続いては「真・女神転生デビルチルドレン・メシアライザー」を試遊したレポートです。
■概要
このゲームはRPGではなくリアルタイム・シミュレーションのゲームです。
「デビルチルドレン 光の書・闇の書」で登場した主人公ジンとアキラ、
そしてパートナーデビルのランドとゲイルが新作では一緒に登場して、
各ステージで交互にプレイする作品になっています。
お話は「光の書・闇の書」と同時並行なようで、もちろんレナやナミも一緒に登場しています。
■システム面
ジンはランドと、アキラはゲイルと一緒に、
「いどう」「こうげき」「まほう」「コール」「もどる」のコマンドを使い、
カーソルで仲魔や移動場所を指定してデビルごとにコマンドを入れていきます。
敵デビルは自分が発見されるまで行動はしません(最初のうちはそのようです)。
発見されると、敵デビルも移動して攻撃をや魔法を唱えてきます。
敵デビルは倒すとタマシイのようになり、確保すると「仲魔」になります。
ステージ上の敵デビルを全滅させるとクリアです。
「いどう」は自分もしくは移動させたい仲魔をカーソルで指定して、
どこまで移動するかを指定すれば、そこまで直線的に移動します。
ステージによってはダメージゾーンがあるので回り道も考えないといけません。
(飛行タイプのデビルはダメージゾーンを、無ダメージで通過できるのもいます)
「こうげき」は敵デビルを直接攻撃するものです。
敵デビルが複数居る場合はカーソルで優先的に攻撃するデビルを指定できます。
「まほうこうげき」は仲魔によって使える魔法の種類が違いますが、
「こうげきまほう」と「かいふくまほう」の2種類を確かめています。
「こうげきまほう」は遠くても敵デビルにダメージを与えることが出来ますが、
敵デビルに合った属性の魔法を持っている仲魔を呼ぶと良いでしょう。
また、「かいふくまほう」は指定した仲魔のHPとステータス異常を回復させます。
「コール」と「もどる」は呼びたい仲魔を呼び出す・ストックの戻します。
仲魔はそれぞれポイントがあり、自分が持っているポイントによって呼び出せる仲魔も決まってしまいます。
また、仲魔は呼び出した時は卵のままなので、行動できるようになるには時間がかかります。
呼び出す仲魔の数・攻撃力・防御力・魔法によってステージ難易度が変化するので、この部分は重要ですね。
以上が、私が試遊台で体験して分かった部分です。
リアルタイムなので、自分や仲魔のコマンドを変更するの分かりにくかったり、間に合わなかったり
で難しいという感じで、あまり遊んでいる人が居なかったようでした(苦笑)。
まあ、慣れれば、面白みが出てきそうなゲームといった感じですね。
気になる発売日と価格ですが、確か2004年冬で価格未定だったような…すみませんです。
これで、4回に渡った東京ゲームショウ2003のレポートを終わります。
/ Dream MAN
KAZ /
アニアクスの陰に隠れてしまったメシアライザー情報です♪
「リアルタイム」とありますが、敵味方交互にコマを進める「ターン制」(将棋)ではないでしょうか?
携帯だと「アプリdeコール!」、他社だと「ファイアーエムブレム封印の剣・烈火の剣」等、
が近い感じのものではないでしょうか?
敵デビルはおそらく最初の内は、自分の攻撃範囲に入って来た時に攻撃してくるのでしょう。
持ち場を守っているデビルもいれば、目的を持って行動してくるデビルもいる。
種族によって移動コストが設定されていて、獣種族は森の移動が得意だとか、
鳥種族や天使種族は空を飛べるのでどこでも移動が楽。でも雷に弱い、等もあると思います。
平原で戦うよりは森で戦った方が隠れる場所があり避けやすいという地形効果や、
魔法で攻撃すれば反撃を受けることなくダメージも与えられるので
まずは魔法で弱らせ、直接攻撃で反撃を受ける前に倒す、といった
より有利な戦闘を行う戦術を練るのが楽しみでもあります。
そして各マップに設定されているクリア条件(敵を全滅等)を満たし、
ひとつひとつストーリーが展開していく…といった感じだと思います。
何よりSRPGのポイントはレベルアップによる自軍のユニットの成長、
そして更に女神転生特有のユニット同士の合体が最大の魅力でしょう。
戦略もさることながら、この“育てる”部分がまた楽しいかと思います。
逆に敵同士が合体して思わぬ強敵になる…といったこともあるかもしれませんね。
複数のデビルを召喚し、色々な行動を指示することが出来るので、
デビチル本編よりも各デビルに対する愛着は強くなると思います♪
「輪舞曲」でパッタリ途絶えてしまった「魔神転生シリーズ」ですが、
この「メシアライザー」の登場でまた見直されるかもしれません。
要望が高ければ「魔神転生シリーズ」がPS版として復活!も夢じゃないかも!?
こ年始辺りを目指して開発が進んでいるようなので
徐々に情報が公開されていくのを楽しみに待ちましょう!
4回に渡り、東京ゲームショウ2003のレポートをお送り頂いた
Dream MANさんに改めて感謝☆ ありがとうございました(^^)
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