチョコを、見た覚えも食べた覚えもないぞ? 
  
 うーみゅ…。 
 …。 
  
  
 そうかっ。 
 大事なことを思い出した。 
 あたしたちが出会って友達になったのって、前のバレンタインの後だった。 
  
  
 なんか、ずいぶんと古い付き合いの気がしてたけど、そんなに経ってなかったのか。 
 理樹たちとおんなじように考えてしまってた。 
  
 そのくらいこまりちゃんと一緒にいるのって自然になってたのが、 
不思議な感じと、それが気持ちよかったりするのもヘンな感じだった。 
  
  
  
  
 出来たチョコを包んで、キレイに包装して…。 
 理樹が喜びそうな包装紙って…んなもんわからんわっ。 
 まあネコなら鉄板だろうからネコにしておいた。 
  
  
「じゃあ…はいっ、りんちゃん」 
  
  
 突然、こまりちゃんがあたしに包んだチョコを渡してきた。 
 意味がわからん。 
  
「え? あたしにか?」 
「そうだよ〜」 
「ほんとにあたしにか?」 
「うんっ。もちろんだよ〜」 
  
 だって、バレンタインって女が男にチョコを渡す日じゃなかったのか? 
  
「今は女の子同士でチョコを渡すってのもていばんなんだよ〜。 
 りんちゃんは私にとって大切な友だちだから…ギブゆ〜」 
「そうなのかっ」 
  
 知らなかった。 
 女同士で渡すこともあったとは…。 
 それなら、あたしはこまりちゃんに申し訳ない。 
  
「じゃあこれ、こまりちゃんにやる」 
  
 理樹には悪いが、こまりちゃんの想いには勝てない。 
 来年はちゃんと作るから。 
  
 ずいっ、とこまりちゃんに差し出した…が、受け取ってくれなかった。 
  
「のーのー、りんちゃん」 
「何でだ? 何で受け取ってくれないんだ?」 
「だってりんちゃん、私じゃない誰かのために作ってたんじゃないですか?」 
「うっ」 
  
 こまりちゃんには隠し事ができない。 
 つくづくそう思う。 
 あたしのこと、全部お見通しなんだろう。 
  
「理樹君でしょ?」 
「ああ…」 
  
 隠し事をしてもしょーがない。 
 あたしは素直に打ち明けた。 
  
「いっちゃいなよっ、ゆ〜」 
「いいのか?」 
「いいも何も、りんちゃんが理樹君のことを大好きなのはわかってるし」 
「そうだったのか?」 
「そうだよ〜」 
  
 なんだ。バレバレだったのか。 
 鈍そうなこまりちゃんだったが、本当にあたしのことをお見通しのようだ。 
  
「じゃあ…行ってくる」 
「がんばってね〜」 
  
  
 あたしは景気付けに、こまりちゃんお手製のチョコをひとつ口に入れた。 
  
  
「あまっ。う、うまっっ」 
  
  
 とても甘くて、とても美味しかった。 
 なんだかやれそうな気がする。 
  
  
  
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 当日になった。 
 授業が始まっても落ち着かずそわそわしていた。 
  
 そうしたら、ポケットの中から振動が。 
 教科書で隠して中を見ると…。 
  
  
「送信者:棗鈴 
 件名 :無題 
 本文 :ほうかごうらにわにてまつ(・.・)」 
  
  
 決闘っ?! 
 送信者のところで少しドキッとしたけど、本文を見て一気に醒めた。 
  
 どう見ても果たし状じゃないか…。 
 いつも見る顔文字も、「覚悟っ!!」って言ってるみたいに見えるし。 
 ちょっと憂鬱になってしまう午前中だった…。 
  
  
  
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 放課後がやってきた。 
 昼休みとかでも良かったが、邪魔が入りそうだったのでやめておいた。 
 ちゃんとメールもしておいてやった。 
 いくら鈍い理樹でもわかるだろ。 
  
 ホームルームが終わったら、何かあたしのほうをちらちら見ながら準備して、慌てて出て行った。 
 挙動不審だったが、あたしが言いたいことは伝わってたみたいだ。 
 あたしも安心して指定の場所へ向かうことにする。 
  
  
  
「来たか…」 
「来たよ……」 
  
 何だか理樹のやつがあんまりうれしそうじゃない。 
 いくら鈍いからと言って、今日女の子が男を呼び出すんだから何かわかるだろ、ふつー。 
 というか、うれしくないってことは…あれかっ。 
 あたしからもらうチョコがうれしくないってことかっ。 
  
 …まあいい。 
 このとんでもなくあまくて美味しいチョコを食べて驚くがいい。 
 あたしは、次の理樹の言葉を待たずに切り出そうとした。 
  
「これをおま…」 
「鈴っ。これ貰ってっっ!!」 
「えっ?!」 
  
 あたしが後ろに持ってたチョコを差し出そうとしたら、逆に理樹のほうから何かを出してきた。 
 しかも「貰って」だと? 
  
  
 あー、もうむちゃくちゃワケわからん。 
 いや。もうくちゃくちゃだっ。 
 いいや。くちゃくちゃすぎだっっ。 
  
「作ってきたんだ。チョコを…」 
「な、なにぃぃっ」 
  
 チョコを作ってきただと? 
 理樹が? 
 逆じゃないかっ。 
  
「お…おまえ、女の子だったのか?」 
「…うぇっ?」 
「あっあたしは…男の子だったのか?」 
「な…何それ? わけわかんないよっ」 
「わけわかんないのはお前だっ、ぼけーっ」 
  
 あたまがこんがらがってきた…。 
 どーなってしまったんだ?! 
  
「あ、あのさ。話聴いてもらっていいかな?」 
「なんだ?」 
  
 理樹が、どこかすまなさそうに聞いてきたから聞いてやることにした。 
  
「逆チョコって知ってる?」 
「ギャグちょこ?」 
「笑い取るチョコなんてないからっ」 
「そうなのか…話を聞こう」 
「うん。そうしてくれると助かる」 
  
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 やっと僕のターンになった。 
 噛み合わない会話にもどかしさを感じつつ、僕は本題に入る。 
  
「逆チョコ、最近流行ってるみたいなんだ。 
 男のほうから、女の子に渡すっていうのが」 
「そーなのか?」 
「うん。だから僕もやってみようかなあ、って」 
「そーか…」 
  
 いまいちピン、と来ていないみたいだけど、仕方ないのかもしれない。 
 長い付き合いだけど、これまでバレンタインなんてイベントに鈴が参加した記憶なんてないんだから。 
 だから、逆チョコなんて本当に理解するのは難しいだろう。 
  
「だから…これ」 
「おお。よくわからんが、もらえるものは貰おう」 
  
 女の子がするようなキレイなラッピングじゃないけど、不恰好には見えないくらいに包装したチョコを手渡した。 
  
「おおお。理樹からチョコをもらった」 
「うん…まあ」 
  
 何で驚くのかがわからなかったけれど、受け取ってもらえたのは良かった。 
 しかし、驚くだけなのかな? 何かもっと別の感想は無いのかな? 
  
 とか思ってたら、鈴が動いた。 
  
「じゃあ…お前にもやろう。ほれ」 
「え…え? えっえっっ」 
  
 強引に手渡されたもの…。 
 それは…チョコ? 
  
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 理樹がチョコなんてくれるから調子が狂った。 
 だって、バレンタインは女の子の日だろ? 
 くちゃくちゃおかしいじゃないか! 
  
 しかしまあ、理樹の作ったチョコだ。 
 なんていうかその…興味はある。大ありだ。 
 ただ、味はなんとなくわかる。 
 無難だろ。ふつーだろ。 
 …でも、くちゃくちゃ食べてみたいな。 
  
 でも、まあいい。本番はこっちだ。 
 あたしが作ったチョコを見て驚くがいい。 
 何せこまりちゃんプロデュースだからな。 
  
「い…いらないのか?」 
  
 それはショックだ! 
 理樹のためにと作ってやったのに、まさかの受け取り拒否かっ?! 
  
「い…いるいるっっ!!! 
 り、鈴がくれるチョコでしょっ!!!」 
「おっ、やっぱいるのか」 
  
 理樹のテンションが上がってくれて何よりだ。 
 欲しがってくれないと、作ったかいが無いからな。 
  
「鈴がチョコ…鈴が…」 
「大丈夫か? おまえ」 
  
 予想外に喜びを爆発させないのが気になる。 
  
「大丈夫だよっ、それに、もちろん嬉しいよっっ」 
「お…そっか」 
  
 取り繕うような感じだったが、それでも理樹のテンションが高いのは気に入った。 
  
「ほれ。受け取れ」 
「うんっ…。り、鈴が僕にチョコをくれるなんて…ううっ」 
  
 理樹が泣いた? 
 予想外すぎるぞっ? 
 理樹が何であたしがチョコをあげただけで泣くんだ?! 
  
「泣くな」 
  
 頭を撫でてやることにする。 
 何か違和感があったが気にしないでおく。 
  
 なでなで。 
  
「よく味わって食え」 
「うん…うんっ」 
  
 何かヘンだ!と思う以上に可愛く思えてきた。 
 だから抱きしめてやることにした。 
  
 ぎゅっ。 
  
「え…? えっえぇっ」 
  
 思ってたよりも筋肉質な身体だった。 
 まさかあの馬鹿のせいじゃないだろうな?! と思ったが、まだまだ遠いみたいだ。 
 ガタイとかやっぱり女の子に近いな。やけに理樹が熱いけどな。 
  
 だが、チョコをお互い渡したし受け取ったわけだ。 
 するとアレか。 
  
  
 あたしと理樹は両想いってことじゃないのか? 
  
  
 …。 
  
「くちゃくちゃだ!」 
「えっ? 今度は何??」 
  
 理樹につられてあたしまで熱くなってきたっ。 
 何なんだっ、もう…。 
  
  
 あたしは理樹を抱きしめながら、ただひたすらに熱くなっていた。 
  
  
  
 おしまいだ、ぼけーっ。 
  
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<あとがき> 
 りきおです。いかがでしたか? 久々のリトバスSSで、しかもバレンタインSSなのにホワイトデーにも大幅遅刻とかそんな酷い状態ですが、まあとりあえず楽しんでいただけたらそれでいいです。 
 場面は…ノーマルのトゥルーエンド(鈴とキスしない)後の、でも鈴と理樹はお互いが気になっている感じの関係です。この後に理樹君はチョコ攻めされるんでしょうが、修羅場とかはあるんでしょうか…。鈴は軽く嫉妬しそうなんで、そういうのを描いてみるのも良いですね。普通に理樹にデレる鈴が一番好きですが。 
  
 実はリトバスSSのほうが書きかけ、同人誌用に出したものがたくさんあるんで、順次公開していけたらと思ってます。連載SSについても、リクエストの多いものを優先的に書いていこうと思ってます…が、なかなか難しいですね。 
  
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