remove
powerd by nog twitter

【MGC S&W M559改】

 ベレッタM93Rに続く固定スライドのセミオートガスガンとして、MGCが開発したのはS&WのM459だった。私が初めて購入したガスガンである。期待は大きかったのだが、妙にリアル指向に走っていて、レースガンのベースとしてはM93Rには及ばなかった。特にパワーについては、有効なアップ方法がない。とはいえ、全体のソリッド感は大したものだし、精度そのものも悪くはなかった。
M559はM459のロングスライド版である。長くなったインナーバレルと、コストダウンによる低価格化(リアサイトがプラの一体成型になったり、セフティがアンビじゃなくなったりした)に惹かれて購入した。グリップの太さはシェイプできても、ハイグリップ化は難しく、以来S&WのオートはM645にも手を出していない。
 当時はチェッカリングツールを持っていなかったので、グリップ全周にスティッピングを入れることが多かった。仕上げが粗いのを「ボランド仕上げ」なんて喜んでいたのも懐かしい。 ちなみに、3ケタのモデルn梠繧フS&Wは、最初の数字が材質を表していた。4はアルミ、5はスチール、6はステンレスというように。なので、M559は、本来はスチールフレームのM459(妙な表現だが)を表す。MGCはそれを知っていて「5インチモデル」ということで最初に5をもってきたのかな?