【Engage.08】――クラン調査と内弁慶と新しい従者と13機関と―― | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パブのテーブルに座りひとり悩むマーシュ。 マーシュ「ぼくは今まで3つのクリスタルをこわした。クリスタルを守る神獣は、種族と対になっているから、 少なくともクリスタルはあと2つある。あと2つ…。急がなくちゃダメなのに、手がかりがないよ…!」 独 り 言 怖 い よ・・・!! と、そこへ現れたカードキーパーの店主エゼル。 お店勝手に休んで大丈夫でしょうか。 エゼル「なんだかエライことになってるみたいだな。宮廷から賞金をかけられたんだって?」 マーシュ「ミュート…ミュート王子にとって、ぼくは邪魔者だから」 エゼル「ふぅん。なんだかよくわからねぇけど」 マーシュ「エゼルさんは?あいかわらず??」 エゼル「おかげさまでね。けど、今は少しラクだぜ。ジャッジやら賞金かせぎやら、みんなおまえの方に目が向いてるからな」 マーシュ「……」 エゼル「ところでおまえ、外の様子を見たか?まるでお祭りさわぎだぜ」 マーシュ「え?どういう意味ですか?」 エゼル「ウワサできいたんだが、ジャッジたちが一斉にクランを調査するらしい」 マーシュ「クランを?」 エゼル「ああ。連中の目当てはまちがいなくおまえだよ。おまえがなかなか捕まってくれないから、強行手段に出たってワケさ。 宮廷もそうとうあせってるみたいだな」 マーシュ「エゼルさんは、ぼくを…悪人だとか、ひきわたそうとか思わないんですか?」 エゼル「これっぽっちも思わないね。だって、追っかけてるのは宮廷の連中だろ? なら、おまえはまっとうなことをやってるだろうよ。オレと同じでね」 マーシュ「エゼルさん…」 エゼル「そういうヤツは捕まったりしちゃダメだぜ。とにかく気をつけろよ」 マーシュ「はい。ありがとう、エゼルさん」 エゼル「じゃあな。また今度、店で会おう」 ミュスカデに入ると、クランと思しき人たちが宮廷の兵士に捕まっていたりしていました。 そこでジャッジに尋問されているモーグリの動物使い。 動物使い「モグは関係ないクポ!」 ジャッジ「どうしてそう言える?」 動物使い「賞金をかけられてるのは人間族の少年クポ?モグはモーグリだクポ!」 ジャッジ「その人間族の少年が、モーグリと歩いている姿を見た者がいる」 動物使い「クポ!それだけの理由でプリズン送りクポ!?」 ジャッジ「理由などそれで十分だ。さぁ、行くんだ!」 これはとても簡単で無茶苦茶な尋問ですね。 その様子を隠れて見ていたマーシュとモンブラン。 マーシュ「ひどいよ!まるで話をきいていない。これじゃ、ただの弱いものいじめじゃないか!」 モンブラン「なりふりかまわぬとはこのことだクポ」 マーシュ「そんなの…ぼく、だまっていられないよ!」 モンブラン「マーシュ!!」 後先考えず一人ジャッジの前に出るマーシュ。形振り構わぬとはこのことですね。 仕方なくモンブランもマーシュの後を追います。 マーシュ「ぼくはここだ!ミュート王子のさがすマーシュはここにいるぞ!」 ジャッジ「ほんとうにおまえがそうなのか?」 マーシュ「そうだ!今すぐ関係のない人たちを解放してほしい!」 ジャッジ「そうはいかない。おまえが本物だという証拠がないからな!」 た、確かに。 ジワジワと集まってくるジャッジの部下。 ジャッジ「あの少年を捕らえろ!」 こっちから出向いたのに「捕らえろ」はないのでは。 マーシュ「ジャッジマスターならぼくのことをしってる。ジャッジマスターを呼んでもらえば…!」 クエスト:一斉調査 勝利条件:ひとり残らずたおせ! 【敵ユニット】 神殿騎士×2 モーグリナイト×2 銃使い×1 パラディン×1 セージ×1 【ワールドロウ】石化禁止、サーベル禁止 【場所】ミュスカデ 戦闘は苦戦することなくかなり楽に終わりました。 いつもなら6人出撃するのですが、今回は5人までしか選べないようだったので それなりに長期戦になるのかと思ってましたが…。 マーシュ「ジャッジマスターを呼んでほしい!彼ならぼくのことをしっているハズだ!」 そして呼ばれたジャッジマスター。 ジャッジ「この少年です」 シド「たしかに…この少年は見覚えがある。エゼル・バルビエと一緒にいた少年だ」 ジャッジ「例の少年でしょうか?」 シド「なんとも言えん。あのとき、名前まではきかなかったからな。よし、仲間とともに少年を連行しろ!」 マーシュ「待って!クランのみんなは関係ない!」 シド「きみをかくまった時点で無関係とは言えまい」 マーシュ「そんな!」 シド「仲間や、容疑をかけられて捕まった多くの者たちがどうなるか…。すべてはプリズンにおけるきみの返答次第だ。 プリズンへ向かうぞ!」 そして結局連行されてしまいます。 場面は変わりプリズンのとある部屋。そこへバブズが入ってきます。 バブズ「まちがいありません。こいつです」 こいつって言うな! 宮廷でも限られた者しか知らないという神獣の名前をマーシュが呼んだのでシドも信じざるをえなくなったようです。 マーシュはミュートもシドもイヴァリース街の住人だと言いますが聞く耳を持ってもらえず、逆にクリスタルの破壊は 世界の崩壊を招くから今すぐ止めろと警告されてしまいます。 シド「今、きみが存在するこの場所をうけ入れればいいだけの話だ。むずかしいことではない。元の世界のことなど、 時の流れとともに忘れてしまうだろう」 マーシュ「元の世界を忘れる…」 シド「情報によれば、きみのいるクランはなかなかの実力があるというではないか。力、仲間、地位、金。この世界でなら、 すべてを手にすることができるのだ。これ以上、きみはなにを望む?」 マーシュ「……」 シド「きみだけの問題ではない。ミュートの心痛も晴れる。それでよいではないか」 マーシュ「ミュート……。ちがう…!そんなのただの一時しのぎでしかないっ!ほんとうにミュートのことを思うなら、 世界を戻さなきゃダメだ!だってこの世界は…」 と、その時部屋の中に例の空間のひずみが発生。 シド「ひずみ!なぜこんな場所に!?」 バブズ「おまえが呼んだのかっ!?」 マーシュ「ぼくがひずみを呼ぶ!?」 ひずみが拡大し、そのまま呑み込まれる3人。 そこでは巨大な木に護られたクリスタルが淡く光っています。 シド「神獣の力が弱い。…クリスタルにばかり魔力が集中している。これで神獣としての役割をはたせるのか?」 マーシュ「まるで樹木みたいな…、これが神獣?アルテマのときとにてる。たぶん、この実をひとつずつつぶしていけば…!」 シド「その実をつぶし、クリスタルを破壊するつもりか?今、ここにいるのはきみだけだ。助けてくれる仲間はいない。 こんな不利な状況でも戦おうというのだな。きみはそれほどまでに自身の力を信じているのか?」 マーシュ「…自信なんてない。いつも不安だよ。ちゃんとやれるんだろうかって。でも、不安とかイヤなことを見ないフリしていたって、 なにも進まないじゃないか。この世界は大好きだよ。魔法は使えるし、クランの仕事も楽しい。田舎町へ帰りたいって ほんとうに思っているか、ぼくもわからないときがある。でも、ここはやっぱりホンモノじゃない。ゲームの世界なんだ。 イヤなことがあったとき、少しの間、ホンモノの世界を忘れるためのところだ。ずっといちゃいけない。 目をさまさなきゃダメなんだよ!ぼくはクリスタルをこわす!世界を元に戻すんだっ!!」 クエスト:神獣エクセデス 勝利条件:ひとつ残らずこわせ! 【敵ユニット】 ルーンシーカー(バブズ) エクセデスの実×8 【ワールドロウ】サーベル禁止、時魔法禁止 【報酬】19600ギル 【アイテム】宮水の杖、マンドラゴラの根、時魔法禁止、騎士道禁止 神獣エクセデス。 ああっ、惜しい。 あと一文字違ってたら「カメェェェェェェェッ!!」の人だったのに!!(?) マーシュ「ジャッジマスター、ううん、ミュートのパパ!あなたは元の世界を覚えていないの?」 シド「……」 マーシュ「あの日、ぼくらは街でおじさんに会った。おじさんはひどく酔ってて、それをミュートは悲しげに見てた」 シド「…覚えはない。私はそんな世界など知らない。私はイヴァリースのジャッジマスター・シドだ。他の何者でもない!」 マーシュ「田舎町のことをまったく忘れているなんて…。これはミュートがやったこと?それとも、おじさん自信が望んでいるの…?」 バブズは結構強力な技を使ってきて、当たるとかなり痛いので 金遁で暗闇状態にしてから攻撃。そしてどさくさ紛れにローブオブロードを没収。 バブズを倒した後は、エクスデスの実を一つずつ潰していくという楽な作業。 実が弾けるごとにプルルル〜ンと動くのが妙に面白いと思うのは自分だけですか、そうですか。 ところでシドさん、目の前で神獣の実が次々と潰されてるのに見てるだけなんですね。 そして実を倒すごとにJPくれるあたり、ジャッジの業務>クリスタル破壊阻止という気がします。 バブズ「すべて破壊された?私はあいつを止められなかった!」 あなただけが悪いんじゃないですよ。 クリスタルの光が消え、部屋の色が反転するとセント・イヴァリース時の服装のミュート親子の幻が現れます。 シド「これは…?」 バブズ「シド様と…あれは、王子!?」 『パパ、ちゃんと歩けてないよ。家までひとりで帰れる?』 『酒はうまいぞぉ〜。やなこと、み〜んな、わすれっちまうぞぉ〜〜』 『…ママが死んじゃってからずっとああなんだ。かっこ悪いよね』 シド「あの酔っぱらいが……ほんとうの私だと言うのか……?」 ショックで3日くらい寝込みそうな映像でしたがシドさん大丈夫でしょうか。 そしてひずみの世界が光に包まれ消えていきます。 場面は戻り、プリズンの部屋へ。 シド「…ああ、そうだ。そうだとも。あれはたしかに私だ。彼女が死んでから、私はろくに仕事もせず酒ばかりのんでいた…」 バブズ「女王様が亡くなられた…?」 シド「ミュートは自分の父親がだらしなくなったことを信じたくなかったんだな。だから、ジャッジマスターというこの世界でもっとも 強い人物に父親をあてはめた。いや…あるいは、私自身がそう願っていたのかもしれん」 バブズ「シド様…」 シドはミュートの側にいるべきではないと判断し、ジャッジを宮廷から独立させるようです。 反対するバブズを押し切り、マーシュもプリズンから釈放されます。 シド「ここから解放されても宮廷…ミュートはおそらくきみを追い続けるだろう。だが、それはジャッジの関与するところではないということだ。 ジャッジは今この時より、完全なる法のしもべとなろう」 マーシュ「ありがとうございます、ジャッジマスター」 シド「礼を言うのはこちらの方だ。きみが私の目を開いてくれた。感謝している」 ところ変わってパブ。 客1「ジャッジマスターもどうしたんだかな」 客2「ジャッジを宮廷から独立させるなんて」 マスター「浮かない顔だな。クランにとってはいい話なんだろ?」 マーシュ「うん。いい話なんだけど…」 客3「ジャッジが宮廷より独立するって、つまりどういうことなんだ?」 客2「ジャッジが中立の立場をとるってことさ。今までは宮廷の影響力が強かっただろ?」 客1「よく宮廷は許したもんだよ」 客2「許すと言うより、勝手に出てったらしい」 客3「女王はさぞご立腹だろうな」 客1「女王よりも王子さ。かなり荒れたってウワサだぜ」 マーシュ「ミュート……」
ミュート「ママ!」 レメディ「行ってしまうのね?」 シド「はい」 レメディ「これが例の子よ。あなたさえもしのぐ力の持ち主になったわ。これからはこの子があなたのかわり」 無言で部屋を出て行くシド。 レメディ「…ひどいパパね。ミュートのことをおいていってしまうなんて」 ミュート「いいんだ。ボクにはママがいるもの。ママさえいてくれればいいよ。お願いだから、ママはいなくならないでね」 レメディ「大丈夫。ママはずーっとミュートのそばにいるわ」 バブズ「女王様、その少年は…?」 レメディ「レドナというの。ミュートの新しい従者よ。レドナ、この子がミュートよ。ジャッジマスターにかわって、 あなたがミュート王子を守ってあげてちょうだい」 レドナ「レドナ・トェムです。王子にお仕えできることはまことに光栄です」 ミュート「ボクのためにつれてきてくれたんだね?ありがとう、ママ!」 バブズ「シド様…」 中途半端なところで次回に続く。 あと新しく仲間を増やしました。ン・モゥ族の黒魔道士。 ま た 他 作 品 の キ ャ ラ ク タ ー の 名 前 ネ タ で す が。 もうそれしか基準ないのかと小一時間(ry とりあえずそのキャラっぽくしてみるとこんな感じになりましたよ↓ ![]() いろいろな意味で結構ギリギリ。
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