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■牛乳5本目■  ―鬼畜―  (レナリア台地〜Chapter1終了)

アルガスが離脱したあと(せ い せ い し た ね)、ラムザ達はティータを救うべく、骸旅団のアジト・ジークデン砦へ向かうことに。
その途中にあるレナリア台地で、またもミルウーダと遭遇します。

(敵パーティ)
ナイト×3(うち一人がミルウーダ)
黒魔道士×3

ここまで来るともう戦闘にはいい加減慣れてきたので(今まで慣れてなかったのかよ)、この戦闘はあっさりと終了。
ちなみに、ミルウーダにトドメを刺したのはNPCのディリータ。
ミルウーダが息をひきとるのを見届けたあと、ラムザ達は戸惑いながらも先へ進みます。


――フォボハム平原

ジークデン砦に囚われていると思われていたティータは、その手前のフォボハム平原にある風車小屋に閉じ込められていました。
ウィーグラフが部下のゴラグロスを問い詰めています。

  ウィーグラフ「なぜ、娘を誘拐した?」

・・・今頃思いましたが、この方の部下って命令を聞かずに勝手な行動を取る人が多いですね。
なぜ除名(と書いて「
リストラ」と読む)しないのか不思議です。


  ゴラグロス「我々が逃げるためには人質を取らざるを得なかったんだ」 取らざるを得なかったというより普通に強奪したって感じに見えましたが。
  ウィーグラフ「逃げるだけなら途中で解散することもできたはず。ゴラグロス、まさか、おまえまで・・・!」
  ゴラグロス「ギュスタヴと一緒にするのか!よく考えてみろ、ウィーグラフ。我々骸騎士団は仲間の大半を失い、今も北天騎士団に包囲されている。この窮地を乗り切るため
         にはまたとない切り札となるぞ。この娘はベオルブ家の令嬢だからな!」

  ウィーグラフ「逃げてどうする?いや、どこへ逃げようというのだ?この場から逃れようとも我々は奪われる側・・・。いいように利用されるだけだ!我々は我々の子供達
          のために未来を築かねばならない。同じ苦しみを与えぬためにも!我々の投げた小石は小さな波紋しか起こせぬかもしれんがそれは確実に大きな波となろう。
          たとえ、ここで朽ち果てようともな!」

何だか名セリフ。ウィーグラフって結構いい人なんじゃないかと思い始めました。
こんなにいい人が悪役なのが少々勿体無いです。


  ゴラグロス「我々に“死ね”と命ずるのか?」

  ウィーグラフ「ただでは死なぬ。
一人でも多くの貴族を道連れに!」 こ こ ら 辺 が 過 激 派 的 思 想 。


そこへ、ミルウーダが殺されたという報告を仲間から聞き、ウィーグラフは衝撃を受けます。ウィーグラフはゴラグロスにジークデン砦へ向かうように指示、
そしてティータは置いていけと命令して小屋の外へ向かいました。しかしゴラグロス、「オレは逃げてやる・・・・・・。死んでたまるか!」とティータの方へ振り向きます。
どうやらウィーグラフの命令を無視してティータも砦に連れて行くようです。ウィーグラフ、つくづくと命令を無視されています。


そこへラムザ達が到着。
  ウィーグラフ「おまえたちは、あのときの・・・。まさか、おまえたちがミルウーダを?おまえたち士官候補生たちが我が妹、ミルウーダを倒したというのか・・・!」
  ラムザ「彼女はウィーグラフの妹だったのか?」
  ウィーグラフ「・・・ならば、退くわけにはいくまい。妹の敵を討たせてもらおうかッ!!」
  ディリータ「ティータを、オレの妹のティータを返してくれッ!!」
  ウィーグラフ「ティータ?あの娘のことか?ならば、おまえがベオルブ家の?」
  ラムザ「彼はベオルブ家とは関係ない!僕がベオルブ家の名を継ぐ者だッ!!」
  ウィーグラフ「なるほど、ゴラグロスが間違えたか。だが、まったく無関係ではあるまい?」
  ラムザ「ベオルブ家に関わる者ならば皆一緒と言いたいのか?」
  ウィーグラフ「違うとでも?どちらにしてもあの娘は解放するつもりだった。人質に取るつもりはない。だが、その前に、決着をつけよう!あの娘を返して欲しくば私を倒してから
          にするがいいッ!!」

(敵パーティ)
ホワイトナイト×1(ウィーグラフ)
ナイト×1
モンク×2
チョコボ×1


ウィーグラフを倒すだけでこの戦闘は終了するらしいので、他の敵は無視してウィーグラフを集中攻撃。
ところで何故チョコボまでいるんですか?


  ラムザ「剣を捨てろ、ウィーグラフ!これ以上の命の奪い合いは無駄だッ!」
  ウィーグラフ「では、何故、妹を・・・、ミルウーダを殺したッ!」 
ごめんなさい人違いです。戦闘中にトドメを刺したのはディリータです。
  ラムザ「命を奪おうと最初から考えていたわけじゃない!戦わなくても、他に方法があるんじゃないのか?話し合うことはできないのかッ?」
  ウィーグラフ「やはり、おまえはわかっていない。我々が剣を棄てない理由を!話し合いに何が期待できる?おまえがそれを願ったとして、それを実現できるのかッ?
          できはしまい?よしんば、おまえがそうしたとしてもおまえの兄たちが認めんよ!!」
  ラムザ「兄さんたちだって争いをしたいわけじゃないッ!!ウィーグラフ、貴方さえ剣を棄ててくれれば話し合いに応じてくれるはずだッ!」
  ウィーグラフ「ハッハッハッ!これは傑作だッ!おまえの兄たちが争いを起こしたくないだと?おまえはどこまで幸せなヤツなんだ!」
そう言って
ラムザに北斗骨砕打をぶちかますウィーグラフ。(ラムザ大ダメージ!!)

  ラムザ「兄さんたちが好んで戦いをしかけていると言いたいのかッ!!」ラムザは負けません。
  ウィーグラフ「青いな!執政者の手なんぞ黒い血で汚れているもの!ダイスダーグに正義があるとでも?正義とはそれを語る者によってころころと変わるものなのだ!」
  ラムザ「兄さんを愚弄するのかッ!!」

そして、ウィーグラフが瀕死状態になると逃げようとします。
  ウィーグラフ「クッ、手強いッ!!ミルウーダ、すまぬ!私はここで死ぬわけにはいかないッ!」
  ラムザ「待てッ、ウィーグラフ!逃げるのかッ!!」
  ウィーグラフ「エルムドア侯爵をギュスタヴに誘拐させたのは誰だと思う?それはおまえの兄、ダイスダーグだ!
          もちろん、聖騎士ザルバッグ殿もそれを知っているだろうッ!!」
  ラムザ「ばかなッ!何故、兄さんがそんなことをしなければならないッ!」
  ウィーグラフ「国王亡き後の覇権をめぐり二人の獅子が争おうとしている!一人は白獅子ラーグ公、もう一人は黒獅子ゴルターナ公。二人は誰が味方で誰が敵なのか
          を見極めようとしている。しかし、他人の頭の中を覗くのは難しい。ならば、いっそ亡き者にしその領地に息のかかった者を送り込めばいい!革命に疲れた
          愚かなギュスタヴはおまえの兄・ダイスダーグの甘言につられて侯爵殿を誘拐した・・・!」
  ラムザ「ウソだッ!!誇り高きベオルブ家の人間がそんな卑怯な事をするものか!」
  ウィーグラフ「自分の目と耳で確かめるがいい!さらばだ、ベオルブ家の名を継ぐ者よ!」 そして、瞬間移動のようなもので消え去るウィーグラフ。
  ラムザ「待てッ!ウィーグラフッ!!その言葉を訂正しろッ!!」いや、もう消えてますから。


戦いが終わった後、ラムザとディリータは風車小屋の中に入りますが、そこにはティータの姿はありませんでした。
  ディリータ「いない!どこにもいないッ!ティータ、どこだッ!!」
  ラムザ「ウィーグラフめ、ウソだったのか!?ディリータ、ジークデン砦へ行こう!きっとティータはそこにいるはずだ」
  ディリータ「どうしてだ?どうして、こんなことになった?教えてくれ、ラムザ。どうしてティータがこんな目に・・・・・・」
  ラムザ「ディリータ・・・・・・」




――ジークデン砦

ゴラグロスがティータを盾にして、北天騎士団を脅しています。
北天騎士団の中にはザルバッグとアルガスの姿が。
  ゴラグロス「さっさと、ここを立ち去るんだッ!この娘がどうなってもいいのかッ!おかしなマネはするなよ!この砦の中には火薬がごまんと積まれているんだ!おまえたち
         全員を吹き飛ばすだけの量はたっぷりあるんだぞッ!わかったら、さっさと行けッ!」
  ザルバッグ「我々北天騎士団は貴様たちの脅しなどに屈したりはしないッ!!」

そこへラムザ、ディリータ到着。
  ラムザ「兄さんッ!アルガスッ!!」
  ディリータ「ティータッ!!」
  ティータ「兄さんッ!!」

  ゴラグロス「早く退けッ!さあッ!!」
  ザルバッグ「構わん、やれ!」
  アルガス「ハッ!」

アルガス、ボウガンを構え、躊躇することなく矢を放ちます。
それはティータを避けてゴラグロスに当たるのかと思いきや・・・・そのままティータの胸に突き刺さってしまいます。






その場に倒れこむティータ。

続いてゴラグロスを撃ち抜くアルガス。

  ティータ「ディリータ・・・兄さ・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・」

ひざを突き、絶叫するディリータ。

  北天騎士団騎士「ザルバッグ将軍閣下、山道に新たな義兵が出現しました!人数は50名ほど。中にウィーグラフらしき顔を見かけたとの報告です!」

  ザルバッグ「わかった、すぐに行く。・・・あとは任せたぞ、アルガス」

そう言って、その場から立ち去るザルバッグ。


  ゴラグロス「ク・・・、クソッ・・・・・・!」 ゴラグロス、胸に矢が刺さったまま砦の中に逃げ込みます。

  ディリータ「ティータッ!」

ラムザを押しのけ、ティータの元に駆け寄ろうとしますが、アルガスが阻止しようとします。


  ディリータ「アルガスッ!貴様ーッ!!」

  アルガス「なんだ、やろうッていうのか?いいだろう、相手になるぜ!」

  ラムザ「兄さん・・・、どうして・・・?どうして、ティータを・・・・・・?」


  アルガス「さあ、かかってこいよ!家畜は所詮家畜だってことを教えてやるッ!!」
な ら ば 貴 様 は 鬼 畜 だ !!!
これで思う存分アルガスをボコれると思うと・・・ククク・・・
クァックァックァッ!!(途中宝条化)



(敵パーティ)
ナイト×4(うち一人アルガス)
黒魔道士×2




  ラムザ「何故だ、何故、こんなことをするッ!アルガス、何故だッ!!」

  アルガス「ラムザ、おまえの兄キの命令だぜ。何故はないだろ?それに、たかが平民の小娘のためにおまえは騎士団の誇りを捨ててあいつらの要求を飲むと言うのか!?」

  ラムザ「ティータは・・・、ティータはディリータの妹なんだぞッ!!」

  アルガス「いい加減に気付いたらどうだ!『違う』ってことにな!生まれも違うなら、これからの人生もまったく違う!宿命って言ってもいい!ヤツとヤツの妹はここにいては
        いけなかった!花でも売って暮らしていればよかったんだよッ!」だまれ鬼畜。


  アルガス「ラムザ、おまえはどうなんだ?何故、オレと戦うッ?オレに剣を向けるということは、北天騎士団を裏切るということだぞ!」

  ラムザ「クッ・・・。しかし・・・、しかし・・・、こんなこと、許されるっていうのか!」

  アルガス「筋金入りの甘ちゃんだぜッ!何故、おまえなんかがベオルブ家に?」

  ラムザ「僕だって、好きで生まれたわけじゃないッ!!」

  アルガス「それが甘いって言うんだよッ!自分に甘えるなッ!!ベオルブ家は武門の棟梁だ!トップとして果たさねばならない義務と責任があるッ!おまえでなければ
        できないことがたくさんあるんだ!それができないヤツの代わりに果たさねばならない!」

  ラムザ「利用されるだけの人生なんてまっぴらだッ!!」

  アルガス「利用されるだけだと?ふざけるなッ!!ベオルブ家がベオルブ家として存在するために、オレたちは利用されてきた!いや、もちろん、オレたちだってベオルブ家を
        盾として、その庇護の下生き続けることができた!そうさ、持ちつ持たれつの関係を築いてきたんだッ!そうやっておまえは生きてきたッ!利用されるだけだと?
        おまえは、“親友”と称するディリータでさえ利用してきたんだ!」

  ラムザ「僕がディリータを利用してきた・・・?」



  ラムザ「大丈夫か、ディリータ・・・?」

  ディリータ「オレに構うな、ラムザ!アルガスの次は、おまえの番だッ!!」

  ラムザ「ディリータ・・・・・・」


ついに、ディリータとの友情まで崩壊。ってちょっと待って
なんでそうなるの?
立て続けに衝撃的な展開が続いていきます。


  アルガス「おまえだってベオルブ家の人間としてその使命を知っているはずだ!そう、マンダリア平原でオレが敵に襲われているとき、任務を優先したようになッ!!

  ラムザ「クッ!!」

ク ッ ・ ・ ・ 何 だ か も の 凄 く 悔 し い ん で す が 。



そして、憎き鬼畜アルガスにトドメを刺し、戦闘終了。
(セリフばかりであまり分からないかもしれませんが、かなり苦戦しました。)

  アルガス「く・・・くそッ・・・・・・おまえたち・・・・・・な、軟弱者どもに・・・・・・・・・やられ・・・・・・」そして絶命。享年16歳。 
最期まで喧嘩を売り続けてくれました。








ラムザ「・・・・・・ディリータ」

倒れたティータを抱きかかえるディリータ。


その時、ディリータの近くの爆薬が積まれていると小屋の中から爆発音が。


ラムザ「なんだ!?爆発・・・???ディリータ、ここは危険だ!早くこっちへッ!!」

その時、ラムザの横の建物が突然爆発、ラムザはその爆風で吹き飛んでしまいます。
それでも気を失わずにディリータに向かって叫びますが・・・



ラムザ「ディリータッ!!!」



小屋は大爆発を起こし、そして爆炎に包まれるディリータとティータ―――













僕は今まで当然のように生きてきた。


その“当然”が崩れたとき  



僕は全てを棄てて逃げ出した・・・。









Chapter1 持たざる者―THE MEAGER―  完







次はいよいよChapter2に突入です。
序盤の修道院のシーンから始まるようです。
このペースだと最後まで書き終わるのは一体いつになることやら・・・orz



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