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〜スティールチャレンジ風競技参戦記〜

GBCS第7戦 Steel Challenge参戦ヨタ話



もう1つのエピローグ(裏)

 GBCS第7戦も波乱のうちに終了。今回は本当に疲れたな。次回は本命のビアンキだから、オープンクラスに絞るべきなのか・・・ダブル入賞を飾って今期の戦いは終わり、という構図も捨てがたい。季節柄仕事が忙しくなるので、ぼくはシリーズ最終戦まで見届けることができないのだ。なので、スポット参戦で「ジョーカー」の役割を果たすというのが、ぼくのポジションだ。どれだけポイント争いを掻き回して、予想外の結果に導くか・・・ぐはは。楽しいぞ。でも、フル参戦したいよなぁ。遠征にも行きたいよなぁ。

 そんなことを思いながら、松山を去る前に失意のY田を見舞う。布団かぶって寝てるのかと思えば、すっかり元気になって、表でバイクをいじっていた。何でも9月の終わりだか10月の初めだかにサーキット走行の機会があるので、ラップタイム計測器を取り付けているんだそうな。凝りだすと、手押しのストップウォッチでは満足できなくなるらしい。ま、Y田らしいな。

 で、今日の結果報告やらを済ませ、しょーもない世間話などしているうちに、Y田が遠い目をして言った。

  Y田:「インフィニティはゲームで使うことにして・・・マッチは本格的なレースガンじゃないと勝てないよな。
     お金かかるけどな」

  私 :「まあね。けど、それだけの価値はあるぜ。深い世界を覗くのならね」

  Y田:「お前にダットサイトももらったしな・・・あんまり手間をかけずにそのまま使えるコンプリートGUNがいいナ」

  私 :「だったらアレだろうね。やっぱり」

  Y田:「やっぱりアレか・・・いくらぐらいで買えるんだろな」

  私 :「ま、そのうち調べとくよ」

  Y田:「ん・・・頼むわ」

 それきり、Y田は口をつぐんでしまった。遠い目をしたまま、ね。こいつ、レースガンの世界へ足を踏み入れるつもりだ。今回の不幸が、かえってヤツを本気にさせてしまったのかもしれない。かつて、意外なほどの闘争心でバイクレースの世界にのめり込んでいったように、再びGUNの世界で戦うつもりに違いない。完全復帰したY田の活躍が見物だ。もちろん・・・それはぼくの順位を脅かすことになるんだけど。

おい、Y田よ。ちゃんとGUN購入資金を貯金せいよ!こっちの世界はオモロいぞ〜!!

 
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