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-PRXの解説-


最近PRXの作成方法に関するトラブルが多いので、判明していることをざっと書いときます。
PRXファイルとは、エンコーダプロファイルと呼ばれ、WMVのエンコ設定が記載されたファイルです。
ビットレートからサイズ等あらゆるエンコ設定ができますが、項目が多すぎて迷っている方が多いようです。

初めてのプロファイル作成
その他設定の注意点


【初めてのプロファイル作成(XP/2Kのみ)】

0-0.Windows Media エンコーダ9(WME9)をインストールする。
0-1.スタートメニューの[Windows Media]-[ユーティリティ]-[Windows Media プロファイル エディタ]を起動させる。
1-1.名前をつける(何でも良い)。
1-2.[メディアの種類]の[ビデオ]と[オーディオ]にチェックをつける。
1-3.[対象ビットレート]の[追加]ボタンを押す。
 ビットレート入力画面が出るのでビットレートを入力する。
 *とりあえず初心者は1Mと入力しておきましょう。
 [1000Kbps]タブというのができます
 
2-1.[ビデオサイズ]を打ち込む。このサイズで出力されます。
 アスペクト比が4:3なら640x480が相場
 アスペクト比が16:9(ハイビジョン)なら640x360が相場
 [ビデオ入力と同じ]のチェックは入れないでください。入れるとエンコに失敗します(原因不明)。
2-2.オーディオ形式を選択してください。
 *とりあえず初心者は128kbps 48kHz,stereo CBRを選んでおいてください。
6.[保存して終了]ボタンを押して、PRXファイルを保存してお終い。
 



【その他設定の注意点】
・WMV9では、「Windows Media Video 9」や「WMV9 Screen」や「WMV9 Advanced Profile」や「WMV9 Image v2」等のコーデックがあるようですが、「Windows Media Video 9」でのエンコを薦めます。Screen等でエンコすると絵が変です。
・WMA9においても、「Windows Media Audio 9」、「WMA9 Voice」や「WMA9 Professional」等のコーデックがあるようですが、「Windows Media Audio 9」でのエンコを薦めます。NOVOソフトでは現在、オーディオは2ch,ステレオ,16ビットまでしか対応していませんので、Professionalは使えません。

・CBRモード以外の場合、NOVOソフトのWMVエンコ設定で[2パスでエンコする]にチェックを入れないといけない場合があります。

「Windows Media Video 9」では1パス2パスどちらでも問題なし。
「Windows Media Audio 9」では以下のモードの場合で制約がある。
・CBRの時は1パス2パスどちらでも問題なし。
品質ベースVBRの時は1パスにしなければならない
・ビットレートVBRの時は2パスにしなければならない


ちなみに、
品質ベースVBR-Screenの時は1パスにしなければならない
品質ベースVBR-Advancedの時は1パスにしなければならない。
CBR-Advancedの時は1パスにしなければならない。
Imageはエンコ方法不明。

らしい。