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■牛乳24本目■  ―乱心―  (バルバネスの墓〜貿易都市ザーギドス)

――バルバネスの墓


  ザルバッグ「・・・こっちだ」
  薬師「旦那、待ってくださいよ」

場面は変わり、ザルバッグと薬師の男が父・バルバネスの墓を訪れています。
墓の前に辿り着き「父上・・・」と呟いた後、薬師に「こっちに来てくれ、見てもらいたいものがある」と言い、
薬師に向けて何かを投げました。それを見た薬師は・・・

  ザルバッグ「そいつが何だか、わかるか?」
  薬師「わかるも何も、こいつはモスフングスというキノコですよ。即死するほどの猛毒を持っているってわけじゃありませんがね・・・」
  ザルバッグ「やはり・・・・・・」

薬師、キノコをポイと捨てて「さっさと行きましょうや」と急かします。

  ザルバッグ「何をそんなに怯えている?」
  薬師「旦那は知らないンですかい?モスフングスってのは死体にしか生えないキノコなンですがね・・・、
    モスフングスの生えた死体が埋葬された墓ってのはたいそう縁起が悪ぃンですよ。
    そのキノコが生えた代で家が滅びちまうってぐらいでさぁ」
  ザルバッグ「わかった。もう行っていいぞ」

ザルバッグは薬師にチップを渡し、「よいか、この話は他言無用だぞ」と念を押します。
「分かってまさぁ」と薬師、さっさと立ち去ります。

ところで薬師はガフガリオンかバンガ族の化身なンでしょうか?
え、どうでもいいですかそうですか。




――イグーロス城


ラムザが城の城門前に着くと、衛兵がいないことに気付きます。
城門前にはチョコボが一匹。どうやらザルバッグの所持品(?)らしいです。
ラムザは城門を開くレバーを引き、城内に入っていきます。
一方城内では・・・・・・・ザルバッグがダイスダーグに剣を向けていました。
いくらなんでも行動早すぎです。

  ダイスダーグ「気でも狂ったのか、ザルバッグ!いったい何のマネだッ!!」
  ザルバッグ「兄上ッ、兄上はそれでもベオルブの名を継ぐ者かッ!」
  ダイスダーグ「ラーグ公のことを言っているのか?私が討たなくとも死んでいたよ!考えてもみろ?
          他人の力を借りなければ戦うことのできない奴だったのだ!
          そうした奴が戦争を始めたこと自体が大きな間違いだったのだッ!!」
  ザルバッグ「主君殺しも恥だが、私が許せないのは父上のことだッ!
         何故、父上を・・・父上を暗殺するような卑劣なマネをしたのだッ!!」
  ダイスダーグ「何のことだ?私は知らん!知らんぞ!!」
  ザルバッグ「ラーグ公の最期の言葉・・・、聞き違いかと思ったが・・・・・・!!」

あ、一応聞いてたんですね・・・
「脳に問題ありですか」発言
は撤回しておきます。

  ザルバッグ「何故だッ、兄上ッ!!何故、父上を殺したッ!!」

騒ぎを聞きつけたのか、数人の騎士がザルバッグとダイスダーグのいる部屋に入ってきます。

  騎士「ダイスダーグ様ッ!!」
  ダイスダーグ「ザルバッグが乱心したッ!!」

その言葉をそっくりそのままアンタに返してあげたい。

  ダイスダーグ「ザルバッグを捕らえよ!」
  ザルバッグ「兄上ーッ!!」
  ラムザ「ザルバッグ兄さんッ!」

ラムザが入ってきたところで戦闘に突入。

(敵パーティ)
ルーンナイト(ダイスダーグ)
ナイト×5


  ザルバッグ「ラムザ!おまえの言っていたことは本当だった!!兄上はおのれの野心のために戦争を引き起こし、
         さらにはラーグ公をも謀殺したッ!!ベオルブの名を汚し地に貶めるその行為、許すわけにはいかんッ!!」
  ラムザ「ザルバッグ兄さんッ!」
  ダイスダーグ「愚か者どもめ!何故、私に従わん!何故、私に逆らうのだ!力を持つものが持たざる者を支配するのは当たり前!
          それは持つ者の責任なのだ!!かつて力を有していた王家も今では堕ちるところまで堕ちてしまった!
          力を持つ我々が王家に取って代わるのも当然のことではないか!!それが正しい力の使い方だ!!何故、それを理解せん!!」
  ザルバッグ「兄上は“正義”という心を持っていないのか!!ベオルブは正義のために剣を振るう者にのみ与えられる勇者の称号!兄上にはその資格がないッ!!」

  ダイスダーグ「“正義”だと?そんな言葉、口に出すのも恥ずかしいわッ!!」 
もう口に出してますやん。

  ダイスダーグ「そんな奇麗事で民を治めることなどできるものかッ!!おまえがそうやって剣を振れるのは誰のおかげだと思っている!?
          英雄と呼ばれるのは誰のおかげだ!すべて私だ!この私が手を汚しているおかげで、おまえはその立場にいられるのだ!
          感謝されることはあってもおまえに恨み言を言われる筋合いなどないわッ!!」

ダイスダーグのもにょり発言のお陰で士気がグーンと上がるラムザ(@管理人)
敵は全員上にいるので、ラムザを除く4人は下から魔法や銃で攻撃。
というか、ほぼシドの聖剣技でナイトの殆どはノックアウトですが・・・。
ラムザは「高低差無視」を装備していたので、一気にジャンプしてザルバッグに加勢。
容赦なくズバズバとダイスダーグを斬りまくり、あっという間に戦闘終了。

  ダイスダーグ「そ・・・、そんな・・・・・・おまえたちが邪魔さえしなければ・・・このイヴァリースは・・・・・・
          ベオルブ家の・・・・・・ものに・・・・・・なったのだ・・・ぞ・・・・・・愚か者ども・・・め・・・・・・」

やられても主張は相変わらずなダイスダーグ。
と、ダイスダーグの持っていた聖石が中に浮き上がり、まぶしい光を放つと
ダイスダーグは山羊憤怒の霊帝アドラメレクに変身してしまいます。

  アドラメレク『ククク・・・、そういうことか・・・・・・そういうことだったのか・・・・・・愚かな弟よ・・・・・・。冥土のみやげに教えてやろう・・・。
         そうだ・・・・・・。バルバネスはこの私が殺した・・・。私が殺したのだよ・・・・・・。
         せっかく、チャンスがやってきたというのに、あの戦争バカめ・・・・・・。だから、殺してやったのさ・・・・・・。
         クククク・・・、どんな剣の達人でも毒には勝てんというわけだ・・・・・・』

アドラメレク、いきなりザルバッグを消し去ってしまいました。
これがザルバッグの最期のシーンだとしたら、あっけないにも程がある・・・。

  アドラメレク『今度はおまえの番だ・・・・・・。逆らったことを後悔するがいい・・・!!」

(敵パーティ)
憤怒の霊帝アドラメレク


ぶっちゃけると魔界に帰って出直して来い!と言いたくなるほど激弱でした。
適当に叩いたらすぐに終わってしまいました。
ルカヴィも所詮はただのモンスターか・・・・・・。

  アドラメレク『くそッ!!まだ・・・不完全だったか・・・。“血塗られた聖天使”さえ・・・いれば・・・こんなことには・・・・・・ならなかった・・・・・・・・・』

言い訳と意味深な言葉を残し、アドラメレク消滅。
そして、コロンと一つ残る聖石・・・。

  ラムザ「ベオルブ家も、もうおしまいだ・・・。いや、家なんか関係ない・・・。大切なのは、どう生きるかなんだ・・・」

自分の兄を殺してしまったラムザですが、それに関してはノーリアクションです。
結 構 冷 酷 で す ね !
とりあえず、今はもうアルマのことしか考えられないようです(ちょっとだけザルバッグのことも?)。

  ラムザ「アルマ・・・。アルマを助けなければ・・・!!」



――貿易都市ザーギドス


久々にクラウドが出てきました。
街を歩いていると、例の花売り娘に声を掛けられます。
“彼女”にソックリだったからか、クラウドはギョッとして花売りの顔を覗きます。

花売り「ね、お花はいらない?たったの1ギルよ」

クラウド「・・・・・・・・・」

花売り「どうかしたの?・・・私、誰かに似てるの?」

クラウド「いや、なんでもない」

花売り「なによ、もう・・・・・・」

クラウドがその場から去ろうとして少し離れると、花売りの周りをやられ役街のゴロツキが取り囲んできました。

  花売り「な、なに・・・・・・?」
  悪漢「さがしたぜ、エアリス・・・。今日もオフクロさんのために花売りかい?ご苦労なこったぜ・・・」

エルミナですかそれともイファルナですか?

  花売り「お願い、あと10日・・・、ううん、あと一週間でいいから待って」

悪漢、花売りの手を掴んで脅します。
この時点でこの悪漢は全てのエアリスファンを敵に回しました。


  花売り「は、離して・・・!」
  悪漢「ほう・・・、よくみたら結構イイ女じゃねぇか!こりゃ、
    
花を売るより春を売ってたほうがいいかもなぁ。イヒヒヒヒヒヒ・・・」

こ、こいつ・・・なんて卑猥な・・・!!

  クラウド「その手を離せッ!」
  悪漢「なんだとぉ・・・!」
  クラウド「聞こえなかったのか。その汚い手を離せと言ったんだ!」
  悪漢「なんだ、てめぇは・・・?ヘンな格好をしやがって・・・!

ヘンな格好呼ばわりされてキレたクラウド、悪漢を思いきりぶっ飛ばします。

  クラウド「今のうちだ・・・さっさと逃げるんだ」

花売りを逃がすと、今度はクラウドが取り囲まれてしまいます。
クラウド、激ピンチ。

  悪漢「てめぇ、ナメたまねをしやがって!」
  クラウド「オレとやるのか・・・・・・?・・・う、うう・・・」 

いきなりおなじみの耳鳴りに苛まれ、しゃがんで苦しむクラウド。
そこにタイミングよくラムザ達が助けに来ます。だからどうやって(ry

  ラムザ「クラウド!大丈夫か!!」
  悪漢「くそッ!ええい、やっちまえッ!!」


(敵パーティ)
シーフ×3
見習い戦士×2
モンク×1



戦闘が始まった途端
一目散にマップの端に逃げるクラウド。

この戦闘の目的は「クラウド救出」。クラウド、情けねぇ・・・。
ひたすら逃げるクラウドを横目に、ラムザ達(主にシド)はズババーッと敵を倒していきました。
そしてそれ程時間も経たず戦闘終了。結局クラウドは口だけでした。

  クラウド「なくしてしまったんだ・・・大切な・・・とても大切なものを・・・」
  ラムザ「クラウド・・・?」
  クラウド「あの時からオレはオレでなくなった。今のオレは・・・誰なんだ?オレは・・・どうしたらいい?この痛みはどうしたらいい?
  ラムザ「クラウド・・・、きみの世界にきみを待っている人がいるんだね?他の聖石の力を使えばきみを元いた世界へ戻すことができるかもしれない・・・」
  クラウド「・・・行こう、ラムザ。ここにはいられない。行かなければ・・・、ここじゃない場所・・・約束の地へ・・・」

クラウド君、一度使ったセリフを再利用するのは(ry
何はともあれクラウドが仲間に入りました。
って何故LV1なんです!!

いきなり先行きが不安になりました。



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