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■牛乳4本目■  ―家畜―  (イグーロス城〜盗賊の砦)

イグーロス城へ戻ると、ラムザは早速ダイスダーグ兄貴に怒られてしまいました。
ディリータは「自分が誘いました」とウソを言ってラムザをかばおうとしますが、ラムザはそれを拒否。
全てを自分の責任にしようとします。
でも本当の犯人はザルバッグ兄貴です。

すると、部屋の向こうから男の声が。
  男「もう、よいではないか、ダイスダーグ。侯爵を救出した功績は大きい。そう目くじらを立てなくともよい。
    功をあせる若い騎士の気持ちもわかるというもの。かつては、われわれもそうであった」
  ダイスダーグ「・・・甘やかされては他の者にけじめがつきませんぞ、ラーグ閣下」
男はラーグという名前らしい。っていうか・・・髪型がおかっp(ry

この後、ダイスダーグから骸旅団殲滅戦の参加を許されたラムザ達はその場から退出。
それを見届けると、またダイスダーグとラーグ公はなにやら怪しいことを話し合います。

  ダイスダーグ「申し訳ありませぬ」
  ラーグ公「気にするな、ダイスダーグ。所詮、ギュスタヴもその程度の男だったということだ。侯爵誘拐がガリオンヌ領で行われた時点で、計画変更は避けようが
        なかったのだ・・・。それに侯爵の命を助けたのは事実。こちらの要求に対して侯爵側も妥協しないわけにはいくまい。結果として、貴公の弟君は我々を
        有利な立場にしてくれた・・・」
  ダイスダーグ「国王の命もあとわずか・・・。事を急がねば・・・」
  ラーグ公「ああ、期待しているとも、我が友よ・・・」


2人のえもいわれぬ腹黒い会話を聞いた後、場面はラムザ達のところへ移り変わります。





――盗賊の砦



何やら盗賊たちは半ば諦め気味のようです。しかしラムザ達は揃いも揃って鬼ばかりなので問答無用で砦を襲撃。
もう弁解の余地なしです。

(敵パーティ)
ナイト×1(ミルウーダ)
シーフ×3
白魔道士


戦闘の最中、敵方のリーダー格であるミルウーダが突然ラムザ達にこう訴えます。
  ミルウーダ「貴族がなんだというんだ!私達は貴族の家畜じゃない!私達は人間だわ!貴方たちと同じ人間よッ!私たちと貴方たちの間にどんな差があるっていうの!?
         生まれた家が違うだけじゃないの!ひもじい思いをしたことがある?数ヶ月間も豆のスープだけで暮らしたことがあるの?なぜ私たちが飢えなければならない?
         それが貴方たち貴族が奪うからだ!生きる権利の全てを奪うからだッ!」

このミルウーダの訴えに対し、例によってあの落ちこぼれ が彼女の意見を一蹴。

  アルガス「同じ人間だと?フン、汚らわしいッ!生まれた瞬間からおまえたちはオレたち貴族に尽くさねばならない!
        生まれた瞬間からおまえたちはオレ達貴族の家畜なんだッ!!」

後 ろ か ら 石 投 げ つ け て も い い で す か ?
(アルガスへの好感度・・・なし


ミルウーダはアルガスの言葉に対し「誰が決めたッ!?そんな理不尽なこと、誰が決めたッ!」と反論しますが、アルガスは「それは天の意志だ!」と言います。
この言葉に耳を疑うミルウーダ。

  ミルウーダ「天の意志?神がそのようなことを言うものか!神の前では何人たりとも平等のはず!神はそのようなことをお許しにはならない!なるはずがないッ!!」

  アルガス
家畜に神はいないッ!!






そして・・・俺の心の中で何かがパァンと音を出してはじけ飛びました。





も う こ い つ フ ク ロ に し て も い い で す ね !(笑顔)



アルガスのこの
全世界の家畜に対する失礼極まりない衝撃発言で、驚きのあまり!マークが4つもついてしまったミルウーダ、何も言えなくなってしまいます。

ディリータ「ラムザ、彼女は本当に僕らの敵なのか・・・?」
ディリータがそう言った直後、ミルウーダがディリータを攻撃。
(そういえば戦闘中だった・・・)
でも斬る相手を間違えてるよミルウーダさん。(いや、敵だけど、一応)
揃いも揃って鬼ばかりだ。


なんとか戦闘には勝ったものの(トドメのサンダーでミルウーダさん、プカーと水面に漂っておりました)何とも心に引っかかる戦いでした。
結局アルガスをフクロにしなかったのが一番悔しい。

  ラムザ「おとなしく剣を捨てるんだ。抵抗しなければ命だけは助けよう」
  ミルウーダ「殺せ、殺すがいい。我々はどうせ家畜なんだ・・・、殺せッ!」
  ラムザ「それほどまでに僕らが憎いのか・・・?」
  アルガス「ラムザッ!やれ!殺
ちょっと黙ってくれないかな?(満面の笑顔)

  ディリータ「ラムザ、僕には彼女が敵とは思えない・・・」
  アルガス「なんだと?気でも狂ったのか、ディリータ?」お前がな。
  ディリータ「彼女は家畜じゃない・・・。そうさ、僕らと同じ人間だ・・・」
  アルガス「裏切るのか、ディリータ!?やはり、おまえは・・・・・・!!」むしろ裏切りたい。



そしてミルウーダを逃がした同じ頃、イグーロス城ではアルマとティータが骸旅団に連れ去られようとしていました。ザルバッグのおかげでアルマは無事でしたが、ティータは
そのまま誘拐されてしまいました。


イグーロス城へ戻ったラムザは、ダイスダーグにティータがどうなるのか訊ねます。
  ダイスダーグ「・・・やつらの本拠地を発見次第、ザルバッグが総攻撃をかける」
  ラムザ「そ、そんな・・・!」
ティータを見殺しにするのかと問いますが、ダイスダーグは既に手を打ってあるそうです。ティータを助け出すまで“絶対”に総攻撃をかけないとか。


ディリータ、ティータを捜そうと一人で城外に出ようとします。

  ラムザ「まてよ、ディリータ。どこへ行こうっていうんだ。とにかく、落ちつけよ!」
  ディリータ「落ちつけだと?落ちついていられるものかッ!」
  ラムザ「どこにいるかもわからないんだ!あてもなく捜したって意味がないよ!」

この言葉に腹を立てたのか、ディリータはラムザの胸ぐらを掴んで怒りを顕わにします。

  ディリータ「意味がないだと?たった一人の妹なんだぞ!」
  ラムザ「に、兄さんも・・・言ってたじゃないか・・・・・・。ティータを見殺しには・・・しないって・・・」
物凄く苦しそうなんですが。

  ラムザ「・・・と・・・に・・・かく・・・今・・・・・・動いても・・・・・・く、苦しいよ・・・
やっと手を離すディリータ。
  ディリータ「すまない、ラムザ。大丈夫か?」
  ラムザ「あ、ああ・・・。ゴホッ、ゴホッ・・・」大丈夫じゃなさそうです。


アルガスが城から出てきます。
  アルガス「俺は“絶対”なんて言葉を“絶対”に信じないけどな」

・・・はい?いきなり何を言い出すんだこの人は。
というか、先生!言ってること矛盾してませんか?

  ラムザ「・・・兄さんが嘘をついているとでも?」
  アルガス「ああ、オレだったら、平民の娘を助けるなんてことはしないな」
  ディリータ「なんだと・・・!」
  アルガス「おまえたち平民のために兵は動かさんと言っているんだ!!」
こいつはとことんまで喧嘩を売るのが好きのようです。

  ディリータ「き、貴様ッ!!」
ディリータ、アルガスを思いっきり殴り飛ばします。
そのままやっつけてしまえ!!
  ラムザ「よせッ!ディリータ!」

この後、アルガスは更に言いたい放題。これにはラムザも怒りを隠せません。自分は最初からキレっぱなしですが。
ディリータはラムザの手を解くと、「お前みたいな貴族ばかりじゃない!オレはラムザを信じる!」と言って
城を出て行ってしまいます。

  ラムザ「僕の前から消えろ!二度と現れるなッ!!」
  アルガス「つれない言葉だな。仲間じゃないか」
虫唾が走るわ。
  ラムザ「二度とは言わないぞ!さっさと行けッ!!」

去り際、アルガスが敵の本拠地をラムザに教えます。ラムザの兄に聞いたとか。
そして一言「せいぜい頑張ってくれよ、甘ったれた御曹司さん」と言い放ち、城を後にします。
殺 意 が 更 に 強 く な り ま し た 。


ディリータ「オレの焼きそば食ったなぁ!!」 ラムザ「ご、誤解だ・・・食ったのは・・・アルガス・・・だってば・・・ゲホッゲホッ!」





場所は変わり、ラムザとディリータはマンダリア平原(?)の真ん中に座っていました。
どうやら、一人では助けに行かなかったようです。



ディリータ「きれいだな。ティータもどこかでこの夕日を見てるのかな・・・」


ラムザ「大丈夫だよ、ディリータ。ティータは無事さ」


ディリータ「違和感は感じていたさ。ずっと昔からな」


ラムザ「アルガスの言っていたことを気にしてるのか?」


ディリータ「どんなに頑張ってもくつがえせないものがあるんだな・・・」


ラムザ「そんなこと言うなよ。努力すれば・・・・・・」


ディリータ「努力すれば将軍になれる?この手でティータを助けたいのに何もできやしない・・・。僕は“持たざる者”なんだ・・・」




黙り込むラムザ。ディリータ、おもむろに足元の草を掴みます。




ディリータ「覚えてるか?親父に教えてもらった草笛を・・・」







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