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その6【完成!だけど・・・】

  待望の新居完成は、2001年3月。月末には引っ越しを終えました。中はまだがらんどうで、約3分の1しか稼働していません。家具類も新たに購入したものはあまりないですね。

上の階から、駐車スペースを見ると、クルマ2台はらくらく置けそうです。設計図には、3台分としてありましたが、ドアの開閉を考えると現実的ではありません。1台は玄関アプローチに駐車中。また、結婚するなら奥さんのクルマを置くスペースも必要です。

  で、当初の案としては「道路に面した部分に2台分のガレージを建設する。ガレージ背面の壁にもシャッターを付けて、奥の庭にもクルマを入れられるようにしておく」というものがありました。チェイサーのためのスペースは、2台分のうち、家屋から遠い側。つまり、現在と反対になるわけです。出入りは不便になりますが、現在は徒歩通勤なので(つまりクルマは遊びにしか使わない)稼働率が低いためです。

  ところが!自宅の敷地の隅に新たに立った電柱、これが非常に邪魔になるのです。「早く地下埋設にしてくれよー」とは言うものの、現実は厳しい。そもそも、我が家を3階建てにしたことから、我が家の上を通る部分だけ電線を上に上げねなりません。その高さは一番高い電柱に、さらに金属の延長部品を使用して、やっと安全性が確保されるほどのものです。その分、電柱・電線にかかる負担も大きいのでしょう。新たな電柱を加えることが必要になったようです。工事に際して電力会社から「あなたの敷地に立てさせてくれ」という依頼がありました。立てれば不便だし、防犯上の不安も増えるかもしれません。が、私自身も電力の恩恵を受ける身です。「利益は受けたいが、協力はイヤ」とは言えません。で、渋々OKしたわけです。

  わかってはいたものの、邪魔なものは邪魔です。特に、左方向への出動(つまり電柱を巻き込む方向)は、切り返さないとクルマを出すことができません。それでも、クリアランス的にはギリギリです。 諸般の事情があって、私としては左に向かって出ていくことが多いのです。しかし・・・ということで、すっかり考え込んでしまいました。また、2台分のガレージを建ててしまうと、洗車スペースが確保できないのも苦しいポイントです。

  ちなみに、行き場を失った私の’88NSR250Rは、廃車になってしまいました。チーン。

矢印で示しているのが、問題の電信柱です。白く見えているのが、現在の駐車場所。赤く半透明の方が、ガレージ建設後の駐車予定場所です。左方向に出ていくならば、鋭角に出ることになるのがおわかりでしょうか。用水路にフタがしてあれば・・・とは思いますが、農業用ということを考えると、そうもいきません。
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