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・文明技術チャート
・ユニットリスト
・建造物リスト
・七不思議リスト
・宇宙船部品リスト
・スクウェアの生産
・栄誉の殿堂
・皇帝からのアドバイス(基礎編)
・皇帝からのアドバイス(上級編)
私(Uji)の調査による、シヴィライゼーション攻略法の上級編である。ここでは難易度:皇帝でノーリセットクリアは当然できる猛者達しか考慮に入れないで書いている。その内容も、最高得点記録・紀元前宇宙移民・紀元前世界征服、しかも皇帝・ノーリセット条件で行うという、もはや悪夢としか思えない記事であると思う。しかしながら、もう普通にやることに飽きてしまった猛者達ならば、十分に楽しめる内容だろう。(2004/10/04 更新)
このゲームの栄誉の殿堂では高得点を獲得した者の得点が記録される。それゆえ皆高得点を叩き出そうとするのだが、この得点は一体何点まで獲得出来るのだろうか? どこまでも貪欲に得点を叩き出そうというのが今回の目的である。
地形 | 地球型惑星 |
---|---|
難易度 | 皇帝 |
文明数 | 7 |
セーブ | 基本的にノーリセット。但し、得点を出すのが目的なので場合によってはリセットしても構わない。 |
まず高得点を出すのに何が最も大きな得点源になるのだろうか? それは人口である。得点源には他に七不思議・平和・近未来技術とクリアボーナスがあるけど、それぞれの最高得点は七不思議:420点、平和:100点、近未来技術:500点、宇宙船:200点。世界征服ボーナスは得点計算方法が分からないけど、BC 380年・7文明でも1400点。対して人口による得点は陸地・小でもでも世界中に都市を作りまくれば、それだけで1000点は軽く超える。つまり世界征服によるクリアをせずに、じっくり時間をかけて人口をとことん増やしまって、宇宙船を飛ばしてクリアすることが最も高得点を望めるようだ。当然ながら七不思議も全て建設し、近未来技術も出来る限り獲得する。
人口を増やすには、当然出来る限り大きな大陸でやれば良い。そこでゲーム開始時には地球型惑星を選択し、国はロシアを選択する(開拓者×2を得やすい & 周辺の地形環境が良いため)。ゲームを開始したら都市をただひたすら増やしてゆく。当然ながら全ての土地という土地に都市を作りまくる。そのため開拓者を次から次へと購入しまくり、都市をボコボコと作りまくる。
都市をボコボコと作成すれば文明の発達スピードも自然と上昇するが、全ての都市で開拓民を生産してばかりいては発展スピードも遅れを取る。この試みでは最低限でもBC. 500年前後に「鉄道」を開発する程でないと、全ての陸地に鉄道を敷くのは難しくなる。ある程度は文明も発達させておく必要もある。そこで2,3都市ほど巨大都市を作る。巨大都市(候補)は食料・交易収入が多く見込める場所、つまり平地・草地・河川・魚のいる海の多い場所にする。巨大都市(候補)では開拓民を出さずに人口を増やしまくり、周りの都市から出した開拓民でその都市を徹底的に開拓し、建築物もどの都市より優先的に建築する。
都市が2,3に増えたときにチャリオットを購入する。チャリオットで地図を広げつつ他文明と会いに行き、金品を強奪しにゆく。金品を奪ったらあとは滅ぼしてしまっても全く構わない。わざと残しておいて貿易相手にしてもよいが、兵士を大量に出されるとウザいので、時と場合によって敵都市を占領しておく。
およそBC 3000〜2000は対外的にはチャリオットで猛攻をかけている時期になるはず。しかしその時期になったらチャリオットの代わりに外交官を作るようにしよう。政治形態もそろそろ変更する時期であり、チャリオット(軍事ユニット)を外へ出していると不幸な市民を出して暴動が発生してしまう。チャリオットは自文明の外周を守る程度に配置し(当然、所属も変更する)、後は外交官で敵ユニットや都市を購入する作戦に切り替える。
当然外交官で敵首都は購入できないが、敵首都に限り「ロボット工学」まで待って自走砲を使って落とす。首都が海沿いにあるのなら、戦艦で攻撃(人口が減らない)してから適当な軍事ユニットで占領する。ここで、全ての都市を陥落してしまうとゲーム終了となってしまうため、他文明の都市は1都市のみ(しかも首都以外の都市)を残しておく。またその都市の周囲全てをユニットで囲って生産をも妨害し、1スクウエアでも多くの土地を獲得しておく。
都市の数も5,6に増えた当りから、巨大都市(候補)のうち1つはいきなりアポロ巨像を作成しておく。アポロ巨像はどこかの文明で作成されてしまう可能性も高いので出来る限り金をつぎ込んで作る。およそBC. 2400年には完成させておきたい。アポロ巨像を他文明に作られた場合、後で幾らでも挽回できるけど、文明発達スピードは遅くなり時間的な余裕も減るので、さっさと諦めてリセットしてしまうのも手だ。
アポロ巨像作成と平行してピラミッドも作成しておく。ピラミッドの作成する都市は巨大都市(候補)でなくとも良い。むしろ資源生産だけを目的とした都市(生産スクウエアの大半が森)で作っておく。ピラミッドもどこかの文明で作成されてしまう可能性も高いが、こちらは作られてしまってもリセットする必要は無い。あれば有利に展開できるが、作られたら作られたで後からその都市を奪えばよい。
取得する技術は、最初は「車輪」を取得するとして、次には「宗教」を目指す。
車輪 → アルファベット → 筆記 → 文学 → 法律 → 葬儀 → 神秘主義 → 哲学 → 宗教
当然この通り技術を取得できるとは限らない。その時には「青銅器」「陶器」「建築」「通貨」を取得する。「宗教」はJ.S.バッハの大聖堂を建設するのに必要である。この挑戦では都市を大量に作ることになる。ユーラシア大陸に建てておけば非常に多くの都市に対して不幸な市民を減らすことが出来る。J.S.バッハの大聖堂は出来る限り早い段階で建設しておけばおくほど有利である。これは紀元前宇宙移民や紀元前世界征服でも同様に出来る限り早い時期に建設しておくと良い。アポロ巨像・ピラミッドの作成と同時期くらいに作成し、BC. 1500以前には建設しておきたい。
アポロ巨像が完成したら、その都市では優先的に寺院・穀物倉庫・市場・図書館・銀行・大学・大聖堂と作成してゆく。「貿易」も早い段階で獲得して、貿易路も一気に3つ開設する。「天文学」を獲得したらコペルニクスの天文台も建設する。ペルニクス天文台はその都市の知識量を2倍にする。これをアポロ巨像を作った都市に建てると1都市で10都市分以上の知識量を叩き出せるようになる。建設するものが無くなったら、次の巨大都市(候補)の建築物を購入しまくって、貿易路も開拓する・・・といったことを繰り返す。
ピラミッドが完成したら即、政治形態を民主主義にする。もし他文明が先にピラミッドを作成されてしまった場合には、「宗教」を発見後「民主主義」を獲得しておくのも手である。リセットを多用し小部族の村から知識を獲得してゆけば、比較的早い段階で民主主義を獲得できるであろう。とにかくここで重要なのは出来る限り早い段階で民主主義にしてしまうということだ。広大な大陸全てに都市を建設するこの試みでは民主主義は有用な政治形態である。驚異的に文明を発展させ、敵勢力は金の力で買収しまくろう。
「宗教」を発見したら、次は一直線に「鉄道」へ向けて開発する。
宗教 → 陶芸 → 通貨 → 貿易 → 建築 → 数学 → 天文学 → 地図 → 航海術 → 物理学 → 建設 → 跳梁建設 → 工学 → 発明 → 蒸気機関 → 鉄道
これも当然ながらこの順番通り取れるとも限らないので、その時に応じて適当に取得しておく。この中で特に必要な技術は、市場を建設できる「通貨」・貿易路を開拓 & 七不思議の援助のできる「貿易」、コペルニクス天文台を建設できる「天文学」。コペルニクスの天文台は上記の通り。貿易路を大都市に3つ開拓して市場を建てると、かなりの高収入を見込める。これらの技術は最優先して取得しておこう。
またここへは記載してないが、銀行を建設できる「銀行制度」・大学を建設できる「大学」・ニュートンの学士院を建設できる「万有引力の法則」もかなり重要である。実際、鉄道以前にこれらの技術を取得しておく方が知識獲得のスピードはアップする。しかしこの試みでは最終的に人口を増やせれば良い。私は「鉄道」の知識を優先させているが、実のところどちらが有利なのかは未確認である。直感的には「銀行制度」(当然「共和制」も)・「大学」は優先的に獲得し、「万有引力の法則」は「鉄道」の後がいいかも?
上記の通り、だいたいBC 500年には「鉄道」を開発しておきたい。「鉄道」が開発されたなら草地・平地へ鉄道を敷きまくり灌漑もして食料増産に勤める。「鉄道」が開発されると人口増加量が急激に上昇する。金にものを言わせて次々と使って開拓者を購入しては、鉄道を敷きつつ都市をボコボコと建設してゆく。
「鉄道」を発見したら、次は「コンピュータ」へ向けて開発する。
鉄道 → 共和制 → 銀行制度 → 大学 → 万有引力の法則 → 工業化 → 磁力 → 火薬 → 治金学 → 電気学 → 電子工学 → コンピュータ
ここから先は七不思議の建設ラッシュ。まず最優先で建設する七不思議は「ニュートンの学士院」「SETIプログラム」「フーバー・ダム」。ニュートンの学士院は図書館・大学を建設している都市の知識量をさらに約1.5倍上昇させる。但し「核分裂」で無効にされるため出来る限り早い時期に建設する。SETIプログラムは全ての都市の知識量を1.5倍にする。これは無効時期が無いけど、出来る限り早い時期に建設しておく。フーバー・ダムは公害対策用である。人口の多い都市は今後開発される技術(「大量生産」や「プラスチック」)によって何もしなくとも公害が大量発生してしまう。そんな都市に工場を建てたのなら、もう目も当てられない。以降公害は最も頭を悩まされる問題となるため、例え公害率が表示されなくとも、資源生産を軽減させ、その代わりに食料・交易生産ばかり増やしてゆく。
「コンピュータ」以降は「ロボット工学」へ向けて開発する。
コンピュータ → 医術 → 化学 → 爆薬 → 株式会社 → 工業化 → 生物工学 → 石油精製 → 内燃機関 → 飛行術 → 航空工学 → ロケット工学 → 宇宙飛行 → プラスチック → ロボット工学
次に建設する七不思議は「癌の治療」「マゼランの探検航海」「婦人参政権」。あとは残った全ての七不思議を次々と金の力で建設してゆく。残った七不思議の中には無効となったものも多いだろうが、得点を稼ぐために絶対に建設する。但しダーウィンの大航海だけは近未来技術が出来るまで建設しないでおく。なお七不思議全て建設すると420点獲得できる。
ロボット工学以降の技術は適当で構わないが、コペルニクスの天文台が無効になる「自動車」、ニュートンの学士院が無効になる「核分裂」はなるべく遅めに開発しておく。
七不思議を全て作成し終わってからは、宇宙船部品を作り始める。宇宙船は特に急いで作成する必要は無い。世界中に都市を作りまくった後に打ち上げるため、のんびり作っててよい。のんびりとは言え、ゲーム終了の2020年にアルファケンタウリ星に到着できるように、2004年までには作らなくてはいけないが・・・。
近未来技術は一つ獲得する毎に得点が5点ずつ取れる。しかしながら、近未来技術を獲得し過ぎると公害が発生しまくりで、フーバー・ダム・公共交通機関・リサイクルセンターを建設しても全く止まらなくなる。70を超えると1都市辺り毎ターン2,3個の公害が出来るほど。こうなると浄化が追いつかず凄まじい減点をくらう。だいたい60を超えた辺りから公害が増え出すが、無難に50辺りで止めておくのが良いだろう。
近未来技術に限らず、後半戦では公害に悩まされる。フーバー・ダムの恩恵にあやかれない大陸では、代わりに水力発電や原子力発電所を建設すると公害を減らすことが出来る。「核融合」発見後ではメルトダウンの心配も無いので、全ての技術を発見した後ならば安心して維持費の安い原子力発電所を建設しておこう。
近未来技術の開発を止めてからは贅沢品:税金の比率を5:5にする。大統領感謝祭を全ての都市で発生させる(このときかなり時間がかかる)。大統領感謝祭は食料の続く限り毎ターン人口が1づつ増加する。あとは開拓者を出しまくって、都市を作りまくるのみ。ロシアの広大な森林地帯も全て伐採・灌漑して鉄道を敷きまくる。全ての都市の人口がこれ以上増えなくなったのなら、宇宙船を飛ばしてクリアする。
こうして私は地球型惑星の北極・南極以外の全ての陸地という陸地に鉄道を敷き詰め、都市を作りまくり、4,502点獲得した。しかし、まだ得点アップは望める。都市を建設する際、人口を1人でも多く増やすためにも、海からの収入をを出来る限り多くするよう海沿いに都市を多く建設しておく。さらに私はまだ南極・北極に都市を全く建設していない。南極・北極へも都市を建設しておけばさらに数百点くらいは増えるかも知れない。
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名前の通り、紀元前に宇宙船を飛ばしてアルファケンタウリ星へ到着するという荒行である。1ターンたりとも無駄に出来ないこの荒行では、ユニット一つ一つの動きすら気を張り詰めたものとなる.この偉業を成し遂げた者は正に「シヴィライゼーションマスター」の称号を得るに相応しい者といえよう。
地形 | 未知の惑星・オート設定 |
---|---|
難易度 | 皇帝 |
文明数 | 7 |
セーブ | どうしてもセーブしなくてはならない時以外(もう夜遅いとか)、絶対にしない。 敵を攻撃して負けたり、蛮族にやられても決してリセット & ロードしない。 |
・必ず取得しなくてはならない技術
車輪・アルファベット・筆記・法律・文学・共和制・葬儀・神秘主義・哲学・青銅器・通貨・貿易・建築・数学・天文学・地図・銀行制度・大学・建設・跳梁建設・航海術・物理学・工学・発明・蒸気機関・鉄道・工業化・磁力・火薬・治金学・電気学・電子工学・コンピュータ・化学・爆薬・株式会社・石油精製・内燃機関・飛行術・航空工学・ロケット工学・宇宙飛行・プラスチック・ロボット工学
・取得しておくと有利な技術
陶芸・宗教・万有引力の法則
・取得する必要が無い技術
騎乗・君主政治・封建制度・騎士道・民主主義・徴兵制・原子理論・生物工学・鋼鉄・共産主義・労働組合・自動車・大量生産・リサイクル・超伝導・核分裂・原子力・核融合
・作成しておくべき七不思議
アポロ巨像・J.S.バッハの大聖堂・コペルニクスの天文台・ニュートンの学士院・ダーウィンの大航海・SETIプログラム・(フーバー・ダム)・アポロ計画
この期間は出来る限り都市の数を増やしておきたい。BC 3,500年には3都市以上、BC 3,000には6以上を目指したい。しかし一番最初に建設した都市の人口が2になるまで待って開拓者を出していたのでは遅い! この時点で下手をすると10ターンものを損してしまうことすらありうる。最初から開拓者が2体いたり、近くの小部族の村が都市になったりすれば楽にできるけど、毎回こうも上手くゆくともいかない。そこで最初に民兵を2体ほど作成し税率も100%にして、近くの小部族の村を訪問し金を回収する。当然蛮族に囲まれる可能性もあるけど、その時は・・・あきらめてもう一度やり直そう! 開拓民を買えるほどの金が貯まったら、人口1の状態でも購入する。都市の数が1の時のみ、開拓民を出しても都市の人口は減らない(なおこの技はゲームの難易度が低いと使用できない)。これを利用して出来る限り多く都市を建設する。
都市が2,3に増えたらチャリオットを購入。チャリオットで地図を広げつつ他文明と会いに行き、金品を強奪しにゆく。この時にどれだけ他文明から金をもらえるかが勝負のカギである。出来ればガレー船も出して他大陸の他文明とも会って金を奪っておきたい。金を強奪した後は滅ぼしてしまっても構わないが、貿易相手となる都市が無くなってしまっても困る。貿易との兼ね合いも考えて、同じ大陸で近くにいる文明は滅ぼし、攻められる心配が少ない(遠くに存在する、違う大陸にある等)都市は残しておくようにしておきたい。自国と違う大陸に大きな都市が3つ存在している状態がベストである。
また技術の交換は慎重に行うこと。調子に乗って技術を交換しまくると、始めに取得しておきたい「共和制」と「宗教」までの必要知識量が増え、これら技術の取得までに時間がかかってしまう。結果として効率はかなり悪くなってしまう。出来るならば「宗教」まで取得してから、他文明と技術交換したい。それにある程度相手の文明を進ませてから技術の交換を行うと、一度に5、6個もの技術を交換できることもある。
開始直後に取得する技術は
車輪 → アルファベット → 筆記 → 文学 → 法律 → 共和制
一直線に「共和制」へ向かうことができればベストであるが、選択肢に無かった時には「青銅器」「葬儀」「建築」を選択しておく。「共和制」を発見したら出来る限り早い時期に共和政治に革命しておきたいところであるが、まだ他文明と出会っていなかったり、付近に脅威となる他文明がいたりした場合などには革命の時期は少し見送っておいた方がよいだろう。
首都に極めて近く(もしくは首都で)、河川が多い or 魚のいる海が多い都市でアポロ巨像を作成する。BC 3200にはアポロ巨像建設に着手しておこう。アポロ巨像が無い状態ではどう頑張っても紀元前に宇宙船を打ち上げるのは無理である。アポロ巨像はどこかの文明で作成されてしまう可能性も高いが、どこかの都市で作られてしまったのならもう一度最初からやり直しである。目安としてBC. 2500までには建設しておきたいが、出来る限り金をつぎ込んで1ターンでも早く作成しよう。
アポロ巨像と同時期にJ.S.バッハの大聖堂の建設を開始する。「宗教」はこの時期に開発されていない事が多いが、何か適当な七不思議に生産を合わせておいて資源を貯めておく。これも出来る限り早い段階で建設しておけばおくほど有利である。BC. 2000年には完成させておきたい。他文明から奪った金などキャラバンを導入して、出来る限り早い段階で作成しよう。
ピラミッドは建てる時間は残念ながら無い。ピラミッドを建ててから民主主義にするにはどうしても時間がかかってしまう。それ以前に政治形態を共和政治にはしておきたい。それに広い土地もそれほど必要もなく、時間も短いこの試みでは民主主義へ変更する必要もない。もちろん出来るならば汚職の無い民主主義へするに越したことは無いが、ピラミッドを他文明から奪ったり、かなり早い時期で民主主義を獲得できたり、さらには何故か革命までにかかる時間が1ターンで済む自信があったりしない限りは革命しなくとも良い。
この間はチャリオットで他文明に猛攻をかけている時期であると思われるが、BC. 2800くらいから処分するなり所属都市に戻すなり、徐々に撤収しておこう。最低限BC. 2200年には共和政治へ革命しておかないと紀元前までの打ち上げに間に合わなくなる。共和政治へ革命したときに暴動を発生させないためにも軍事ユニットはこの段階で撤収させておこう。逆に言えば攻め滅ぼしたい都市は、この期間内に落としておくべきである。どうしても陥落できなかった場合には外交官で壁を作るなど、敵ユニットで自都市を囲まれたりする嫌がらせ行為を受けないようにしておこう。
この年代以降は内政中心となる。但し軍事ユニットをある程度は作っておかないと蛮族に攻められたときにあっさり都市を占領されてしまう。蛮族の出現しやすい僻地では重装歩兵ではなくチャリオットを生産し、都市で警戒させておこう。撤収してきたチャリオットを所変して配置するのもよい。
「共和制」後に取得する技術は
共和制 → 葬儀 → 神秘主義 → 哲学 → 宗教
上記の通りJ.S.バッハの大聖堂建築のため「宗教」に向けて技術を開発する。宗教を開発した直後には大聖堂が完成するように資源を貯めておく。
「宗教」以降は
青銅器 → 陶芸 → 通貨 → 貿易 → 建築 → 数学 → 天文学
まず「青銅器」「通貨」「貿易」を取得しておく。この辺りの技術は「宗教」取得後に他文明と技術交換すると簡単に得られると思われる。なお技術交換の際、ここに出ていない「地図」「建設」「鉄器」とも交換しても構わない。「貿易」を取得したら即座にキャラバンを3体作成して、アポロ巨像を建設した都市の貿易路を3つ開拓する。当然ながら貿易路は他文明の比較的大きな都市に開く。
キャラバンを3体生産した後は、アポロ巨像を建設した都市へコペルニクス天文台を建設するため、「天文学」に向けて技術を取得する。コペルニクス天文台はBC. 1600には建設させておきたい。
BC. 2000年には都市数は12以上あることが望ましい。アポロ巨像・穀物倉庫・寺院・市場・図書館を建てた大都市が1つ、他にも大都市(候補)を2、3くらい作り始める。キャラバン生産都市も2つくらい作成しておく。この時期に都市数が7以下 or アポロ巨像が建設されていないならば、紀元前宇宙船打ち上げはほぼ不可能に近い。
「天文学」後に取得する技術は
天文学 → 銀行制度 → 大学 → 万有引力の法則 → 地図 → 建設 → 鉄器 → 跳梁建設 → 航海術 → 物理学 → 工学 → 発明 → 蒸気機関 → 鉄道
基本的には「大学」やニュートンの学士院ができる「万有引力の法則」を取得した後、「鉄道」へ向けて一直線に進む。金を増産できる「銀行制度」も早い段階で建設しておく。個人的には大学より銀行を優先させて建築させているが、どちらが先だと効率が良いかは特に確かめていない。状況にもよるが、たぶんあまり変わらないと思う。
ニュートンの学士院は大都市以外の都市でキャラバンを動員して建設する。およそBC. 1300年までには建設しておく。「鉄道」が出来たなら大都市から率先して鉄道を敷きまくる。特に平地・草地から率先して鉄道を設置する。鉄道はBC. 1000年には開発しておこう。
BC. 1000年には銀行・大学・大聖堂まで建設、貿易路を3つ開拓した大都市が2、3あることが望ましい。ここから先はますますタイトなスケジュールで動かなくてはならない。BC. 1000年前後に「鉄道」が開発されないと、紀元前打ち上げは難しくなる。この時点でニュートンの学士院すら建設されていないようなら、もう一度やり直したほうが良いだろう。
なおこの頃に他文明より圧倒的に文明が進んでいる状態になる。このとき他文明から「共和制」や「火薬」を要求される場合もある。その時、外交相手と貿易している都市があるのならくれてやっても構わない。相手に知識を与えたことで貿易している都市が発展する場合もあり得るかもしれないためだ。それにマスケット兵程度なら攻撃力もたかが知れてるし、防御力はあっても自走砲で簡単に倒せる。但しあげるとしても一度断っておこう。すると$50、うまく行くと$100まで出して交換したいと言われるので、ちょっとした収入となる。
「鉄道」後に取得する技術は
鉄道 → 工業化 → 磁力 → 火薬 → 治金学 → 電気学 → 電子工学 → コンピュータ
まず「工業化」で工場を建設する。工場はキャラバン生産都市と大都市へ建設する。工場は多く作るに越したことはないが、資源の少ない都市へは無理に作る必要は無い。工場が完成したらキャラバンを増産する。これ以降作成する七不思議は4つ(3つ)。キャラバンはかなりの数が必要となる。
「電気学」を取得するとアポロ巨像の効果が無効になる。この時点で僅かに文明発達スピードも遅くなる。この遅れを取り戻すためにも一刻も早くSETIプログラムを完成させる。そのため「電子工学」を選択した直後、ダーウィンの大航海を完成させる。次のターンで技術を「コンピュータ」まで取得した後に、貯めておいた金とキャラバンで一気にSETIプログラムを完成させる。なおダーウィンの大航海を完成する前には知識への割り当てを0%にして税率を上げる小技を忘れずに。
フーバー・ダム作成は時と場合による。不運にも資源生産の多い都市が1、2しか無い場合には無理に作る必要は無い。この場合水力発電などで代用しておく。その場合には工場すら建設せずに金でキャラバンや宇宙船を購入しまくっても良い。ただやはり工場やフーバー・ダムは建設しておいた方が効率は良いようである。
この時期に最も大きな都市では大聖堂・競技場を建てても暴動が収まらなくなりかける。そのときには贅沢品の割合を1に上げる。贅沢品を上げると損をするように感じられるが、この時期には多くの都市で競技場・大聖堂が必要になってくる時期であろう。しかしこの時期にこれらの施設を建設してしまっては金をかけた割には効果は薄い。それなら贅沢品の比率を上げた方が効率の面でも、手間の分を考えても効率が良いので、贅沢品を上げることをお勧めする。
最後に取得する技術は
コンピュータ → 医術 → 化学 → 爆薬 → 株式会社 → 石油精製 → 内燃機関 → 飛行術 → 航空工学 → ロケット工学 → 宇宙飛行 → プラスチック → ロボット工学
もうここまで来たなら、あともう一息。「宇宙飛行」を取得する前には$400とキャラバン×8を予め貯めておく。そして「宇宙飛行」を取得した瞬間にアポロ計画を発動。さらに次のターンから工場を建設した都市で宇宙船構造体を作る。
ロボット工学まで発明したら、宇宙船を打ち上げるのに必要な知識はこれ以上何も無い。そこで知識への割り当てを0%にして、その分全てを税金に割り当てる。また大学や図書館も必要が無くなるので売却する。その金を使って宇宙船モジュールやコンポーネントを購入する。なお購入の際には大学や工業プラントを買ってから宇宙船部品に変更しておくという小技を忘れずに。
この時期には開拓者も撤収する。出来るならば人口10未満、銀行まで建設した大都市に補充するか、新しい都市を設置する。補充した後は道路を敷いた平地・草地や海へ生産を合わせておく。新しい都市を作成する場合には魚のいる海のある場所など交易を多く取得できる場所へ設置する。この時期になれば食料も資源もほとんど要らない。僅かではあるが宇宙船建設のための資金を得ておこう。
宇宙船は最低限度作成すれば良い。つまり生命維持区1個・居住区1個・ソーラーパネル2個・推進プロック2個・燃料ブロック2個・構造体12-14個程度が必要である。なお紀元前では1ターンが20年であるが、SS・PS版では到着年数を20年に合わせる必要は無い。
私の記録はBC. 143年であるが、まだまだ記録を伸ばせそうな感はある。まずこの試みで成功するかどうかは、開始時の開拓者の数や周囲の地形、他文明から得られる金の収入が9割以上の原因となろう。そのため何度も何度も一からやり直しするため、かなり精神的に参ってしまう。私の場合、ここで飽きてこれ以上記録を伸ばす気力が無くなってしまったが、この苦痛をものともしない者ならば、もっともっと記録を伸ばせるに違いない。
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これも名前の通り、紀元前に世界征服してしまおうという試みである。基本的に途中までは紀元前宇宙船打ち上げと同じであるが、如何に早く全ての他文明と遭遇するかがカギとなる。そのため、宇宙船打ち上げ以上に運不運に左右されてしまう。
地形 | 未知の惑星・オート設定 |
---|---|
難易度 | 皇帝 |
文明数 | 7 |
セーブ | どうしてもセーブしなくてはならない時以外(もう夜遅いとか)、絶対にしない。 敵を攻撃して負けたり、蛮族にやられても決してリセットしない。 |
必ず取得しなくてはならない技術
車輪・アルファベット・筆記・法律・文学・共和制・葬儀・神秘主義・哲学・青銅器・通貨・貿易・建築・数学・天文学・地図・銀行制度・大学・建設・跳梁建設・航海術・物理学・工学・発明・蒸気機関・鉄道・工業化・火薬・治金学・株式会社・石油精製・内燃機関・自動車
必要は無いが取得しておくと有利な技術
陶芸・宗教・万有引力の法則
必要が無い技術
騎乗・君主政治・封建制度・騎士道・民主主義・化学・爆薬・磁力・電気学・電子工学・コンピュータ・徴兵制・原子理論・生物工学・鋼鉄・共産主義・労働組合・大量生産・飛行術・航空工学・ロケット工学・宇宙飛行・プラスチック・ロボット工学・リサイクル・超伝導・核分裂・原子力・核融合
作成しておくべき七不思議
アポロ巨像・J.S.バッハの大聖堂・コペルニクスの天文台・(大灯台 or マゼランの探検航海)・(ニュートンの学士院)・ダーウィンの大航海
「天文学」を獲得するまではほとんど紀元前宇宙船打ち上げと同じである。但し早い段階で「地図」を獲得してガレー船で大陸の周辺海域を探索しておくこと。「天文学」を取得するまでの行程は上の紀元前宇宙船打ち上げの記事(地動説、提唱 まで)を参照して欲しい。「天文学」獲得後は、即座に「航海術」を獲得してコルベットを何隻も作成し海洋探索をしておく。そして「自動車」まで開発して敵都市を戦車で蹂躙する。
最初に7文明しか選択していないのに、いざ世界征服してみたら7文明以上あったなんてことはよくあることである。それはBC. 2000年までは他文明を1つ滅ぼしても、どこかでか新たな文明(開拓者)が1つ出来てしまう。つまりBC. 2000年までは「常に7文明ある状態」となっているためだ。これが紀元前世界征服を難しくしている。BC. 2000に見つけた他文明は滅ぼしてしまうと探索するのに困る場合もあるため、残しておいても問題ない時には残しておこう。他文明の首都を残す場合には、首都のみ残しておく。また新しい都市を作られても面倒なので、外交官で周りを囲んでおこう。
この試みでは如何に早い段階で全ての都市を発見するかにかかっている。そこで早い段階で「地図」を開発してガレー船で近海を探索しておく。おおよそ「共和制」を取った直後に取得するくらいが丁度良いだろう。あまり早く開発しすぎてもガレー船を作る余裕がない。ガレー船を出す時には周辺に島があった場合に探索するためにも外交官も乗せておこう。当然ガレー船では遠出すると沈没の危険性はあるけれど、近辺海域を探索しておくかおかないかではだいぶ違う。
「天文学」を取得したら、次に「航海術」を選択する。「航海術」を得たらコルベットを最低5体は作成する。コルベットが出来次第、海の探索を始める。できるならば全ての船に外交官を搭載しておきたい。なおコルベットも(ガレー船も)軍事ユニットである。共和政治では外に出すと不幸な市民を出してしまうので注意。不幸な市民を出さないためにも、早い段階でJ.S.バッハの大聖堂の建設を終了させておきたい。
海の向こう側の敵都市を発見した場合、搭載しておいた外交官を下ろしておく。首都以外の都市は買収しても構わないが、この時にはまだ金にも余裕が無いだろう。一旦同盟を組んでおいて外交官を敵都市の近くへ配置し、いつでも買収できるようにしておこう。なお同盟を組んでいる状態でも敵都市は買収できる。首都を陥落させる時には革命で無政府状態にしてから一斉に攻撃すれば良いので、気にせずに同盟しておこう。
「航海術」を開発する頃に、船の移動力を上げるためにも大灯台の建設も行う。なお大灯台は既にどこかの文明に作成されてしまうのでもっと早い段階で作成しておきたいところだが、この試みでは「自動車」までの技術を紀元前に開発しなくてはならない。コペルニクスの天文台までの建設はどうしても優先させておきたい。ここは他文明に作成されないことを祈るしかない。大灯台が他文明に建設されたとしてもマゼランの探検航海を建設すれば良い。但しこちらはコストが400と大灯台のなんと2倍もある。なお、大灯台とマゼランの探検航海の効果は累積されないため、2つとも建設しても意味が無い。出来れば大灯台の方を建てておきたい。
「地図」「航海術」以外の知識は、「鉄道」までは紀元前宇宙船打ち上げとほぼ変わりなく取得する。「鉄道」を取得してからは、戦車を生産できる「自動車」まで一直線で開発する。
鉄道 → 工業化 → 火薬 → 治金学→ 鋼鉄 → 化学 → 爆薬 → 株式会社 → 石油精製 → 内燃機関 → 自動車
この通り取れない場合、むしろ無駄な技術を取得しなくてはならない場合も出てくるが、間違っても大灯台を無効化する「磁力」を選択しないようにする。また「自動車」を取得したのなら後は技術を取得する必要も無いので税率を100%にしておく。
「鉄道」を開発した辺りから、外交官で首都以外の敵都市を購入し始める。この頃には金の余裕も出てくることだし、1ターンで産出される金の量もかなりのものとなっていることだろう。こうして次々と敵都市を陥落させ、首都は「自動車」が開発されるまで外交官などで周りを囲いながら待つ。
「自動車」が開発されたのなら、一斉に各地の他文明の首都の攻略を始める。戦車は外交官で購入した都市で購入し最低2両は準備して攻めたてる。もし街壁が建設されてしまった場合、戦車でも負けてしまう可能性もあるので、外交官を数体連れてきて、「都市を破壊」して街壁を破壊しておこう。首都が海岸沿いにあるのなら戦艦で攻めて、最後に騎兵などで占領しても良い。
実は私、この試みはまだまだやり込んでいない状況である。とりあえず適当にやってたらBC. 380(しかもリセット2、3回使ってしまった(汗))だったので、その時どうやったのかを書いてみた程度。もっともっと効率の良い方法もあるはず。その方法は皆さんで工夫してみて下さい。
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