20話「灼熱の脱出」
<あらすじ>
アウドムラは建設中のニューギニアにあるティターンズ基地を攻略するために出発。それを阻止しようとするスードリだったが、MSはサイコガンダムを除き全滅。頭痛に苦しむフォウはエゥーゴを倒せば記憶を取り戻してやると言う言葉を信じ出撃し、ウッダーはスードリによる特攻作戦を敢行する事を決める。
カミーユはサイコガンダムにわざと捕まり、サイコガンダムのコックピットに飛び移り、フォウに自身の生い立ちを話す。カミーユの話を聞いたフォウは自分は一人ではないと気付き、命をかけてカミーユを宇宙へ行かせる事を決意。
爆発炎上するスードリを見送りながら、カミーユは宇宙へ帰還する。残したフォウの想いに心を引き裂かれながら・・・
<ワンポイントチェック>
・ アムロとベルトーチカの会話
アムロが心変わりしたのではないかとアムロのことを危惧するベルトーチカ。彼女はクワトロ(シャア)とは違うとは言っていたんだけど、戦いにのめりこんでいくアムロのことを心配している・・・
・ カミーユの大あくび
以外とかわいい
・ フォウとナミカーの会話
戦闘をなぜ離脱したかをフォウに聞くナミカー。わがままな生徒とそれをなだめる先生みたい。
・ ウッダーの決心
スードリで特攻をかけることを決意し、残っている人員に脱出を命令したが、ウッダーと共に戦おうとした人間は7〜8人くらいはいた。人望はそれなりにあったんだろう。
しかし、ガルダ級の大型輸送機を特攻に使っていいのだろうか?小説版ではガルダ級輸送船は貴重品だという描写もあったし。
・ ベルトーチカとカミーユの会話
ベルトーチカ:「あなたアムロのこと好きよね?」←○モか?
会話を聞いていると同い年の人間同士がする会話みたい。
(中略)
ベルトーチカ:「約束して、アムロを私に返すって・・」
カミーユ:「それは女のわがままですよ。そんなことで男を殺すこともあるって…」
ベルトーチカ:「…女のわがままが男を殺すっていうの…?」
これも富野氏の中にある男女の価値観なのか?
・ サイコガンダムのコックピットで・・・
カミーユはフォウに自分の過去を話すが、ここで空手とホモアビスは男の証明を手に入れたくてやっていたことが判明。自身のことを話している最中に涙を流し、フォウの膝元で泣くんだけど、情けない気がする・・・
・ フォウのセリフ
「カ…カミーユ…これでもう忘れないで済むということ…」
記憶にこだわっていたフォウだったけど、カミーユとの出会いが彼女にとって記憶となり、彼女の中にある決心ができるわけで・・・
・ アムロのセリフ
「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ…カミーユ…!」
フォウの「シャトル用ブースターで宇宙へ行け」という思念を受けたアムロがためらうカミーユに対し、言ったセリフ。これを逃したら宇宙へは帰れないし・・・
・ シャトル用ブースターで
MkUは宇宙へ行こうとするが、摩擦熱とかが問題なのでは?MkUは大気圏突破用の装備をしていなかったし・・・
宇宙へ向かうシーンで流れていた歌は「銀色ドレス」(歌:森口博子、井荻麟名義で富野氏が作詞した歌)。
・ アーガマのバリュート
ホワイトベースは単独で大気圏突入をやってのけたが、アーガマは摩擦熱防止のためのバリュートを展開していた(戦艦用バリュートはZZでも登場している)