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tomiyumi webせむかたなきよしなしごと ― 2008年1月前半

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2008年1月前半

 
 
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1/1(火)

限りなくのんびり過ごす。



年末にFF4DSを買っていた。
ちょくちょくとやって
ゾットの塔まで来た。

敵が強すぎるよFF4DS。


1/2(水)

親戚の新年会で
驚くほど飲んだ。


1/3(木)

FF4をかなり進める。



ぎしゅう氏に借りた
キテレツ大百科を読む。
ドラえもんと
使い回してるネタがいっぱいあるが、
さすがに面白い。
キテレツ斎さまの天才っぷりったらない。
すこしふしぎどころか、
おそろしくふしぎだ。



姉夫婦の家もWiiを買ったらしい。
そんなにゲームをするような人達じゃなかったのに。
Wii Fitは売り切れていたらしい。
任天堂ゲームが本当に広まっているのを実感する。


1/4(金)

FF4クリア。

楽しみました。
そりゃあ、面白かったです。

小学校のとき、
DQ派とFF派があった。
僕は断然DQ派だったが、
FFの人気はFF3を皮切りに鰻登り。
FF4の頃にはDQ派を圧倒していたように思う。

で、僕もFF4でFFにどっぷりとはまった。
何度もやりました。
かなり思い入れがある。

だからか、今回のFF4DSは、
個人的にはちょっと不満点が多かった。
期待が高すぎたのかもしれない。

スタッフのFF4への愛情や
リメイクへの気合いは感じた。
それに敬意を感じているのは間違いないが、
それでも気になるところが多かった。
まあ、ただ僕がそう感じたということで。


発売前のスタッフのインタビューで、
サウンドにこだわっている、
という話を読んでいたので
サウンドにすごく期待していた。
FF4の音楽は5と並んで大好きだ。
小6のときCDをものすごく聞いていて、
かなり隅々まで頭に染みついている。

で、今回のサウンドだが……
もう、至る所が気になって仕方なかった。
最初、それでゲームに集中できなかったくらい。
そんな人ほとんどいないだろうけど。

インタビューでは、
当時のデータがないため、
耳コピで打ち込んだと言っていた。
そして、当時のファンに
「あれ?」と思わせないように心がけた、
と言っていたのだが、
正直、ぼくは「あれ?」がすごく多かった。

まず、耳コピがところどころ間違ってると思う。
細かい部分が、大事な部分が間違ってて気持ち悪いよー。
これが「あえて変えた」だったら嫌だ。
植松さんほんとに監修したのか? と思った。

特に違和感がすごかったのが、「バトル1」。
冒頭の、
「ラーードーーファーミーレードーシドシラシーードーレーーシーソー」
の「シドシラシー」の部分のコード、
これは原曲では一回目と二回目で違い、
これが素晴らしい響きでとても良いのだが、
DSでは同じコードになっているのだ。
さらに、その後のハモりも気持ち悪い。
おいおい、それはさすがに違うだろうよ、
と思うんだが、植松さんはこれにOKを出すのか……。
とうとう最後までこれは慣れなかった。
毎回そこで、記憶で鳴っている音と
実際に鳴っている音が違うのだ。
なんせ、一番よく聞くバトルの曲がこれだとキツい。
他にも、「メインテーマ」もメロディが違う。
最後の半音階のおいしいところが、
普通のスケールになっていて拍子抜けるのだ。
「ダムシアン城」もおかしい気がする。

あと、「愛のテーマ」「少女リディア」に
なぜ前奏なんかつけたんだろう。
あれは、いきなり流れるからいいのに。
違和感がありまくった。
「街のテーマ」の前奏もくどかった。

あと、音もなんか重みのない変な音。
「赤い翼」のタムのへっぽこな音はいったい……
あれならスネアロールにしたほうがましでは……
(「赤い翼」と言えば、DSでは「赤き翼」になっていたが、
 なんで変えたんだろう。そのままでいいと思うが。)

さらに、打ち込みがベタ打ちすぎないか……
って、ああ、めちゃくちゃ書いてしまう。
それほど、違和感を感じまくってしまったのだ。

あと、ボイスも……
声の演技が、絵に合ってないなあ、と思った。
このシチュエーションで、
そのテンションで喋るかあ? とか。
絵を見ずに台詞だけ渡されて読んだんじゃないかなあ。


システム面では、
戦闘がきつかった。
戦略うんぬん以前に、
全体攻撃で即死とか、
ファミコン時代みたいな辛いバランス。
まあ、それはそれで楽しかったけど。

あと、シナリオって
こんなにご都合主義なシナリオだったっけ?(笑)
遠隔操作で飛空挺が戻ってるとか、
なんか笑ってしまった。
死んだと思ったキャラはほとんど生きてるし。
あと、石化しただけでなぜ壁が止まるのだろう。
地面とくっついて石化するのだろうか。
でも、あんな子供二人ぶんで止まるほどヤワな「壁迫り」って(笑)。
そして、かかっていたはずのカギはいつ外れたんだろう……

ロードの短さとか、
すごい技術のかたまりなんだろうなーと思う。
3よりも早く感じたし、
ほとんどストレスを感じない。
でも、あれでもややもっさり感じてしまうのが悲しい。

あ、そうだ、
メニューでケアル全体がけするときの
Aボタンを受け付けない一秒間くらいの間はなんなんだろう。
下画面のアニメーションはいらないから、
サクサクとボタンが押せるほうが重要では……

あと、メッセージウィンドウのレスポンスが変だ。
街などでは隠しアイテムを見つけるために
みんなAを連打しながら歩くと思うが、
ウィンドウが出た瞬間に閉じてしまうことがよくあった。
メッセージが流れるように出るのではなく
一気に表示されるのでそうなるのか。
ちょっとくらい「ため」があったほうが良いのでは。


ああ……いっぱい非難してしまった。ごめんなさい。
ちょっと残念に思ってしまったのです。
でも、クリアするほど楽しみましたよ。
……説得力ないか。

しかし、隠しボスと戦うには
もう一周しなくちゃならんというのは
いただけないと思うぞ。
それは、「二回遊ばせるための工夫」ではないだろ。


1/5(土)

ぎしゅう氏に借りていた
「鉄子の旅」読了。

18きっぷで東京に行くことからわかるように
電車の旅がけっこう好きな者として、
非常に楽しく読んだ。
電車旅に出たい。

そして、横見さんは偉大だ。
誰しも「横見さん成分」は持っていようが、
凡人はそれを抑えて生きているのだ。

鉄子の旅は、
横見さんが私鉄の駅を制覇したあたりから
どんどん軌道に乗ってきたのが感じられ、
クレッシェンドにスカッと終わって
読後感が気持ちよかったです。


1/6(日)

これもぎしゅう氏に借りた
「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」
を始める。

RPGのシステムの本質はHPであり、
すべてのパラメータは
HPを0にしないためにあるのだから、
ルピーしかパラメータがないというのは
RPGの最も単純な形だ。

このルピーをめぐって
いろんなアイデアがちりばめられている。
これがまた、任天堂らしい。


1/7(月)

そして休みも終わり。

完全に頭がボケている。
そして、身体がこたつに慣れすぎて寒い。


1/8(火)

オールザッツを少しずつ見る。

客がおかしくないか。
「えっ!?」という採点が多い。
ウケるはずのところがウケない。
最初のほうなんてどうなることかと思った。

プラスマイナスの兼光はすごすぎる。
どの真似もすごい。
麻雀というタモリへのリスペクトも良い。

モンスターエンジン、
鉄工所のほうもすごく良かったが、
仁鶴の歌う「しるし」が死ぬほど面白かった。
「しるし」なのがもうツボ中のツボです僕の。

あとは、ポン太のたかじんが面白すぎた。
マヨネーズを使うとは、天才的だ。
友近のネタも良かった。


1/9(水)

オールザッツ見終わった。

後藤秀樹のネタが、
例年になく普通に面白かった。

モンスターエンジンの伸びがすさまじい。
にのうらごの頃と全く違うように見える。
感動的なほどの化け方だ。

若槻千夏を笑わせようとしていた若手、
「モノマネ」多いなあ。
って、あれだけの短時間だからってのもあるが。
フットカットに出てる組でもモノマネが多い。

ポン太はネタのほうも素晴らしかった。

今年輝いていたのは、モンスターエンジン、
プラスマイナス兼光、エロ詩吟、ポン太、
といったところか。

でも、過去最高に客席が冷えていたオールザッツだった。
バッファロー吾郎もいなくなり、
昔のオールザッツ感がどんどんなくなっていく。



今日のあらびき団は関西では
関東で年末放送された総集編。

はるな愛とジュニー・ザ・ピンボールで
死ぬほど笑った。
はるな愛は以前見たときも死ぬほど笑ったが、
やっぱりすごい。
もう、ずっと見てたいよ。
ジュニー・ザ・ピンボールも笑いが止められん。
なんなんだあれは(笑)。

やっぱこの番組はいい。
いま一番笑える番組だわ。
東野と藤井の二人だけという点と、
その二人が常に映っているのがすばらしい。
例えばはるな愛がゴールデンに出たとしても、
この番組ほど笑えないんだろうな。


1/10(木)

今日の金八は激しく良かった。
泣いてもいいですか。



おどるメイドインワリオを始めた。
これもぎしゅう氏からの借り物である。

こりゃあめちゃくちゃ楽しい。
ロンチのソフトですでに
Wiiリモコンを使い尽くしてる感があるな。

ちょっとでやめるつもりが
二時間以上やってしまった。
たぶん、ステージは一つを除いて全て出した。
最後のひとつが気になる。


1/11(金)

ゆずの新曲「ストーリー」が
「ラクティス」のCMで流れていますが
(ていうか綾瀬はるかと一緒にゆずが歌ってますが)、
あれ、北川さんの曲なんですね。
岩沢さんの曲だと思った。
岩沢さんが歌ってるからだろうか。

「いま走り出したぁ〜」の
「したぁ〜」の部分が岩沢曲っぽい。
導音を入れてるというのが。

どちらにせよ、
ああいう曲はゆずにしか歌えないね。
さわやかで、明るい曲(詞も)なのに、
どこかせつない。
稀有なミュージシャンだと思います。


1/12(土)

部屋の模様替えを一日かけてやった。

部屋の形、備え付けの押し入れ、
アンテナの位置などを鑑みると
大きく2パターンしか
レイアウトの選択の余地はなく、
2年おきくらいの頻度で
両者を行ったり来たりしているだけだ。

部屋の物は、動かすと容積が増える。
なので、いったんは
足の踏み場もないような状態になる。
その時に一度後悔するのがお決まりだ。

でももう後には引けないので、
メンドクサ我リヤになりつつも
最後までやるしかない。

なんとか終わらせたが、
思ったほどの部屋の変化感はなかった。
まあ、このレイアウトも2度目か3度目だからなあ。



おどるメイドインワリオは
すべてのゲームを出して
最後のミニゲームを出しました。
メイドインワリオシリーズでおなじみの
あのゲームの新ゲームが出てきた。
それなりに楽しいが、
しばらくはピンポンタワーをやることとしよう。


1/13(日)

毎年1月に古本市場からは
500円割引きになるハガキが届く。

それを使って、
けっこう安くなっていた
かまいたちの夜3を購入。

話が1と2の続きなので、
1と2のメインストーリーも遊べるようになっている。
1は記憶が色濃く残っているが、
2は一度やっただけでかなり忘れているので、
2の話のほうをひととおりやってから
3を始めた。

3、面白い。
2は1とだいぶ違った感じを受けるのだが、
3は1に近い印象だ。
脚本が1と同じく我孫子さんらしく、
この人の文章が肌に合うのかもしれない。


1/14(月)

ABCお笑い新人グランプリ。
審査員……これは、
実質大竹まこと一人の審査みたなもんか。
とか思ってしまう。

ジャルジャル一本目、
あのネタは強いよなー。

CUB&MUSIって初めて見たけど、
最初のハモリでいきなり爆笑した。
路上ミュージシャンは大抵ハモリが下手なこと、
それでもハモリたがること、
などを知っているから笑えたのだろうか。
そして、ハモリがおいしい曲の中でも
いきなり盛り上がるAメロで始まる「いつか」を選曲したことと、
(「いつか」は路上ミュージシャンに好んで歌われる)、
その上で、完璧にハモっていたのがたまらなかった。
「いきなりハモリに入ってくる」というシチュエーションだけでなく、
完璧にハモれているのが面白いのだ。
「友達の唄」を選んだのもツボ。
しかしこのネタ、
「東京コント嫌いな大阪人」は嫌いそうだな。

銀シャリも面白かった。
ツッコミ橋本の声は良い声だ。

ギャロップも面白い。
ガチガチに練習したネタって感じがして
アドリブの入る余地がないように思えるけど。
全然新しくないしぶっとんだ発想でもないけど、
なぜこんなに面白いのかなあ。

そして、最終決戦には
ギャロップ、ジャルジャル、銀シャリと
僕としては申し分ないメンツに。

最終決戦、
銀シャリは面白いところがたくさんあるが、
なかなかウケにくいね。

ギャロップ、
ほんとになんでこんな面白くなるんだろう。
めちゃくちゃベタなのに。
なんか、ボケかたがすごく笑えるんだよな。

ジャルジャルはこのネタか。
大竹まことが審査員ってのに合わせてきたような感が。

で、最優秀新人賞はギャロップ。
あー、よかったよかった。
これを機にどんどん活躍してくれ!
ネタよしキャラよし、M-1もいけるぞ!

ジャルジャルや銀シャリも良かった。
この世代は面白い!
何組か集めてガッツリとしたお笑い番組をやってほしいな。



かま3を一気にやってしまった。
連休前の計画がすべてつぶれたが、
後悔はしていない。

いや、面白かったです。
というか、この壮大な辻褄合わせの作業を
考えるだけで鳥肌が立ちます。

メインストーリーの最後の展開は
唖然とさせられるものだったが、
かまいたちだから受け入れられた。

ネットでググったら
スタッフのインタビューがいろいろ出てきた。
1のファンに2が不評だったので、
1のファンにも納得してもらえるようなものを……
という意気込みだったらしい。

しかし、これは
納得しない1のファンも多いだろうな、と思った。

思い出が美化されている部分もあろうが、
1はかなり衝撃的な面白さだった。

ミステリー編の出来ばえ、
キャラクターの魅力
(女性キャラのセクシーな雰囲気(中学生的目線での)も大きい)、
美麗なグラフィック
(SFC当時はすごかった。今見ても綺麗だと思う)、
音楽のすばらしさ、
ミステリー編が終わった後の
選択肢が増えて全く別の話が始まっていくあのワクワク感……

1のファンにとっては、
それらをひっくるめて「かまいたちの夜」だ。
3のシステムはすごく面白い。
だが、1のワクワク感を引き起こすものではなかった。

90ものエンディングがあるが、
仕組みがわかってしまうと
すごく作業的になってしまう。
主人公間で話がリンクしているので、
同じ話を3回ずつプレイしないといけない。
いや、それこそが3の売りであり面白いところなのだが……

「エンディングをコンプリートすると何か起こる」
というのがわかってしまっている以上、
ゲーマー心にはそれをせざるを得ない力が働く。
そのときに、ツリー状に話が変化していくシステムなら
そのどれもが「新しい話」だからずっと新鮮でいられるが、
3のシステムだと「また同じ話を見なきゃならない」と思ってしまう。
「埋める」という(勝手に感じている)義務感のようなものが、
「異なる視点を楽しむ」ということを忘れさせてしまう。

あと、1のファンの中にはそもそも、
2において1の話をゲーム内ゲームにしてしまった時点で、
どこか冷めてしまった人が少なからずいたと思う。
僕も、そうはしてほしくなかったと、
2を始めて1分で思ったものだ。(慣れたが。)


……とかなんとか3をやっていて思ったが、
エンディングを全て見たあとの紺のしおりのシナリオは
とても面白かった。
本編で気になりつつも
話を進めるうちに忘れていた伏線が
すべて明らかになり、
ほくそ笑めるような話だった。満足だ。

それを見た後の
追加エピローグも良かった。

あれこれ思うところはあれど、
よくできた面白いゲームでした。
1がまたやりたくなってきた。
バーチャルコンソールでやろうかな。
やっぱりかまいたちの音楽はSFCの音源が最高だ。


1/15(火)

DSのソフトとか、
ほんとに高値で売れるよなー。
FF4なんて、
古本市場で売値が3800円だった。
ちょっと心がぐらついてしまった。

しかし、ぼくは
買ったものは売らないことにしているのだ。
もの自体に愛着を感じてしまうのと、
数年後、数十年後になったら
必ず「取っといてよかった」と思うと思うのだ。

だから、いくら
5000円で買ったものが3800円で売れようと、
売らないのである。
新作を早解きしてすぐ売ったら
もっとたくさんのゲームを楽しめることがわかっていても、
売らないのである。

いずれ、「エンターテインメント部屋」を作って、
そこにゲームやらマンガやらCDやらをきれいに並べたいのである。
それを見たら、ぼくがどういう奴かが、
どういうものの影響で育ってきたかが、
よくわかることだろう。



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