総合判定Sを取ろう、というよりむしろ取れました。
えらそうに解説をしておきます。
目次
・S判定キューケンのダウンロード
・S判定を取ったときの画像
・S判定の取り方
・キューケンについて
・敵について
・今後の課題
・謝辞
・S判定キューケンのダウンロード
ダウンロードするには以下のことに同意してください。
1.キューケンでS判定がなかなか出なくても怒らないこと
2.下記のS判定の取り方を読むこと、また読めること
3.S判定を取れるキューケンの存在を認めること
4.キューケンでS判定が出てもびっくりしたり興奮したりして心臓が止まらないこと
S判定キューケン一代目のダウンロード
S判定キューケン二代目のダウンロード
一代目よりは二代目のほうがS判定の出る確率は高いと予想されます。
どちらも出にくいことにはかわりないので、どちらが出やすいか検証を試す気力がありません。
二代目のほうが、冥界、バジリスクに対していい成績が出やすくなっています。
機体名が同じです。両機の取り扱いを間違わないように気をつけてください。
・S判定を取ったときの画像
機体が見えていないのは僕のミスです。
うれしさで忘れていました。
これはキューケン一代目で取ったS判定です。
機体が表示されている、正真正銘S判定の写真。
用事に出かける前にちょこっとやったら取れました。
キューケン二代目で取得。
バジリスク戦はひたすら祈りましたとも。
・S判定の取り方
1.服を脱ぐ
2.服をたたむ
3.コーヒーをつくる
4.砂糖と塩を間違える
5.このページのキューケンをダウンロードする
6.データを再現する
7.シミュレーションに入り、アダマース基地2で一回戦闘する
8.ダウンロードしたキューケンで機体の評価を行う
9.S判定が取れるまで8.を試行する
※1.から4.は飛ばしてもかまいません
とにかくS判定が見たい人へ。
冥界でB以下が出たら、中止してください。
ラスティーネールでSが出なかったら、中止してください。
チァーイカと戦い終わったあと、総合がSでなかったら中止してください。
S判定を取るには、Aを取ったらSを少なくとも一回取る必要があります。
Bを取ったら少なくとも二回取る必要があります。
成績が思わしくなかったら、即座に中止したほうが早くS判定が見れます。
・キューケンについて
以下はS判定キューケンのハード情報です。
[CPU ] MCP112(中速) 100 200
[Armor ] 20mm 375 200
[EX Armor] 対徹甲 300 300
[Weapon 1] ノベリウム徹甲弾 x 90 450 630
[Option 1] 機体修復装置 300 200
[Total ] 3000/ 3025 2030
ダメージの目安を大体で、
ショットシェル -> 10%
ミサイル -> 30%
カノン -> 33%
とまあ、一発被弾するだけで泣けてくる状況になります。
すべてを避けるのは無理ですから、機体修復装置は必須になってきます。
冷却装置を積めば攻撃は万全ですが、回避に不安が出てきます。
誘導妨害装置ではお得感がないです。
各武器の使用感
アサルト:一番安定。ノベリウムだと冥界がひるみやすいのがポイント。
ビーム:自機の熱が危険。軽くて、命中させやすい。
パルス:相手は低速CPU。相手の耐久度を削りきれない。副武装か優秀な格闘がないと。
現在のハードの弱点は、弾が少ないことです。
牽制で敵の射撃を防ぐ事に使うのはあきらめないと、
S判定が取れるくらいまで相手の耐久度を削れません。
また命中精度を上げるために、ある程度近づくようにしてあります。
S判定の取り方のアダマース基地2でぴんときた人もいるかもしれません。
僕が作ったキューケンは、障害物を利用して戦います。
相手の弾を消費させてから戦うという狙いなのです。
たまに失敗したりもしますが。
これによって、耐久度のパーセンテージが大幅にあがります。
Sランクを取るためには、
少なくとも自チームの耐久度の合計が100%以下になっていないといけません。
(ダメージの合計のほうが近い表現か?)
障害物を利用すれば、ミサイルを無効化できるのです。
キューケンの死因の一つは、ミサイルを絡めた連続被弾であり、
誘導妨害装置を積めない状況では、ミサイルを確実に防げるのは貴重です。
実は、障害物をすり抜けて射撃できる場所もあります。
射撃した弾の出現位置がキューケンの若干前で、障害物の厚みを越えるのです。
避けられて敵の位置が変わってしまう上に、命中率を確保できなさそうなので止めました。
基本的な動作としては、省エネのためにジャンプを極力減らすようにしています。
これは後々の改良で、効果のある戦闘は減ってしまいましたが。
ミサイルは障害物に隠れていないときはジャンプで回避します。
バジリスク戦でのみ使用します。
ターゲットとの距離が100mで射撃を開始し、弾が80m以内にあれば回避行動を取ります。
基本動作を元に、各対戦相手に特化した対処をさせています。
■冥界
ミサイルが尽きるまでは障害物に隠れます。
ショットシェルが尽きるまで隠れていたら、Sが取れません。
多脚にはさりげなく近づくようにプログラムを組みました。
そうすれば、なんとか弾は足ります。
■ラスティーネール
障害物に隠れるのに成功すれば、熱暴走で勝手に壊滅します。
ラスティーネールの命中精度が悪いおかげで、隠れるのが失敗しやすいです。
障害物に隠れるのを使うまではラスティーネールが一番嫌でした。
■チァーイカ
アサルトが尽きるまで、隠れます。
ミサイルだけではほぼ被弾しないので。
問題は全滅させるための時間が足らないことなのだけど。
■トライポッド
こいつ専用のプログラムで対応してます。
まともにやりあうと側面を取られるため、陣形を作成して戦います。
トライポッドがいつどうやって攻めてくるかに、結果がかかっています。
■バジリスク
アダマース基地2を選んだせいで回避しづらく戦いにくくなりました。
5or15秒だけ隠れますが、隠れないほうが逃げられにくくていいかもしれません。
連射数を増やしています。
80mで回避をするのは、こいつのビームのせい。
対戦成績を平均して成績のいい順に並べると、
ラスティーネール>チァーイカ>冥界>バジリスク>トライポッド
です。冥界とバジリスクは入れ替わるかもしれません。
だいたいトライポッドでつまづくので、バジリスクとはあまり戦わせていません。
どの相手に対しても、Sは取ることができます。確率はまちまちです。
・敵について
自力でキューケンで評価機体に挑む人のことを考えて、
キューケンの立場を考慮して、評価機体について触れておきます。
■冥界
一番嫌らしい敵かもしれないです。
理由は、ショットシェルと硬さ。
いかにして耐久度を削られないかがポイントになります。
そうなると、S判定を取る方法は速攻で倒すか、耐久度を回復して倒すかどちらかです。
近くからと側面からの射撃に弱いので、ある程度近づいて混戦に持ち込んだほうがいいです。
左右へのジャンプはどうもランダムみたいです。
ショットシェルと併せて、結果がばらつきやすい原因を作っています。
■ラスティーネール
小型ミサイルに対応すると中型ミサイルが対応できないです。
中型ミサイルに被弾すると、昇天コースにご招待。
まともにやりあうと、カノンと中型ミサイルがやりづらくて仕方ないです。
カノンの射程より遠くから撃つと、結構避けてしまうのが憎いです。
通常は160mからカノンを撃ちますが、熱暴走時には80mから射撃してきます。
冥界と同じく側面からの射撃に弱いです。ジャンプはランダム?
■チァーイカ
ミサイルの回避による燃料切れにご注意。
遠くから射撃していても、高度変更によって避けられてしまいます。
ある程度近づいて射撃すれば、それは解消できます。
命中しても相手が遠ざかってしまうため、不毛なにおいがしますが。
このチァーイカは反応が遅いので近くから撃てば回避行動を取れません。
近づくと、今度はこちらの回避率の確保が大変ですが。
射撃をしなければ、チァーイカはほとんど動きません。
■トライポッド
ただ向かっていくだけでは相当厳しいです。
ヴァルキリーで行動を制限されるのがきついです。
キューケンでは回避しづらい上に、かなり耐久力を持っていかれます。
格闘もハメや一撃死がまっているため、要注意。
他の二脚と同じようなプログラムでは簡単に捕まえられてしまいます。
40m以内はやつらの間合いです。
他の評価機体とかなり毛色が違います。
弾を撃たなければ正面から突撃してきます。
回避されるとオフセットで突撃されます。
位置取りや捕捉に使う時間を射撃に回せれば、撃退できるはずです。
■バジリスク
相手が周回を始めるまでになんとかしないとキューケンでは追いつけません。
キューケンは火力が低いので、さらに大変です。
救いは、彼らが消極的な射撃をすることです。
熱がたまっていると射撃しなかったような。がんばって蜂の巣にしましょう。
回避ができれば、反撃するチャンスは十分にあります。
右から攻めると退路をふさげないため、正面か左から攻めたほうがいいでしょう。
チァーイカ戦と同様に燃料切れを起こす可能性があります。
でも、攻め立てることができれば、燃料切れの心配をすることなく勝てます。
・今後の課題
現在はアダマース基地2に限定しなければ、S判定を取ることができません。
よって、S判定を取れる戦場を増やす、
もしくはランダムにしても取れるようにするというのが一つの課題です。
もう一つは、再現をしやすくするために少ないチップ数でS判定を取れるようにする。
僕が作ったプログラムはフルチップと呼ばれる代物であって、かつ無駄が多いです。
少ないチップ数でお手軽にS判定が見れたらいいのになあ、と思います。
僕はどちらもやりませんが。
不毛すぎますもの。
一度でもS判定を目指したことがある人なら分かると思いますが、
S判定を取ろうとするのはかなり苦労します。
ソフトの性能がハードの性能を埋める事が非常に難しいという一例です。
今回の場合は、たまたま相手のソフトの性能がしょぼかったために、
こちらのソフトの性能+障害物でハードの性能差を埋める事ができました。
どこかの物好きがさらにすごいキューケンを作ってくれるかもしれません。
別の手法でS判定を取ったキューケンとか。
一応、さらにすごいキューケンを募集します。
いたらぜひ僕宛に送ってください。
・謝辞
僕がキューケンでS判定を取る事ができたのは、
評価が上がらなくて困っていたときに掲示板で
なまけものさんが反応してくれたからだと思っています。
なまけものさんの書き込みはかなり励みになりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
なまけものさん、ありがとう。
それでは、よりよきカルネージライフを。
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