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043:焦燥

作:名も無き黒幕さん

最悪だ。
デイパックにはリボルバーが入っていたが、弾がない。
つまり鈍器ぐらいしか使い道がない。
しかも知覚眼鏡が没収されてしまっている。
さらに名簿にはギギナとクエロの名前が載っていた。
クエロはもちろんのことだが、ギギナも俺を殺そうとしてくる可能性がある。
「くそっ、早く協力者を集めた方が良いな・・・」
方位磁石で確認したところ、東に林と灯台が見える。
「・・・いつまでもここにいるわけにもいかないな」
そう呟き、俺は周りを警戒しながら東へ向かった。

【残り105人】

【A-6/砂浜/一日目・0:24】

【ガユス】
 [状態]:不安
 [装備]:リボルバー
 [道具]:支給品一式
 [思考]:協力者の探索

リボルバー・・・コルト社製 パイソン 357マグナム 2.5インチ

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