皆さんは喘息という病気をご存知ですか?
名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。
しかし、知らない人も世の中にはたくさんいる様子。
かくいう僕は喘息持ちです。正しくは気管支喘息という病名です。
短い人生の間でしたが、いかに世間が喘息というものを理解していないかを悟りました。
少しでも喘息の事を分かってもらおうというのがこれを書いた目的です。
喘息という病気は本人だけの力だけでは解決できない場合もあります。
周りの人が協力して、はじめて喘息に打ち克てる時だってあるのです。
専門的なアプローチはしませんが、是非読んで喘息に詳しくなってください。
そして自分の周りの喘息の人によりよく接してあげてください。
目次
・喘息の症状
・発作の原因
・喘息の治し方
・喘息の予防
・周りで発作が起こったら
・ピークフローメーター
・僕の場合
・その他
喘息とは気道や気管支が痰などの要素によって狭くなり、呼吸がしづらくなる病気です。
気道が狭くなることによって酸素を摂取しづらくなり、呼吸が速く大きくなります。
また、痰が喉に留まりやすくなって、咳が出ます。
風邪とは咳き込む様子など様々な面で少し違った咳です。
咳はなかなか止まらず、体力のない人は咳で死んだりする人もいます。
呼吸では喘鳴音という「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」という音が
喉の奥から聞こえてきます。
非常に息苦しく、マラソンを走っている時のようなものです。
苦しさの質は違いますけど、喘息のほうがより根本のほうからくる
苦しさだと認識しています。
なにせ、酸素を供給する元をやられているわけですから。
とにかく、しんどいものなんだと覚えておいてください。
上にあげたものは典型的なものです。
分かってもらいやすくするために症状の程度によって三つに分けました。
症状の軽い順に、小発作、中発作、大発作。
治療側が使う言葉のようですけど、自分の症状を段階で分けて
対応することができるので利用しています。
■小発作
最も軽い症状です。かかり始めや治りかけの状態であることが多いです。
喋ったりなどの日常生活は難なく行えます。
呼吸に多少違和感を覚えます。喘鳴音が出ます。
症状が多少重いと階段を上ったり、走ったりすると容易に息切れします。
■中発作
言葉の響きに反して、本人にとってはつらい段階です。
日常生活に少なからず支障が出ます。呼吸がかなり苦しいです。
自転車をこいだり、荷物を持って歩くということでも疲弊します。
食欲もなくなり、体の抵抗力も失われがちです。
■大発作
最高にやばい状態です。
僕は起こったことが思い当たらないので経験に裏打ちされているわけではありません。
とにかく酸素を使う行動は控えたいところです。
まともな活動は期待できず、意識障害に陥ることもあるようです。
喘息という症状が出ることを発作とも言います。
僕はあまりこの言葉が好きではないのですが、相手に分かってもらう時に用いています。
一般の人にとって発作という言葉の響きが重すぎる気がするからなんです。
喘息の発作はいったん重くなると、発作が完全におさまるまで
なかなか時間がかかります。発作はしぶといのです。
小発作の軽い状態をうろうろします。
早めに症状に気付き、治療薬を飲めばすぐに直ることも多々あります。
もっとも、これは僕のような症状の軽い人だけかもしれません。
そして、喘息は昼間は症状が少しおさまります。多少楽です。
朝と夜は少し症状が重くなります。
朝が一番つらいというのを聞いたことがありますけど、
僕自身としては夜が一番つらい。眠れないからです。
具体的には呼吸がつらくなり咳が出やすくなるのですが、
普段と違う環境でどうして眠れましょうか?
速くたくさん空気を吸い吐きしながらすぐに眠りにつける人はそうはいないでしょう。
しかも体が横になると、余計に呼吸がつらくなります。
横になると呼吸がつらくなるというのがこれまた曲者だったりします。
寝転ぶよりも座っていたほうが楽なのですから。
発作は決まった人にしか起こりません。
たとえ、一つ屋根の下に喘息の人がいたとしても
その人から喘息を移されるということはまずありません。
喘息はウィルスで感染する病気ではないからです。
じゃあ、喘息にはかかりっこないじゃない、と思うでしょう。
ところが、そうではないのです。
あるきっかけを条件に、喘息の発作が起こる体になってしまうらしいのです。
きっかけは様々です。ダニの死骸や糞、カビ、ほこり、汚染された空気などなど。
全てはよく分かりませんけど、生活環境から来ることが多いと見ています。
喘息についての遺伝子もあるようですが、詳しくは存じません。
一言で言えば、喘息の起こる原因はアレルゲンに対する喉の炎症の過剰な反応なのですが、
当事者以外はさっぱり分からないので説明の仕方を変えます。
喘息持ちの共通点は喉に炎症を持っているということです。
その炎症は現在の医療技術では取り除くことができません。
発作が出ていようがいまいが、炎症は存在します。
炎症の原因はアレルゲンに対する過剰な反応で、常時粘膜を痛めつけているためです。
炎症がひどくなっている状態が喘息の症状が出ている状態で、
呼吸が苦しくなったり痰が多量に発生して咳に煩わされたりします。
人や症状の重さによっては熱も出るようです。
要約すると完全には治らないんです。嫌な言い方をすれば不治の病です。
3・喘息の治し方では「治る」という言葉を、喘息の症状が出ないようにする
という意味で使っています。理解しやすくするためです。
正しい使い方とは言えません。お気を付けください。
いったん喘息にかかってしまえば、ダニとかそういうのに関係なく発作が起きます。
原因が何かを探ってみても、発作の起こる条件というのは
いたるところにあるので、はっきりと判明しないことも十分にあります。
一つ一つ原因を当たってみることにします。
1.タバコの煙
詳しい仕組みの話は抜きにしても、
呼吸器に対して優しい気体ではないことは容易に想像がつくでしょう。
すぐに症状が出る場合もあれば、時間差で出る場合もあります。
タバコを吸う人は極力周りの人に確認してから吸って頂きたいものです。
喘息持ちの人が吸っていたらかなり危険。
2.ストレス
ストレスは抵抗力を弱めます。喘息も例外ではありません。
ストレスは無意識のうちに生じることもしばしばあり実感できていないことが多いです。
ストレスを緊張とも言い換えていいと思います。
テスト前だったり、何か大事なイベントの前には緊張するので生じやすいです。
ストレスを気にしてストレス解消をするのはそれこそストレス解消によくないので、
自然体でストレスを解消できるようにしたいものです。
喘息の人には過剰にストレスを与えないように。
3.睡眠不足
ストレスと似たようなもので、喘息に対する抵抗力を弱めます。
地味ですけど、着実な効果があります。
睡眠不足になってしまった時は、逆に不足分も寝るくらいで。
喘息の人の睡眠を妨害するのは止めましょう。
4.汚い空気
僕自体は経験がありません。
都会に住んでいる人が、空気のきれいな避暑地に行くと
喘息が嘘のようにおさまったという話もあります。
喘息の人は都会にすむのは向いていないと思われます。
おそらく、それだけ炎症への刺激が多いのでしょう。
小さい規模では、ほこりやカビでも誘発されることがあるみたいです。
空気で発作が起こっているかが自覚できませんので
掃除をするなど少しでもいい環境に変えていくしかないですね。
5.栄養バランス
偏った食事をして喘息にかからないはずがありません。
栄養のバランスをとったらかからないはわけではありませんけど、
とらなければかかるのは火を見るよりも明らかです。
インスタント食品はあまりよろしくないのではないかと。
三食きちんと摂取したほうが身のためでしょう。
6.季節の変わり目
おそらくほとんどの喘息持ちがこれによって発作が起きています。
季節の変わり目は気温の変化が激しく、体温の調節が難しくなります。
気温の変化が激しくなると、抵抗力が落ち、ストレスも生じます。
かなり回避するのが難しいというのが、私感です。
季節の変わり目は発作が起きないかびくびくしています。
7.のどの痛み
風邪などで喉が痛くなったら注意です。
喉が弱っている可能性があり、ちょっとしたことでも発作が起きがちです。
喉が痛くなくても、風邪などの合併症で喘息にかかることもあります。
何か異常が見つかったら安静にして、その病気を治すことを心掛けたいものです。
8.運動
体調がすぐれない時や体力のない人が分不相応な運動をすると起こります。
僕の場合だと、睡眠を十分とっていないときに頑張りすぎるとまずいようです。
本人がどのくらいなら大丈夫かをきちんと把握しておくことが大事。
喘息の重さと体力によって大分変わってきます。
9.アルコール
これは症状の出る人と出ない人がいるそうです。
僕は出るときと出ないときがあります。
アルコールは好きではないのと合わせて、極力避けています。
匂いで症状が出るという人もいれば、飲まないと出ない人もいます。
避けるに越したことはないので、無理矢理飲まさないように。
10.他の人の発作
発作は精神に関わってきます。
不安などのマイナス要素になるものは要注意です。
横で喘息で苦しそうに寝ている人がいたら自分も発作が出てしまいました。
そのときはとても怖かったです。妙に生々しかった。
次の日には回復していましたが。精神面というのは発作に密接な関係があります。
他の人の発作以外にも精神によるものも何度かあります。
11.低気圧
気圧が下がってくると、喘息の症状が出るということです。
すごく元気でも、とたんに症状が出るので天気が悪化するのが分かるそうです。
ですから本人は雨が降ってくるというのが分かるらしいです。
僕はこれが原因だったということはないですね。
聞くところによるとこれに当てはまる人は体調の維持がきちんとできていないとか。
12.ペット
ペットの毛がアレルギーの原因となり、
発作を引き起こすことがあるようです。
ペットを飼っている人で喘息にかかっている場合は
ペットも要注意です。
13.笑い
笑いすぎると起こる場合もあります。
おそらく喉に負担がかかるからだと思います。
あくまで笑いすぎなければ大抵は大丈夫です。
笑うっていうのはいい事です。なのに喘息持ちの人にとっては
笑いすぎると逆に悪影響を及ぼします。
喘息は罪な病だなあと思います。
このような原因で喘息持ちの方々は発作が起きているのです。
これ以外にもおそらく条件はあります。
条件から完璧に自分を遠ざけるのは不可能に近そうですけど、
努力してみることで発症を防ぐことは大切です。
確実に減少します。
はじめに言っておかないといけないのは、
簡単には治らないということです。
薬飲めば治るというたぐいのものではありませんし、
寝てればばっちりというわけでもありません。
その傾向は体の弱い人ほど顕著です。
■まず病院へ
発作に気付いたら病院に行きます。
当然のことなのですが、病院に行きたがらない人も多いようです。
薬無しで治したがる人が特に。
でも安静にしていてもなかなか治りにくいんです。
症状によって対応は異なります。
大発作なら入院したほうが身の為でしょう。
中発作なら点滴をしてもらったほうが楽ではないでしょうか。
薬も処方してもらえば大抵良くなります。
小発作は無茶しなければ薬だけでも回復します。
問題なのは、医師にはっきりと自分は喘息だと伝えること。
そうしないと誤診をして、まったく違う薬をもらって
余計悪化するという事態が生じます。
喘息に対する理解や認識の甘い医者ならば、
病院はさっと変えてしまいましょう。
喘息の薬でも合う合わないがあるらしく、
薬によっては効果を発揮しない場合があります。
そんなときは薬を変えてもらうように打診しましょう。
僕はそういった経験がないので言葉に重みがありませんけど。
喘息に関しては特にかかりつけの医者を作ることが大事になります。
薬を多目にもらっておいて、前兆があれば薬を飲むことによって
早急に対処するというのも効果的です。
僕はそれで約四年間病院に行かなくなったということがあります。
発作が出た時に病院が休みだと、
ただ手をこまねいていることしかできず悪化する場合も。
■食べたり寝たり
食事や睡眠をしっかりとるというのも重要です。
薬だけでは全快に向かわない時もあるのです。
特に睡眠に関しては、とても大事な要素であると経験から物を言わせて頂きます。
睡眠時間が一時間変わるだけで次の日に起きた時の気分はたいした違いです。
家にずっといる場合は起きているのではなく極力寝ましょう。
僕はそうすると夜眠れなくなる困った人間です。
また、発作の出ている時は眠りに就きにくいので早めに
布団にもぐりこまないと、予定が狂ったりします。
病気の時だからこそ食べなければいけないというのを耳にします。
喘息の時もそうです。食欲がなくなるからこそ食べないと元気が出ません。
無理しすぎて吐いてしまうのはやりすぎですけど、
やはりしっかり食べないと体が弱ります。
喘息というのは想像以上に体力を使いますから。
薬が食後用だったりしますので、薬をちゃんと吸収するためにも
どれだけしんどくても食事は欠かせません。
■水を飲む
水分を補給するというのも忘れてはなりません。
普段摂っている水分の量より少し多いぐらいでちょうどいいです。
一気にいっぱい飲むよりも小刻みに飲んだほうが望ましいです。
水分が欠乏しているなら話は別として。
そして、ジュースのような糖分などの、水以外のものが多く溶け込んでいる飲み物は
控えたほうがいいでしょう。
朝の食事にオレンジジュース、風呂上りに牛乳、などは一向に構いません。
でも、食事以外には止めておいたほうがよろしいでしょう。
普通の水か、お茶のほうが体には都合がいいと思います。
なぜ水分補給を必要とするのかというと、
まず喘息は呼吸が速くなってしまうので、その分呼気として水分が逃げます。
水分が消費されると、体内の機能を保つために
血液に使用している水分が別のところに回されます。
そうなると血が濃くなり、血がさらさらした状態からねばねばした状態へ移ります。
ねばねばすると心臓が血を送り出すのに、より多くの力がかかるわけです。
心臓自体にも酸素が必要となり余計苦しくなりますし、
水分が減ることで血の量も減るので酸素の巡りも悪くなり、二重苦になります。
そんなにはっきりと苦しさに違いが出るわけではないんですけども、
水分を摂ると少なからず楽になります。
ジュースなどは便所に行きやすくなる飲み物です。
便所に行きやすくなるという事は、それだけ水分を失う機会が増える事でもあり、
水分を補給する機会も増えるという事に直結します。
また、家庭によっては寝床が二階にあったりします。
喘息の人にとって、階段の上り下りは想像よりも疲れます。
ですから便所に格別行きやすくならない普通の水やお茶を勧めるのです。
■省エネルギー
発作が出ていても、会社や学校に行くこともあるでしょう。
極力呼吸を乱さないことが大事です。
あまり無理してやると悪化しますし。
体育や力仕事はまず避けるべきです。
その力は喘息と戦う力にあてたほうがよっぽどマシです。
■痰を吐く
細かいことで恐縮ですが、喉にたまった痰を吐くというのも
長い目で見れば必要です。痰を吐かないと咳が出やすくなり
呼吸もしづらいです。咳や呼吸のしづらさは体力を奪います。
また、痰はウイルスの繁殖する土壌となりますので
合併症を引き起こさないようにするために吐いておいた方が楽です。
しんどければしんどいほど痰も出やすく、痰による害も
大きくなるというのが僕の経験論でもあります。
子供さんなどは痰を吐くのに慣れておらずうまく吐けない場合は
吐かないように教えている親御さんもいるかもしれません。
吐くのが上手にいかないと症状が余計ひどくなったり喉に良くないという事を
聞くこともありますけど、うまく吐けるように練習させて早めに
痰を吐くのを身につけさせることが楽にするためには必要であります。
2の原因と少しかぶる内容もありました。
基本は、薬、十分寝る、よく食べよく飲む、無理しない、です。
喘息の原因が分かったら、予防も簡単かというとそうでもありません。
簡単だったら、年間何千という人間が喘息で死んだりはしませんし、
病院なんて要りませんよね。
■基本
予防は原因から遠ざけることが第一です。
あとはよく寝よく食べよく遊ぶというやつです。
体調が良くて栄養も取れてストレスも発散できれば言うこと無しなんですけど、
実際はどれかのバランスが崩れて発作が出てしまいます。
それに喘息の発作というのは結構ずるくて、
元気でも発作が出ている場合があるんです。
言わば本人が気付いてないというやつ。
それに気づくためのヒントとしてピークフローメーターがあります。
詳しい話は6.ピークフローメーターの章で説明します。
それを使うと自分がどういう状態か、発作が出てないかが分かります。
■発展
もう一つは吸入ステロイドを使うという方法があります。
ステロイドといっても吸入ステロイドには副作用がそれほどありません。
錠剤のほうがむしろ副作用は大きいようです。
吸入ステロイドは道具を使って、粉末の薬を吸入するものです。
喉の炎症を押さえる力があり、吸入の仕方如何によっては
一時的に健常人と同じ状態になれるようです。
僕は使ったことがないのでよく分かりません。
吸入が難しいのときちんと毎日続けないと効果が出ないというのが難点です。
でも、予防効果は高いと言えます。
インターネットを見る限りでは本当に徐々に浸透して普及しているらしいです。
僕の言うことは完全ではありませんので、吸入ステロイドを使用しようと
思われている方はよく調べるなり医者としっかり相談するなりしてください。
僕の知る副作用は口腔内カンジダ症と呼ばれるものです。
カンジダというのは一種のカビです。それが舌などに生えるらしいです。
うがいや吸入のために使うスペーサーをすれば簡単に予防できます。
吸入ステロイドと似た形で、錠剤の気管支拡張剤を毎日飲むという手もあります。
何もしないよりも効果はあると思いますが、
副作用のあるものを毎日飲むのはためらわせるものがあります。
■番外
邪道なのかもしれませんが運動して体を鍛えて、
喘息に対する抵抗力をつけるというのも一つの方法です。
僕はもっぱらこれです。
薬を使うのは病院に薬を受け取りに行かなければいけないのと
薬にお金がかかるという理由で遠慮させてもらってます。
全ては僕の貧乏症ゆえに。
運動で体を鍛える時に気を付けねばならないのは
発作を引き起こすくらい頑張らない事と
発作が起こっているときは控える事、の二つ。
運動で発作が起きることを体験するのも一つの勉強ではありますけど。
適切にしないと自分の身に帰ってくる諸刃の剣になります。
かく言う僕は運動中は大丈夫なのに運動後一時間二時間すると
気管支に違和感を覚えたりすることは時にあります。
ほんの少しでも発作が出ていたら絶対に運動はしてはいけません。
運動は予防に少なからず効果はあります。
それは僕の喘息にかかる頻度が減ってきたからというのもあります。
体が鍛えられることによって発作により耐えられる体になるのは間違い無いです。
ただ劇的な効果はありません。喘息を完全に防ぐこともできません。
喘息で一番大事なのはこの予防だと言われています。
現在、喘息というものは世間にあまり理解されていない状況下です。
喘息の発作が起こった人に対しての一般の人の対応は冷たいです。
全員が冷たいとは言いませんけど、総じて冷たいようです。
発作が出ているのに無理矢理働かせたり、体育で見学させずに走らせたりと
当人にとっては拷問のような仕打ちもあるみたいで。
この時の対処で発作の起こった人の評価が変わってくるかもしれません。
その人にとって、よくしてくれれば単純に助かりますし嬉しいです。
喘息の事をよく分かっていてありがたい、なんて事もあると思います。
僕の親でさえも対応や認識を誤っているくらいですので、
ちゃんとした対応や認識が出来ている人は少ないんじゃないかと。
やはり自分が喘息にならないからですね。
少ないんですけど間違った対応は恥ずかしいという意識を持ってもらいたいです。
そしてここで喘息にかかっている人に対して少しでも
より良い対応を身につけていただけたら幸いです。
1.気休めな言葉を言わない
「喘息なんてそのうち治るって」等、気安めな事をいう輩がいます。
でも、その台詞は自分が喘息というものを認識していないという事を示すと同時に
相手の気持ちに立ってものを言うという気持ちを欠いています。
喘息は今のところ症状を押さえる事は出来ますが、
完治させる事は、炎症を取り除く事は無理なのです。上でも述べました。
そして相手のしんどそうな様子を見ていたらそのうち治るなんて軽々しく言えないのではと。
でも、相手を思いやろうという気持ちは感じられます。
2.水分を補給させる
状況によります。水分を摂取してなさそうなら、補給を促すとか
自分のお茶を分けてあげるとかしたほうがいいと思います。
水を勧めるのはほどほどにしておくべきかも。
3.負担を軽減させる
これも状況によります。自分で出来る事なら極力させたほうがいいです。
でも、これはさせるとやばいんじゃないかなあというのがあります。
そういうのは手伝ってあげるとか代わってあげるとかするといいでしょう。
向こうからお願いをしやすい状況を作ってあげるのが大事です。
言い出しにくい場合があるので言い出しやすくする雰囲気作りが肝心です。
向こうから頼んできた場合はできるだけ応じるべきです。
4.理解を示す姿勢
喘息というのがどのようなものか、どんなにつらいのかを分かる姿勢が必要です。
たまーに喘息を精神論で片付けようとする人がいます。
花粉症を精神論で片付けるのと同じようなものです。
無知を公言するようなもので言い方によっては相手を侮辱するものであります。
喘息についての話し相手になる事でその人は何気に嬉しかったりします。
くわばらくわばらというのはどうかと思いますね。
5.喘鳴音でびびらない
普通の人なら音によってはびっくりする事もあると思います。
初めて聞いた人であればなおさら。
当人にとってなんでもないことでびびられては傷つきます。
ともすれば当人に対する拒絶になるので。
やばそうな喘鳴音ほど症状もひどいのでその辺の事も分かってあげましょう。
6.変な目で見ない
喘息持ちの人全体を、という意味もあります。
僕が言いたいのはスペーサーを使用している人に対してです。
一般の人にとってスペーサーは物珍しく、
スペーサーを使用している人も珍しい光景かもしれません。
変な目で見ると当人は周りの目を気にして、吸入ステロイドを使わなくなるかもしれません。
でも、当人はそうしないとみんなと同じような生活を送れないから使用するのです。
僕自身も実物を使用しているところを見たことがないですから
目の当たりにしても変な目で見ないよう気をつけないと。
7.優しくしすぎない
日頃から喘息にかかりがちな子供に優しくしすぎる事がよくあります。
周りが過剰に優しく接して、全然当人のためにならなかったりします。
一つは、当人が増長して甘えてばっかりになってしまう事です。
他人の優しさに依存してしまって当人の自主性が損なわれたりします。
もう一つは、他の人と同じように扱って欲しいという意識が本人にはあるからです。
ちょっと症状が出ているからって自分で出来る事は自分でしたい、
そんなに病人を扱うように接しないで欲しいという思いがあります。
最終的に喘息は自分ひとりでの戦いになるので
こういった主体性は尊重してあげたほうがいいと思います。
自分で何でもできるようにしていかないと一人になったとき何も出来ないです。
周りの優しさがかえって重荷になる事もありますし。
でも、これはやばいなって思ったら助けてあげてください。
倒れてしまったり、今にも倒れそうな場合は
もう救急車を呼んでしまいましょう。
何かが起こってからでは遅いんです。
そこから何とかできるほど喘息は甘くないんですよ。
ピークフローメーターとは一口に言えば息の強さを測る道具です。
薬局で販売されていて、僕は四千円ほどで購入しました。
マイナーなのか、取り寄せてもらわないと手に入りませんでした。
息の強さなんて測ってどうするんだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
喘息という病気は不思議なもので、ちょっと生活が乱れたり無理したりすると
すぐに気管支や気道などに影響が出てきます。つまり細くなります。
ちょっとでも細くなったり太くなったりすると、すぐに結果が変わってくるんです。
ピークフローメーターを使った結果が。
自分では何ともないと思っていても、これを使うと結果が如実に現れるので
こまめにつければこれで体調の管理が可能です。
では正確な使用法を。
細かい部分はおいといて、いきなり吹くぞというところまでやってきたことにします。
まず強さを測る目盛りの指示針を0ぐらいのところまで戻します。
できるだけ息を深く吸います。
そしてマウスピース部をくわえて、思いっきり吹きます。
マウスピース部というのはシュノーケルのようなものと考えていただいて結構です。
もしくは忍者が水中にもぐっている時にくわえている管。
思いっきり吹くと指示針が動いて、ある目盛りを指します。
それに指された数値が結果になります。
そしてまた0まで戻します。
測定は三回行い、一番良い結果を日誌なり日記なりに書き込みます。
グラフにすれば体調の推移が分かりやすくなおいいです。
結構慣れが必要です。
はじめたばかりだと自分の能力にあった結果にならず、全く参考になりません。
色々やってみて一番良い結果が出たときの吹き方をすればそれでいいんでないかと思います。
結果が安定してくると発作の状況がよく分かって参考になります。
すごく真面目に吹いたのに結果が予想以上に悪いと何気にがっかりします。
買ったばかりのころは何度も吹いて練習しました。
でも、全力で吹くのであんまり何度も吹くのは炎症に良くないみたいですね。
発作が出ているときは悪化する恐れがあるみたいで、吹かないほうがいいようです。
結果の数値には標準予測値というのがあります。
性別、年齢、身長によって数値は変わってきます。
例を挙げるとすれば男性、20歳、170cmならば614(リットル/min)。
女性、25歳、155cmならば399(リットル/min)です。
男性は身長が5cm増える毎に23(リットル/min)増えます。
女性は身長が5cm増える毎に17(リットル/min)増えます。
どちらも35歳あたりがピークになりそこから離れる毎に少しづつ予測値が減ります。
数値によって緑、黄、赤の三つの地帯に分かれます。
結果がどの地帯にあるかで、体調の操作などをします。
それらのゾーンはこれまでの結果の最高値を元にして決められます。
仮に最高値を600とします。
緑は600から480まで。
黄は480から300まで。
赤は300以下。
つまり緑は最高値の七割以上。
黄は七割より少なく五割以上。
赤は五割より少ない地帯になります。
それぞれの地帯がどういう状況下というと、
緑:健康な状態です。今は大丈夫ですが油断は出来ません。
黄:発作が出てきます。仮に健康でも時間がたてば発作が出てくるでしょう。
薬を飲むなり早く寝るなり対策をするのが身のためです。
赤:危険な状態です。発作で苦しんでいなければここまで低い数値は出ません。
とにかく少しでも喘息に立ち向かえるようにすべきです。
いい結果が出たから無理してもいいという意味では決してないです。
そこのところはよろしくおねがいします。
ピークフローメーターがどのようなものかは理解していただけたでしょうか。
ピークフローメーターは日本だけではなく世界中で使われています。
どちらかというと国外のほうが普及しているようです。
僕が取り寄せてもらったのは輸入物ということからもそれがうかがえます。
わざわざ取り寄せてもらったのに輸入物ということは
国内では生産されていないのかもしれません。
その事を考えると、日本が喘息の治療について
どれくらい立ち遅れているのかが分かるような気もします。
問題は遅れているかどうか、ではありませんけど。
要は、満足な治療が受けられるかどうかですね。
ゆっくりと医療のほうも変わりつつあります。
喘息患者にとっていい方向に動いているようです。
ピークフローメーターは喘息持ちの人すべてが持っているわけではなく、
持っている人と持っていない人がいます。
どのくらいの割合で持っているかは僕には良く分かりません。
存在自体すら知らないという人も多くいるのではないでしょうか。
僕はインターネットを始めて、その存在に驚いたものです。
使い方次第ですごく便利だと。
喘息持ちの人には極力手に入れて欲しいです。
あらかじめ防げるのなら防いでおいたほうが自分のためになります。
■発端
小学四年生のときに症状が出ました。
かかりつけのお医者様の診断で気管支喘息にかかっていることが発覚しました。
そのお医者様は、小さい頃の喘息は体を鍛えれば大きくなったら治る、と言いました。
ですが、今もなお喘息は僕を苦しめます。
喘息の知識は浅いですが、そのお医者様には感謝しています。
適切な薬の処方、症状の重さを理解しての点滴をうってもらったりなど、
発作を押さえるために手を尽くしてくれました。
その頃は体力が弱く、喘息に慣れていなかったため、
一度発作が出ると直すのに結構苦労しました。
学校も何度か休みました。
進学するにつれ、喘息に悩まされることもなく、
平穏無事に生活できるようになりました。
ひとえにクラブ活動や自転車通学などの体を動かすという行いが
喘息に対抗する体力をつけたのだと思っています。
■現在
薬を飲むほどの発作は年に数回となりました。
呼吸に違和感を覚えた時は早めに対処しています。
おかげさまでいっぱしに元気に生活させていただいてます。
でも、どうしても季節の変わり目には発作が出てしまいます。
これさえ押さえる事が出来れば、喘息で苦しむ機会を大分減らす事ができるのですが。
また、試験や大会などの大事な行事の数日前になると
緊張などのストレスから発作につながる事もあります。
大抵は体調の悪化などと結びついて起こる事が多いです。
いつになっても発作は苦しいものですね。
この苦しみを誰かに味あわせたくなってしまいます。
本当は誰かに分かってほしいんですけど、
誰も分かってくれようとはしないです。悲しい。
何年何十年と経験すると、なんでもなくなってくる
んじゃないかなあという夢想があります。
■僕の予防法
運動の一言に尽きます。
頻繁に運動しているわけではありません。
運動する機会があれば極力するように心掛けています。
エレベーターを使う代わりに階段をのぼったり、
車や電車を使わずに自転車をこいだりなど。
スポーツにも積極性をもって参加しています。
もともと体が強いほうではないので、筋力をつけるなどの意味もあります。
最近ではピークフローメーターも取り入れ、結果が悪かったり
呼吸に違和感があったりすれば早めに寝床に就くようにしています。
■僕の原因
一番大きいのは季節の変わり目です。
温度変化に弱いのかもしれない。
年に四回くらいは発作を確保されているようなものです。
睡眠不足やストレスも強敵です。
特に大事な行事の前には弱いです。
楽しみな行事の前でもなぜか発作が起こります。
不摂生と絡んでいる事が多いような気もしますけどね。
楽しみで夜寝れないとか。
あとは運動とか笑いすぎが主です。
どちらも防ぎやすいのでそんなに困りません。
調子に乗ってると防ぐのを忘れて発作を起こしてしまいます。
■治し方
僕にとっての最良の薬は睡眠をしっかりとること。
薬ももちろん効果があります。でも薬だけでは良くならないです。
その点、睡眠は寝ている間だけでも喘息の苦しさから逃げられるし、
回復も睡眠によるもののほうが大きい気がします。
早目早目の治療でひどくならない事だけを心掛けます。
場合によっては点滴を自ら頼むこともあります。
飲まなくてもよさそうでも薬を飲んだり、十分な睡眠をとったりします。
やばくなってからでは手遅れで、違和感を覚えた時に手を施さないと
発作は悪化するだけだというのが経験則です。
寝る前や食事を摂った後には多めに麦茶を飲むようにしています。
呼吸が苦しい時に飲む麦茶がおいしいのは多分気のせい。
■喘息に対する考え
喘息は治すのは無理だと思っているので、
気長にのらりくらりと付き合っていきたいと思います。
たまに会うのがちょうどいいくらいでなんとかなるかな。
あんまり嫌うとその感情が毒になりそうで。
喘息という病にかかった事を不幸と思うのではなく、
逆にかかったからいい事もあったという風に考えています。
そうでも考えないと辛すぎます。
何で一部の人にこんな目にあわねばならないのか。
僕はまだマシですがもっと重度の人のことを考えてみるだけで
いてもたってもいられなくなります。
特に事故もなく生きれば、新しい医療技術で喘息を倒すか、
それとも喘息が僕を倒すか二つに一つ。
治るという希望を持ち続け生きます。
■僕の喘息持ちの人への接し方
僕の親戚にも一人喘息持ちの人がいます。
僕よりも状況は良くないみたいで、助言したほうがいいかなと思いつつも
静観しています。基本姿勢は不干渉です。
あまり喘息持ちの方に接する機会はあまり持った事がありません。
親戚とはそれほど会うわけでもないですし。
僕自体はあまり接し方をあまりよく分かっていません。
5での接し方はあれこれ考えた結果です。自分だったらどうだろう、とか。
やはりあまり過剰には反応しません。
その人から原因となるものを遠ざけようとする努力はします。
でも、大体原因は僕と共通しますから遠ざけなければならない事態にはならないですけど。
自分は喘息持ちだから喘息のことはよく分かっている、という過信だけは避けたいです。
■僕とピークフローメーター
僕のピークフロー値は平常時で420くらいです。
僕の年齢や身長を考慮に入れると630ぐらいが標準になります。
その数値を目の当たりにするたびに僕は頭をうなだれてしまう。
僕の肺、そして気管支は一体…
ほぼ毎日結果をノートにきちんとつけています。
朝は遅刻しそうになったりと満足に時間が取れないだろうということで、
毎日確実にできる夜に測定しています。
うまく出来ているもので、夜の10時と12時では少し結果が違います。
12時のほうがちょっと数値が低くなります。
もっと夜が更けるとより数値が低くなります。
夜更かしがいかに体に悪影響を及ぼすかというのを実感できるようになりました。
グラフはつけていません。めんどくさいです。
日にちと時間と三回分の数値だけを記入しています。
実は買ったのは2002年10月です。
買ってからというもの、発作で苦しむ事が減ったと思い込んでいます。
■僕の使っている薬
吸入ステロイドは使わないです。
あくまでも苦しくなってきた時に症状を緩和するために用いる薬です。
インフォームドコンセントのためか、ある時薬をもらうのと同時に
薬の事を書いた紙をいただきました。
一度だけしか紙はもらっていないので、それ以前とそれ以後の使用していた薬の事は
何も言えません。前は違う薬を使っていたんですけどね。
そちらのほうがより効果があったような気がしているんですけど。
喘息持ちの人に参考になるかもしれないということで。
その時にもらったのは三種類。
紙に書いてある事はそのまま写すことにしておきます。
作用と副作用の文がちょっと長いので少し省かせていただきます。
テオロング
【成分名】テオフィリン(theophtlline)
【何の薬?】気管支拡張剤
【主な作用】この薬は、気管支を収縮させる作用があるので、
喘息発作をやわらげ、気管支炎、肺気腫の呼吸困難などの症状を軽くします。
複合剤は、鎮咳のためにノスカピンを配合し、気管支喘息や気管支炎に用いられます。
【副作用など】吐き気、食欲不振、腹部膨満感、ことに子供ではけいれんがおきたり、
中枢神経を刺激するので、不安、興奮、ねむれなくなったり、頭痛の症状がおこることがあります。
のみすぎでは、けいれん、せん妄、昏睡が現れることがあります。
また、心臓を刺激して動悸や頻脈、ときに不整脈などを生じたり、蛋白尿が出ることがあります。
他剤との併用で。血中濃度がたかめられ副作用に連なる傾向がありますので、
他剤併用の時は注意してください。
【用い方と注意】小児にシロップ剤を用いる場合は、朝と寝る前の1日2回服用させます。
年齢、症状により容量は変えられます。6ヵ月未満の乳児には特に慎重に用いましょう。
ムコサール
【成分名】塩酸アンブロキソール(ambroxol HCL)
【何の薬?】去痰剤
【主な作用】この薬は、気管支からの分泌物の量をさらに増して、
粘稠な痰をうすめて吐き出しやすくします。
手術後に痰がたまってからむような状態を改善します。
【副作用など】胃の不快感、胃痛、発疹、かゆみなどの過敏症状がおこることがあります。
【用い方と注意】多くの場合、他の薬剤と併用されます。
ダーゼン
【成分名】セラペプターゼ(serrapeptase)
【何の薬?】消炎酵素剤
【主な作用】タンパク質分解作用と炎症をとる作用があるので、炎症を抑え、
それによる痛みをやわらげ、はれをとります。
また、炎症により生じた膿や粘液を溶かすので、痰を吐き出しやすくします。
そのため、手術や外傷後のはれや痛み、膀胱炎、気管支炎や歯槽膿漏などの治療に用いられます。
【副作用など】発疹まれに重篤な皮膚障害などの過敏症状、下痢、食欲不振などが
おこることがあります。
【用い方と注意】炎症の原因そのものをとる薬ではないので、
長期間服用を続ける薬ではないとされています。
ちなみに食後、朝夕で一回づつでした。
喘息と戦う時のまじないとして、
「俺は喘息なんかには負けん。負けへんぞお」
と心の中で言っています。
そうすると喘息が乗り越えられ、
くじけそうな心も立て直せる気がするのです。
喘息というのは悪い事ばかりじゃないです。
いい事もちょっとだけあります。
その例は、体力がつくという事です。
持久力と言いかえたほうが通りがいいですね。
呼吸が苦しくことにより、苦しさへの抵抗力がついてしまうんです。
仮に発作の強さが5で苦しんでいたとしても、
相当な時間苦しんでいると5ではあまり苦しくなくなってきます。
似たような現象として、高山での生活、があります。
高山は酸素が薄く苦しいですね。
長い期間高山で暮らす事によって徐々に慣れてきて、
それほど苦しいとは思わなくなってきます。
どちらも慣れて苦しくなくなるという点で似たようなものです。
よって、喘息というものがなくなれば、一般人をしのぐ運動能力を得る場合もあります。
これは、持久力がついたから、という理由が大きいでしょう。
喘息をうまくコントロールしさえすれば、スポーツで活躍するのも無理ではありません。
また、精神力がつくというのもあります。
ですが、これは必ずしも喘息持ち万人に共通する事項ではないと思います。
それに、ついたかどうかという基準も曖昧ではっきりしません。
そもそも精神力がなんなのかという話にもなってきます。
ここでは意味を定義するわけではありませんし、各々が考える精神力でいいのでしょう。
僕はちょっと気持ちが丈夫になるかもぐらいの気持ちでいます。
色々と喘息の話をしておきたいのですが、残念ながら
僕の頭の引き出しにあまりありません。
そこで喘息に関するアドレスを紹介しておきます。
興味のある方はちらっとだけ覗いてみるといいでしょう。
喘息持ちの僕でもちゃんと廻りきれていません。
リンクは貼りません。
リンクを張るのは遠慮してください、と書いてあったサイトもありましたし、
あまり軽い気持ちで行っても得るものは少ないでしょうからね。
紹介文をソースに載せておきます。
ブラウザの、表示(V)→ソース(C)でソースが見れます。
http://rods.plala.jp/~s002/asthma.html
【ぜんそく患者さんからの寄稿集】
http://www.geocities.co.jp/Beuatycare/4626/
【津生協病院呼吸器内科のページ(喘息,在宅酸素療法,禁煙)】
http://www.fsinet.or.jp/~aichan/index.htm
【Zensoku Web】
長々した文章を読んでいただきありがとうございました。
お疲れ様です。
始めは情熱を持って書いておりましたが、
文章を見直したり、色々調べたりしているうちに四ヶ月ほどの時間が過ぎました。
これで喘息の理解を深めてくれるとよいのですが。
読むほうはあんまり楽しくはなかったとは思うんですけど、
このほうが分かりやすいかと思いこういう形にしました。
分かりにくいところなどは報告してくれるとありがたいです。
健康である事って素晴らしいなあ。
(平成十五年四月八日記す)
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