21話「Zの鼓動」
<あらすじ>
ティターンズと手を結んだシロッコはジャミトフから戦艦ドゴズ・ギアを与えられ、ジェリドとマウアーを部下に持つこととなった。
宇宙に帰ってきたカミーユだが、些細な事でトーレスらと喧嘩をしてしまい、謹慎させられてしまう。
敵襲のため命令は撤回。アーガマを襲ったのはジェリドの乗るガブスレイだった。エマのリックディアスを撃墜し、カミーユを死の寸前まで追い詰める。ガンダムMkUにとどめを刺そうとするガブスレイだが、突然、ビームが命中。そのはずみでカミーユは宇宙空間に投げ出されてしまう。
死を覚悟したカミーユはファに救助され、Zガンダムの完成を聞かされる。Zガンダムのパワーはジェリド、マウアーを撤退させるのに十分であった。
<ワンポイントチェック>
・ ジャミトフに挨拶をするシロッコ
ホロスコープ(立体映像)を使ってジャミトフに挨拶をするシロッコ。宇宙空間に映像を投影できるのかと突っ込みたくなる。
・ シロッコの軍服
この回から白い軍服に。日本海軍の衣装のようだ。
・ 誓約書は・・・
英語で書かれていた。ガンダム世界では英語が共通語なのか?
誓約書には
「YOUR EXCELLENCY JAMITOFF HYMANN
YOUR EXCELLENCY
I PLEDGE MY LOYALTY TO YOU
IF EVER I VIOLATE MY PLADGE
YOU MAY TAKE LIFE
Jun21 U.C0087
PAPTIMAS SCIROCCO」
と書かれている。訳は「閣下に対しての忠誠を約し、違約あらば命を差し上げます」だが、
読むとすごい誓約書だ。シロッコの奴、サインだけでは信憑性はないと言い、血判まで付けた。時代がかってるが、その裏ではシロッコの腹黒さまで見えるようだ。
・ カミーユの皮肉
この回はトーレスに対して
「口数が多いんだから・・・トーレスの奴、トーストにしてやる!」と皮肉。
ノーマルスーツの通信装置をONにしたまま言ったためにトーレスに聞こえていた。
・ トーレスらと喧嘩するカミーユ
些細なことでトーレスらと喧嘩するカミーユ。神経質な人だ・・・(人のことは言えないけどね)
・ ジェリド・シロッコ・マウアーの会話
模擬訓練を終えたジェリド、マウアーはシロッコと会話。
「私は私がいなければ時代が変わらないと感じているにすぎない。」
「戦後の地球を支配するのは女だと思っている…」
これは迷言。
他にも地球圏を治める天才が必要というが、上記二つの発言同様、傲慢なのが見え見えだ。
・ ドゴス・ギアのブリッジに
サラが登場。小説ではジャミトフを見送るシーンで既に登場していたりする。
・ 出撃前のカミーユの口調
8話同様命令口調・・・
・ 撃墜されるエマ機
この辺の話では機体を損傷、もしくは撃墜されるケースが多いです。
・ カミーユのセリフ
「パイロットの養成にはお金がかかるんです!」←現実的な話ですな・・・
・ Zガンダム登場
この話ではウェイブライダー形態で登場。主役ロボ登場としてはダンクーガよりも遅い・・・
・ シロッコの口説き文句
怪我をしたジェリドを見舞いに行ったマウアーはこのあとシロッコと会うが、シロッコは
「大人には大人の男が似合うものだ。小僧を相手にするのが好きなら別だが・・・」
「君の野望を叶えられる男は私だけだよ。君に野心がある限りそれだけは忘れない方がいい。」とマウアーを口説いています。女の人を口説いてなにをする気なんだろう…自身の理想の社会を築くためか?
・ 再会
お互い別々に行動していたカミーユとファが再会。二人は抱きしめ合うが、これも絵になっています。