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 衛の不思議な一日


いろいろ悩んだ結果、ボクは毎朝のマラソンに使っているいつものウェアを着ていくことにした。

 「やっぱりこっち方がボクっぽいよね」

素早く着替えて、脱いだ服を畳んでいく。

 「さーてと、顔を洗ってあにぃを迎えに行こうっと!」



ぴんぽーん

 「やっほー! あにぃ! 迎えに来たよー!」

チャイムを鳴らしても返事はない。

 「あれー? おかしいなぁ〜 あにぃってば、まだ寝てるのかな・・・? よーし!」

衛は裏庭に回り、中の様子を確かめてみることにした。

 「・・・あれ?」

裏庭に回るとそこには・・・

 >> 服を着た一匹のウサギが時計を片手にどこかへ急いでいた。
 >> 開きっぱなしの窓があった。