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Reports 濡足ジョンの釣行記

NSR おまけフィールド情報
濡足ジョンの釣行記 2002 - Jobjohn's Angling Reports -

NSRの中でも釣好きで通っている濡足ジョンことジョブジョンが、
多望なリサーチの合間に楽しんでいる釣りの記録を
気が向いた時だけ掲載していく釣行レポート第2弾。
第1弾、2001年版は、
こちら

まあ、フィールドガイド的な情報として活用していただければ幸いである。

このファイルは2002年の記録です。2001年版はこちら

2002/11/2 多摩川 丸子橋
狙った魚 シーバス
釣れた魚 なし。
備考 久しぶりに魚を掴んだ・・・。

本当はバスを釣りに行きたかったんだけど、なんか寒くてもうダメそうだったから多摩川のシーバスを狙いに。
一応は潮を調べて、満潮の小一時間前から開始・・・しかし、周囲ではやたらにB.B.Q.大会が繰り広げられ、やけにいいにおいが立ち込めているばかりで魚が釣れる気配はない。だいたい、丸子橋の水門が開いている。こんなのは初めて見た。・・・釣れんのか?っていうかシーバスはちゃんとのぼって来てんだろうな?

少し下流に移動してみたが、良さそうな場所には思えず、帰ろうかな・・・と思い始めたころ、川にボラが跳ね始めた。おお?なんだかわからんけど、良くなってきてるのでは?と思い、再び丸子橋に戻る。潮は退き始めていた。

堰堤際のいいポジションには小学生が入っていた。まあ、ベイトロッドにスピニングを付けてるようなガキンチョは放って置こう。しばらく投げる。アタリはない。が対岸近くでボラが数回・・・そしてシーバスもライズ。おお!?いるじゃない?と俄然力が入って来た頃に、少年の様子がおかしい。

また根掛かりでもしたかな?置き竿したりしてっからだよ・・・とか思ってよく見ると、アレ?めっちゃ引いてる?少年のスピニングを装着してるために上にトリガーが出てる(逆さまに使ってる)ベイトロッドがガックンガックンとしなってる。一瞬、どうせ鯉だろ・・・と思ってみたが、悔しいことにどう見ても鯉の引きではない。だいぶ苦労して少年が取り込んだ獲物は間違い無くスズキ。背中の張り具合からすると、ヒラスズキというヤツか?・・・羨ましい。

しかし、手許に寄せてからの少年の挙動が怪しいので様子を見に行ってみると、ルアーが外せないで困っているようだ。13cmくらいのミノーのゴツいフックがもろにフッキングしてる上、この魚は以前に釣られて糸を切ったようで、もうひとつのミノーが顎に掛かっていた。

そこで、まず「大きさ計ってもいい?」と少年に訊ね、頷くのを確認してメジャーをあてると55cm。おお。俺の最高記録よりでかい。丸子橋でもメータークラスが出ることもあるようだが、それはそれ。やはり55cmというサイズはなかなかのもの。怪しいバスロッドの小学生の腕には、かなりの手応えだったろう。だいぶ興奮しているようだ。俺は同行していたミリバールにペンチを持って来させ、フックを外してやった。顎を掴み、少年に渡そうと思い、「ほら、いい手応えだぞ。持ってみな」と差し出したが、彼は恐る恐るシーバスの背中に触れた手を慌てて引っ込めた。どうも恐いらしい。

聞けば、シーバスは初めて釣ったそうな。上流で鯉を釣ったことがあるが、友達が丸子橋でシーバスを釣ったと言っていたのでひとりで来てみたと。「鯉は釣ったことあるけど、こんなに引かなかった」と放浪の画家山下清のような冴えない風貌の少年は言っていた。

そうか。初めてだったか。鯉しか見てなかったら、シーバスの刺々しいヒレやデカい口は恐いかもな。実際、シーバスの口の中に突っ込んでた俺の親指は細かい無数の傷が出来ていたし。

彼にとっては、これは一生の思い出だろう。もちろん、彼もこれからもっと大きい魚を釣ることもあるかも知れない。だが、一人で出かけたフィールドで寒い中を黙々とロッドを降り、まともに見たこともなかったビッグフィッシュを、自分の道具で釣ったのだ。自分の力で釣った一匹目というのは、やはり何よりエキサイティングな思い出となるものだ。

そして、その美しい想い出の一コマには、イカした兄貴としてこの俺が常に登場するわけさ。名乗っておけば良かったな・・・「俺はNSRのジョブジョンっていうんだ。ジョンって呼んでもいいぜ」って。

※釣れなかったけど、魚を掴んで針を外したので、あたかも釣ったような気分だけ味わってきました。最近、バイクではガイがジョニーに敗れたばかり。俺は小学生に敗れ、NSRは負け続きだ・・・。

2002/8/31 神奈川県某湖
狙った魚 バス
釣れた魚 紙一重でボウズ!
備考 バイトは多し。

 あれ?いつのまにか1ヶ月も間が空いてしまってたようだ・・・。
 実は、この間に何度か奥多摩湖とかに行こうとしてたんだが、その都度、体調を崩して頓挫していたのだ。その間に奥多摩湖に入った友人が言うにはアオコが発生しているとのこと。じゃあ俺は津久井湖でも、と思ったが、どうやらゴミが多くて釣りにならなそう(俺は陸っぱり専門だ)なので、また故あって内緒スポットに行ってきました。

 夜を狙おうと思い、午後三時に出発。現地に着いたのは16時半くらいだったが、最初はまだ日が高いのでテキサスリグでワームを引いた。と、しばらく投げていると、糸を張ると同時に不自然な重み。根掛かり?と思ったが。念のため引っ張ると手応えが!バス?と思ってアワせてみるとちょっと変な手応えだったがそのうちグイグイ引き出した。なかなかいい引きだが、抵抗しつつも自らこっちに向かってどんどん泳いでくる。ラインが弛みそうになり、慌てて巻いてテンションを維持する。どうも合わせが上手くいってない気がするので、バラしが心配だった。でも、もう足元まで来てるし、この調子なら・・・と勝利を確信した瞬間、足元深くに潜っていたバスがほぼ真上に向かってすごい勢いで泳ぎ始めた。さすがに糸が緩む・・・ヤバい!と思うや否や、目の前(1mもない)で身を捩ってジャンプした40cmくらいか?のバスからワームが外れて飛んで来た・・・。
 痛恨のバラしではあったが、なかなか面白かった。
 よっしゃ、今日はいけそうだ、と気合いを入れているうちに薄暗くなってきたので、夜スペシャルとして買ってきたトップウォータープラグ2個の片方、ダイワのペンシル(型が古くて安売りしてた黒いやつ)を投げる。この手のは始めて使うが、チョイチョイと引くと派手な音を立てて首をふっている。して、ポーズを入れたところで横の方から黒い影が接近・・・ドバシャ!と派手な音を立てて食い付くも、フッキングはしなかった。いいサイズだったのに。
 その後もなんどか惜しいシーンはあったが、いまいちのらん。

 決定的なのは、すっかり暗くなってからもう片方のトップ、ヘドンのスウィッシャーを足元まで引いて来た時だ。ドボン!と重い音を立ててかなりの大物が食い付いた。漬け物石でも放り込んだかのような大音響だ。もうピックアップしようという位置まで引いていたので、ラインとロッドは平行だった。その為、え?と思う間もなくあっけなく6lbのラインはブレイクした。そのまえにコンクリ壁に擦っていたから、傷が付いてたのかも知れない。それにしてもかなりの大物だ。暗くてよく見えなかったので、もしかしたら鯉かも知れないが、バスならかなりの・・・少なくとも45cmは超えていたのではないか?

 そのうち、日暮れとともに一時上がった活性も落ち着いてしまったようで、反応が無くなってしまったので、20時に納竿した。

 しかし、今日は負惜しみでなく、ボウズではあったがなかなか楽しめた。まあ、もちろん釣れた方がより良いのだが。

 今年はまだ河口湖に行ってないので、次は行こうかな・・・。

2002/7/28 神奈川県某湖
狙った魚 バス
釣れた魚 1匹
備考 2002年初!

 今年に入ってからまともな釣りは3回行きました。そしてすべてが鮮やかにボウズ。

 いい加減、魚釣りてえよ。と言うことで、実績のある秘密スポットに行くことに決定。ただ、実績があるといっても実際には3回行って1回大当たりしただけのポイント。果して釣れたものかどうか・・・。堅い釣果を期待するなら、河口湖という手もあったのだが、河口湖は高速道路代を払って行くのだから1日たっぷり釣りたい。しかし、ちょっと最近疲れぎみで、丸一日はツラい・・・ということで却下。

 今回は、同僚で最近バス釣りを始めたばかりのミリバールも同行することになった。最近、釣れないのはだいたい朝8時に出発とかってぶったるんだ事言ってたからかな、と思い今回は集合を4時にした。

 釣場への途中にミリバールの家があるので、そこに俺が訪ねて行った(ちなみに我々の釣りの足はバイクである)。しかし、呼び出し電話をしたが彼は出ない。チャイムを押してみたが応答はない。バイクにはカバーがかかったまま、部屋の明かりは消えている・・・寝てるな、コイツ。と言うことで、さっさと見捨てて単独で釣場へと急いだ。

 現地に着いてみると、まだ薄暗い湖は釣れそうな気配満点。
 しかし、ここで浮き足だった俺は崖を降りる際に足を滑らせ転倒してしまった。後頭部直撃コースは身を捩って回避したが、顎を打って流血。腫れ上がって外人のケツアゴみたいになっちまったぜ。ファック。

 さて、問題のポイントをそっと覗き込むと、おお!激しくベイトをチェイスする良型バスの姿が!勇んでルアーを投げるがなかなか簡単にはいかない。
 と、岸近くの根の陰にいいサイズのバスがいる。おっしゃ、コイツを狙おう、と思ってちょっと沖にキャストすると、5g程度のミノーにあるまじき着水音がした。!?とっさに、アワせると、・・・おお!懐かしい手応え!
 2002年初バスは、TDのサスペンドミノー、チャートカラーでヒットした31cmでした。
 サイズはまあ中型というか、なんてことないサイズだけど、ここは首都圏の湖では比較的透明度があるので、沖でファイトする姿が見えてなかなか楽しめた。なんたって久しぶりだしなぁ。それにここのバスは魚体がきれいで元気だと思う。比較的、釣り人少ないからかね。

 その後、やはり寝坊していたミリバールと現地で合流したが、陽が高くなるともに魚の活性は下がり、10時まで釣ったけど1バイトあったのみでした。

 やはり釣りは早朝から行かねばね。今度は奥多摩に3時だ。


2002/7/20 奥多摩湖
狙った魚 バス
釣れた魚 またしてもボウズ!!
備考 ”ナイトストーカー”作戦

 前回の苦い結果(下記参照)の後、ネットで奥多摩でのバス釣りについて調べると、同様の経験をした話がたくさん出ていた。「50upがウロウロしてる!いただきじゃぁ!っと思ったらさっぱり相手にされんかった・・・」。同志は多かったのだ。

 そんな中で数少ない「釣れました。デカかったっス」って人々のレポートを見ると、どうも、ある傾向が見受けられる。つまり、日の出、日没前後。この、もっとも魚の活性があがる時間帯に仕留めている。
いかに警戒心が強いバスであっても、食欲最高潮の時であれば、多少は我を忘れてくれるということか・・・。

 で、今回、午後に出発して17時頃に現地着。20時くらいまでねばったのだが・・・やはりダメでありました。しかし、魚の活性は確かにあがっていたと思う。

 もうひと押しだな。やはり、奥多摩湖のビッグバスを仕留めるには、3時狙いぐらいの気合いが必要か・・・。

 それにしても、ここまで3連続ボウズ。今年は未だノーフィッシュ。いい加減になんとかしたいので、次回は別のフィールドに行く。

 

2002/7/13 奥多摩湖
狙った魚 バス
釣れた魚 泣きたいほどにボウズ!!
備考 あまりにもタフ!

 さてさて、既に1年の半分以上が過ぎてから今年初のレポート。「あけましておめでとうございます」とでも言うべきか。
 しかし、実はこれは今年3回目の釣行なのです。5月、6月で津久井湖と神奈川県某湖に行っているのですが、ボウズであったため、「思い返したくもないわ!」とレポートせずにいたのだが、さすがにそろそろ・・・ということで。

 結果から申し上げましょう。相変わらずボウズです!今年は、まだ1匹もバスを釣っていません!ダメであります。

 さて、本日の奥多摩湖。実は先週、釣では無い目的の為に奥多摩湖を訪れたのだ。で、「山のふるさと村」という公園?に寄り、そこから湖畔に降りたのだが、そこで驚くべき光景を目撃したのだ。バスが、めちゃめちゃいっぱいいる!こんなにいっぱいいていいのか!?ってくらいに!
 で、今週、道具を持って再び彼の地へ。しかし、その間の一週間は酷暑あり、台風ありで、果してまだ魚はまだ居着いているか・・・?
 そんな不安を胸に現場に着くと、あれまあ!水が3mくらい増えてる!先週は跨げたインレットが
、立派な川になってる!・・・まいったなこりゃあ・・・。とか思いつつ湖畔に立つと二度びっくり。いる!むしろ前よりたくさん!

 これがまた、ほんとにたくさんいるんだ。インレット周辺は、はっきり言って釣堀状態。しかもデカい。平均的に40cmは越えてる。50upと思しきものも2尾や3尾じゃない。そんなのが、すぐそこをウロウロしてるのだ。
 おいおいおい、これはアレか?いっちゃうよ自己最高記録!

 意気揚々とロッドを継ぎ(俺のはfenwickの4pcsパックロッドだ。)、ラインをガイドに通し、昨日買ったばかりのサスペンドミノーを装着。・・・あれ?反応がないな?じゃあリトリーブスピードを変えてみるか?・・・ダメ?じゃあルアーを変えて・・・あれ?
 朝から曇ってた空はいつの間にか晴れ渡り、日射しがジリジリと背中を焼く。しかし、釣果の雲行きは怪しくなって行く一方だ・・・。手を変え品を変え、頭によぎる「ボ」「ウ」「ズ」の三文字を振払いつつ、ロッドを振り続ける。

 しかし、投げど投げれどアタリはない・・・まあ、見えてる魚を観察したところでは、近くにルアーが着水しただけでも、バスは逃げて行く。また、うまいこと鼻先を通しても・・・ええ、止めたり、動かしたりいろいろ試しましたが、ダメダメでした。

 もはや、手段は選べん。そこで俺はS作戦を展開。これは、あわよくばスレでも構わんから見えてるバスを直撃させるコースにダイビングミノーを勢いよく通すという技だ。・・・というか、スレ狙いだ。頭の後ろ当たりを狙ってやや後ろからミノーを特攻させるのだ。
 ・・・邪道?それがどーした?釣りってのは必ずしも餌を食わせて口に針を掛けなきゃいけないってことはないだろ?友釣りだってそうだし、バス釣り、ルアー釣り自体、餌を使わない点ではもともと亜流なんだ!・・・と、強引に納得しつつS作戦を実行するが、これも言うほど簡単なことではない。というか、食わせるのよりそんなに簡単とも思えん。状況次第ではより難しいだろう。しかし、今日の敵は徹底的に口を使わないからな・・・。

 結局、スレ掛かりであたった(一瞬引っ掛かったがバレた)のは2尾。それだけだった。でも一瞬だけどいい引きしてなあ。やっぱりなんとか釣りたいモノだ。

 ちなみに、S作戦には、もうひとつ、裏の目的がある。いや、真の目的、かも知れん。「スレで引っ掛けてやる!」という勢いでバスのすぐ近くを物凄いハイスピードでミノーを通過させると、いわゆるリアクション・バイトを誘うことがあるんですよ。過去にも、この方法で結果的にはちゃんと食わせてスレきったグッドサイズのバスを釣ったことが何度かある。実際、今日も惜しいシーンはあった。これこそが、S作戦のダブル・ミーニング、「対スレバス作戦」の正体である!

 ・・・って、力説しても今回は、不発だったんだけどね・・・。

 しかし、奥多摩は俺がよく行く津久井湖、河口湖に比べればマイナーで、プレッシャーは低いと思ってたのに・・・。こんなにスレてるとはね・・・。
朝から夕までやってて、他にも10数人くらいは同じポイントに入ってたんだが。初心者ばかりというわけでもなかったのに、結局、あの釣堀状態を眼前にして、誰も、1尾もバス釣れてなかったぞ、たぶん。親子がオイカワかなんか引っ掛けたくらいで。

 くそ。

 ・・・こういう場合の対処法、知ってる人いたら、ここまでお願いします先生。