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二月十二日 木曜日 晴れ

臥薪嘗胆について考えてみた。






胆って、どんな味なんやろ。



二月二十二日 日曜日 雨時々曇り

僕は自分の家に電話する時の第一声に、
「もしもし、俺やけど」
と言ってしまいます。
それでもちゃんと通じるので、なんとなく俺という言葉を使います。

で、よーく考えたら、それってオレオレ詐欺やん、 ということに気付いてしまいました。
いや、自分の家族に対して詐欺を働いているというわけではなくて。
僕みたいな輩がいるからオレオレ詐欺が成立してしまうんでしょうね。
オレオレ詐欺は腹の立つ犯罪ですけども、 自分でその温床を作ってしまっているという皮肉。
つまり、その詐欺を無くすには、 まず自分が電話の第一声を変えなくてはいけないのではないかとチラッと思ったり。

でも、よく考えてみてください。
自分の家族に電話するわけですよ。
自分の名前を名乗ったり、改まった切り出し方をすれば、 逆に不自然というかむしろ変なわけで。
それを知ってか知らずか、オレオレ詐欺をする人もよく考えてるなあと、 感心しました。

知人ならぬ家族には俺やけど、と切り出すのは別にいいか、という結論に。
オレオレ詐欺のせいでたまたま悪いかのように感じてしまうだけです。
たぶん。



二月二十九日 日曜日 曇り

少しずつ過ごしやすい気温になってきました。
日が沈むのも遅くなって、電気代節約にもいい感じ。

布団に仰向けの状態で天井を見ながらボールを投げると、 手首が柔らかくなったりなどの効果があっていいというのを耳に挟みました。
ボールにきちんと回転がかかっているかどうかも確かめるとか。
僕は野球で投げる時に、球離れが悪いうえに、 きちんと回転がかからなくて球の伸びが悪いです。
そこでさっそく初めてやってみました。

始めたすぐは、球の軌道がいつもと違って違和感を覚えましたが、 そのうち寝ながら投げたり受けたりに慣れました。
指のかかる感触を確かめるように投げて、 球の回転をしっかり観察。
そのうち気付きました。
自分が投げるのがとても下手だということを。
投げたら、球が投げた手に戻ってくるのが正しい投げ方だと思うんですが、 色んなところへ球が飛んでいきます。
この動作で投げるのに使う部分は手首だけなので、手首のスナップがおかしいのでしょう。
球の回転以前にまずスナップを何とかしないとな、と。

何を思ったか、左も練習しようということになりました。
左も少しでも使えるようにしておいたほうがいいかなという配慮。
右よりもひどいだろうから、という考えもあったんです。
ところが、左のほうがうまいんです。
これには衝撃を隠せませんでした。
何かの間違いだ、と思っても正確に球が手のひらに返ってきます。

推測するにこれは余計なものに染まってないからでしょう。
右手には癖がしみこんで思うように動かせない。
左手には癖が全くなくて癖に左右されない動きができる。
というところだと思います。
バッティングセンターで気分転換に左打席で打ったら、 「右打席よりもフォームが素直やな」と友達に言われた前科があります。
それから考えると、右には改良の余地が大いにありそうです。
一度覚えた癖はなかなか直るものではないですけど。

左で頑張ってみるのも面白いかもしれない。



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