作:◆vQm.UvVUE
(殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、
殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す)
平和島静雄は怒っていた。ゲームの主催者に、ゲームそのものに、臨也の存在に
このゲームに乗った連中に、数少ない友人であるセルティがここにいることに。
だからこそ、静雄は吼える。
「殺す、絶対殺す、確実に殺す、臨也も!このゲームを企画した馬鹿も!このゲームに乗った奴も!完全に殺し尽す!」
そう吼えなければ、自分自身の怒りで自分の体が壊れてしまう。
真実、静雄はそう信じていた。
吼えることにより怒りを、衝動を、自分の中で溜め込むことで静雄は何とか理性に沿って行動ができる。
本当なら開放してしまえばいい、怒りを思う様に、ここでならそれは許される。
だが、このゲームに乗るような行為を静雄自身が許せない。許せるわけがない。
怒りの無限循環は静雄に更なる力を与えつづける。
「とにかく、まずはセルティを探すか」
吼えた事により多少落ち着いた静雄はまず、この狂った空間で唯一の友人を探す事にした。
しかし人生とはままならない物だ。しばらく歩いてると静雄とは逆方向から複数人の声が聞こえてくる。
やけに尊大な声と、困ったような少女の声。
やがて少女と、何かを力説している、やけに小柄な少年と、何故か気絶している少年の姿が静雄の視界に映る。
少女も静雄を確認したのか、緊張にその動きがぴたりと止まる。
しかし、少年は止まらない、なにしろ、何も見えてはいないのだ、色々な意味で。
なんといってもぐるぐる動き回りながら、倒れてる少年と、静雄の登場で若干怯えたような表情になった少女にわめきちらしているのだ。
それはまるで運命のように、静雄の体にぶつかった。
ぶつかる事でようやく静雄の存在に気づいた少年が静雄に吼える、どうやらぶつかった事に怒っているようだ。
「何ぼーっと、この俺様の進路に突っ立ってんだコラっ!畳の上で正座し殺すぞ!」
ボルカノ・ボルカンだった。
【E-6 一日目 2:15分】
【平和島静雄(037)】
[状態]:健康
[装備]:山百合会のロザリオ
[道具]:通常の初期セット
[思考]:とりあえず、自分を殺すとか言ってるのを・・・・・・
【闘犬ご一行様(キーリ・ボルカン)】
【キーリ】
[状態]:正常
[装備]:超電磁スタンガン・ドゥリンダルテ(撲殺天使ドクロちゃん)
[道具]:デイパック(支給品入り)
[思考]:ハーヴェイを捜したい、ゲームから抜け出したい。
【ボルカン】
[状態]:正常
[装備]:かなめのハリセン(フルメタル・パニック!)
[道具]:デイパック(支給品入り)
[思考]:キーリについて行く。打倒、オーフェン。
【古泉一樹】
[状態]:気絶状態
[装備]:なし
[道具]:デイバック一式。
[思考]:SOS団の合流