| 【Engage.07】――弟と無法地帯と賞金首と此処に居たい理由と―― | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
貿易港バクーバのパブにて。 マーシュとモンブランが中に入ると、一人のモーグリが話しかけてきました。 どうやらモンブランの弟のようです。 モンブラン「ノノ！久しぶりだクポ〜。元気そうでなによりクポ！」 ノノ「元気じゃないクポ」 即答ですか。
…というか飛空艇の当て逃げってどんなスケールかと。 マーシュ「犯人に心当たりはないの？」 ノノ「ヤクトだクポ！犯人はヤクトドルーサにいるクポ！」 マーシュ「な〜んだ、居場所がわかってるんなら…」 モンブラン「そうカンタンにはいかないんだクポ。…そういえば、ヤクトのことをまだ説明していなかったクポ」 ヤクトというのはジャッジの手の届かない「無法地帯」ということらしい。 マーシュはそれを聞いて「エンゲージが楽になっていいじゃない」と言いますが モンブランはそれを「甘い！」と一蹴。 モンブラン「たしかに、ヤクトではロウをぜ〜んぶ無視できるクポ。でも、それ相応の代償があるんだクポ」 マーシュ「代償？」 モンブラン「“死”だクポ」 マーシュ「……」 急に話が重くなったのでどう反応すればいいか分からなくなったようです。 モンブラン「エンゲージで死者が出ないのは、ロウとジャッジのおかげクポ。 ジャッジはロウにもとづくペナルティを与えることで“死”を封印してるクポ」 マーシュ「そのジャッジがいなければ、当然“死”も存在する…と」 モンブラン「その通りクポ。君子危うきに近よらず…ってことだクポ〜」 マーシュ「でも、このままじゃノノがあんまりかわいそうだよ」 モンブラン「そう言うと思ったクポ〜。マーシュ、ヤクトに行くのはかまわないクポ。ただ、よくよく注意しないと “死人”が出るってことを忘れないでほしいクポ」 ノノ「ほんとうに、ヤクトドルーサまで行ってくれるクポ？」 マーシュ「犯人を捕まえられるかはわからないけどね」 モンブラン「つきあわせてごめんクポ〜。マーシュには、他の目的があるクポ…」 マーシュ「ううん、かまわないよ。気にしないで。それに…ぼくにも弟がいるんだ。だからかな…。ほうっておけなくて」 ノノ「ありがとうクポ〜！」 マーシュ「お礼は、ぼくが無事に帰ってきたときに言ってほしいな」 ノノ「わかったクポ！モグはバクーバの街でマーシュの帰りを待ってるクポ！」 なんか最後あたり一時の別れを惜しむ恋人同士みたいな会話になってます。 クエスト：ヤクト捕り物帖 勝利条件：ひとり残らずたおせ！ 【敵ユニット】 忍者×１ 狩人×１ アサシン×１ 青魔道士×１ ブレードキーパー×１ アントリオン×１ 【場所】ヤクトドルーサ 【報酬】16000ギル 【アイテム】レストアエッジ×２、A・シェル禁止、祈祷禁止 ヤクトドルーサに入ると早速当て逃げ犯たちに取り囲まれます。 当て逃げ犯「ボウズ！ここがどこかわかってるのか？死にたくなけりゃ、おとなしく帰るんだなっ！」 マーシュ「そうはいかない！あんたたちのせいで友達が困ってるんだ！」 ロウの束縛を受けないのでかなり楽勝で倒せました。 ですが当然ジャッジはいないのでJPは入ってきません。少し損した気分（？） マーシュ「ふぅ…できればあんまり来たくはないな。 よし、ノノに報告しなくっちゃ。バクーバの街へ行こう」 そしてバクーバへ。 ノノ「マーシュ！無事に帰ってきてくれてよかったクポ。それに、犯人も捕まえてくれて…ありがとうクポ！」 マーシュ「当て逃げ犯を捕まえたら、報奨金が出たんだ。ノノ、船の修理代に使ってよ」 ノノ「クポ！！モグはもらえないクポ」 マーシュ「クランのもうけ分はちゃんとひいてあるし、遠慮しなくていいよ」 要領がよろしいことで。 モンブラン「船の修理台って高くつくクポ？もらっておけばいいクポ」 ノノ「クポ〜…。そのことだけどクポ…。船を修理したらモグは確実に借金持ちだクポ」 ノノ「だから、船を交易船にしようと思ってるクポ」 モンブラン「クポ〜〜？交易船！？」 マーシュ「ノノの船、小型船なんでしょ？交易なんてできるの？」 ノノ「もちろん、大規模な貿易なんて無理だクポ。個人の交易商人を相手にするつもりだクポ」 モンブラン「クポ〜〜…。船も動かせるし、いいかもしれないクポ」 ノノ「兄さんもそう思ってくれるクポ？」 マーシュ「頑張ってね、ノノ。交易品かぁ…。珍しいものもあるんだろうな」 ノノ「品の仕入れから店のおろしまでやるつもりだクポ。交易品が入ったら、まずマーシュに知らせるクポ！」 マーシュ「うん。楽しみに待ってるよ」 これで通信ができるようになったワケですが、近くにFFT-A持ってる人いないので通信しようにもできないわけでorz しかしこの直後に店に行くとお試しみたいな感じで交易品が売られてるのですかさず全部購入。 何を買ったかは買った後でないと分からないんですが、ミスリルソード以外全部既出でした（´・ω・｀） クエスト：賞金かせぎ 勝利条件：ひとり残らずたおせ！ 【敵ユニット】 パラディン×１ 黒魔道士×１ セージ×１ 闘士×１ 赤魔道士×１ 時魔道士×１ 【場所】（山岳都市スプロム） 【ワールドロウ】石化禁止、サーベル禁止 【情報料】2090ギル 【報酬】17200ギル 【アイテム】エルブンボウ、魔法のリング、R3アンチロウ 宮廷がかけた賞金首についての情報を探しているという「オックスクラン」の話を聞こうと マーシュはそのオックスクランに会います。 マーシュ「オックスクランの方ですか？」 リーダー「きみは？賞金首の情報を持ってきてくれたのか？」 マーシュ「話をきかせてもらえればと思って…」 部下「リーダー…、こいつ…情報屋が言ってた特徴に合ってませんか？」 リーダー「そう言われれば、似ているな…。名前をきいておくか。 きみ、すまないが名前を教えてくれないか」 なにやら怪しい動き。 マーシュ「？ ぼくの名前はマーシュですが……」 部下「クラン名は？シラヌイクランというんじゃないか？」 これは明らかに良くない兆しです。 しかし疑うことなくあっさり頷くマーシュ。 そして 部下「リーダー！やっぱりコイツです。コイツが賞金首ですよ！」 お約束か。 マーシュ「えっ！？賞金首ってぼくのこと？？」 リーダー「クランの知名度が高かったのが命とりだったな。おたすけ、シラヌイクランのマーシュくん。 賞金首を捕まえろ！報奨金はオレたちのものだ！」 そして戦闘へ。 見切りやハメどるとかいったアビリティをつけてる敵がいたので 倒すのに結構手間取りました。結局最後は最凶コンボ攻撃で終わらせましたが（鬼） マーシュ「宮廷がぼくに賞金をかけるなんて！」 いや普通かけますよね。 マーシュ「はやくクリスタルを見つけないと…」 か け ら れ た 理 由 と か 自 覚 し て ま す ？ クエスト：黄金の砂時計 勝利条件：ひとり残らずたおせ！ 【敵ユニット】 錬金術士×１ カラクリ士×１ 時魔道士×１ 曲芸士×１ 【場所】ジェラワット砂漠 【ワールドロウ】冷属性禁止、技禁止 【情報料】2280ギル 【報酬】18000ギル 【アイテム】忍びの衣、もの忘れ禁止、まねっこ禁止 リッツ、シャアラと合流。 マーシュは自分にかけられた賞金を狙ったりしないのかと聞きますが リッツ達はそういったお金には興味がなく、どうやら別の目的で来ているようです。 リッツ「隠れてないで、出てきなさいよ！」 すると、ゾロゾロと怪しい連中が出てきました。 リッツ「あんたたちがケチな時計密造人だってことはわかってるんだから！」 シャアラ「賞金首を捕まえて、宮廷に時計の密造を見逃してもらおうってハラなんだろ」 密造人「賞金首を狙えっ！他の連中はてきとうに相手をしておけばいい！」 シャアラ「てきとうだってさ、リッツ」 リッツ「あら、いいじゃない。あたしたちもラクに連中を捕まえられるってもんだわ」 そして戦闘開始。 リッツとシャアラがゲスト参戦。 リッツ「ねぇ！マーシュに賞金をかけたミュート王子って、あのミュートなんでしょ？」 マーシュ「…うん、そうだと思う。ミュートにとってぼくは邪魔な存在なんだ」 リッツ「ミュート王子の正体があの弱虫でいじめられっ子のミュートだってしってるのね。 だとしたら、この世界を…、イヴァリースを変えた犯人がだれなのかもわかってるのね」 マーシュ「ミュートは“あっちの世界”がキライなんだ。こっちでなら幸せになれるって思ってる。 それをぼくはこわそうとしてる。ぼくはミュートの“敵”なんだ。ゆめを破壊する悪者なんだよ」 リッツ「そこまでわかっていながらミュートのゆめをこわすのね。どうして？あなたにとっても、ここは 元のイヴァリースよりよっぽどいいと思うけどな」 マーシュ「ぼくにとって、いい？」 リッツ「からかわれたりしないでしょ？“転校生”って呼ばれたりもしない。“こうなってほしい”って望みは まだあるんじゃないの？…あなたのおうちのこととかさ」 マーシュ「……。リッツは、リッツは元の世界に戻りたくないの？」 リッツ「何度きいても同じよ。戻る気なんてないわ」 マーシュ「どうしてなの？ぼくにはわからないよ」 リッツ「わからないって、なにが？」 マーシュ「どうしてそんなにここに残っていたいのか…。ミュートがそう思うのはわかるけど…。リッツはどうしてなのさ？」 リッツ「そんなの…そんなのマーシュに関係ないわっ！！」 なにかワケありのようですがいきなりキレられても困ります。 そして完全に蚊帳の外な敵サン達。 そんなに強くなかったのであっさり倒せました。 マーシュ「リッツ、ありがとう」 リッツ「お礼なんていいわよ。別に、助けようとしたわけじゃないから」 マーシュ「ぼくの味方みたいなことをして、二人が賞金首にされたりしないかな」 シャアラ「そのときはきみを宮廷にひきわたすだけだ」 リッツ「そうね。たぶんそうすると思うわ」 |
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非常に居た堪れなくなったのかその場を去ろうとするマーシュ。 マーシュ「…ぼく、そろそろ行くよ」 リッツ「そう。がんばってね」 去っていく直前に、リッツが何か叫びます。 落ち込むマーシュを励ますのかと思いきや リッツ「もしかしたら、あたしもミュートの味方をするかもね！あなたの“敵”になるのよ！いいわね！」 |
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| 更に追い討ちかけますか。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
更に鬱になったマーシュ、トボトボと行ってしまいます。 シャアラ「マーシュはリッツのことをとても心配してるよ。どうして協力しない？リッツだって、宮廷が好きなワケでもないのに」 ん？先に「宮廷に引き渡す」って言ったのは シ ャ ア ラ さ ん じ ゃ な か っ た で し ょ う か ？ リッツ「めずらしいわね。シャアラがそんなこと気にするなんて」 シャアラ「彼の話がほんとうなら家族も友達もみんな“あっちの世界”だ」 リッツ「あたし…絶対になくしたくないものを手に入れちゃったのよ。この髪。この、白くならない髪」 シャアラ「髪…？白くならないって、それ、どういうこと？」 リッツ「あたしね、ほんとうは髪の毛がまっ白なの。生まれつき白髪なのよ。“あっち”では、いつもこの色に染めてたわ」 シャアラ「……」 リッツ「自分が染められるようになるまでは、ママがやってくれてたの。あたしはそれがすごくイヤだった」 シャアラ「？」 リッツ「だって、そのときのママ、ものすごく悲しそうなんだもの。泣きそうになりながらあたしの髪を染めてたわ」 シャアラ「リッツ……」 リッツ「あんな顔をされるより、“白髪ババア”って言われる方がまだマシよ。なにさ、自分はちゃんと色のついた髪をしているクセして。 泣きたいのはあたしだわ。ママじゃない。あたしのハズなのにっ！！」 愚痴ポロリなリッツ。 シャアラさんも白髪なワケですがシャアラさんはどう思ってるんでしょうか。 リッツ「家族や友達はこっちで見つけられる。でも…あっちの世界で手に入らないものを、ここで見つけちゃったのよ。 きっとミュートも手に入れたんだわ……」 |
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そのころ宮廷では王子がウダウダ言ってました。
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