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410:擦り抜ける灯火

作:◆eUaeu3dols

学校を後にした悠二は、市街地を北東に向かっていた。
自分に戦う術は無い以上、誰かに襲われれば逃げるしかない。
出来るだけ、物陰に隠れて逃げきれる可能性の高い町中を通りたかった。
それに市街地は人が集まりやすく『物語』を広めるにも、人を捜すにも適している。
問題は……
(今の僕は、殆ど存在の力を感じ取れない)
ただでさえ強者と戦う力は無く、相手の企みを見抜く機転を最大の武器とする彼にとって、
探知の力が殆ど失われているのは致命的と言ってもよかった。
悠二は耳を澄ましながら物陰を歩き続け。唐突に爆発音を耳にした。
「…………!?」
音は角を曲がった先から聞こえてくる。
駆け寄り、そっと覗いてみると……目の前で戦いが繰り広げられていた。
豪奢なサークレットを身につけた少年が呪文を唱え、次々と火球を撃ち放つ。
だが、対する男が指を鳴らすと不可視の重圧が空を裂き、全ての火球が叩き潰される。
「甘い、甘い少年!!」
男の声が響きわたる。
少年も負けじと信じがたい機敏さで動き回り、火球を乱れ撃っていた。
目の前まで飛び散る火の粉が悠二の髪をチリチリと焦がす。
(まずい、ここに居ると見つかるかもしれない!)
おそらく片方はゲームに乗った人間だ。ここに居るのは危険だろう。
悠二は少し離れた建物に逃げ込んだ。

(しばらくはここに隠れていよう)
戦いが終わっても彼らがすぐにこの近辺を立ち去るかは判らない。
そして、幸いにもここは食料に不自由しない。籠城にうってつけだ。
「スーパー。それも、ちゃんと冷蔵庫の電源が入ってるのか」
人が居ない事を除けば、概ね本来の機能を維持している市街地。
もしかすると、この事にも何か意味が隠されているのだろうか。
「……考えるには材料が少なすぎるか」
メモに機能しているスーパーの事を書き込むと、悠二は食料を見繕い始めた。

お総菜コーナーからコロッケや野菜サラダを取り、
ペットボトルのお茶とコップを用意すると、
レトルトの御飯を備え付けのレンジで温める。
チンという音にすこしびくつきつつ、奥にある従業員控え室に引っ込んだ。
ここなら外から見られても見つかる事はないし、
それどころか店舗に備え付けられた監視カメラで入り口付近を見張る事が出来る。
「いただきます」
こうして、悠二はそれなりにまともな食事を摂る事ができた。
(シャナや長門さんも、ちゃんとした食事を出来ているのかな)
それが少し不安だった。

「そういえば、缶詰も有ったんだっけ」
IAI製と書かれたプルタブ式の缶詰を一つ開けてみる。
「……水? いや、水飴か?」
中には並々と水飴が満たされていた。
しかし問題はその特異な匂いだ。何処か懐かしい食欲をまるでそそらない奇妙な匂い。
恐る恐る少しだけ指に付け、舐め「うぇっ!?」即座に吐いた。
「な、なんだこれ……!?」
少なくとも水飴の味ではない。それだけは全身全霊を持って断言できた。
よく見ると缶詰の底に、毛筆体で何かが書いて有った。

『非情食第三弾・健康みずあめ〜みみず味〜』

「……………………」
悠二は全ての缶詰を部屋の隅に放置し、お茶でよく口をすすいだ。
悪夢は去った。

「……いや、去ってないか」
何を考えているのだろう。
自分が最悪の悪夢の住人である事を突きつけられ、自分に呆れてしまった。
第二回放送が始まっていた。

『075オドー、081オフレッサー、099鳥羽茉理、103イルダーナフ、05リリア……』
「……シャナと長門さんは無事か」
挙げられた名前は、どれも悠二の知らない名前ばかりだった。
だが、今もどこかで誰かが死んでいる。
少し前に見た二人のどちらか片方の名も、今の放送に含まれていたのかもしれない。
(早く物語を広めて、二人も見つけないといけない)
地図に禁止区域を書き込むと、眠気覚ましのガムとお茶と保存食、
ついでに幾つかのメロンパンをデイパックに詰め込み、店を出る。
今の位置はC−3の南寄りだ。
(もう少し東寄りに進もう)
再び歩みを再会し……今度は唐突に声を掛けられた。
「ああっ! そいつだ、間違いない!」
「え!?」
声の方を見ると、そこに先ほど火球を放ち男と戦っていた少年が居た。
「くそ!」
相手が何者かは知らないが、五割の可能性でゲームに乗った人間だ。
先ほどの戦いを覗いていたのに気づき、口封じをしようとしているのかもしれない。
物陰に飛び込もうとしたが、背後から伸びた腕が肩を掴んだ。
(しまった、仲間が居たのか!)
焦り逃れようとする悠二。
だが、信じがたいほど美しく優しい声が彼を縛り止めた。
「待ちたまえ。我々は君に危害を加えるつもりはない」
ドクター・メフィストが彼を止めた。更に彼の後ろから志摩子が顔を出し、言った。
「あなたは狙われているのです」

「人に憑依する古代の魔女が、僕を狙っている……?」
「そうだ。何か心当たりは有るかね?」
悠二は首を傾げた。
「どうしてそれを知られたのか、どうしてその魔女が僕を狙うかは判らないけど、
誰かに狙われる理由なら心当たりはあります」
危険人物では無いようだと判断し、悠二は自分に蔵された物について語り始めた。
トーチとミステスの事。零時迷子の事。そして、自らに掛けられた制限の事を。

「あと、制限については色々考えてみたんだけど……」
悠二は裏面に考察を書き込んだ地図を差し出す。
「なるほど、興味深いな」
メフィストは一瞬でその内容に目を通すと、即断した。
「では診てみよう。脱ぎたまえ」
「え゛!?」
「私は医者だよ。診察のために服を脱ぐのは当然だろう?」
理屈は判る。判るが……
悠二は理屈では説明不能な本能から来る根元的寒気が背中を音速で走り抜けるのを感じた。
その様子を見て、メフィストの口からレア度の高い失言が爆発する。
「安心したまえ。診察の間は何もしないと私の誇りに賭けて誓おう」
「「つまり、診察が終わると……」」
志摩子と終のハモった茶々入れに、寒気が急速に現実味を帯びて恐怖となって凍りつく。
「うわああああああぁっ!!」
悠二は悲鳴を上げて回れ右して走り出した。
「逃さぬよ。しっかりと捕縛し、とっくりと診察してやろう!」
メフィストが神速もかくやと言うほどの高速で手を伸ばした。
「待てよこの野郎!」「止めてください!」
悠二にとって幸運だったのは、彼を止める者達がここに居たことだ。
きっと、居なかった場合のifストーリーではヤバイ目に遭っていた事だろう。

「気を取り直して、今度こそ診察といこう。安心したまえ、本当に診察だけだ」
二人の制止により真面目になったメフィストが言う。
「だが、やはり上は脱ぎたまえ。何、重ねていうが誓って診察だけだ」
「…………はい」
悠二は不安げにしていたが、志摩子と終と見つめ合い、信じる事にした。
(……って、二人に見守って貰うって事は、志摩子さんにも見られるって事じゃないか)
上半身だけ、水着姿のようなものだと思っても、肌を注視される事には変わりない。
誰かは知らないが、同年代位の異性に半裸を見られると思うと、それはそれで気恥ずかしい。
しかし、目の前にいる美形の医師から感じる不気味な敵意ではない謎の感情を思うと、
一人でも多くの人に見守っていてほしいのもまた事実だった。
悠二は恐る恐る上着を脱ぎ、上半身を露わにした。

「では、始めよう」
美しき声の主の美しき繊手が胸に触れ……悠二は息を呑んだ。
メフィストの指が、まるで水面に沈むようにずぶずぶと悠二の中に沈み込んでいくのだ。
(これは……零時迷子を暴かれた時の!?)
直接悠二の中の零時迷子に触れる事により、それに掛けられた制限を調べようというのか。
「待った、零時迷子には元から戒禁という防備の仕掛けが……」
「いや、そこまで調べる必要はあるまい」
メフィストの手がピタリと止まる。
「……有った。君の構造が幸いしたな。
いや、それともこの仕掛けは刻印とは別口なのか。
何にせよ予想は当たり、そして……よく、私の診察を受け容れてくれた」
胸に潜ったままのその手がぐるりと半回転したかと思うと、何も持たずに引き抜かれた。
次の瞬間。
「――!!」
悠二は、声も無くビクンと体を折り曲げる。
「大丈夫ですか!?」
志摩子が倒れそうになる悠二の体を支える。荒い息を吐く悠二。
それを見た終が血相を変えてメフィストに噛みつく。
「おい、あんた何したんだ!?」
「落ち着きたまえ」
「これが落ち着けるかよ!」
何か危険な事をしたのではないか。そう思う終に、メフィストは淡々と告げた。
「彼専用の制限を取り外しただけだ」

世界が激変していた。いや、本来の色を取り戻していた。
封じられた、かつて時間を掛けて徐々に慣れていった感覚が、一瞬で目覚めていた。
(存在の力が感じ取れる!?)
だが、その次の瞬間、世界全体に強烈な違和感を感じた。
更に次の瞬間、違和感は異物感にまで拡大し、視界が白く染まり、奔流が全てを……
ぴたり。
額に指が当たる感触と共に、感覚の爆発は止まった。
「……何か見えたかね?」

「…………何も」
悠二は青ざめた表情で答える。
「存在の力が全部見えたけど……一瞬だけだったし、鮮烈すぎて何も判らなかった」
「そうか。今はどうだね?」
「今は……」
ハッと目を見開く。
「……判る。完全ではないけど、朧気に力を感じ取れる」
メフィストが宣した。
「術式は完了した」

「凄いな、制限を外せるのか!?」
終が目を丸くする。
メフィストは少し沈黙し、首を振った。
「…………生憎、この少年に掛けられた制限が他より多く、その分が外せただけだ。
何故かは判らないが、彼に掛けられた制限は他よりも徹底的だった。
だが、何重にもなっていれば一つは綻び、判りやすい物が出来てしまう。
私はそれを外しただけだ。他の制限が何処に掛けられた物かもまだ判らない。
彼の魂に元から鍵穴が有った事も幸いしたな」
今の彼の心霊手術は殆ど使い物にならない。
だが、元から蔵として作られた、開ける事を前提とされた魂なら話は別だ。
「これで他と同条件という程度だろう」
「それでも、ありがとうございます!」
思わず敬語になる。
朧気ながら力を感じ取れるようになった今なら、
すぐ近くまで行けばシャナにもコキュートスにも気づくことが出来るだろう。
「せめて何かお返しを……」
「何、君の体を隅々まで……」
それは代償が怖ろしく高く付く気がしてならないので何か別のお返しを……!!
そこまで考えて、本来の目的をまだ果たしていない事に気が付いた。
「……お返しに、物語についてお話します」

メフィスト、志摩子、終の三人は、悠二と別れた。
一通り情報を交換すると、悠二はシャナと長門という少女を知らないかと訊いた。
そして、シャナという少女に出会ったら『C-8の港に行った』と伝えて欲しいと言い残し、
三人と別れて港に向かったのである。
もちろんカーラに狙われている彼を一人で行かせるのは何かと不安も有ったし、
せめて武器を渡そうとしたのだが――
(特に終は、支給品の魔剣が半ば彼の物だったと知り、押しつけようとさえした)
悠二は制限の緩和をしてもらった上、自分にも銃が支給されているからと断ったのである。

「……大丈夫かな、あいつ」
終が心配そうに呟く。
「何、力は弱くともなかなか機転が効く、見所の有る少年だ。無事だろう」
「メフィスト医師の太鼓判が押されれば安心ですね」
志摩子がにこりと笑った。
「ところで、先ほどの『物語』という物はお話いただけないのですか?」
「うむ。少し様子を見てから決めるつもりだ」
「そうですか」
物語の法則を聞き、メフィストだけは『鏡の物語』そのものも耳にした。
それは単なる意志の強さで耐えられる物かはまだ判別が付かない。
だから、メフィストは志摩子にも、終にさえ物語を伝えないでいた。
「ところで、俺も気になる事が有るんだけど……」
「何かね? 終君」
メフィストはその言葉に敵意が篭もっている事に気づいた。
終は目に疑念と警戒をたっぷり湛えながらいった。
「あの坂井って奴と話してる時、不穏当な発言が幾つか有った気がするんだけど……
 おまえ、やっぱり『そういう趣味』なのか?」
「……なに、ただの冗談だ、そう気にしないでくれたまえ」
あっさりと受け流す。
「そ、そうか、それなら良いんだけどよ……」
「うむ。君に警戒されるのはとても悲しい事だ」
「………………」
何処か間の抜けた緊張感が漂っていた。

一方、3人と別れた悠二は更に北東に向かっていた。
「右手には長い階段か。……ちょっと危なそうだな」
階段は見晴らしが良く、足場が不安定な場所だ。
彼の支給品である狙撃銃が最高の性能を発揮する場所だろう。
だけど、逃げるのに向かないのは致命的だ。
万全の状況を整えても尚、自分が弱者である事は知っている。
どれだけ悔しくてもそれが事実だ。今はそれを前提にするしかない。
「えーっと……前進すれば川があるのか」
川沿いに進む事にし、直進する。
周囲に気を配りながら、緩やかな下り坂を進んでいく。
すると……死体を見つけた。
「――――っ」
息を呑む。
2mにも届こうかというその巨漢は、首をねじ切られ、死んでいた。
(これが、死体……)
死斑を浮かべ、血の池に沈んだ無惨な死体。
紅世の従との戦いの犠牲者はそれさえも残せない。この島の犠牲者は見ていない。
だから、これが悠二が初めて見た、人間の死体だと言える。

(……少し、気持ち悪い)
でも、それだけだった。
(大きすぎる。埋葬はしてあげられないな)
冷静に周囲を見回す。血の海の中には美しい剣が。その少し遠くには眼帯が落ちていた。
「……すみません。もらっていきます」
自分でも気づかない内に、恐怖も罪悪感も麻痺した心が、冷静に遺留品を拾わせる。
悠二は水晶の剣を拾い上げた。
そして、死体に背を向け、川に向かって歩き出した。
森の入り口の川で洗おうと、そう思って。だけど……
「……水が、無い?」
地図に記されているはずの川は枯れていた。
仕方なく川を渡って、森との境目を上流に向かう事にした。
上流の湖に行けば、少しは水も残っているだろうと思って。

しばらく歩いて、悠二は遠くから近づいてくるバイクの音を耳にした。
(そんな物を支給された人も居るのか?)
何にせよ、人が来るなら話をしよう。
物語を伝えて、シャナと長門を知らないか訊いてみよう。
そう思った時……二つの事に気づいた。
「って、こんな物を持っていたらまずいじゃないか!」
血の池から拾い上げた水晶の剣は当然のように真紅に塗れていた。
更に拾い上げた手までも血で汚れていたのだ。
こんな様を見たら、間違いなくゲームに乗った人間だと思われる。
そしてもう一つ……
「なんだ、この気配!?」
ぞくりと寒気が走る。
バイクの音が近づくと共に強まる、何か異様で奇怪な気配。
悠二は慌てて森に駆け込み……数十秒後、バイクが通過した。

「それにしてもおっかないよね。
さっきも死体が転がっていたし、剣山生け花ってこの事かな」
しばらく沈黙が続き……ベルガーがツッコミを入れた。
「もしかすると、屍山血河か?」
「そう、それそれ」
難易度高すぎである。
「ところで、揺れが激しくなっていますけど、サイドカーは大丈夫ですか?」
『ああ、大丈夫だ。支障はない』
影で出来たサイドカーに乗る保胤に、首無し騎士(デュラハン)のセルティが返答を返す。
「それより、さっきの『ふもふも』言う怪物は来てないだろうな?」
「大丈夫ですよ。橋から……直接追っては来ても、回り込まれはしないはずです」
自分達が南に行ったからそれを追ったかもしれないというだけの返事を返す。
丁度その瞬間、バイクは坂井悠二の目の前を通り過ぎていった。
「やれやれ、あいつのおかげですっかり時間を喰っちまったぜ」
そして、最後に呟いたベルガーの愚痴は……
「合流したらシャナって嬢ちゃんと刀との事も有るのに、疲れる事ばかりだな」
悠二の耳に、届かなかった。

(まずは、少しでもいいから血を落とさないと)
悠二はデイパックから水が1000ml入ったペットボトルを取り出して、水晶の剣に注いだ。
「……あれ?」
こびり付いていたはずの血糊が異様なほど早く水に溶け、洗い流されていく。
ペットボトルの水を使い切る頃には、手に付着した血飛沫まで綺麗に洗い流せていた。
首を傾げつつ、これからの事を考える。
(今のバイクは何だったんだ? それにふもふも言う怪物って……あの怪物か?)
セルティと、彼女が生み出した影のサイドカーの気配を警戒し、隠れていた茂みから出ると、
バイクの走り去った先と、バイクの来た方向を見渡した。
「あの化け物がここを通る可能性も有るのか。それに、あのバイクも不気味だったし……」
現在地点はB-6の最西端の辺りだ。
ここから川沿いにC-6、C-7、C-8と進むつもりだったが、
このルートが危険となると……
「森の合間を北沿いに抜けて、海岸沿いに向かうか」
A-6、A-7と灯台へ抜けて、そこからC-8に向かうルートを選ぶ事にする。
「よし、行こう」
悠二は北に向けて歩き出した。
こうして、彼は知らず知らずの内に……
自らを狙う魔女の手からも、自らの救いとなる少女の手からも擦り抜けた。

【B-6/森沿い/1日目・13:10】
【坂井悠二】
[状態]:健康(感染)/制限並程度に緩和
[装備]:狙撃銃PSG-1、水晶の剣(オフレッサーの遺留品)
[道具]:デイパック(支給品一式、地下水脈の地図 (かなり劣化)、
保存食10食分、茶1000ml、眠気覚ましガム、メロンパン数個)
[思考]:1.シャナ、長門の捜索。2.異界に耐性ある人に物語を知らせる。3.北回りに港C-8に移動
[備考]:悠二のMAP裏に零時迷子のこと及び力の制限に対する推論が書いてある。
ただし、制限の推論が正しいかは不明。
IAI製缶詰はC-3のスーパーの奥に放置されました。
水晶の剣が、魔女の水により洗い浄めらた事による影響の有る無しは不明。
制限が他の参加者と同程度に緩和され、感知能力がある程度復活しました。

【C-4/一日目/13:10】
【藤堂志摩子】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイパック(支給品入り)
[思考]:争いを止める/祐巳を助ける

【Dr メフィスト】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:デイパック(支給品入り)
[思考]:病める人々の治療(見込みなしは安楽死)/志摩子を守る
[備考]:物語とその仕組みを聞きました。

【竜堂終】
[状態]:健康
[装備]:ブルードザオガー(吸血鬼)
[道具]:なし
[思考]:カーラを倒し、祐巳を助ける

[チーム備考]:この後、[395:今、一人が死んだ]に続きます。
物語本体を聞いたのはメフィストだけです。

【B-6/枯れた川沿い/1日目・13:10】
『ライダーズ&陰陽師』
【ダウゲ・ベルガー】
[状態]:心身ともに平常
[装備]:エルメス(サイドカー装着) 贄殿遮那 黒い卵(天人の緊急避難装置)
[道具]:デイパック(支給品一式+死体の荷物から得た水・食料)
[思考]:保胤に刻印について聞く。 仲間の知人探し。
 ・天人の緊急避難装置:所持者の身に危険が及ぶと、最も近い親類の所へと転移させる。

【セルティ・ストゥルルソン】
[状態]:やや強い疲労。(鎌を生み出せるようになるまで、約6時間必要です)
[装備]:黒いライダースーツ
[道具]:携帯電話
[思考]:静雄の捜索及び味方になる者の捜索。ベルガーとの情報交換。
    長期的には何をしていくべきか保胤と話し合う。

【慶滋保胤】
[状態]:不死化(不完全ver)、疲労は多少回復
[装備]:ボロボロの着物を包帯のように巻きつけている
[道具]:デイパック(支給品入り) 、「不死の酒(未完成)」(残りは約半分くらい)、綿毛のタンポポ
[思考]:静雄の捜索及び味方になる者の捜索。 島津由乃が成仏できるよう願っている

[チーム備考]:エルメス(サイドカー装着)に乗ってC−6へ移動。

2005/07/16 修正スレ169

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