螺旋の炎
2004 10 06 → 2004 10 30
2004 10 30 (1351) ラーメン発見学者八雲樹
ラーメン食べたり、フィールドワークしたり、平山綾は大変だなぁ。というか、どっちも原作の面白さが欠けまくりのドラマでがっかりですよ。
TOKIOのaiko担当の人はあのぼさぼさの髪を止めたりすることなくラーメンを作って不快だし。
ラーメンの作り方も見栄えもちゃちいし。
短編を詰め込んでドラマに仕上げているから、話の展開が急展開過ぎるし。
ヒロインはでしゃばるし。
八雲の方は、「TRICK」を意識しすぎだと思います。
下手にコメディをつめたり。
棒読みの台詞をあえて残して、それをネタにしたり。
効果音もTRICKの使いまわしだし。
まぁ同じ時間のドラマだし、後釜になっても仕方ないですけれど。
原作の崩れた作画も再現されてないし。
無駄なサービスシーンもないし。
ヒロインはでしゃばるし。
でも、八雲樹のほうは、民俗学をテーマにしているだけあって、原作よりも長く儀式や神話解説などのシーンに時間を費やしていたのは好感が持てました。
また、原作での長編(5話)と短編(2話)を組み合わせて1時間×2のドラマに仕上げているなど、脚本家が試行錯誤しているところでも、好感が持てました。
あと、農薬を飲まされただけで、口から血を3メートルくらい噴出して死んだりする死亡シーンとかも好感が。 3メートルって言っても、頭上に3メートルです。 原作以上にオーバーな殺害方法。 空一面真っ赤。 ありえない。
って、なんだ。意外と面白いじゃないか。
2004 10 29 (1350) レジェンドとニュージェネレーション
ミスター味っ子2(イブニング連載中)はイマイチ盛り上がっていない気がする。
というのも、前作ミスター味っ子の主人公の息子が、今作のミスター味っ子2の主人公なのですが、この子がイマイチ盛り上がらない。
確かに、料理創作の素質は、前作の主人子の息子だけ合ってばっちり。
むしろ、母親の意見や母親のヒントなどがないと、ロクな料理が作れなかった前作の主人公に比べ、ほとんど自分の思いつきで料理を創作していく今作の主人公の方がよほど優れています。
それでありながら、何故、この主人公がパッとしないのか。
というのは、せっかく、前作の主人公やその仲間たち…いわゆる伝説料理人(レジェンド)がいるにも関わらず、今作メインに活躍する新世代料理人(ニュージェネレーション)とそのつながりは、主人公以外、皆無。
普通の2世漫画は、レジェンドの子供たちが集い、それに追加して新キャラが集まり、それでニュージェネレーションを築くものでありながら、レジェンドの子供は主人公一人だけ。
それもそのはず、レジェンドたち前作登場キャラは、ほとんど独身を貫く曲者だらけです。
まぁ、前作自体、女性キャラが主人公の母親くらいしかいないという男塾漫画でしたし、今作の主人公の母親(前作の主人公の奥さん)も、前作とは一切脈絡を持たないパッと出のキャラでしたから無理もないのかもしれません。
でも、どう考えても、一馬の子供くらいはでるだろうに。
しかも、レジェンドがバリバリの現役で、レジェンドが活躍している間は、主人公は置いてけぼりです。 普通だったらレジェンドとタッグを組んだりとか、アドバイスしたりとかする役目があるというのに、一切主人公は絡みません。
レジェンドとニュージェネレーションのつながりがほとんどないこと。
これがこの漫画がパッとしない理由ではないでしょうか?
だから、今からでも遅くないから、もうちょっと前作と絡みのあるキャラを出していこうよ……ね。
アニメ化したときは、あんなに頑張って女性キャラ出してたじゃない。
原作の男キャラを性転換して女性キャラにして出してたりしてたじゃない。 声はおぼっちゃまくんだったけれど。
でも、とりあえず、「喰いタン」復活万歳。
2004 10 28 (1349) 赤松と言えば
広島県の県の木は「アカマツ」
アカマツといえば、松茸ができる樹として有名ですね。
てか、広島の地主の人は、自分のアカマツの山を持っていて、当たり前のように松茸を収穫しているんです。
自家製松茸。 といっても、松茸がいつどこでどれくらいできるかは天まかせなので、アカマツの山を持っていても、思うようには収穫できません。
でも、あるところにはあるもので、先日も広島の方にその日の朝に自分の家の山で採れた松茸を使った松茸ご飯をおすそわけしていただきました。
市場で出回っている価格で1本4000円くらいする松茸を3〜4本使った松茸ご飯です。
だいたい、1人前が松茸0.5本くらい入っているということで、単純に計算して2000円以上。
松茸が身近にある人は、やはり感覚が違います。
ただ、最近その人が頭を悩ませているのが、勝手に山に入って松茸を採っていく松茸泥棒。
今の世の中、所有者のいない山なんて、皆無ですから、わかっていてやっているんでしょうけれど、酷い話です。
何が酷いかって、松茸を採りに山に入るだけならまだしも、そういう人は、松茸がどこにどういう風に生えているのかわからないので、平気で生えている松茸を踏み荒らし、盗む以上に食べれなくしてしまうのです。
「松茸の収穫に慣れた俺でも、松茸を見つけるのは一苦労だというのに、このド素人どもが!」と、地主の人は大目玉です。
皆さんは山に入るときはちゃんと自治体の人に所有者を聞いて許可をもらって入ってくださいね。
そして、一番の問題は、僕があまり松茸の美味しさをわからない人だということです。
いや、外国産(中国とか韓国のれっきとした松茸で)で、十分じゃないの?とか…。
それよりも採れたてのシイタケとか普通にうまいですよ。 採れたてだったら松茸のほうがかつかもしれないけれど、市場に出回っている国産松茸なんて採れて何日たっているのかわからないし、においがどこまで残っているのかもわからない。 それよりは、シイタケを栽培している人が身近にいることが条件だけれど、採れたてのシイタケのほうが美味しいよ。 とか…。
松茸バーガーとか考えた奴はアホだ。とか…。
全国の松茸ファンの人、ごめんなさい。
ファミコン後期は、ドラクエの爆発的ヒットにより、ドラクエをパクッたゲームが山のように存在していました。
そんなパクリドラクエタイプRPGの中で一番良く出来ていたと思うのが、この「ドラえもんギガゾンビの逆襲」です。 発売は、エポック社。
要するにドラえもんの世界でのRPG。
ほとんどドラクエと同じシステム
・フィールド+町・ダンジョン
・コマンド選択
・経験値・レベル制
・毒・麻痺・眠りのシステム
などを取り入れていましたが、唯一、オリジナリティを出していた部分が。
それが どら焼きシステム。
このギガゾンビの逆襲の世界では、
お金=どら焼き=MP
という概念になっています。
確かに、ドラえもんの世界でMPという観念を見出すのは難しく、それを既存のものに移し変えるのは当然だったと思います。
しかし、この概念によって、たとえば、宿屋に泊まると、回復するはずのMPが、むしろ、お金として減ってしまうような現象が起こります。
子供向けの題材を使っているにも関わらず非常にシビアです。 また、戦闘で敵を一網打尽にする秘密道具(一般的に言う攻撃魔法)で敵を倒したとしても、敵を倒して得られるどら焼き以上にどら焼きを消費してしまえば、金銭的な面では丸々損となってしまいます。 実にシビア。
シビアな設定でいてバランスを取るなど、スタッフは非常に努力していると感心させられました。
あくまでそのどら焼きシステムのみに関してですが。(後は全部パクリですし)
まぁ、確かに、どら焼きという汎用性の低いものを使っているため、
秘密道具のエネルギーが全てどら焼き
武器とどら焼きを物々交換する店
などなどと、ドラえもんの世界を崩すような設定が出てきていますが、それはそれ。
それ以降のドラえもんゲーはプレイしていませんが、またRPGでドラえもんが出ないかとひそかに願っております。
まぁ、無理かなぁ。来年は映画すら公開されないし。
2004 10 26 (1347) お前の屍を越えていく
とりあえず、予備知識をもたない方に
このゲームの解説を読んでください。
その際には、いきなり流れ出てくる奇怪なサウンドにもお気をつけ下さい。
「きみのためなら死ねる」の続編はこれしかない。
(まだ発売すらされていませんが)
まったく逆の視点から見た「わたしのために死んでくれ」
主人公はナイスバディの魅力的な少女。
あなたのまわりには、いつもいわゆる “ぱっとしない、ふつうの男の子”たちが。
彼らはあなたに一目ぼれをしてしまいます。
そして、彼らはいつかあなたに振り向いてもらいたくて、色々な試練に立ち向かってくれるのです。
衝撃と感動のラブストーリー。
2画面と、ニンテンドーDSの機能をフルに活かし、彼と彼女の微妙なココロの動きを表現。今までの任天堂にはない、いや、今までのゲームにはないポップな色使いと印象的なサウンドがあなたのを一層盛り上げます。起こせ愛の奇跡!
「わたしのために死んでくれ」
これしかない。
って
これじゃピクミンじゃーん。
2004 10 25 (1346) そう、これがネクストジェネレーション
遊戯王GXのGXって何の略だろう。
サンデーGXのパクリではないはず。
まぁ、広島では放送されていないので、おとなしくDVDになるのを待つとします。
それはそうと、Vジャンプ連載中の遊戯王Rはちょっと酷い。
敵のボスが「あまりの恐ろしさにペガサスが自ら封印したカード」を持ち、杏子の魂をカードに封印し、「返してほしければ私の元まで来い」と言って居城の最深部に待ち構える……。
という、最近の同人小説とかでも使わないような、原作でもさんざん使い尽くされたようなストーリーを展開。
いったい、ペガサスは何枚カードを封印してるんだと。
で、敵は自分の居城に13人もの賞金稼ぎを配置。 ここはサンクチュアリですか。
遊戯たちは、そいつらを倒しながら進んでいくのですが、だらだらやっているわけにも行かないので、1ヶ月に一人というハイペースで遊戯が撃破していきます。 しかもページの都合上、賞金稼ぎとのデュエルは10ページほどで終わります。 瞬殺。 むごい。
もっとも、打ち切りの心配はなさそうですし、のびのびとやってほしいものです。コミックスは1年後くらいでしょうか。
2004 10 24 (1345) ほぼ先週のネタだけれど
星野桂と書いてほしのかつらと読みます。
D・Gray-manの作者。
今週のジャンプのこち亀。
へたでも味がある字を使った書道のネタは今更感を覚えつつも、久々に序盤のストーリーからオチの流れがスムーズで、面白かった。30分アニメを見ているようだった。いつもこれくらい面白ければいいのだけれど、それはそれで最近のこち亀っぽくないので、ダメな気がする。
ということで、僕も味のある文章を考えてみました。
下手字フォントとかもあるみたいだけれど、面倒だから使わない。 そもそも使う気もないけれど、そういう下手な字で書かれたと思ってください。
下書きだっていいじゃない ストーリーがわかれば
とがし
休載だっていいじゃない コミックスが売れれば
とがし
地味だっていいじゃない 鉄球投げる必殺技が
ひろひこ
同じ日が繰り返されるネタってあるよね
世にも奇妙な物語で3回ほど使いまわされているけれど
それがジャンプだったら許されるんですよ
かつら
羽美「これってまた、味のある文章にかこつけた悪口なのでは……?
2004 10 23 (1344) ここでりせつと
気づけば10月も終わりに近づいてきました。
更新も気まぐれです。
人生やり直ししたいことばかりです。
ゲームで言えばリセットボタンです。
ステージ1で死んだときなんかは迷わず押します(残機が1減った状態でステージ1の最初からプレイするなら、リセットして最初の残機でステージ1をやり直すほうがお得だから)。
ツインタニアがティンカーベルを落とさなくてもリセットです。
かまいたちの夜の一番左の列の文字に隠されたメッセージを見てもリセットです。
どうでもいいことですが、携帯アプリの「かまいたちの夜」のチュンソフ党の野望編はどうなっているんでしょうか、気になります。
人生リセットは効かないなんて言われていますが、意外なことにリセットボタンは頻繁に押されているものなんです。
・エグゼクティブプロデューサーになって、フルCG映画の興行収入の悪さをリセット。
・女子アナと復縁して、持っていたレギュラー番組をリセット。
・ディレクターズカット版を出してバグだらけの通常版をリセット。
・ニンテンドーDSでリメイクを発表してワンダースワンカラーとの関係をリセット。
・歌手デビューして売れないアイドル時代をリセット。
・青年誌で連載して少年誌での打ちきり常習歴をリセット。
・ついでに逮捕されたこともリセット。
・細木数子に改名してもらって、それまでの売れない芸能生活をリセット…………できたらよかったのにねぇ。
まぁ、個人的には、今勤めている会社をリセットしたいのですがね。
周囲でも意外に押されているみたいですし。
2004 10 13 (1343) 排球<プラガ<悪辞<わりきれ<島 (編集部的な意見)
月刊ガンガン連載中のハートフル美少女ギャグコメディ「悪魔辞典」が来月で最終回を迎えます。
「悪魔辞典」は、主人公ヒロユキの元にやってきた悪魔ミルキィとその仲間たちが巻き起こすドタバタコメディで、だいたい要約すると、「あぁ、悪魔さまっ」ということで。
連載開始当時は、主要キャラの顔面に対する目の比率がかなり大きく、なんとなくデッサン的にも先行き心配でしたが、同時期連載開始だった同系統の漫画には競り勝ち、3年も連載を続けることができました。
しかし、ここ最近で連載された同系統作品の人気には勝てず、ついに連載は終了へ。
とはいえ、新連載ラッシュを何度も繰り返してきた月刊誌で、3年間も連載できたことは、名誉なことだと思います。
過去、幾度となく、「最終話につながるエピソード」
たとえば、主人公とヒロインが離れ離れになりそうだったり、
ヒロインの重い過去がでてきたり……
していましたが、毎回のように「帰ってきたドラえもん」のように完結し、次の回からは何事も無かったように連載が続いていました。
ですが、今回は本当に最終回です。
連載終了後の再復帰が非常に難しい雑誌だけに、作者の今後が心配ではありますが、綺麗に完結してほしいものです。
まぁ、いざとなったらマッグガーデンに行ってください。 渡辺道明のように…。
2004 10 12 (1342) 広島でも放送は一週遅れの湯
広島でも全国区の放送が一週遅れていることは多々あります。
特にアニメなんて、遅れて当たり前です。
TBS系列のは「鋼の錬金術師」もそうですが、テレビ朝日系列の「ボボボーボ・ボーボボ」すら一週遅れです。 前番組の放送が遅れているから、永遠に遅れ続けるのです。
深夜番組は特に酷いです。
半年遅れとか、ザラです。
毎回のように「この番組は関東地区で平成15年11月23日に放送されたものです」というテロップが出てくる始末。
それでいて、深夜に「夕方に放送されている広島ローカル情報番組」を再放送しているようなテレビ局がザラです。
おそるべくは、広島地区。
また、夏のプロ野球のシーズンでは、昼間行われた広島カープの試合を夜に放送します。
しかも、2軍です。
よほど放送する番組が無いのか、広島東洋カープが放送料を稼ぎたいのか良くわからないのですが、本当に広島地区の深夜のテレビ放送は、ローカル色が強いんですねぇ。
2004 10 08 (1341) うえきの法則が乱れる!
サンデーの「うえきの法則」が来週で最終回。
うえきの法則がどういう漫画かは、このコーナーでも2回ほど紹介しているので、詳しくはそちらをご覧下さい。
さて、最近のサンデーは、センターカラーの次の回が最終回 というパターンが多いような気がします。
とはいえ、僕の知っている範囲では、「かってに改蔵」と、「うえきの法則」しかあてはまってないのですが、それくらいしか読んでなかったのですみません。
この「うえきの法則」は、ただいまラスボス戦。 ラスボスと主人公の戦いになってます。
ラスボスが相手を口から飲み込むことでその能力が使えるようになるという、まんま「美食家(グルメ)」の能力だったので、吸収した相手に中から乗っ取られるような展開を期待していたのですが、そんな内容には一切ならず、あっさり裏切られました。
ということで、相手の能力を奪ってしまう能力者が素直にラスボスです。
そうなんですが………………………………。
この漫画、2年位前に、相手の能力をコピーして使うことが出来るという能力者がすでに出ていたりします。
そいつは当時のラスボスの腹心の部下で、最終的には、主人公にあっさりやられちゃったわけなんですが、まったく同じタイプの能力者が2回も出てくる漫画ってどうなんでしょう。 しかも、それがラスボスって。
RPGで言ったら、ラスボスのグラフィックが途中に出てきたボスの色違いとか、そんなレベルです。
そりゃ打ち切られるってことですか。
まぁ、好きな漫画だったんですけれどね。
2004 10 08 (1340) 昨日はあぁ言ってたのに……
さて、個人的に今、週刊少年ジャンプの注目している漫画は、「D Gray-man」です。
重い宿命を背負った主人公がエクソシストとして、人間を滅ぼそうとするアクマを倒していく漫画です。
ジャンプにしては異色なほど重いストーリーで、舞台設定も中世〜近代にかけてのヨーロッパだったりして、よっぽどアレとかアレとかを意識しているんだろうなぁとか思ってしまっていたりするのですが、まぁ、それはおいておいて。
さて、この漫画、連載当初、メインキャラは、主人公の少年と美形のお兄さんだけだったから、そういう路線の漫画になるのかと思っていましたけれど、連載開始から4ヶ月にして、やっとヒロインが登場してくれました。
ヒロインの名前はリナリー。
もうFF好きにはたまらないヒロインの名前ですね。
きっと、チョコボを召喚したり、イノセンスに反応してお尻が光ったりするんですよ!
埼玉県民がうらやましいです。
……………………
……………………
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…………………………………………
はぁ、すみません、OVAのFFを知っている人が何人いるかなんか考えてませんでした…。
分かってる人にだけ分かればいいや って思ってました。
と、とりあえず、そのほかにも、ヘブラスカ様とか、ちょっと究極召喚っぽいキャラまで登場してました。
さて、この漫画、最初は、「鋼のうんたらかんたら術師」を意識してるのかなぁと思っていましたが、
最近は、主人公がアクマ対抗組織に参加したり、イノセンスというアイテムを使うことで武器が出来上がったり、「これが私の 対アクマ武器 ダークブーツ!」ということで、「武装うんたらかんたら」と同じ展開になっててびっくり。
おや、「うんたらかんたら」に同じ文字が……奇遇ですね。
というか、「対アクマ武器」を「武装錬金」に変えたらまんまですよ。
ヒロインは足に武器つけるし、それで身軽に空を舞うし、キレるとやばいし。
まぁ、「武装うんたらかんたら」も、焔の武装錬金使いの人がわざわざ雨の日で能力を使って無能ではないところをアピールしてみたりしているようですが。
とりあえず、「武装うんたらかんたら」とストーリーまでかぶらないように頑張ってください。
2004 10 07 (1339) 気づけばもう第3部
ごっつあんゴール
サッカーで特に何もしていないのに足元にボールが来て、シュートを決めたらゴールできたという「棚から牡丹餅」状態のラッキーなゴールのことをこう呼びます。
というか、かってに改蔵でやってたネタなんですけれど。
というか、スペシャルセレクションとか出てたんで思わず読んじゃって言ってみたんですけれど。
漫画界にもごっつあんゴールは多数あります。
特に週刊少年ジャンプの連載漫画のごっつあんゴールは有名です。
俗に言うごっつあん連載です。
簡単に述べますと、
そこまで人気があるわけではないのに、他にもっと人気がない新連載漫画があったためにそちらの打ち切りが先行され、打ち切りを回避された漫画……。
そこまで人気があるわけではないのに、大御所作品が大団円を迎えて連載終了して連載枠がひとつ減ったために、打ち切りを回避された漫画……。
「HUNTER×HUNTER」が都合よく休載している分の連載枠が開いているために打ち切りを回避された漫画……。
そんなごっつあん連載がかつて数々存在していました。
ゾンビパウダー、ノルマンディー秘密倶楽部、ごっちゃんです…………
「ごっちゃんです」なんて、最初からこのごっつあん連載を狙っていたかのようなタイトルです。
まぁ、結局は打ち切られるんですけれどね。
で、現在そのごっつあん連載枠に居座っているのが「未確認少年ゲドー」です。
主人公のゲドー少年と、その助手が、様々な「未確認生物」を見つけたり、様々な「未確認生物」を中心として巻き起こる事件を解決していったりする漫画です。
この漫画でいう「未確認生物」とは、
実世界に存在しているが、擬態などを使って、普通の人間には存在が確認されていない新種の生物
という設定になっております。
で、主人公たちはその未確認生物を見つける感覚が鋭いので、普通の人には見えていない新種の生物を見つけることが出来るというわけです。
しかし、この漫画における未確認の生物とは、作者が完璧にオリジナルで新しい物を作っているわけではありません。
実在に生息している生物の特徴を誇張したり、応用したりしているもので、リアリティがあります。 だいたい、事実に基づき構成されているMMRくらいのリアリティです。
しかも、毎回、生物豆知識が身につきます。
最初は、擬態だとか、フェロモンだとか、小学生でも知っていそうな内容でしたが、最近ではネタに困ってきたのか、細菌や寄生虫のネタが増えてきました。
知らず知らずにネタがマニアックになっていくのも興味深いところです。
まぁ、そろそろごっつあん連載にもガタが来ているので、年を越せるかどうか(週刊少年ジャンプには、年末には恒例の新連載ラッシュがありますので)、微妙なところですが。
ただ、個人的には、初期の頃の、人間の皮膚が裂け全臓器が飛び出すような、少年誌の限界に挑んだ表現が好きだったので、打ち切りが決まった頃でもいいので、そんな限界に再挑戦してほしいものです。
2004 10 06 (1338) 9月14日に書いたネタをアップしてなかった OTL
復刊されたこの雑誌のテーマは、「漫画界のタブーに挑む」ということで、一般の雑誌で連載したら、問題作扱いされるのではないかと心配してしまうような漫画ばかりが連載されています。
「牛乳アンタッチャブル」
企業名こそ雲印乳業ですが、どっからどう見ても、雪印事件をテーマにしているとしか言いようがない作品。
牛乳による食中毒事件をテーマとし、それに大して企業がいかに駄目な対応をしていくかを描いた「ダメプロジェクトX」とも言える作品です。
一応は、そのダメ企業をなんとかしようと葛藤する社員を描いた作品ですけれど。
「17歳」
17歳の女子高生の拉致監禁殺人をテーマにした作品。
過去に実際にあった社会的問題を題材にしており、リアリティにあふれているのは確かですが、このままだと、誰も報われない後味の悪い漫画になるだけのような気がしないでもありません。
「奪還」
蓮池透氏監修の北朝鮮の日本人拉致をテーマにしたノンフィクションの作品。
国際問題をテーマにしており、日本政府の対応の悪さなども漫画化。
ただ、過去の事件をただ漫画化しただけなので、散々やりつくされた内容を今更……と言った感じがしないでも……。
ちゃんと蓮池透氏の参議院選挙落選くらいまでは漫画化してください。
「森のアサガオ」
死刑が決まった囚人たちの 収容所で働く主人公が、様々な死刑囚と対峙していく話。
ただ、「僕のせいで、あの死刑囚は、悲しみながら死んでいったんだーうわー」とか、「被害者が苦しみ、加害者のあいつが何で生きているんだ……僕がこの手で裁いていやる…」とか、精神的にもろく、感情がころころ変わる主人公の方がよっぽど問題がある作品。
というか、この漫画の作者がわざわざイブニングで連載復帰させてもらった「きらきらひかる2」を突然無期休載して他誌のこちらの連載に力を入れていることのほうがタブーに触れている気が。
さて、タブーに挑んだそんな漫画アクションに夏から連載された作品があります。
「心おきなく正義を捨てえ」
タイトルだけではわかりませんが、阪神タイガースの私設応援団をテーマにした作品です。
平凡な人生を送る主人公が応援団に魅せられ、一緒になって応援していきます。
女性作家の書くタッチなので、綺麗な線で、迫力とかはちょっと欠けている気がしないでもないです。
しかし、第2話まで阪神私設応援団の入団を断られ続けた主人公が、いきなり次の回で応援団に入っているどころか、応援団の割とメインのポジションについているという展開のスピードは大いに見所です。
復刊漫画アクション的には「阪神タイガース応援団」はタブーのようです。
僕は、てっきり、阪神応援団に公にできない裏があるのかと思っていましたが、そうではないようです。
まぁ、実際、タイガースファンに取っては、「この時期にする去年の今頃のタイガースの話」について触れること自体タブーのようですが。
いろんな意味で
orz 土下座