remove
powerd by nog twitter
tomiyumi webこれまでのメモ ― メモ 2004年6月後半

7月前半へ   topへ   これまでのメモtopへ   6月前半へ
メモ 2004年6月後半


'04 6月後半のメモはこんな感じ!!

16(水)「シャレにならない話
18(金)「アンチゲーム脳
19(土)「俳句の切れ字、「や」は実は
21(月)「今週の大予言 / 電車の停止位置
22(火)「はたらこねっと
23(水)「分割されて届くメールにイラッとくる的な・トンデモ文編
24(木)「仮名の効力
25(金)「天津カルー
26(土)「十進→六十進の変換
27(日)「新鮮つり情報
28(月)「今週の大予言 / 日立のマーク
29(火)「コンタクトのアイシティ
30(水)「正確に発音せよ



6/16(水)【無疲労の日】

・ 【シャレ】

 シャレにならない話。





 「コーディネートはこうでなければ!!」

6/18(金)【ロック嫌の日】

・ 【アンチゲーム脳】

 うちの近くに、コープがある。生協である。

 ときおり大学からの帰宅途中買い物に寄るのだが、

 この間寄ったとき、あまりに暑かったので

 コープ内にあるマクドナルドでソフトクリームを舐めてみた。

 猛暑の中舐めるソフトクリームは格別であり、

 やはりソフトクリームは「食べる」ものではなく「舐める」ものであ



 とまあそれはどうでもいいのだが、

 その時、壁を見るといろんな貼り紙が貼ってあった。

 その近辺で開かれているダンススクールやらガールスカウトやら

 サークルやらのメンバー募集の貼り紙である。


 その中に、少年野球のメンバー募集もあった。

 その貼り紙に、目を奪われた。









 ものすごいテレビゲームへのアンチ度


 筆者の頭の中に厳然としてある、

 「テレビゲーム=悪、スポーツ=善

 の図式。


 3項目すべてテレビゲーム批判だ。他に言うことないのか。

 2番目だけ「テレビゲームでは」になっているのも謎だ。


 もはや単なる少年野球チームにあらず。

 「テレビゲームを捨てよ、野球をやろう。

 とかいう横断幕でもかかっているに違いない(?)。





 あと、上の三つの「大切にします」公約(?)の部分は、

 ハサミで切り取りたくなるレイアウトだ。

6/19(土)【呂クイックの日】

・ 【呂クイックとは】

 「呂」というのは、昔巨人にいた選手。

 呂が、速いのだ。




・ 【や】

 古池や 蛙飛び込む 水の音


 とは、芭蕉のあまりに有名な俳句である。

 この句で用いられている、

 「古池や」の「や」、

 これを切れ字と言う。俳句の大きな特徴のひとつである。


 一旦句の流れの「切れ」をつくったり、

 その短い文字の中に作者の思いを集約したりするのだ。

 これを使いこなす一流の俳人の句においては、

 十七文字というあまりに短い文字数の制約の中で

 絶妙な効果をもたらすものである。



 さて、そんな切れ字の「や」。

 そのたった一文字に俳人は深淵なる意味を籠める。


 ……だが、もしかしたら。


 ……考えるだけで恐ろしいのだが。



 この「や」が、

 関西弁の「や」だったら……。







 古池や 蛙飛び込む 水の音



 「古池や!!

 「ほんまや、古池や!!








 夏草や 兵(つはもの)どもが 夢の跡



 「夏草や!!

 「ほんまや、夏草や!!








 松島や ああ松島や 松島や



 「松島や!!

 「ああ、松島や!!

 「松島や!!!





 ……ということになる。

 恐ろしや。

6/21(月)【無慈悲の日】

・ 【今週の大予言】

 「涙がちょちょぎれる」を体感




・ 【電車を止める】

 駅のホームにて。


 電車が止まるときの扉の位置には、

 このような目印がつけてあったりする。









 これは、3番目の目印である。

 この位置で待っていれば、

 だいたい扉は目の前で止まる。



 と、ずっとそう思っていたのだが、

 その常識に疑念を抱きだした。



 というのも、

 もしかしたら




 これは、










 こうなのかもしれない。


 電車がこの目印で止まるのではなく、

 こいつが電車を止めているのだ(?)。

6/22(火)【無実の日】

・ 【こねっと】

 はたらこねっとというサイトがある。

 日本最大級の派遣情報サイトであるらしい。

 先日電車に乗ったとき、

 車内にこのサイトの広告を見かけた。

 メジャーな派遣サイトである。



 このサイトのロゴは、これである。








 非常にわかりやすい、シンプルなロゴである。



 が、こうするとどうか。







 途端に、

 「はらたいら」に見えてこないか。

6/23(水)【浪人さんの日】

・ 【分割されて届くメールにイラッとくる的な・トンデモ文編】

 さて、小倉優子は「ゆうこりん」と
 呼ばれて(呼ばせて?)いるらしいですし、
 井上和香なんかは「ワカパイ」だそうです。

 名前の後ろに何かを付け足すというのは、
 「ミポリン」以来の常套の手法ですね。
 こんなところにも古き良きアイドルの手法が生きているのです。

 しかし、「ワカパイ」というのはなんて露骨な愛称でしょう。
 まんまですね。
 そこだけかよ! って感じですね。

 あ、露骨と言えば、この前とてつもなく露骨な広告を見ました。
 電車の中吊りなのですが、某週刊誌の広告でした。
 MEGUMIのグラビアが載っているらしいのですが、
 そのグラビアのキャッチフレーズが
 「オッパイQUEEN MEGUMI」
 だったのです。それでいいのか、という感じですね。

 「オッパイKING KONISHIKI」
 とかやらないですかね。やりませんね。

 さて、そんな馬鹿話は置いといて、
 今日私が何を言いたいかというと、
 世の中わかりやすい方向に向かい過ぎているのではないか、
 つまり露骨ということが即ち価値となる時代なのではないか、
 ということです。
 露骨即是価値、価値即是露骨、なのです。

 一見多様な価値観が情報のカオスを形成しているかのように見えますが、
 その実は、ある主要な成分を表す軸があって、
 そこへ射影してやれば世の中は単純化されてしまうのです。

 則ちそれがゆうこりんでありワカパイである、
 おわかりですか?
 コリン星からやってきているのです彼女は。
 ワカパイは金を貸そうと言っています。
 それらはすべて多次元ベクトルの主成分軸への射影なのです。
 これは真理なのです。
 大学初年度級の線形代数学の知識さえあれば、誰にもわかり得る真理です。

 そこには慰めは要りません。
 あなたもそのうちわかるでしよう。
 悲しみの涙の雨に、濡れますか。
 私は濡れません。
 なぜなら、私は知っているからです。
 「ゆうこりんを侮るなかれ。
  ゆうこりんを嗤うものはゆうこりんに泣く」
 ということ

 続きを読む

6/24(木)【ムー地震の日】

・ 【仮名の効力】

 とあるスーパーの広告に目を惹かれた。

 ……スーパーがどうとかいうネタ多いな。

 ザ・生活感である(?)。



 ともかく、

 そのとあるスーパーの広告である。

 こんな広告なのである。









 「売切れごめん


 ごめん、とひらがなになると、途端にかわいらしい。

 このフォントもそれを助長している。


 売り切れたらごめん、というよりも、

 すでに売り切れました、ごめんね、

 という感じを受ける。


 すなわち、

 「売切れ!ごめん!」

 と思えてしまう。

 恐るべきひらがなの効力だ。




 カタカナだとどうか。


 「売切れゴメン


 これはあれだ、

 女の子が舌をペロッと出しているのだ。


 「売切れ……ゴメン!」


 やはりそうだ。ウインクもしている。

6/25(金)【ロウ2個の日】

・ 【かるー】

 うちの大学の学食には、

 「天津カレー」

 というメニューがある。


 天津飯のあんかけの代わりにカレーがかかっている、

 という独創的な一品だ。

 あんあってこそ天津飯と言えるのではないか、

 と思ったりもするが、そこはまあよろしい。


 ちなみに、天津飯に麻婆豆腐がかかっている

 「天津麻婆」

 もある。なんでもありだ。




 が、しかし。

 先日天津カレーを食べた際、

 そのレシートにより、衝撃的な事実を知ることとなった。










 天津カルーだ。

 カレーでもカリーでもない、カルーだ。


 今まで間違った名前を覚えていたようだ。

 本当は天津カルーだったのだ。


 なんてことだろう。

 僕はカルーなんて知らない。

 今まで何を食べていたんだろう。

 カルーって何だろう。



 いや、もしかしたら、

 「天津、軽〜!!

 という大阪人の(嫌な)ノリなのかもしれない。


 とはいえ、たしかに天津カルーは軽いのだが

 そんなネーミングあるわきゃない。

 もしそうなら僕はこの大学を去るまで毎食天津カルーを食べ続けようと思う。




 他に思い当たるのは、

 「天津かルー

 である。

 天津 or ルー である。


 天津の部分と、ルーの部分、どちらかを食べよというのだ。

 両方食べる者はモグリ(死語)である。




 あるいは、

 「天津力(てんしんりょく)ルー

 であり、

 本体はカレーのルーであって、

 天津の力すなわち天津力を借りているのだ、

 という解釈なのかもしれない。




 真相は天津カルーの考案者しか知らない。

 だが、単なるレシートの打ち間違いではないと僕は信じている。

 信じている。

 信じている。

6/26(土)【睦むの日】

・ 【六十進】

 普段われわれが用いている「数」は、
 たいてい十進法である。
 すなわち、10区切りで桁が繰り上がるのだ。

 この十進法というものは一般化したn進法のn=10の場合である。
 コンピュータの世界では二進法がよく用いられるのは周知の通り。
 0と1だけで数が表されるということだ。

 そして、六十進法というものも当然あり、
 実はとても身近な存在である。
 60で桁が繰り上がる……そう、時計である。
 60秒で1分、60分で1時間。
 幼少の頃時間の数え方を覚えたことは、
 すなわち六十進法の考え方を学んだということだ。

 さてそんな六十進法だが、
 有名な六十進法のものに、「干支」がある。

 古代中国で考案された干支。
 「十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
 「十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
 この十干と十二支の組み合わせで
 六十のパターンが作られる。これが干支である。

 十干は、陰陽五行の思想から来ており、
 五行すなわち「木・火・土・金・水」の
 それぞれに陰と陽を考えている。それが甲乙丙……となる。

 十二支は日本では「えと」として有名なアレだ。
 由来は、木星が12年で天球を一周するのでうんぬんかんぬんと
 いろいろ面白い話があるのだが割愛する。

 とにかく、干支は60パターンある。
 この干支は、年月日にそれぞれ割り振られている。
 例えば今年は「甲申」の年である。
 今年はさる年さる年と言うが、
 正確に言うと、「きのえさる(甲申)」年なのだ。
 干支は60パターンなので、60年で干支は一回りする。
 60歳を還暦と言うが、これは、
 60歳で生まれた年の干支に戻るからである。


 ……ということで、
 ものすごく長い前振りだったが、いよいよメインである。

 干支は60で一回りする。
 これを用いて、六十進数を作ることができる。
 1番目の干支「甲子」から60番目の干支「癸亥」までを
 「0」から「59」に割り当てる。
 こうすることで、例えば十進数でいう「32」は
 六十進数では「丙申」となり、
 十進数「100」は六十進数「乙丑 甲辰」となる。

 ……十進数を、この六十進数に変換するJavaScriptを書いた。

 何の役にも立たないが、
 是非いろいろ変換してみてほしい。

 「おれ、今丁亥歳だ!」
 とか、
 「ゲームキューブってもう丁卯 丁巳 甲申円なのか。」
 とか言ってみてほしい。


 上に十進数を入力して「変換」を押すと、下に変換された六十進数が出ます。
 (注:半角で入力してください。)

6/27(日)【ムジナの日】

・ 現在6/26 14:00で、27日のぶんの更新。
 早すぎですか。



・ 【狙う】

 新聞に、「新鮮つり情報」という欄がある。

 その名の通り、新鮮な釣りの情報が載っているのだ。

 こんなんだ。















 ということで、発奮する高校生を発見した。

 乗合船で大型のマアジにマルアジを狙いつつ、キスも狙うのだ。

 今日こそは、なのだ。

 もう、ドキドキなのだ。

 大人の階段上るのだ。

 そんな淡路室津なのだ。




 魚のキスではあるまい。




・ それは置いといて、

 一切の無駄がない「新鮮つり情報」。

 釣り人の本気さが伺い知れるではないか。


 「サンマの切り身をえさにガシラ好調。」

 「エビえさでメバル、アブラメ。」

 「ハネ活発。」

 美しい日本語だ。

6/28(月)【無地蜂の日】

・ 【今週の大予言】

 日立のマーク(昔の)が怖くて泣き出す子供続出



・ いや、本当に怖くないですか。




















 ひ、日立に見られている。




・ 田んぼなどの鳥よけのアレ、

 このマークでもよさそうではないか。

6/29(火)【ロジックの日】

・ 【今はメガネだが】

 僕はかつてコンタクトレンズをしていた。

 その時お世話になっていたのが、コンタクトのアイシティだ。



 コンタクトをやめて久しいが、

 この間、電車内にこのアイシティの広告があったので、それを見ていた。


 「お問い合わせはこちらに」として、

 フリーダイヤルの電話番号が書いてあった。




 「0120-4113-49」


 この「4113-49」の部分に、

 「よいひとみ よく」とフリガナがふってあった。




 よいひとみ

  はわかるが、

 よく

  は何だろう。



 「良い瞳 良く」?

 いやいや。

 そんな中途半端な。

 連用形の終止なぞ認めぬ。

 良い瞳良く、何なんだ。

 きっと他に何か意味があるはずだ。





 一番カタいのは

 「良い瞳欲

 であろう。

 「瞳欲」とはまた思い切った造語だが、

 これだとしっくりくる。





 「良い人 ミヨク

 という線もある。

 文字の通り、ミヨクさんが良い人なのだ。

 まあ、なんやらかんやらでアイシティに絡んでいるんだろう。

 聖凡ミヨクなのだ。
 (このネタがわかる人はビックリマン世代。)




 来週あたり、ミヨク(良い人)に会いに

 アイシティに行ってきます。うそです。





・ 【日立マークのそれから】

 昨日のメモの日立マークについて、

 富弓掲示板でいろいろ意見を出し合ったのでご紹介を。


 「商店街のシールみたいですな。集めて何割引きですよ、っていう。」(ホリィさん)

 「ぎょう虫検査もできそうですね。」(fishwin)

 「ヘリも着陸しそうですね。」(ホリィさん)

 「マークの外輪がピッコロ大魔王の「魔」マークと同じです。」(fishwin)



 ホリィさんナイスです。

6/30(水)【無惨王の日】

・ 【正確に】

 オロナミン

        スィー




 サインは

       ヴィー




 マジンガー

        ズィー


7月前半へ   topへ   これまでのメモtopへ   6月前半へ