00/12/22 Airheadのディスカウントについて
廉価で高性能なポータブルヘッドホンアンプとして人気のあるAirheadですが、HeadWizeによれば、現在$99でディスカウントセール中とのことです。
Headroomは正式には2001/01/02以後にディスカウントを開始する予定ですが、現時点でもディスカウントを要求すれば、適用されるそうです。「HeadWizeで見た」と一言申し添えておくと、すんなり行くでしょう。
Airheadは残留ノイズがやや多く、能率の高いヘッドホンだと「サー」というノイズが聞こえます。しかし、ER-4S程度では問題にならないレベルですし、HD600では聞こえない、と言われています。ノイズを除けばなかなか良いヘッドホンアンプと言えると思います。購入を検討している方は、決断の時です。
00/12/20 SATRI方式の「ヘッドホンも駆動できる小型アンプ」
こちらのページに、増幅回路としてSATRI方式と呼ばれる回路を使用したコンパクトアンプ「SCA-7510」が紹介されています。
ヘッドホンも駆動できるアンプということで、ヘッドホンジャックが2つ付いています。出力は8Ωに対して5Wで、小型スピーカや能率の高いホーンならば楽々駆動できるとのこと。
価格はキット\58,000、完成品\68,000。
(poissonさん、情報ありがとうございます)
00/12/04 HeadWize、Announcementページ更新
ちょっと紹介が遅れましたが、HeadWizeのAnnoucementページが11/24付けで更新されていました。
序盤では目的別(入門者向け、ハイファイエンスージアスト向けetc.)にヘッドホン、ヘッドホンアンプの推薦があります。日本では入手しにくいモデルも紹介されていますが、奇をてらわずに定番どころがバランスのとれた視点で選ばれていて、購入の参考になります。
製品紹介では、巷で大評判のBang&Olufsen A8イヤホンの紹介や、HeadWize Projectコーナーで記事を紹介していた方が新しいヘッドホンアンプの会社「Corda」を作ったという話が載っています。パソコンの3Dサウンドの話題では、Winamp用プラグイン「Sensaura Jamma」の画面写真が印象的でした。パナソニックの、100kHzまで再生帯域が伸びたDVD対応ヘッドホンも紹介されています。
00/12/02 真空管ヘッドホンアンプValve X
イー・エクス・プロというブランドの真空管ヘッドホンアンプの新製品Valve Xのカタログ画像をいただきました。希望する方にはメールで差し上げます(ファイルサイズ約150kB)。出力トランスを使用した製品ですが、インピーダンス切り替えスイッチで(100Ω以下<->100Ω以上切り替え)、イヤホンを除くほぼすべてのヘッドホンに対応できるのが魅力的。価格も、常識的な範囲に収まっています。
最近、ちょろちょろと国内産ヘッドホンアンプが増えてきたように思います。ヘッドホンアンプは真空管のアプリケーションとしてありがちですが、ソリッドステートのヘッドホンアンプも国内でがんばってほしいものです。
<仕様>
価格\58,000、出力650mW + 650mW、周波数特性10Hz-60kHz、残留ノイズ0.1mV以下、使用真空管12AU7 x2、ヘッドホンジャック2個付き(前面:標準、背面:ミニ)、適合インピーダンス16Ω〜600Ω(100Ω以下<->100Ω以上切り替え)、スルーアウト端子付き
<問い合わせ先>
イー・エクス・プロ 〒156-0041 東京都世田谷区大原1-3-1 Tel. 03-3465-0582 FAX 03-3465-0589
(清水さん、パンフレット画像ありがとうございました)
00/12/01 Etymotic Research サイト一新
Etymotic Researchのサイトがリニューアルされています。
今までほとんど更新のなかったER社のサイトですが、今度のは多少見応えのあるものになりました。
掲示板、MLもあるようです。
ER-4の紹介ページでは、オーディオ雑誌でのレビューがPDF形式でダウンロードできるようになりました。STEREO誌の記事も掲載されていて、「the closest thing yet to a direct sonic connection to the brain」とER-4の特徴をズバリと言い当てたレビューの本文が読めます。
現在は掲載数が少ないのですが、「Tips & Techniques」コーナもあり、フランジドイヤチップの装着方法などに関するアドバイスが将来掲載されるものと思われます。
新サイトからは、同社のチューブ伝送イヤホンER-1など、ER-4以外の製品もオーダーできるようになったようです。
しかし、ER-4用の交換コードは(予想通り)オーダーできなくなっていました。
ER-4はS/B/Pをスイッチ一つで切り替えられるようにしたら、さらにすばらしい製品になると思うのですが・・・。
ついでですが、HeadRoomのサイトも若干デザインに変更が加わったようです。内容はあまり変化がありませんが、見栄えが良くなり、情報へのアクセスもすっきりした感じです。また、Total Airheadは商品リストから一時的に抹消された模様です。(SeigoXIIIさん、情報ありがとうございます)
00/11/20 STEREO誌に頭外定位の話題
今月(12月号)のSTEREO誌のp.148に、ヘッドホンによる頭外定位の話題が掲載されています。
00/11/10 SAEC HP-2000、発売延期
サエクのヘッドホンアンプ、HP-2000の発売日が11月末日に延期になったようです。
詳しくは、通販ショップ超音波さんのNewsページにて。
不安定な初期モノで泣くよりはマシだと思います。発売日が延びても他社に先を越されるような分野ではないので、ユーザの信頼獲得が第一です。
作者も予約させていただいたので、入手できたらレポートします。
追記(11/30)
超音波さんによりますと、出荷日が12/5に確定したそうです。
00/10/27 山本音響工芸の真空管ヘッドホンアンプのオンラインカタログ
山本音響工芸の新しい真空管ヘッドホンアンプ「HA-01」のオンラインカタログ(PDF)がアップされています。木製ケースが大変美しいものです。価格は\68,000。Stereo Soundだったか、雑誌にも紹介されていたように思いますので、気になる人は本屋さんでチェックしてみて下さい。
山本音響工芸
(外山さん、情報ありがとうございました)
00/10/25 audio-technicaより新高級ヘッドホン
オーディオテクニカが、2000/12/01に、ATH-W11Rという高級ヘッドホンを、800台限定で発売します。価格は\56,000。このヘッドホンは、1998/12/01に\65,000で発売された漆塗りヘッドホンATH-W11JPNの「漆なしバージョン」そのままです。また、写真を見ると、素材やフレーム、木材の削り方などが以前に発売されたATH-W10LTDに非常に似ており、ぱっと見ただけでは区別しにくいほど似ています。しかし、標準専用プラグや「ニューウィングサポート」などで見分けることができます。
仕様もATH-W11JPNと共通部が多く、北海道産アサダ桜心材材ハウジング、53mmドライバーユニット、8Nヴォイスコイル、左右独立アース・OFC6.0N・シルク100%シース入力コード(3.0m)、植毛イアパッド、標準専用プラグ、インピーダンス48Ω、許容入力2000mW、感度100dB/mW、重量330g、などとなっています。ドライバーユニットは「ATH-W11JPNゆずり」とありますが、そっくりそのまま同じものかどうかまでは分かりませんでした。付属品としてプラグ変換コードが付きます。
(感想)
価格的にはW11JPNよりも\9,000安く、残りの仕様もほぼ同様と言うことから、既存のW11JPNユーザに対しても十分に配慮されていると思います。オーディオは「満足感」の世界ですから、最高級を銘打ったヘッドホンのモデルチェンジが早々頻繁に行われては、ユーザの不審を買ってしまうことでしょう。ユーザがメーカに期待することは、技術を小出しにしたり、出し惜しみしたりせずに、一発でよい製品を世に送り出すこと。それができないならせめてモデルチェンジ間隔を遅らせる、といった配慮が必要なのだと思います。
実は作者もW11JPNを所有しており、気に入っていますが、その音質自体はあまり好みのものではありません。新W11Rの音質はどうなのでしょうか。向上していることを望みます。
リンク
製品情報
テクニカルデータ
00/10/22 HeadRoom、Total Aireadの出荷を一時停止、リコールもあり?
従来のAirHeadの欠点であったノイズを解決して好評のTotal Airheadですが、使用しているOPアンプが製造中止になったため、現在出荷を停止しているようです。
それだけでなく、現在までに出荷されたTotal Airheadの一部に、バッテリの持ち時間が異常に短い製品が混入しており、これらに関しては返品を受け付けるようです。
正常な製品ではバッテリの持ち時間が、7-8時間であるのに対し、欠陥品は1-2時間しか持たないそうです。
原因は現在解明中とのことですが、使用されているBurrBrown製のOPアンプ(OPA4353)の消費電力が大きいことが原因である可能性が高いとのことです。いずれにせよ、BurrBrownはこのOPアンプを製造中止にしたため、HeadRoomは代替品を探す必要に迫れらています。しばしばレビューで指摘されている音の歪み(とくに内部抵抗の高い電池で使用したときに頻発するらしい;これは消費電力と密接な関係があるだろう)についても、HeadRoomではこのOPアンプに原因がある可能性が高いと考えているようです。
返品に関しては、30日のトライアル期間を過ぎた場合でも受け付けるそうです。ただし、どのような症状の製品が返品対象となるかはまだ不確かなので、今後の情報に注意して下さい。
Total Airheadを使用中の方は、急ぎ手持ちの製品をチェックした上、異常があればHeadRoomのTodd氏に連絡を取ることをおすすめします。
詳しい情報は、HeadWize掲示板及びHeadRoom掲示板で。
今に始まったことではありませんが、HeadRoomのサイトの更新の鈍さが目立ちます。今回のTotal Airheadはまだ紹介文すらなしですし、取り扱いが始まったスタックスのイヤースピーカに関しても、まだレビュー・ランキングがなされていません。今回のトラブルについては早急にサイト上で公表して、信頼感を維持してもらいたいところです。
00/10/20 DolbyHeadphoneを体験してみました
このページの作者も、遅まきながらDolbyHeadphoneを体験しました。RealJukeBoxのオプションソフトの「Lake PLS with DolbyHeadphone」の評価版です。評価版ですので制限時間15分が設けられていますが、DolbyHeadphoneの潜在能力を体験するには十分な時間でした。
ER-4Bを使って試してみましたが、評価は「かなり良い」です。音楽鑑賞も十分範疇に入れて良いレベルに達しています。少なくとも今まで試してきた疑似バイノーラル系のソフト・ハードの中ではODEONに勝るとも劣らないクォリティだと思います。従来の「なんとなく音像が前にあるような・・・」という不確かな定位ではなく、しっかり頭外定位しますし、変に強調された帯域もありません。MDR-DS5000とは比較にならないほどです。
「DolbyHeadphoneを搭載したハードが早く出ないかな〜?」と切に願う作者でありました。
HeadWizeの掲示板にも色々と感想が載っていますので、覗いてみて下さい。
ちなみに、LakePLS with DolbyHeadphoneは、$19.95で購入できます。
00/10/18 audio-technicaから新しいAir Dynamicヘッドホン
オーディオテクニカが、廉価なオープンエアヘッドホンを発売します。ATH-AD7は\16,000、ATH-AD5は\11,000と低価格に設定されており、現行のAD10/9をリプレースする製品ではないようです。発売日は11/21。どちらもCCAWヴォイスコイルの53mm口径のドライバーを使用していて、上級機にひけを取りません。レンジもAD7が5-30kHz、AD5が10-30kHzとなっており、この価格のオープンエア型としては非常にワイドレンジではないかと思います。
従来、オーディオテクニカの高級ヘッドホンは密閉型というイメージが強かったのですが、AD10/9が出て以来、印象はガラッと変わったように思います。今後、アートモニターシリーズに代わって、AirDynamicシリーズが高級機の主力になっていくかもしれません。
製品情報
テクニカルデータ
00/10/13 Sensaura Virtual Ear
以前HeadWizeで紹介されていたSensaura Virtual Earの販売がSensauraのサイトで始まっているようです。
Sensauraは、Central Research Lab.開発のパソコン用3Dオーディオテクノロジで、ヤマハの「YMF724/744/754」など多くのサウンドチップに搭載されていることで有名です。今回付加されたVirtual Earでは、25のHRTFプリセットの中からユーザに合わせて選べるほか、「concha depth」、「concha openness」、「head size」、「ear size」の4つのパラメータを調整可能とのことです。対応APIはDirectSound3Dの他EAX、A3D 1.0で、ヘッドホン及びスピーカ再生に適用できます。
ただし、現在のところサウンドカードのチップがYMF724/744/745若しくはADI SoundMax2.0である場合のみ対応。価格は$24.9で、同社サイトから購入可能です。
Sensauraのサイトはこちら
00/10/11 サエク、ヘッドホンアンプHP2000の情報を公開
以前お伝えしたサエクから発売予定のヘッドホンアンプHP2000の情報が、同社のホームページ上で公開されました。
リンクはこちら
価格は\110,000、発売日は10月30日を予定。
目玉機能の一つであるSRA TruBassの原理についても簡単な解説が掲載されています。
仕様書きには「??」なところも多く手慣れていない印象が見受けられますが・・・
高級電源コードを付属させているところがサエクらしい。
実物を見ないと何とも言えませんが、もしかするとHeadRoomの有力なライバルになり得る製品かもしれません。付加価値(サウンドプロセッサ)も共通するものがあり、大変興味深い製品です。
日本では、ヘッドホンという分野自体、地位が低いことから、特にヘッドホンアンプなどは商品化しにくい面があるかもしれません。しかし、HP2000は、SRS Headphone、SRS TruBassといった積極的に音づくりをする機能を載せることで、十分に魅力的な製品になっているように思います。
なお、TruBassは、Windows Madia Player 7に、SRS WOW機能の一部としても搭載されています。TruBassがどんなものか知りたい方はWindows Updateサイトから最新版Windows Media Playerをダウンロードしてお試し下さい。
00/10/06 MDR-DS5100の後継機は出るのか?
ソニーが、2スピーカ及びヘッドホン向けのバーチャライザICを開発したとのことです。
プレスリリース
「本年末を目処に同LSIを搭載した3Dスピーカーやヘッドホンシステム等の商品化を行なう」とあるので、もしかしたらMDR-DS5100の後継機に相当する製品が出るかもしれませんね。
(CZooさん情報ありがとうございます)
<追記>
もしかしたら、SRS VS1という新発売のバーチャルサラウンドスピーカに搭載されているのがそれなのかも・・・
あまり高級なチップではないのかもしれませんね。
00/09/28 Panasonic、新型サラウンドヘッドホンを開発
松下が、プロ用編集スタジオの音響を専用ヘッドホンで再現する製品を開発しました。5.1chサラウンド再生に対応します。
耳に直接触れない「ニアホン」構造のヘッドホンは、一昔前の4chヘッドホンのように、前後2つのトランスデューサを持っています。DSPによるスタジオの音場の再現を耳の一歩手前で止めて、後はできるだけリスナー自身の耳を使ってフィルタリングをすることで、効果に個人差が現れにくいようにしているそうです。発売は来春春を予定しているそうです。
くわしくは、松下の該当ページにて。
専用ヘッドホンとの組み合わせ商品であることから、ある意味ヘッドホンマニアにはつらい製品かもしれませんね。でも、期待大の注目株となりそう。MDR-DS5100の後継機種が出るのか出ないのか、そろそろ気になるところです。
なお、9/28付けの日経・日経産業新聞にも出ています。
(若林さん、CZooさん、情報ありがとうございます)
00/09/23 audio-technica、今年も木製ヘッドホン?
まだ確認は取れていませんが、先日ご紹介した超音波さんによれば、オーディオテクニカが今年もウッドハウジングのヘッドホンを出すそうです。
しかも、作者も使っているATH-W11JPNの「漆塗りなし」バージョンで、定価で1万円程度安くなるのだとか。これは、とても興味深い話です。ATH-W10LTDという過去のモデルに、かなり近いデザインになるのでは・・・という気がするのですが。
(超音波さん、情報ありがとうございます。)
00/09/21 通販ショップ「超音波」紹介 ATH-W100のプレゼントキャンペーン中(10月末締め切り)
本日は、通販ショップ「超音波」を紹介します。
作者も、このページを始める前に、何度か超音波さんのサイトを訪れたことがあるのですが、独自の定位改善機能を持つULTRASONEというヘッドホンを扱っていたりして、印象深いものでした。
事情があって1年ほど前に閉店したとのことですが、今度通販ショップとなって復活。audio-technica、Beyer Dynamic、Sennheiser、STAXなどのヘッドホンが購入可能のようです。とくにBeyer Dynamicはやや入手しづらい(?)ので、貴重なショップです。また、09/21現在、限定で真空管ヘッドホンアンプVP-HEADも販売中。
もちろん、ヘッドホン関連以外の商品も色々あります。
超音波さんのサイトはこちら
トップページが奇抜。ヘッドホンにも機種ごとに簡単な説明が付けられていて、根性入ってるな、という感じを受けます。
00/09/15 audio-technicaから新方式耳かけ式ヘッドホン
オーディオテクニカから、ATH-ET7 "EARZ TUNE"という耳かけ式ヘッドホンが発売(10/1)されます。
シェルが付いているときはただの耳かけ式に見えますが、シェルをはずすと、Bang&OlufsenのA8というイヤホンにそっくりです。
シェルは音漏れ防止の用途に使うようですが、外して使うことも可能です。
従来、耳かけ式のヘッドホンは音質が悪く、インナーイヤー型にさえ劣るという意見が多かったようです。特に耳との密着が悪く、低音が逃げる、音がシャカシャカするという傾向がありました。 今回のヘッドホンでは克服できているのでしょうか・・・。
00/09/08 WinDVDがDolbyHeadphoneに対応
カノープスより9月末に発売予定のWinDVD DHが、ドルビーヘッドホンに対応します。
以前にも、ドルビーヘッドホン搭載のソフトウェアDVDプレーヤのMGI SoftDVD MAX 2000はありましたが、WinDVDに搭載されるとなると、さらに普及に拍車がかかるのではないでしょうか。
ソニーのMDR-DS5x00のような、ドルビーヘッドホンを搭載した単体ハードウェアが出てくると、もっと面白くなると思うのですが・・・。
(樋口さん情報ありがとうございました。)
00/09/08 HeadWize、サイトのデザインを一新
このページの作者も情報源としてお世話になっている、ヘッドホン総合ページのHeadWizeのデザインが大幅に変更されています。
既に訪れたことのある方も、まだの方も、ぜひ一度アクセスしてみて下さい。
00/08/21 サエクのヘッドホンアンプ
サエクから、10月にHP2000という、定位改善機能を持つヘッドホンアンプが発売されます。
SRS研究所の、SRS HeadphoneやTruBassが搭載されているようです。価格は\110,000。
純粋に音場を再現するという意味ではおそらく、MDR-DS5100のような製品に分があるのではないかと思うのですが、出所が出所なだけに「オーディオ装置」としてのクォリティや品格には期待できそうです。DS5100のような、「ムリしている感じ」がしなければ良いのですが・・・。
詳しくは、現在発売中のステレオ誌(Q&Aコーナー)、オーディオアクセサリ誌に載っています。
なお、オーディオアクセサリ誌には、ER-4Sもちょこっと紹介されています。小さい記事ですが、ER社がオーディオメーカーでないこと、ER-4Sがふつうのヘッドホンではないことなど、必要最小限のことは押さえています。音質は高く評価されていました。オーディオ雑誌で紹介されるのはこれが初めてでしょうか? こういう扱いをされるようになったのも、イーディオさんのおかげですね。ちなみに、同雑誌に表記された定価は間違いですので、イーディオさんのHPでご確認ください。
(アイクさん、若林さん、山田さん、情報ありがとうございました。)
00/08/17 SPIDER GEAR
日本に出荷してくれるかどうか確認をとっていないのですが、こちらのショップではSennheiser HD580が$137、HD580 + DSP Proが$174、DSP Pro単体が$29.0 (+手数料)などとなっています。これはHeadRoomをも凌ぐ価格です。
日本には出荷してくれるのでしょうか・・・。もし、どなたか、実際に注文してみようと言う方がいらっしゃいましたら、情報をくださいませ。
それにしても国内定価って・・・・・!
<追記>
実際にSPIDER GEARに問い合わせをした方によれば、残念ながら海外からの注文には応じないとのこと。残念!
(柳井さん、齊藤さん情報ありがとうございました。)
00/08/11 東急ハンズにあるヘッドホン
私事になりますが、先日東芝の冷蔵庫の自動製氷機能が故障してしまい、その修理をするための部品を入手するために、渋谷の東急ハンズにいって参りました。そこで、いくつか珍しいヘッドホンが売られていることを知りましたので、ご報告します。
・Sennheiser HD580 \39.5k
・Sennheiser HD25 \32.8k
・ELEGA DR-631C \30k
・AKG K141 \14.5k
・AKG K501 \22.8k
・Fostex T-5M \5.98k
・アシダボックス ST-3 \16.8k(赤・黒・青・黄の各色あり)
・STaNTOn DJPRO 101/SR(DJ用片耳専用ヘッドホン) \49.8k
00/08/08 HeadWize Announcementページ 8月分の更新
非営利のヘッドホン総合情報サイトのHeadWizeのニュースページであるAnnouncementページが、更新されています。
ここでは紹介しきれないので興味のある方は原文を当たっていただくことをおすすめします。
オーディオテクニカの「EARZ」やソニーのMDR-G82LPなど、いわゆる「耳かけ式」のヘッドホンや、ソニーMDR-CD2000、スタックスのドライバユニットSRM-717などが紹介されています。
面白いものとしては、Clou Cableの212 Jaspis Earphoneという、Sennheiser HD580/HD600用の交換用オーディオファイル級ケーブルが紹介されていました。「読者様のレビュー」のコーナーでaoさんが実験しておられるように、HD580/HD600のケーブルへの関心は案外高いのかもしれません。その他、ヘッドホンを用いて3D再生を行う「Dolby Headphone」「SRS WOW」などを搭載したパソコンソフトがいくつか紹介されています。
00/07/13 HeadRoom、Total AirHeadの販売を開始
米国Yahoo!オンラインショッピングのHeadRoomのページに、以前よりお伝えしていたAirHeadの改良版、「Total AirHead」が掲載されています。価格は$199で、紹介文はまだ載っていません。
現行のAirHeadは、今後も$129で販売が継続されます。名前はおそらく「AirHead」のままでしょう。
長谷川様、情報ありがとうございました。
00/06/29 Victor、デジタルサラウンド コードレスヘッドホンを発売
Victorが7月上旬に、デジタルサラウンド コードレスヘッドホン「HP-W300RS」を発売します。価格は\19,800です。
同社独自の「Digital 3D回路」は室内反響音や頭部伝達関数も考慮しているとのことなので、全くのおもちゃというわけでもなさそうです。残念ながらドルビーデジタル、ドルビープロロジックのデコーダは内蔵されてなく、デジタル入力もありません。ライセンス料によって価格が跳ね上がるのを防ぐために、独自のアルゴリズムを使うのでしょう。
既にある雑誌ではレビューが出ていましたが、あまり高い評価はされていないようです(MDR-DS5100よりも低い評価でした)。
似たような製品として、SRS Headphone方式を採用したaudio-technicaのATH-SR3が\12,000であることを考えると、\19,800という値段は高いかもしれません・・・。
00/06/27 HeadRoom、AirHeadを値下げ
05/23付けでお知らせしたAirHeadの新価格が、Yahoo!のHeadRoomのページに載っています。これで、少なくともAirHeadの値下げが行われることが公式に分かりました。「Total AirHead」なる新バージョンの話はまだ出ていませんが・・・。
このニュースを書いている最中はまだ更新中らしく、HeadRoomの自身のサイトには繋がらないので、リンクについては後日。
杉ちゃんさん、情報ありがとうございました。
00/06/10 ER-4S/Pが国内で買えます(中村様、情報ありがとうございました)
ちょっとしたニュースです。
イーディオにて、ER-4S/Pの国内販売が行われるそうです。7月末までに支払いを済ませるという条件で、定価\45,000のところを特価\35,000で販売するようです(限定10セット)。
詳しくはこちらをごらんください。
先日、イーディオの方からメールで連絡を頂きました。それによると、イーディオは既にEtymotic Researchに対してディストリビュータとして契約をしており、特価販売の終了後も、特に問題がなければ販売は継続される予定とのことです。
また、イーディオはインターネットによる通販を行う会社ですが、秋葉原には試聴ルームもあり、そこでER-4の試聴も可能とのことです(その場で購入できるようです)。場所はこちらでご確認ください。
ようやく、日本での取り扱い店ができました。ER-4Sもぐっと身近になるのではないでしょうか。この調子で、もっと取扱店が増えてくれれば更によいのですが・・・。
00/05/23 DolbyHeadphone機能搭載ソフトウェアDVDプレーヤのデモ
HeadWizeの掲示板によると、DolbyHeadphone機能を搭載したソフトウェアDVDプレーヤ「DVD MAX」のデモが、こちらよりダウンロード可能とのことです。
実行には、DVD-ROMドライブと、十分に速いPCが必要です。
00/05/04 HeadRoom AirHeadにニューバージョン?
HeadWizeの掲示板に、AirHeadが新しくなるとの情報が出ていました。詳しくはHeadWize掲示板でご覧ください。
(注意! 間違った情報の可能性もあるので、その点に留意してください)
HeadWize管理人の方が言うには、
- 普及版のAirHeadは、"Ordinary AirHead"と呼ばれることになる;プライスは$129となる
- 高級版AirHeadは"Total AirHead"と呼ばれることになる;プライスは$199となる
- OPアンプの品種が以下のように変更される模様
"Total AirHead"はBurrBrown OPA4053に
"Ordinary AirHead"はBurrBrown OPA4043に それぞれ変更されるとのこと(BBのサイトには当該品種は載ってないらしく、情報の正確さについては疑問が残ります)- 現行AirHeadの所有者は$69で"Ordinary AirHead"に、$99で"Total AirHead"にアップグレード
"Total AirHead"では、コンデンサ等もより音のよい高級な品に変更されている
HeadRoomのサイトにはまだ載っていませんが、既に出荷されているとの噂もあります。(私にメールを下さった何人かの方が「$129しか請求されなかった」ことを不思議がっておられましたが、ニューバージョンが既に出荷されているならば、これでつじつまが合います;いずれにしても、蓋を開けてOPアンプの種類を見れば正体がわかるでしょう)
便乗してお知らせしますが、HeadRoomでもMusical Fidelity X-Cans V2の取り扱いが始まったようです。$269ですが、これはオーディオユニオン等の価格に比べるとすこぶる安いと思います。
00/04/28 HeadWize 5月分のAnnouncementを発表
ヘッドホン総合情報サイトHeadWizeのニュースページである、「Announcement」のページが久々にアップデートされましたのでお知らせしておきます。
作者多忙のため今回はお知らせのみでご容赦ください。
目を引くものとしては、DolbyHeadphoneを搭載したソフトウェアDVDプレーヤ「SoftDVD MAX」などが紹介されていました。
その他、自作オーディオの現状についてのエッセイも掲載されています。
00/04/24 SONY 耳掛け式ヘッドホンを発売;好みに合わせてカラーを変えられる「着せ替え式」
ついにソニーからも耳掛け式ヘッドホンが発売されることになりました。型番はちょっと変わっていて、MDR-Q33SLといいます。ハウジング部のキャップは着せ替えができ、ファッション性の高いものになっています。基本キャップカラーはブラック、グレー、シルバー、ホワイト、ブルーの5色。あらかじめ本体に2色のカラーキャップを付属、また別売の12色のカラーキャップもあわせ、さまざまな色の組み合わせを日々の服装に合わせて楽しめるとのこと。
発売は5月21日、価格は\3,300。
それにしても、プレスリリースを読んでみて、音質面では特に真新しい記述が無いというのは、ちょっとさびしい気がします。
およそ優れたヘッドホン(STAX/Sennheiser/Ety....etc.etc.)には、その高音質や性能を達成するための、独特の機能美があるように思われます。ここは一発、見る人が見ればわかる高音質ヘッドホンを掛けて街を歩く、というのはどうでしょう?そのほうがよっぽど個性的なはず・・・(あまり高音質高音質言っているとマイノリティ気取り、ジジくさくもあるのですが)
ソニープレスリリース
00/04/12 HITACHI DolbyHeadphone搭載パソコンを発売
HITACHIが、DolbyHeadphone搭載パソコン「Prius Deck 610N」を発売しました(購入された方、是非レビューを!)。
(1ヶ月ほど前に発売、既に出回っているようです)
日立によると、コンシューマ向けとしては世界初採用とのこと(以前は航空機内で利用されていました)。
いよいよコンシューマ向けにDolbyHeadphoneが本格始動!?
この調子で、ポータブルDVD/CDプレーヤ、パソコン用サウンドカード等にも搭載されるようになってくれば面白くなりそうです。
青木様、情報提供ありがとうございました。
リンク
日立オフィシャルサイトのニュースリリース
日立新Priusシリーズに関する情報(PC Watch)
DolbyLab.のDolbyHeadphone解説(日本語)
00/04/03 SHARP ヘッドホン型メモリースティックプレーヤを発売
SHARPがWA-HP1というヘッドホン型のメモリースティックプレーヤを発売します。
対応データはATRAC3、メモリースティックとしてはマジックゲート著作権保護技術対応の品が使用でき、標準で64MBのメディアが付属するとのこと。
価格は\48,000。
シャープの該当ページへ
00/04/02 STAX イヤースピーカ誕生40周年記念イベント
STAXのウェブサイトによると、「イヤースピーカSR-1誕生40周年記念イベント」なるものが催されるそうです。
これを書いている今現在(04/02 AM)は、システム不調で情報がアップできないとのことで、詳しいことは分かりませんが、一応該当リンクを載せておきます:
こちら
<追記04/07>
第一弾は、どうやらヴィンテージスタックス(古いイヤースピーカ)を「体験教材」として発売すると言うもののようです。
作者もスタックスのSR-X mk.2という機種を持っているのですが、これが発売された時代(スタックスによると1972年、つまり28年前に発売)を考えると驚異的です。ドライバユニットとして小型のラウドスピーカが入ったヘッドホンが1万円くらいで、公然と売られていた時代です。それを考えると、スタックスのイヤースピーカがいかに先進的であったことか! 今あらためて聴いてみると、SR-X mk.2の音は中高域が出すぎの感がありますが、コンデンサ型のキャラクタは十分持ち合わせていて、並みのヘッドホンよりもずっと解像力があります。常用ではありませんが、作者は今でも使っています。
00/03/30 ER-4について日本語でレビューしているページ
面白いニュースが見つからないので、ER-4について日本語でレビューしているページを2つほどご紹介します。
0.1tさんのページER-4S、HD600、Lambda Nova Signature + SRM-T1W等を交えての試聴記。よく読むとSTAXのドライバはアンプのヘッドホン端子に接続していると書かれているので、全体的な音質傾向は変わらないでしょうが、ある程度割引して考える必要があると思います。
ER-4PとER-4Sについて書かれています。
HD600のレビューはもう少し時間をください
00/03/16 SOUND&VISION の 1st Annual Reviewer's Choice Awards に ER-4P
Stereo Review's SOUND&VISIONという雑誌の1st Annual Reviewer's Choice Awardsという賞をER-4Pが受賞したそうです。
当該ページはこちら
00/03/02 IO DATA、ステレオダイポール方式搭載の仮想5.1chスピーカ「P2DiPOLE」を発売
ヘッドホンとは直接関係はありませんが・・・
03/04のPlayStation2の発売にあわせて、アイオー・データより、ステレオダイポール搭載のスピーカが発売されます。
ステレオダイポールは、近接2スピーカを利用することを前提にした新しいステレオ再生法として注目されています。従来の正三角形の2頂点にスピーカを配置する方法ではComb-filteringと呼ばれる現象が発生し、周波数特性に乱れが生じていました。また、3D再生ではスイートスポットが狭く、正確な再生は難しいものでした。
ステレオダイポールでは、幾何学的にComb-filteringを(ほとんど)生じず、スイートスポットも広くなり、3D再生における音像の操作がより正確にできるようになります。またヘッドホンの着用を前提とする、バイノーラル録音も適切に再生することもできるようになるとのことです。通常のステレオソースでも、広いサウンドステージと安定したセンターイメージが期待できるでしょう。
(全く実際の音を聞いたことのない私が言うのも説得力がありませんが)
(どなたか、購入されましたらぜひ感想をお聞かせくださいませ)
→IO DATA当該ページはこちら
→ステレオダイポールのデモはこちら
→ステレオダイポールのICに関してくわしくはこちら
→ステレオダイポールに類似のステレオ再生法を紹介しているページ「Ambiophonics」
00/02/27 HeadRoom、取り扱いヘッドホンを強化
ヘッドルームのヘッドホン一覧ページ「The Big List of Headphones」が一新され、ER-4BやスタックスのBasicII/CassicII/SignatureIIなど、かなり多くの製品が新たに取り扱われることになりました。
ただ、実測データの測定&公表はまだされていません。例えば、ER-4Bのページのグラフには、ER-4Sのものがそのまま使われています(そんなことしていいのか?)。ちょっと残念。
このページを仕上げるために、TyllとToddはかなり遅くまで会社にこもって仕事をしていたそうな・・・
00/02/23 NHK バイノーラル ラジオドラマ「渚のバッド・エンド」
聞くところによると、3月4日 22:00より、NHK・FMでバイノーラル録音のラジオドラマ「渚のバッド・エンド」が放送されるそうです。
興味のある方は、02/07の朝日新聞(夕刊)に紹介されていますから、まだちり紙交換に出して無い方は読んでみて下さい。収録はNEUMANNのダミーヘッドを使って行われています。NHKでは、このダミーヘッドを「ノイマン君」と呼んでいるそうです。新聞に載っていた写真を見る限り、ラウドスピーカとの互換性も確保されている、最新型のKU-100のような気がします。
これでようやく、私のER-4Bも真価を発揮できそう。
FMを聴きたくなるなんて、久しぶりです。ああ、TRIOのチューナーを捨てなければ良かったな・・・。どうやって受信しよう・・・。
0.1tさん、情報提供ありがとうございます! (0.1tさんのHPはこちら 彼はER-4Sのオーナーです)
00/02/15 Panasonic DVD-PV55
先日メールを下さった方のお蔭で、パナソニックがヘッドホン向けバーチャライザ(V.S.S.)を搭載した世界最小のポータブルDVDプレーヤを発売することが分かりました。PioneerのPDV-10も良いと思っていましたが、今回の製品はポータビリティが向上し、ヘッドホン向けということで、より魅力的に思えます。問題は、どの程度高級な音質なのかと言う事でしょうね。これでPDV-10と同じくらい音質が良ければ言う事なしなんですが…。
発売は、03/10の予定。
プレスリリースは01/18発表だからNewsとしてはちょっと古いかも知れない…
<付記>
ちょっと気になったので、ヘッドホンV.S.S.を既存機種(DVD-A700)についている物で試聴して来ました。
ポケットに標準アダプタ+ER−4Bをしのばせていたので、高音質で試聴できました。ソースが音楽ではなく映画のデモだったのと、数分間しか試聴できなかった点を割り引く必要がありますが、なかなか良い感じでした。
やはり、MDR-DS5000と違い、中低域や中高域が変に出すぎた感じが無く、比較的大人しく、色々なヘッドホンに組み合わせても違和感が少なくなるように工夫されている感じでした。頭外定位感も、バイノーラル音源ほどではありませんが、MDR−DS5000よりは良好だと思いました。
ひょっとしたら、買っちゃうかもしれません、DVD-PV55。
ところで、このV.S.S.というのは、CDDAを再生するときにも適用できるのでしょうか?御存知の方は御一報くだされば幸いです。
プレスリリース
<追記>
パナに問い合わせてみたところ、CDDA、VideoCD再生の時には、ヘッドホンV.S.S.は利用できないとのことでした。残念!!私はオーディオ製品を買うときに、「既存の資産に対してどんなことをしてくれる製品なのか」をいつも考えてしまう人間です。今までかなり気張っていたのですが、これで買う気が一気に失せてしまいました。この際DVD Audioの登場まで待機モードで決め込もうかな?
00/02/09 Buy Headroom products at Yahoo!
最近気付いたのですが、ヘッドルームの製品はYahoo!でも買う事ができるのですね。
Yahoo!ならばセキュリティ対策が掛かるので、カード決済も安心と言う、非常に大きなメリットがあります。
以上、ちょっとした重要なお知らせでした。
それにしても、HD580とDSP Proをセットで$199で売るとは、さすがヘッドホン専門ショップ!
Yahoo!のヘッドルームページはこちら。
00/01/29 HeadWize、Announcementページ2000年はじめての更新
非営利のヘッドホン総合ページであるHeadWizeのニュースページとも言える、Annoucementページが久々に更新されました。
チェックするのが面倒な方のために、簡単にまとめてみました。興味を引かれたら、是非HeadWizeを訪れてみてください。
幾つかの新しいヘッドホンや、Musical Fidelity X-Cans2などの真空管アンプの新製品が紹介されています。
しかし、何よりも注目したいのはDolbyHeadphone関連の動き。モトローラ、ゾラン、アナログ・デバイセスの3社がDolbyHeadphoneアルゴリズムを採用したICの量産に向かっているとの事です。それから、ずばりDolbyHeadphoneではないのですが、SHARPが自社のICの生産にVZ Chip Technologyという技術を採用するとの事です。これにより、DSPのフィルターをより小さく、低コストで作れるようになり、コンシューマ向けDolbyHeadphoneにも拍がつきそうだ、との事。 音響の世界に対して絶大な威力を持つDOLBYの名を冠したこのアルゴリズムがいよいよ実用段階に入る事で、2000年はヘッドホンの3D再生がいっそう身近となる年になるような気がします。
DolbyHeadphone以外に、ヤマハのサウンドカードで有名なSensauraシリーズにも、Sensaura Virtual Earなるアルゴリズムが新登場するとあります。HRTFにはかなり個人差があるわけですが、Sensaura Virtual Earでは25のプリセットHRTFから選ぶ事ができるそうで、これはコンシューマ向けとしては画期的です。
また、WinAmpのプラグインとして、既にお馴染みのSRS WOW Thingや、Spatializer LabsのStreamFXやWave ArtsのWaveSurround Plug-in Ver.3が紹介されています。
その他、ドイツのStereoplay誌のヘッドホンの格付けが紹介されていました。エレクトロ・スタティック部門のSTAX SR404/SRM006tが高得点となっていました。3D再生系としては、AKG HEARO999 Audiosphereが取り上げられています。
00/01/27 ゼンハイザー、超指向性の"SoundBeam"で受賞
話題はヘッドホンではないのですが「音」の事だし、興味があるのでちょっと。
以前、講談社のブルーバックスの本に「超音波をキャリア・ウェーブとした、超指向性のスピーカ」なるものが研究されているということが載っていたのを見たのですが、ゼンハイザーが実用化していたみたいですね。知らなかった〜。
これを使うと、音のビームをを光のビームのように壁で反射させることができるので、例えば、「囀る鳥が壁際を飛んでいるような」アトラクションを作ったり、博物館では「まるで展示物の中にラウドスピーカが仕掛けられているような」展示が可能になるとの事です。
http://www.sennheiser.com/News/pr/pr0100-01e.html
00/01/26 最近・・・
最近、このページをみてER-4SやER-4Pを買ったと報告してくれる方が多くなってきました。昨日も一度に2名もの方からの購入報告談を頂き、紹介している側としても、嬉しく思っています。
昨年6月にこのページを始めた当初は、全く反応がありませんでした。ヘッドホンという、日本では未だ地位が低いジャンルで、日本では全く知られていない会社の製品なのですから仕方ありません。そこで、幾つかのサーチエンジンに登録してもらって、やっとヒット数が取れるようになってきた次第です(それも、「スタックス」「ゼンハイザー」「オーディオテクニカ」などの強力なキーワードにちりばめてやっと、といったところ)。
今後も、インターネットを中心として、口コミで利用者が増えてくれれば、と思います。
今回の購入者のお一人、0.1tさんのHPはこちらです。ER-4Sと、同時購入したHD600の画像が見られます。
00/01/14 SONY、音楽鑑賞用ヘッドホンCDシリーズを一新
ソニーの音楽鑑賞用ヘッドホン、CDシリーズが一新されます。モデル名はそれぞれMDR-CD2000(\25,000)、MDR-CD780(\11,000)、MDR-CD580(\77,00)、MDR-CD480(\5,500)、MDR-CD380(\4,400)、MDR-CD280(\3,300)で、現行モデルであるMDR-CD1700(\25,000)、MDR-CD770(\11,000)、MDR-CD570(\7,700)、MDR-CD470(\5,500)、MDR-CD370(\4,400)、MDR-CD270(\3,300)をリプレースするものと思われます。
発売日は、各モデルとも00/02/10とのこと。
セールスポイント
- ハウジング側をオープン構造としたセミ・オープン仕様で低音の量感を維持しつつ中・高域の音質を改善(耳パッドは従来どおり密閉構造)
- 50mm口径ドライバーユニット(CD2000/CD780)
- ベクトラン(高張力繊維)配合バイオセルロース・ダイアフラム(CD2000)
- ネオディミウム・マグネット採用(CD280を除く)
- リニアリティに優れるCCAWヴォイスコイル
- バッフル板に制振ABS材を採用(CD2000/CD780/CD580)
イヤ・パッドの表面の素材が布地になり、蒸れにくくなっています。特にCD2000/CD780は低反発性のウレタン・クッションを採用しているとのことで、これならゼンハイザー並みの快適性が得られるかも!? また、上位4モデルはコードが取り外し可能になっており、別売りのコードを購入することでユーザの希望どおりの長さにして使用することが可能です。
<感想>
プレスリリースにはMDR-CD2000の写真が載っています。現行のMDR-CD1700が機能美を強調するようなデザインであるのに対し、MDR-CD2000は丸みを帯びた現代的で人間的なデザインになっています。この辺など、SENNHEISER HD600とHD590の関係に似ていますね。
CDシリーズは密閉型で通すつもりかと思っていましたが・・・・。音質が向上するならば、あまりこだわらないと言うことでしょうか。あまり音漏れが盛大だと、深夜のモニタリングにはつらいかもしれませんね。
ソニーのヘッドホンのラインナップには無駄が多いと思います(少なくとも消費者側から見れば)。6つもモデルがありますが、3つくらいに絞れないものでしょうか。隣り合う機種との性能の差が、実用上感じられるほどあるとは思えません(特にMDR-E838/E848とE838/E848などそうです)。
インピーダンスは相変わらず低く、CD280に至っては24Ωです。
そろそろMDR-CD3000の次の製品を作って欲しいと思うのは私だけでしょうか?思い切ってゼンハイザーばりの軽量ヴォイスコイル・ハイインピーダンス仕様で、別売りのヘッドホンアンプを発売するというのはどうでしょう。
(・・・・・やはりダイナミック型で安心して薦められるのはEtymoticとSENNHEISERしかありませんな・・・ボソッ)
ソニーのプレスリリース
00/01/02 STAX次世代オーディオに対応した広帯域ドライバーを発売
明けましておめでとうございます。本年も「ヘッドホン紹介ページ」をよろしくお願いします。
STAXから次世代オーディオ対応の広帯域ドライバー「SRM-717」が発売されます。ローノイズデュアルFETを採用した純バランス入力・DCアンプ構成のドライバーです。ソリッドステートのドライバが上位ラインに入るのは久しぶりの事で、音がよければ方式にはこだわらない、スタックスの趣味のよさを窺わせます。周波数特性としてはDC-100KHz(SR-007またはSR-404一台負荷時)となりました。また、ボリュームをバイパスするスイッチが取り付けられており、外部アッテネータなどを利用するときの便宜が図られています。従来、マニアの方はスタックスのドライバーのボリュームをより高級なものに交換することが多いようでしたから、これはなかなかの配慮と言えるでしょう。
発売は1月下旬を予定。
思うに、先日のSRM-313のアップグレードは突発的に行われたもので、本来はこのドライバーを発売することで次世代オーディオに対応していくつもりだったのではないでしょうか。このためしばらく周波数特性だけはSRM-313が浮いた感じになっていましたが、SRM-717が発売されることで、スタックスのラインナップにも再び秩序が戻ってくるのではないでしょうか。
スタックス当該ページへ
99/12/19 TOSHIBA、ヘッドホン型ソリッドステートオーディオプレーヤ発売へ
東芝デジタルフロンティアは、固有IDによる著作権保護機能付きで、スマートメディア採用のソリッドステートオーディオプレーヤを発売することを12/17に明らかにしました。2機種が予定されていて、うち一つはヘッドホン一体型、もう一つはペンダント型です。発売は来春を予定。
同日よりwww.sumame.com(「スマメ」とはSmartMediaのことですね)が開設され、ここで両機種の写真を見ることが出来ます。ヘッドホン型の方は私には「ダサダサ」に見えるのですが、どうでしょう。
99/12/04 HeadRoomクリスマスセール
HeadRoomがクリスマス特別セールを受け付けているようです。目ぼしいものは・・・
・ER-4S/ER-4Pが$269
・ER-4+AirHead+AirBagのセットが$469
・HD600+AirHead+AirBagのセットが$499
・HE60/HEV70"Baby Orpheus"システムが$1279
・新取扱のWheatfiledAudio HA-2(真空管アンプ)+HD600のセットが$929。
などなど。
ER-4。安いです。買うなら今ですぞ。HD600は、現在の円レートなら個人輸入したほうが国内(定価\6,9000、市価\5,2000程度)よりも安く買えるのではなかろうか?などと思います。故障したときの修理のことを考えると勢い国内版を買わざるを得なくなるのですが、それにしてもゼネラル通商側の定価は少々高すぎでしょう。音がいいのは確かですが。
リンクはこちら。
[12/11追記] toyoaki様からこのクリスマスセールに関して追加情報をいただきました。この方の知人が4台のER-4Sと1台のER-4PをまとめてHeadRoomに注文をしたところ、セールス担当のToddがVolume Discountとして10%引きをしてくれたそうです。同僚のオーディオマニアにER-4の話題をけしかけてみるのも面白いかもしれません。
99/11/29 STAX SRM-313の周波数特性拡大
AUDIOEXPO'99においてDVDオーディオの試聴用に周波数特性を拡大した「スペシャルバージョンのSRS-3030」が採用されましたが、現在出荷中のSRM-313(S/N 3-0151以降)は既にスペシャルバージョンであるとのこと。以前のバージョンを購入した人には無償アップグレードが行われているそうです。
余談になりますが、スタックスからメールでAUDIOEXPO'99でイヤースピーカが採用されたという連絡があったのはAUDIOEXPO当日でしたね。スペシャルバージョンの件には触れていなかったし。しかもメール受信者のフルネームとメールアドレスが公開されてしまった問題。スタックスもインターネット時代を生き抜いていくのは大変みたい。
STAX当該ページへのリンク
99/11/29 HeadRoomの新しいディスカッションルーム
いつもHeadRoomのディスカッションルームにはブックマークから直接飛んでいたのですが、ここのところ新しい書き込みがないようなのでどうしたのだろうと思い、HeadRoomのサイトを調べてみたら、新しいディスカッションルームが紹介されていました。ということで、リンクはこちら。 カキコするには登録が必要。
99/11/17 NHK人間講座
今回はNHK教育の番組で興味深いものが見つかったのでご紹介します。
NHK教育の番組で「人間講座」というのがあるのですが、10月−12月期の毎週水曜日は「ロボットから人間を読み解く」という主題でやっています。このうち、11/25、11/26(再放送)放送分のサブタイトルは「バーチャルに音を聴き、触る」となっています。バイノーラル再生や、ヘッドトラッキングを含めた音のバーチャルリアリティについても言及があるかもしれません。今から楽しみです。
99/11/15 HeadWize Annoucement更新
非営利のヘッドホン総合サイトHeadWizeのAnnouncementページのNovember号が出ましたので、以下に、簡単に内容を報告します。何か興味のある製品の名前が出ていたら、HeadWizeを訪れてみてください。3ヶ月ぶりのアップデートで、量的にも質的にも読み応えがあります。
ChuMoy氏は、1999年は新しいヘッドホンサウンドの幕開けの年であったと指摘。パソコンゲーム、すなわちAureal社やCreative社のPCサウンドカードに搭載されたヘッドホン向け3D再生機能や、ソリッドステート・ポータブル・オーディオ----Mp3プレヤ----とヘッドホン向け3D音響プロセッサICの連携を視野に入れた分析をしています。また、AKG HEARO777/SONY MDR-DS5000などヘッドホンの定位を改善する機器が出始めているのも最近の注目すべき傾向。
注目のLake DSPによるDolby Headphoneにも触れています。リリースの遅れは今年の残念な事件でしたが、Dolby Headphoneの最初のバージョンのアルゴリズムはコンシューマ向け商品に組み込むにはあまりに複雑なものであったことが原因のようです。現在Lake DSPはより簡略化され、それでいてオリジナルと同じ効果をもつバージョンをライセンスしている最中であり、2000年にはDolby Headphoneを搭載した製品が出るだろうと述べています。
Trends for Y2K--ヘッドホンメーカーは、音質以外で差別化を図るために、ファッション性のあるヘッドホンや、携帯電話向けのマイクロホン内蔵ヘッドホンに興味を持ち始めているようです。
定位改善機能の発達により、ヘッドホンを主体にオーディオシステムを組もうとする人が増えてきました。これにより、メーカー側にもよりハイ・エンドのヘッドホン、ヘッドホン・アンプを作ろうとする傾向が生まれるかもしれません。定位改善機能については、現在のところHeadRoomの製品に見られるようにアナログで実現するほうがよい結果が得られるが、デジタルプロセッシングチップは目下増えつづけているので、すぐにでも、デジタルで処理を行うハイエンドの製品が出来るかもしれない。
[個別の製品に関するニュースのうち、主なもの]
・Sennheiser
RS30/40/60/80、HD200/270、HME 120/HMD120(騒音低減を主眼に置いたヘッドホン)、などなど(含 業務用)。RS-60ワイヤレス・ヘッドホンにはSRS Headphoneが搭載される
・AKG
HEARO777/888/999。HEARO 999 "Audiosphere"にはHRTFアジャストメント機能もついているらしい。
・KOSS
iMacのデザインを踏襲したカラフルなヘッドホン、iphones I10/I20/I40。
・SRS WOW Thing (BOX/ Winamp plug-in)
SRSのステレオ感増強アルゴリズム。Winamp用のプラグインはダウンロードして試すことも出来る。ヘッドホン専用モードあり。
・Vertical HorizonsのMH200 Mp3プレヤ一体型ヘッドホン。メモリーは32MB。
・SONY MDR-DS5100、MDR-EX70LP/ED268LP/ED228LP
・海外でのSTAX OmegaIIのレビュー。"be more of a recording engineer's tool than a music lover's instrument." ちょっと意外?
・ドイツAUDIO誌ヘッドホンランキング。サラウンドヘッドホンとしてはMDR-DS5000が40ポイントに対してAKG HEARO 777は55ポイントと高得点。
・Etymotic ER-4Pの話。
AnnouncementページでのChu Moy氏の視点は、いわゆるピュア・オーディオとは一味違ったものであり、トレンドを見据えた分析に感心させられます。
99/11/10 audio-technica ATH-W100
audio-technicaから新しいWシリーズの発売です。リンクはこちら(紹介)とこちら(テクニカルデータ)。
発売日は12/1ということで、ATH-W11JPNの発売からちょうど1年目にあたります。ポジションはフラッグシップではなく、ATH-W10VTGの後継と思われます。軽量&高剛性のマグネシウムフレームを採用し、重量が370gであったATH-W10VTGに比べ、320gと軽量化されています。また、木材ハウジングを極限まで薄く削ることにより、ハウジングの内容積は従来比70%の向上をうたっています。見た目はより球体に近くなりました。人によって好き嫌いが分かれそうです。イヤパッドは天然コラーゲン配合の品を採用。気になるハウジングには北海道産アサダ桜無垢材が使用されているとの事ですが、「心材」ではないようですね。無着色のようで、ATH-W10LTDを思わせます。
その他の仕様は、53mmドライバー、ニュー・ウィングサポート、OFC8Nボイスコイル、ステレオ標準プラグ専用、PCOCC3.0m入力コードとなっています。
[仕様など]
価格 \4,2000
型式 密閉ダイナミック型
ドライバー 53mm、ネオジウムマグネット、
スーパーハードコート・ダイアフラム
スーパーハイクラスOFC8Nボビン巻きボイスコイル
ハウジング 北海道産アサダ桜無垢材
出力音圧レベル 100dB/mW
再生周波数帯域 5〜30,000Hz
許容入力 2,000mW
インピーダンス 48Ω
重量(コード除く) 320g
プラグ 金メッキ6.3mmステレオ標準
コード(シース/素材/長) シルク100%/
PCOCC/3.0m(片出し)
◆交換イヤパッド HP-W100 \2,500. (税別)
[感想]
価格はATH-W10VTGの\3,8000から\4,2000になってしまいました。このモデルの登場によって、高級ヘッドホンの入門機的存在だったVTGが消えるとすれば、高級ヘッドホンの世界への敷居が一段高くなってしまうことになり、少々残念。
重量の320gについては、ATH-W11JPNも330gですし、スタックスやゼンハイザーに比べるとまだ重いのが残念です。
今回はお馴染みの「ドライバーもこのモデル専用に新設計といたしました」がありませんね。W11JPNか何かから流用するのでしょうか。
また、様々な点で差別化という企業のエゴが感じられます。特に、実用的問題として、イアパッドは蒸れにくい植毛人工皮革イヤパッドにして欲しかったですね。カタログによると、交換イヤパッドはW11用(植毛人工皮革)も価格は同じ\2,500となっています。
コード長が3.0mなのは、3.5mよりも使いやすくてよいと思います。
数少ない国内高級ヘッドホンメーカーの新製品ということで貴重な存在かもしれません。これはこれで面白い製品なのかもしれないですが、既にWシリーズは2台持っているので、今度は買う気がしません。どなたか、買ったらレビューしてくださいませんか。ソニーはMDR-CD3000の後継を出さないのだろうか。
99/11/10 audio-technica ATH-SR3 サラウンド・ヘッドホン
11/21に、audio-technicaから、SRS Headphoneを搭載したサラウンド・ヘッドホンシステムが登場します。
リンクはこちら(紹介)とこちら(テクニカルデータ)。
価格は\12,000とMDR-DS5100など他社製よりもずっと安く、あるいは衝動買いも出来そうです。 また、デコーダAT-SRD3として\9,000で単売もされるようです。
[感想]
SRS HeadphoneがATから、しかもヘッドホン+デコーダという形で発売されるとは驚きです。ラジカセ、ヘッドホンステレオ、PCサウンドカードなどに「おまけ機能」として搭載されるが一般的と思っていました。「ターボエキサイター」なる重低音増強機能がついていますが、なぜここにSRS TruBassを持ってこなかったのか、不思議です。
SRS Labs. inc.というと、スピーカ用のクロストーク・キャンセラー「SRS」で懲りた経験のおありの方もいらっしゃると思いますが、SRS Headphoneの方もそれほど大したものではなく、HRTFの再現は限定的なものであるとの評判を聞いております。
仕様表を見る限り、デコーダのヘッドホンアンプとしての性能は最悪。ここに国内でトップのダイナミック型ヘッドホンメーカーとしてのプライドを見せて欲しかったですね。ゼンハイザーにしろ、AKGにしろ、ヘッドホンメーカーが高性能ヘッドホンアンプを発売せんでどうするかっ!という・・・。 \(`o'°;)
ところで、ATからMC型のカートリッジが出ます。使用中のカートリッジの下取りもしてくれるそうで・・・少々気になり始めています。 こんなご時世にちゃんとカートリッジの新機種を出してくれる点など、ATも侮れないものがあると思います。
99/10/24 Etymotic Researchウェブページ更新 --- ER-4P情報ついに現る
表題のとおりです。やっと出たという感じです。発売より1ヶ月遅れですね。また、ER-4のシリーズ名として「ER-4 MicroPro (TM)」が採用されています。
これで、ER-4 MicroProシリーズのラインナップは以下のようになりました。
そうか!ER-4Pの「P」はPowerのPなのか・・・・と感心しております。 リンクはこちら。ER-4B (BINAURAL) For KEMAR manikin and other binaural recordings
KEMAR (Knowles Electronics Manikin for Acoustic Research)ダミーヘッドを基にDF Frequency Responseを再現。KEMARなどのダミーヘッドで録音されたバイノーラル録音を聴くために使用する。
ER-4S (STEREO) For normal pre-recorded material
基本的にはER-4Bと同じレスポンスを持つが、ステレオ録音でオーバーブライトにならないように、高域(10KHz)が5dB減衰したレスポンスを持っている。
ER-4P (POWER) Higher sensitivity for use with portable devices
ER-4Sの低インピーダンス版。ポータブルユニットでの使用に最適。ケーブルのタッチノイズも柔らかいゴムで被覆することにより低減させている。
99/10/23 SENNHEISERウェブページ更新
SENNHEISERウェブページが多少更新されています。まず、Dynamic Headphonesのコーナーに、HD590が掲載されました。HD590の愛称はPrestigeと言うのですね。 → リンクはこちら
また、evolution seriesなるマイクロホン・ヘッドホンのシリーズが掲載されています。ヘッドホンはそれぞれeH1430、eH2200、eH2270で、eH2200、eH2270はHD490などに似たデザインです。DJ向けに、使いやすさ、耐久性、騒音の激しい場所での使用などをアッピールしていました。 →リンクはこちら
99/10/13 ER-4P v.s ER-4Sに関するTodd氏の見解
HeadRoomの掲示板に、HeadRoom内部でヘッドホン単体について一番詳しい知識を持つ(らしい)Todd氏の見解がポストされました。簡単にまとめておくと、
- ER-4PはER-4Sの後継ではなく、ポータブルプレイヤーで、ヘッドホンアンプなしでの利用を念頭においている
- ER-4Pの方が低音は多い
- ER-4Sに比べて、ER-4Pの高音はロールオフしており、音もぼんやりしている
- ヘッドホンアンプがあればER-4Sは極めて正確で、ディーテイル・解像力のある音質を提供する
- ER-4Pのインピーダンスは27Ω
- ER-4Pでも、ヘッドホンアンプを利用するメリットは十分ある
- 結局のところ、「究極の音質」としてはER-4Sが勝者であることに変わりは無い
これで、ER-4SとER-4Pに関して、明確な線引きができました。SennheiserやAKGの製品群を見れば分かるように、海外で評価の高いヘッドホンでは100Ωを切るものはほとんど無いことに気付きます。たとえば、HD600は300Ω。中には600Ωという製品もあります。やはり正確なヘッドホンというのはどうしても高めのインピーダンスになってしまうようです。それに比べて国産のヘッドホンは軒並み100Ω以下のものばかり。audio-technicaのWシリーズが48 - 50Ω、SONY MDR-CD3000が32Ωなど。
ただし、ER-4SとER-4Pの両方を持っている人から見ても、ER-4Pの音質には依然素晴らしいものがあるようです。
10/21追記 ・ HeadRoomサイト内で、ER-4P v.s. ER-4Sの記事が見つかりました。
99/10/4 INYAMOのウェブサイト発見
以前紹介したINYAMOのウェブサイトを発見しました。探せば出てくるものです。
INYAMO WebSite
99/10/4 ER-4PはER-4Sをリプレースせず!?
HeadRoomのディスカッションルームで、幾分面白い話が聞かれました。
書き込みをした人の話によれば、「ER-4PはER-4Sをリプレースしない。あくまでER-4Sがもっとも正確であり、その一方でER-4Pは低インピーダンスでより多くの電力を取り出せ、低音も多い」とのこと。この人は、Etymoticからこの話を聞いたそうです。したがって、AirHeadなどドライブ力の在るヘッドホンアンプを持つ人はER-4Sを、携帯性を重視してポータブルCDPなどのみでドライブする人はER-4Pを、という風に住み分けが出来ることになりそうです。しかし、ER-4Pを実際に聴いた人の話では、P型も相当音質が良いようです。やはり、これから買う人はP型でしょうか。
また、詳細は不明ですが、ER-4Pへのアップグレードが150ドルで行われているそうです。
それにしてもEtymoticのウェブサイトは未だER-4P情報をアップしませんなァ。WWWはうまく使えば中小企業の大いなる助けになるはずなので、更新は疎かにすべきで無いと思うのだが....。
99/09/24 WM EX20
ソニーのWALKMAN20周年記念モデルのWM EX20に、SRS HEADPHONEとソニーのMegaBASSを統合したMEGA SURROUNDが搭載される模様です。SRS HEADPHONE自体はそれほど高級なものではないようですが、携帯ステレオの「新しい意味での高音質」を定義づける足がかりが徐々に出来上がっていくのが感じられます。
<関連リンク>
SRS HEADPHONE
ソニー広報発表文
99/09/19 SONY MDR-DS5100
この秋に、MDR-DS5000の後継機であるMDR-DS5100が発売されます。変更点は以下のとおり。
- DTSフォーマットに対応
- DSPの処理能力が44MIPSから125MIPSへ高速化
- ヘッドホン出力端子はMDR-F1に最適化
個人的な感想としては、「かなりつまらない製品」だと思いました。正式にMDR-F1に対応したものの、結局ソニー製のつまらないヘッドホンを使用しなければならないのは面白くありません。さすがに二台目を買う気はしません。
(普通、アンプを買っても、アンプを作った会社のスピーカは繋がないでしょ)
結局、DTSにいち早く対応することで、またまたAKGと差をつけてしまったソニー。でも、ヘッドホン用auralizerとしては、HEARO999の方がずっと魅力的に思えます。
ソニー広報発表文
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199909/99-0921/
99/09/19 Sennheiser HD590 News Release
ゼンハイザーのサイトにて、ようやくHD590の紹介を含むニュースリリースを見つけました。
http://www.sennheiser.com/News/pr_1b59.htm
私が秋葉原で試聴したときの感想(このページの99/08/13の項参照)は「定位が抜群に良い」というものでしたが、まさにそのとおりの事がかかれています; .....A new transducer orientation (patent pending) ensures better localization of sounds and a superbly natural sound reproduction.
(それにしても音響系の会社のサイトは更新が遅いですな。Etymoticもまだ更新がありません。)
99/09/19 YAMAHA Multimedia Amp RP-U100
ヤマハから10月に、USB対応のマルチメディア・アンプRP-U100が発売されます。価格は\60,000。なぜここで紹介するかというと、オマケながら「ヘッドホン3D音場機能」が搭載されているからです。縦置きのデザインで、SONY MDR-DS5000をずっと大きくしたような印象を受けます。
- USB対応
- 30W+30W出力
- 「シネマDSPエンジン」YSS-908搭載
- 「ヤマハ・ニアフィールド・シネマDSP」「バーチャル・ドルビーデジタル」搭載により2スピーカでサラウンド音場を実現
- アンプの操作やサラウンド音場の確認がパソコン上で可能
- リスナー別に最適な3D効果を設定可能 (HRTF調整ではないと思う....)
- FM/AMチューナ機能
- アナログ3系統、デジタル入力3系統(Opt2/Coax1)、光出力1
- 「ヘッドフォン3D音場」
- 7音場プログラム:HALL/JAZZ/CHURCH/GAME/MOVIE/LIVE/Virtual Dolby Digital
多くの人にとって、MDR-DS5000よりも魅力的な商品であることは間違いないでしょう。なかなかユニークな製品ですね。
ソニーに比べてヤマハは実測データを豊富に持っているようなので、案外「ヘッドフォン3D音場」部分だけでもMDR-DS5000と渡り合えるかも。
<ヤマハ ニュース・リリース>
http://www.yamaha.co.jp/news/99072101.html
99/09/12 AKG HEARO888 TITAN / HEARO999 AUDIOSPHERE
AKGのサイトで、HEARO777(ヘッドホン用サラウンドプロセサ)の改良版に当たるHEARO888/999の情報が掲載されているのを発見しました。
HEARO888の最大の改良点は、RF型コードレスヘッドホンがデジタル伝送になったことです。これは驚きです。また、処理に使われるモトローラのチップも、200MIPSの処理能力を持つ新型になっているようです。また、詳細は不明ですが「Panorama Switch」なるものが付加されているようです。
HEARO999は、777/888とは違って箱型のデザインのようです。各人に合わせたHRTFの変更など、いろいろと設定を変えることが出来るようで、映画鑑賞だけでなく、オーディオマニアやスタジオレコーディング・ツールとしての使用をも意識した内容になっているとのことです。さらに、SONY MDR-DS5000に比べて遅れをとっていたDolby Digitalへの対応もあります。発売日に関しては、Available November 1999 とのこと。
HEARO999の写真を見ると、MDR-DS5000とは比べ物にならない感じがします。いろいろ調整が出来るということは、付属以外のヘッドホンでも自然な音で鳴らせるのではないかという期待が持てます。AKGはスタジオ設備としてのバイノーラルプロセッサには以前から取り組んでいたようなので、期待できそうです。
う〜ん、HEARO999は使ってみたいものです。でも、国内では取り扱う業者は無い気がします(電波の周波数問題)。それに、価格も随分高そう....。
99/09/09 Etymotic Research ER-4P
ついに、ER-4Sの後継であるER-4Pの出荷日が明らかになりました。
このまま順調に行けば、9/15に出荷されるようです。
既にEtymotic Research自身ではオーダーを受け付けている様子ですが、海外まで輸出してくれるかどうかは不明。もっとも、すぐにHeadRoomが入荷してくれるとは思いますが。
本来8月末であったリリースが遅れたのは、コードのマイクロフォニック・ノイズ(タッチノイズ)を取り除くために努力していたためとのこと。Etymotic Researchの人によると、「まだわずかですが、コードに衣服が擦れると音が出ます。付属のシャツ・クリップを使うか、耳の後ろにコードを回してください。皮膚が音の伝わりをとめてくれます。」とのこと。
このページの作者は、いまのところ購入の予定はありません。どなたか、もし買ったらレビュウを下さいませ。
(ER-4Bに対応する新機種が出たら、ER-4Pよりもそっちを買いたい作者。)
99/09/08 Grado Labs Website
知らない間にGrado Labsのページが出来ていました!
まだ工事中のようですが、Gradoの特徴的なシェイプを見せるRS-1とSR-325の美しい写真が出迎えてくれます。ほかにフォノ・カートリッジの写真も。
Gradoといえばアメリカではかなり有名なヘッドフォンMfrです。よい意味での「色づけされた音質」がウケている、高級ダイナミック型のGrado Reference Series RS-1/2や、低コストでなおかつ音質のよいSRシリーズが人気のようです。
RS-1のアコースティック・チェインバーはマホガニーをくりぬいて作られています。Sennheiser HD600などは超HiFiで物理的特性も優れたものですが、対照的にRS-1は音質に色付けがあり、特に低音は量的にかなりたっぷりとしているそうです。そのためf特などは正確とはいえませんし、その他の諸特性もそれほど優れたものではないようです。しかし、HD600などの超HiFi系の音になじめない人には、RS-1の暖かみのある音質がたまらないそうです。インピーダンスが低くて扱いやすいのも特徴で、HeadRoomに言わせると、「ヘッドホンアンプなしで使うなら、おそらく世界一」だそうです。
また、SR-225は価格の割に音質が良く、高級ヘッドホンの入門機として人気のようです。
個人的に、RS-1/2の方向性は、audio-technica ATH-W11/W10との類似性が感じられてなりません。
なお、Gradoの製品については、御茶ノ水のオーディオユニオンにて取り寄せてもらえるかもしれないという話を、このページをご覧くださっている方から伺っています。
99/08/25 HeadWize Announcementが久々にアップデート
しばらくの間アップデートされていなかったHeadWizeのアナウンスメントページが、久々にアップデートされました。
MDR-DS5000やDolby Headphone、SRS WOWなど、ヘッドホン向けのVirtualizer関連の記事が目立ちます。MDや携帯Mp3プレーヤにそのような機能が搭載される日も、遠くないかもしれませんね。シャープはすでにDSP搭載の再生専用MDを発売していますし。
相変わらず、STAXのOMEGA IIやその他イヤースピーカの関心は海外でも高いようです。国内から海外に輸出してくれるお店EIFLが紹介されていたりします。
その他、ER-4P情報がちょこっとだけ。 また、Beyer Dynamicのウェブサイトが新しく開設されたそうです。ところで、Vivancoってどんな会社でしょう?情報求みます。
99/08/22 INYAMOのヘッドセット・ヘッドホン
秋葉原の秋月電子通商というお店で、台湾のINYAMO(In-Yuan or 音元:インヤン)の激安ヘッドセット、ヘッドホンが売られているのをご存じでしょうか。この台湾のメーカー、実は、大手メーカーにOEMを供給しているようなのです。
たとえば、秋月で\500で売られているHM-18ヘッドセット。これと殆ど同じデザインで、マイクが少し高級になった程度のソニーブランドの製品があります。これが、Sofmapにて、五千円以上という法外な値段で売られているのを見かけました。
また、同じく秋月で売られている、安い方のイヤホン(型名は失念、\500だったかと思う)は、アイワのカタログにある、\2,500位のイヤホンと非常に酷似しています。
ということは、\500程度の投資で\5,000級の音質が手にはいるのか!?ということで、買ってみました音元HM-18ヘッドセット。ヘッドホン部の振動板はマイラーで、f特 20-16,000、32Ohmsです。
感想としては、やはり中低域がバリバリで、高域も伸びがありませんが、逆に刺激的な音は出ないので、聞き易くはあります。まあ、ヘッドホンとしては\2,000〜\3,000位で売られていても文句は言えない音質だと思いました。
99/08/13 Sennheiser HD590試聴してきました
AMD Athlonを受け取りに行くついでに、HD590を試聴してきました。感想は、「気に入った」です。HD600に比べると、確かに中高域が良く出た、明瞭な音でしたが、決して耳障りではありません。しかも、イヤカップがかなり深い作りになっているためか、耳のそばで鳴る感覚が全くなく、あたかも頭外定位しているような、自然な音の広がりが得られています。こんなに素晴らしい臨場感のヘッドホンは初めてです。HD590を聴いたあとにHD600やスタックスのシグネチャ2、MDR-CD3000などを聴くと、耳のそばで鳴っている感じがします。気になるところがあるとすればベース(低音)で、ややHD600の方がタイトで、量的にも多いような気がしました。
値段的にも3万円台前半ということで、これはなかなか良いヘッドホンなのではないかと思います。今後、HeadRoomがこのヘッドホンに対してどのような評価をするのか楽しみです。
ただし、私が試聴した店は石丸2号店で、あそこは試聴環境としては最悪と思うので、その分差し引いてお考えください。
99/08/11 WinAmp Plug-in "Speaker Simulator"
HeadWizeのLibraryコーナに、面白いものが掲載されました。
それは、Mp3のプレーヤとして今や確固たる地位を築いた感のあるNull SoftのWinAmp用のプラグインで、クロス・フィード回路に相当する仕事をソフトウェアで実現するものです。頭内定位感を軽減し、ロック音楽などヘッドホンと相性の良くない音楽も聞きやすくなります。パラメータも変更が出来、各人好みの音質に変更が可能です。
MMX対応ですが、マシンパワーさえあれば非MMXマシンでも動作可能と言うことです。
また、CDから直接デジタルで読み込むCD Readerも同時掲載されています。CDR WinのJitter Correctionオプションのような工夫で、WinAmpに付属のものよりも吸い出しの性能が改善されていると言うことです。これで、S/PDIFなしのCD-ROMドライブでも、わざわざCDRライティングソフトなどを起動して、.wavファイル変換しなくても高品位の音が楽しめるようになります。直接リンクはこちら
99/07/16 Sennheiser HD590
SennheiserのBioNeticデザインの新製品、HD590は、既に出回っているそうです。知らなかった〜。
音質は、おとなし目で、タイトなベース、絹のような中域、正確な高域を特色とするHD580/600とは異なり、少々派手目でポップな雰囲気だそうです。悪く言えばドンシャリ。しかし、ぜひ近いうちに自分で試聴してみたいものです。
スペックについては、HeadRoomのこちらで見られます。Ratingをかなり下げられているのが気になります。やはりHD600のカベは厚かった!?
ちなみにSennheiserのホームページにはまだ載っていません。
99/07/10 Etymotic Research ER-4Pレポート
以下のページで、ER-4Pのレポートと写真が見られます。どうも姿形がER-4Sに非常に似ています。というか、見分けがつきません。実はER-4Sなのかも知れません。レポート中、ER-4Pは、なにやら、Micro-Proなる愛称?で呼ばれています。文章中いきなりER-4Sに言及する箇所があり、筆者の意図がよく分からなかった。
http---albums.photopoint.com-j-AlbumIndex-u=10212&a=315412
99/07/07 Etymotic Research ER-4P情報
以下の情報はこのページの作者がHeadRoomの掲示板で見聞きしたことに基づいていますので、情報の精度については特にご注意下さい。Etymotic Researchに直接電話をした人の話によると、
- 発売は8月末まで延期になる。どうやらER-4Sで評判の悪かったコードに関する問題が原因の模様。
- 新型は現在よりも低いインピーダンスになるらしい。これにより、ポータブル機器でドライブし易くなり、低音のレスポンスも拡大される。
- 価格設定は現行のER-4Sと同じらしい。
EtymoticはER-4Pが入手可能になった時点でWebに情報をアップするとのこと。
99/07/01
ソニーから新しいイヤホン(イヤー・レシーバ)MDR-EX70SLが発売されました。価格は\5,000、耳の中に挿入するタイプのイヤホンです。MDR-NC10を彷彿させます。
ドライバユニット:世界最小口径9mmドーム型・400KJ/m3 高磁力ネオディミウムマグネット、再生周波数帯域:6 - 23,000Hz、感度:100dB/mW、最大許容入力:100mW、イヤピース大小付・ホルダ付属(同社プレスリリースより)
口径9mmでダイナミック型として世界最小という根拠は何処にあるんだろうか?ER-4はハウジングの径ですら、どうみても9mm以下なのだが....。Etymotic Researchみたいな小企業は無視されちゃうのでしょうか?
若者の耳を守るという観点から、遮音性のあるイヤホンが普及価格で登場したことを歓迎したい。もっとも、このデザインは遮音性の確保と言うより、迫力ある重低音の再生が目的のようだ。
イヤピースを2種付属させているのはGoodですな。ER-4のカスタムメードイヤチップよりも現実的な対処法です。
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