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お便り&情報BOX

●第79回 東京ゲームショウ2003 (3)●

今回も引き続きDream MANさんのからの投稿です。



続いては「真・女神転生IIINOCTURNEマニアクス・スペシャルトークショウ」になります。
前半を、金子一馬氏と山井一千氏(チーフディレクター)、
後半を、岡田耕治氏と田中剛氏(カプコンで「DMC」をプロデュースした人)がそれぞれ開発裏話をされていました。
ここは色々なゲーム情報ウェブで紹介されているので、私が覚えている部分だけをダイジェスト的に連ねていきます。


■前半

  • 最初出していたものは削って易しくしたものだが、ファンのやりこみを 知って、
    削った部分を新要素にした特別バージョンを出そうと考えた。
  • やりこみ要素が充実しており、かなり遊べるようになっている。
  • 難易度はかなりハードで、「マゾヒスト」のサブタイトル案もあった(笑)。
  • 今回は悪魔側の話で「死」がテーマの一つになっている、ほかにも色々要素がある。
  • 追加悪魔はおなじみな感じの悪魔が出てくる、「マニアクス」なタイトルだけにマニアな人には「ニヤリ」とする所がある。
  • 具沢山で、ダンジョンも多く、数時間では終わらない。
  • 「なんでこれ出ないの!?」な悪魔もでる、「ハエ」とか・・・
  • 「夜の歌舞伎町」の悪魔も仲魔になるらしい。
  • 前作のデータを持っていると得することがあるらしい。
  • 「完全新作」も作っているらしい!?

後ろの巨大モニターで、今回の新作ビジュアルが色々紹介されていたのですが、
「死」のイメージを出すために主人公の周りに魔人を配置したビジュアルがありました。
すでに紹介された弓を持つ「ホワイトライダー」以外に、剣・天秤・大鎌をもつ髑髏の騎士が主人公の周りを囲んでいました。
どうやら、黙示録の四騎士は全員登場するみたいですね。

■後半

  • 「ダンテ」はカプコンと何か出来ないかと考えていたら、開発スタッフの希望で決まったとの事。
  • お願いする順番を飛ばして、自分で作ったダンテのビデオを田中さんの所に「見てくれ!」という感じで送ったらしい。
  • 田中さんに最初見せたものは、攻略本や設定資料集を見て手探りで作ったもの。
    でも、後で正式にデータや素材をもらって作った。
  • 細かい所までカプコンがチェックしたので、かなり膨大な仕事量になった。
  • そのため、岡田さんは毎週のように大阪(カプコン開発室)まで行っていた
  • ダンテの最初の登場シーン(第77回のレポにあったあの部分)は、
    最初田中さんに見せようとしたものなので、かっこよく出来ている。つまり意図的に狙って作ったもの(笑)
  • ダンテの強さのイメージを崩さないため、バランスの微妙な加減に苦労した。
    最初は強すぎて主人公が死にまくりだったらしい・・・
  • アトラススタッフが作ったダンテは、田中さんが見てもよく出来ていて楽しみだそうです。
    また同じく巨大モニターで紹介されていたのですが、ダンテと主人公の鬼ごっこのシーンがありました。
    なかでも印象に残っていたのが、追いついたダンテが、主人公の後ろにガンを突きつけて、
    「・・・もう終わりにしょうか。」「チェックメイトだ。」とか言って、ニヤリと口元だけ笑みを浮かべるというものでした。
    かなりニヒルっぽさが出てて、ゾクゾクしました(笑)

/ Dream MAN


KAZ /  大急ぎでまとめて頂いてありがとうございます♪
皆さん、やっぱり気になって気になって、ギラギラして夜も眠れませんからね(笑)

私なりに気になった部分を赤くしてみました。赤だらけです(笑)
確かに「真・女神転生III -NOCTURNE」になるにあたって、初心者でもすぐに理解できるようにとの作りから
従来のファンからすると色々な部分で簡略化されてしまって、“物足りない”部分があったのは否めません。
しかし、それをすると新規ユーザーが敬遠してしまいます。
東京ゲームショウ2003のニュース番組を見ていたのですが、やはりどのメーカーも、
複雑になったゲームをシンプルにすること、ゲームは難しいものではなく、楽しいものだということを
再認識して貰う事が最大のテーマで、今後のゲーム業界発展の課題だとありました。
アトラスさんも、この微妙なバランス取りに日々苦労されていることと思います。
でも今回は「マニアクス」、別名「マゾヒスト」。待ってました、ヒーヒー言わせて頂きましょう(笑)

やはり気になるのはお馴染みの悪魔、「ハエ」「カブキチョウの帝王」、待ってました\(⌒O⌒)/
前作のデータ継承はやはりあるようなので楽しみです。完全新作も期待大。
そしてどうしても先に目に入るのは悪魔絵なので、金子一馬氏に注目しがちですが、
岡田耕治氏のこのこまめなカプコン訪問があってこそだと言うことも忘れてはいけませんね☆
そしてこちらがダンテ、DMCに興味を持ったと同時に、DMCファンも真・女神転生に興味を持ったことでしょう。
真・女神転生の世界に興味を持たれる方が増えると言うことは大変嬉しいことです(^^)

ちなみに黙示録の四騎士を紹介。

  • ホワイトライダー…白い馬の乗り手、弓を持つ冠を戴く者、「世界」
  • クリムゾンライダー…赤い馬の乗り手、大きな剣を携える破壊の使者、「力」
  • ブラックライダー…黒い馬の乗り手、輝く天秤を持つ者、「正義」
  • ペイルライダー…青白い馬の乗り手、死を従えし者、「審判」



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