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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN



それなりのツッコミを入れてみる。弐番目



二人の内なる想い


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◆壱番目(本編前半)◆
◆参番目(キャラクター編)◆




“僕に続いて”

「治してあげるよ」、と泉に入り、自分の思念を溶け込ませた水を子供達に飲むよう促すカダージュ。
カダージュが入ると泉が黒く淀んでいき、水面には不気味に泡が立っています。
治るどころか余計に体を壊しそうなんですが、なんの躊躇いもなく泉に入り、それを飲む子供達。みんなチャレンジャーです。
あとカダージュ、あのムチムチしたスーツに水が入ったらかなり不快そうな気がします。あとで風邪ひかないか心配です。



背後霊エアリス

珊瑚の森をバイクで走行中のクラウドをいきなり
不思議ゾーンに誘うエアリス。

  エアリス「来ちゃったね」
  クラウド「・・・・・・」
  エアリス「自分が壊れそうなのに、ね。きっといいことだよ。
        質問。どうして来たのかな?」

そちらから誘い込んだのでは?

  クラウド「俺は・・・・・・許されたいんだと思う。うん。俺は許されたい」
  エアリス「誰に〜?」

答えようとしたのかエアリスの方を向こうとするクラウドですが、また唐突に珊瑚の森に戻されます。
前方不注意で障害物にぶつかったりしなかったのが奇跡です。



蠢く赤いマント

カダージュに操られた子供達を発見したクラウドは、子供達を助けるべく3人組と戦闘開始。
しかしクラウドは銀髪三人組を相手にかなり苦戦し、ついには携帯を泉に落としてしまいます。
そんなクラウドのところに颯爽と現れたのは・・・・・・謎の赤い布っきれ
むしろ赤い一旦木綿。
なのに一瞬でヴィンセントだと分かったのは何でなんだろう・・・。
一旦木綿(あえてそう呼ぶ)は倒れたクラウドを包み込み、マントの隙間から銃弾をカダージュにお見舞いします。
反撃を試みるカダージュ達ですが、一旦木綿はなんとも形容しがたい動きでカダージュを翻弄し
クラウドを取り込んで連れてその場から逃走します。



これでもオジサンなんです

助けられた後、社長がジェノバの首を手に入れ、それをカダージュたちが追っているとヴィンセントに教えられたクラウド。
首を手に入れる際にツォンとイリーナが捕まり、死に掛けになるまで拷問を受けていたらしい。
銀髪少年たちは結構なSっ気があるようです。

ティファと連絡を取りたがるマリンに携帯を渡そうとして、やっと自分が携帯を失くしたことに気づきます。
マリンはヴィンセントに「持ってる?」と尋ねますが、ヴィンセントはマントを広げて「ありません」的なジェスチャー。

  
マリン「信じられない!」

お子様は正直です。

ついでにヴィンセントと別れるとき、クラウドが「やってみるよ。結果は連絡する」と言って電話のジェスチャーをしていましたが
ヴィンセントは今さっき電話持ってないと言った(?)はずなんですけど、これはただヴィンセントをからかっただけのか、それとも
もしかして23歳にして早くもボケが回ってきたのでしょうか。
どっちにしろヴィンセントはそれなりにショックを受けていそうな気がします。



クラウド・・・ヘタレ。

忘らるる都でカダージュたちと戦う前、未だにセブンスヘブンで子供達を助けるのを渋っているクラウドに対してティファが一喝。

  ティファ「逃げないで!分かるよ。子供達を見つけても、何もできないかもしれない。もしかしたら、また
       取り返しのならないことになるかも。それが怖いんでしょ?でも、もっと今を、いろんなことを受け止めてよ。
       重い?だって仕方ないよ、重いんだから。
       ひとりで生きていける人間以外は、我慢しなくちゃ。
       独りぼっちはヤなんでしょ?
出ないくせに、電話は手放さないもんね!
  レノ「アジト・・・お前が行けよ、と」

クラウドのヘタレっぷりに呆れたのかレノとルードは部屋を出て行きます。

  ティファ「私達、思い出に負けたの?」
  クラウド「だって・・・見殺しにしたんだぞ?」
  ティファ「ホント、ズルズルズルズル!・・・・・・ねえ、もう許してあげたら?」

劇中、よく「だって」「でも」を使うクラウドに
某元ブリッツ選手を感じたのは自分だけでしょうか。
ティファ「だって?でも?・・・聞き飽きたわ!」



母さん母さん母さん

工事中のビルからエッジを見下ろしている社長とカダージュ。
なぜわざわざそんな場所を。

  社長「なあ、カダージュ。一つ、教えてくれ」
  カダージュ「一つだけだよ」
  社長「お前は、ジェノバ細胞を手に入れて元通りになると言っていたが・・・あれはどういう意味だ?」
  カダージュ「彼が・・・・・・帰ってくる」
  社長「セフィロス・・・・・・悪夢だな」
  カダージュ「らしいね」
  社長「らしい?」
  カダージュ「僕はセフィロスを知らない。ああ、感じているだけだ。イライラするよ。
         母さんは僕とセフィロス、どっちを・・・・・・」
  社長「哀れ、思念体」
  カダージュ「どっちだろうとあんた達の結末は同じだ!母さんは長い旅をしてこの星にやってきた。
         愚かな連中を宇宙から消し去るためにね。でも、分かるよね?ここは母さんが来た頃と何も
         変わっちゃいない。だから僕が母さんを喜ばせてあげるんだ。母さんが命じるなら、
         なんでもやるよ」

このシーンだけで5回も「母さん」と喋りました。
始めからエンドロールに入るまでの約100分間、彼らは何回「母さん」と言ったのでしょうか。
数 え る 気 に も な れ ま せ ん。



クラウドと愉快な仲間たち、再び

カダージュが召喚した“バハムート・震”を迎え撃つべく、続々と集まってくる仲間たち。
最初に現れたのはバレット。チャレンジャーなデンゼル君を制止し、バハムートの顔面にガトリングガンをお見舞い。


続いて現れたのはナナキとケット・シー。ところでなぜリーブは本体で出て来ませんか。
しかし攻撃を加えているのはナナキだけで、ケット・シーはナナキの上で慌てているだけで
何の役にも立ってなさそうです。

チャージ中のバレットに襲い掛かるバハムートを上空からユフィが手裏剣で牽制。
地上に降り立った瞬間
ウップ」と危うく戻しそうになりましたがマテリア魂でなんとか抑え(?)バハムートに立ち向かいます。

直後、モンスター達が四方八方からティファとデンゼルに襲ってきますがそれをシドが槍で吹き飛ばし、上空に浮かぶ飛空挺を指差して
「新型だー!シエラ号、あとで乗せてやるからな〜」と早速宣伝かましてくれました。

最後に「電話屋はどこだ・・・」と呟きながらバハムートのほうへ歩いていくヴィンセント。
忘らるる都での一件はやっぱりショックだったようです。

  デンゼル「あの人は?」
  ティファ「みんな仲間だよ」

えぇーあんな変質者集団の仲間なのかよ、な顔で意外そうにティファを見上げるデンゼル。
その後クラウドがバイクに乗ってやってきたので、デンゼルは喜びの表情を見せます。

多分、きっとデンゼルは2年前のクラウドを知らないに違いない・・・仲間たちの中でクラウドが一番変だったということを・・・。



“気づけよ、親不孝者”

バハムートのマテリアを撫でながらニヤけているカダージュ。

  カダージュ「楽しいな、社長。次は何を呼ぶ?」

すると、社長はおもむろに車椅子から立ち上がり(!)、マントを脱ぎ捨てます。
ここでやっと、左手に隠し持っていたジェノバの首の入ったケースを披露。

  カダージュ「母さん!」
  社長「気づけよ、親不孝者」 
あなたも昔はそうでした。



のび太を見習え(2人目)

仲間たちの助けもあって、シドを圧倒的に超越したようなありえねー(byカン●ーハッ●ル)大ジャンプでバハムートを切り裂き撃退したクラウド。
そのころ、社長はジェノバのケースをビルからポイと投げ捨てます。カダージュは怒り狂い、社長めがけて魔法を発射。
社長は魔法の弾を避け、ビルから落ちながらカダージュに銃口を向け発砲。しかし外しまくり。射撃の腕は
ヤズーと同類でしょうか。
カダージュも、ビルから落ちていくジェノバのケースを取り戻すために空中へダイブ。このシーンが少しマトリックス風味。

カダージュはケースをゲットし着地。社長はイリーナとツォンが放った網に引っかかって助かります。
あれ?ツォンとイリーナは死に掛けになるくらい拷問を受けたんじゃないんですかヴィンセントさん。ピンピンしてますよヴィンセントさん。
ケアルの魔法をかけてあげたのかそれともやはりあなたは虚言癖なんですかヴィンセントさん。



“教会、ぐしゃぐしゃ!”“怒られる〜!”

・エンジン音を響かせ
鬼の形相で扉をぶっ飛ばし突っ込むクラウド
・教会の柱をカダージュが魔法で破壊
・クラウドは倒れる柱をスレスレで回避、花畑のど真ん中で急ブレーキし土煙と共に勢いよく散る花びら

・カダージュは屋根の上から魔法を発射。クラウドはすばやく回避、バイクは爆風で派手に横転、
・魔法の直撃を受け
跡形もなく吹き飛ぶ花畑(;゚д゚)



アーロンさん、そんな所にいたんですね

ミッドガルでクラウドとカダージュが壮絶な戦いをしている中、仲間たちは飛空挺で高みの見物・・・じゃなくて
助っ人すべきかどうかで口論しています。

  ユフィ「クラウドー!マテリア持ってきたよー!」

そのとき、グラッと大きく揺れる飛空挺。

  ユフィ「ちょ、揺らすな!」
  バレット「おい、早く降ろせ!」
  シド「うるっせえ!ジャンプしろ、ジャンプ!」

多分あなたとクラウド以外無理です。

  ヴィンセント「一人で戦わせてやれ」
  ユフィ「はぁ!?」
  ヴィンセント「あいつはセフィロスの思念体・・・いわば幼虫のようなものだ」
  ユフィ「幼虫!?虫?虫なの!?」

ヴィンセントさん、もう少し良い例えをお願いします・・・。

  ケット・シー「お嬢さん、黙っとき!」
  シド「いつか、セフィロスになるってか」
  ティファ「ねえ、クラウドはそれ、知ってるのかな?」
  ヴィンセント「・・・おそらく」
  ティファ「そっか・・・うん、一人にしてあげよう」
  ユフィ「わっかんないよ、説明してよー」
  シド「男の話だ」
  ユフィ「差別!さべーつ!!」
  ケット・シー「んあー、お嬢さん!黙っとき!!」

さて、やたらツッコミに熱心なケット・シーについて、唐突ですがケット・シーの声優は石川英郎さんということなんですが
声優つながりで別のキャラクターに脳内変換してみると

「ところで背中の男を見てくれ。こいつをどう思う?」「すごく・・・濃いです・・・」 こんなんなっちゃいました。

ちなみにツォンはシーモア。



超究武神覇斬ver.5

カダージュが変身したセフィロスを相手に苦戦するクラウド。

   セフィロス「お前への贈り物を考えていた・・・・・・絶望を送ろうか?
         跪き、許し乞う姿を見せてくれ」

神羅ビルを破壊しながらこれまたありえねー(byカンh(ry)戦いを繰り広げます。仲間たちが入る余地はまったくありません。
互角の戦いかと思いきやセフィロスのほうが有利らしく、徐々に追い詰められついには肩に正宗を突き立てられてしまったクラウド。

  セフィロス「お前の最も大切なものは?それを奪う喜びをくれないか?」 
Sっ気ますます増量中ですね。
  クラウド「・・・・・・!!」

正宗を強引に肩から抜き、セフィロスから遠ざかるクラウド。

  クラウド「哀れだな・・・・・・あんたは何も分かっていない」
  セフィロス「・・・・・・フン」
  クラウド「大切じゃないものなんか、ない!」 つまりそれはセフィロスも大切ということなので?

クラウドは6本の剣を全て切り離して必殺技を発動。
瞬間移動しながら次々とセフィロスを斬りつけていきます。
スタッフ曰く
超究武神覇斬ver.5だそうです。

ボツになった残りのver.2〜ver.4が激しく気になりました。



“こんな大きな子、いりません”

不思議ゾーン
で眠るクラウドの額に手を当てるエアリス。

  クラウド「母さん・・・?」
  
エアリス「また!何度目かな、母さんって呼ばれたの」 クラウドは寝言が多いようです。
  ザックス「いいじゃないの、慕われて」 
ちょっと微妙な慕われ方ですが。
  エアリス「こんな大きな子、いりません」
  ザックス「残念。お前の居場所、ここにはないってよ」



やっと喋ってくれました

教会の花畑の跡にできていた泉に、仲間や子供達に見守られながらドザエモンみたく浮かんでいたクラウド。

  女の子「おねえちゃんがね、クラウドはここに来るから、って」
  マリン「おかえりなさい」
  クラウド「ただいま」
  ナナキ「まだ星痕が消えない子もいるんだ」
  クラウド「ああ」

ちょ、ちょっとここでストップ!
やっとナナキが 初 め て 喋りましたよ。



答えは風の中

こ、 こ の ヒ ム ロ ッ ク P V は 一 体。



番外編:未公開映像について

クラウドとセフィロスとの決闘シーンの未公開映像を見て。

  セフィロス「お前への贈り物を考えていた・・・」
  クラウド「気を遣わないでくれ!

ひょっとしてそれはギャグで言ってるのか?



壱番目へ / 参番目へ