■牛乳25本目■ ―聖地― (聖ミュロンド寺院〜聖ミュロンド寺院・礼拝堂) | ||
ミュロンドに入るなり、ヴォルマルフが教皇を刺すというトンデモ展開が発生。 フューネラル「貴様・・・・・・裏切るのか・・・・・・」 ヴォルマルフ「抵抗せずにおとなしく白状していれば命を落とさずにすんだのだよ。 こちらとしても、こんな過激な方法を採るのは本意ではないのだが、私に残された時間はあまりに少ない」 フューネラル「な・・・なんのことだ・・・・・・?」 ヴォルマルフ「聖石を集めるために貴様に協力してきたが・・・、ほとんどの聖石を奪われた今となってはその協力も無駄だったというわけだ」 フューネラル「た・・・助けてくれ・・・・・・」 ヴォルマルフ「・・・その傷は深いが、致命傷ではない。すぐに手当てをすればなんとかなる。さあ、助かりたいなら言うんだ。 ミュロンドへの入口はどこにある?貴様は知っているはずだ!」 フューネラル「オーボンヌだ・・・・・・、あの地下書庫の最下層に封印された魔法陣がある・・・」 ヴォルマルフ「封印の解き方は?」 フューネラル「知らんのだ・・・・・・。あるとすれば・・・あの聖典の中に・・・」 ヴォルマルフ「また、あの小僧か・・・!」 ヴォルマルフ「貴様は用済みだ」 フューネラル「頼む・・・・・・助けて・・・・・・」 ヴォルマルフが部屋から出たあと、ローファルに後ろからグサッと刺され、動かなくなる教皇・・・。 ――聖ミュロンド寺院 魔道士「止まれッ!僧侶以外は立入禁止だ!聖ミュロンド寺院に何用か!!名と身分を明かし、速やかに用件を申せッ!!」 ラムザ「我が名はラムザ、ラムザ・ベオルブだ!神殿騎士ヴォルマルフに拉致された我が妹、アルマ・ベオルブの身柄の返還を要求するッ!!」 魔道士「異端者ラムザかッ!!正面から来るとは愚か者めッ!!貴様に科せられた刑をこの場で執行してやるッ!!」 ラムザの要求はスルーですかそうですか。 (敵パーティ) 白魔道士×1 召喚士×1 風水士×2 話術士×2 敵の殆どが屋根の上にいるので、遠距離攻撃が使えないラムザは立ち往生。 ベイオウーフとムスタディオは下から撃ったり魔法剣かけたりして地道に攻撃。 止めにシドとアグリアスの聖剣技で楽勝に終わりました。 ラムザ「アルマ・・・、今いくぞ!待ってろよ・・・!」 妹の為なら聖職者殺害も厭わない。それ即ち異端者。 ――聖ミュロンド寺院・広間 ヴォルマルフ「貴様がラムザか・・・。会うのは初めてだったな?ディナーにでも招待したいところだがあいにく多忙でね・・・。 許してくれ・・・。そんなわけで、貴様の相手をしている時間が惜しい。用件だけ伝えよう。妹を返して欲しくば、 貴様が持っている『ゲルモニーク聖典』とすべての聖石を渡すのだ・・・。言っておくが、貴様はこの要求を拒絶することはできん・・・。 渡さぬときは妹の命はないと思え。さあ、私の言葉を理解したならさっさと渡してもらおうか・・・」 ラムザ「アルマはどこだ!どこにいる?無事な姿を確認できない限り、聖典も聖石も渡すことはできないッ!」 ヴォルマルフ「私の言ったことが聞こえなかったのか?貴様に“拒否権”はないのだ。もう一度言うぞ、聖典とすべての聖石を渡せ!」 今回ばかりは流石に逆らうことはできないのか、少しだけ前に出て聖典を出すラムザ。 世界の平和よりも自分の妹を選ぶ辺り、 ラムザ「聖典だけだ!聖石はアルマの無事を確認してからだ!」 ラムザが床に置いた聖典をローファルが拾い上げ、おもむろにそれを読み始めます。 ヴォルマルフ「どうだ・・・?」 ローファル「・・・ありました。大丈夫、簡単な呪文です・・・」 ヴォルマルフ「よし、それさえわかれば奴らは用済みだ・・・このまま見逃してもよいのだが、一応、ベリアスの仇を討たせてもらおうか・・・」 ラムザ「だましたなッ!!」 (敵パーティ) ディバインナイト×2 ソーサラー×1 戦闘にメリアドールを参加させると会話イベントが発生するということで、 いつもは2軍なメリア姐さんですが参加させてみました。 メリアドール「父さん・・・、あなたは本当に父さんなの?」 ヴォルマルフ「もちろんだとも、我が娘よ。なぜ、おまえは“そちら側”にいるんだ?いったいいつから私の敵になったのだ?」 メリアドール「それは、今の父さんが以前の父さんと違うからよ」 ヴォルマルフ「・・・なんのことだ?」 メリアドール「ランベリーでエルムドア侯爵は聖石を使いバケモノに変身したわ。 リオファネス城の人々を殺し、イズルードを殺したのは父さんね?」 ヴォルマルフ「おまえはバケモノというのか・・・!我々をバケモノというのか!!」 バケモノ呼ばわりが嫌なら今度から愉快な動物達でいいですか? メリアドール「!! やっぱり、あなたは父さんじゃなかったのね・・・」 戦闘自体は、敵を一人戦闘不能にさせるだけで終わるというかなり簡単なものだったので シドの無双稲妻突きですぐに終わりました。 ヴォルマルフ「ここでやられるわけにはいかん。ひとまず退却するぞ!!」 ヴォルマルフ、瞬間移動で消えてしまいます。 ラムザ「逃げるのか!卑怯者めッ!!」 だから消えた後に言ったって無駄だと何度言ったら(ry ――聖ミュロンド寺院・礼拝堂 ヴォルマルフ「これ以上、貴様に付き合っているヒマはない・・・。これでお別れにしたいところだが、 このまま黙って引き下がる貴様ではないだろう・・・。・・・やはり、貴様にはここで死んでもらわねばなるまい。 我が忠実なる僕たちが貴様の相手をしてくれよう・・・。・・・ちょうど、あつらえたようにここには棺がある・・・。 貴様もここで永遠の眠りにつくがいい・・・」 アルテマデーモンとアルケオデーモンを出現させるヴォルマルフ。 ヴォルマルフ「そして・・・、貴様の相手はこの男がする・・・」 イグーロスで姿を消したザルバッグが、変わり果てた姿で登場してきました。 ラムザ「ザルバッグ兄さんッ!!」 ヴォルマルフ「この男は貴様の兄にして、我が眷族の一員として生まれ変わった・・・。 この男と戦えるかな・・・?ハッハッハッハッ・・・」 ヴォルマルフ、瞬間移動で離脱。 ラムザ「なんて卑劣な・・・!!」 (敵パーティ) アークナイト(ザルバッグ) アルテマデーモン×1 アルケオデーモン×2 ヴォルマルフの声『ザルバッグよ・・・、目の前にいるその小僧を殺せ・・・!生かしてこの寺院から出すな!!』 ラムザ「兄さん、ザルバッグ兄さんッ!しっかりして、僕だよ!」 ザルバッグ『・・・そこにいるのはラムザか・・・・・・?ここは・・・いったい・・・どこなんだ・・・?暗くて・・・よく・・・わからない・・・。 オレは・・・何をしているんだ・・・?立っているのか・・・座っているのか・・・手足の感覚が・・・まるで・・・ないんだ・・・』 ラムザ「兄さん、兄さんはヴォルマルフに・・・、ルカヴィに操られているんだよッ!!」 ザルバッグ『オレは・・・・・・おまえと・・・戦っているのか・・・?なぜだ・・・?逃げろ・・・、ラムザ・・・、 でないと・・・オレは・・・オレは・・・おまえを・・・殺してしまう・・・・・・』 ラムザ「兄さーんッ!!」 ザルバッグ『頼む・・・・・・ラムザ・・・・・・このオレを・・・殺してくれ・・・・・・苦しいんだ・・・手足の感覚がないのに・・・ひどく・・・ いろいろな部分が・・・・・・痛むんだ・・・・・・そして・・・なによりも・・・怖い・・・・・・記憶が少しづつ・・・あいまいに・・・なっていく・・・・・・』 ラムザ「大丈夫だよ、兄さんッ!きっと何か・・・、何か方法があるよ!だから、あきらめないでッ!お願いだから、あきらめないでッ!!」 ザルバッグ『いや・・・もう・・・オレはだめだ・・・・・・早く・・・殺してくれ・・・苦しい・・・誰かが・・・耳元で・・・喋ってる・・・・・・誘ってる・・・・・・ 泣いている・・・・・・脅している・・・・・・なんとかしてくれ・・・・・・助けてくれ・・・・・・早く、早く楽にしてくれ・・・・・・』 ラムザ「くそッ!!ヴォルマルフめッ!!」 かなり痛々しい会話で、なんとかザルバッグ兄さんを助けてやりたい気持ちになりますが 戦闘自体はかなり必死。もたもたしてたらザルバッグ兄さん、どんどん仲間を吸血鬼にしてしまうので 1回目は見事に全滅(つД`)これも作戦なのかッ、兄さん・・・!! 2回目の戦闘は、兄さんには悪いですが速攻で終わらせました。 ザルバッグ『すまない・・・・・・ラムザ・・・・・・つらい・・・思いを・・・させたな・・・・・・アルマを・・・・・・ アルマを・・・助けてやってくれ・・・・・・おまえだけが・・・頼りだ・・・・・・ いくよ・・・、ラムザ・・・・・・さらばだ・・・・・・。・・・ありがとう・・・』 そう言って、消滅するザルバッグ兄さん。 ラムザ「兄さーんッ!!」 ラムザにとってかなり重い展開になってしまいましたが数秒後には頭の中がアルマ救出に切り替わっているので只者ではありません。 |