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螺旋の炎

2004 05 02 → 2004 05 25

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2004 05 25 (1319) 平野レミュオ−ル

 「レミュオールの錬金術師」をプレイ中。

 同人サークル「犬と猫」製作のシミュレーションゲームですが、フリーの上、とてもフリーに見えないハイクオリティな作品となっております。


 このゲームは、某アトリエシリーズのように、錬金術師となってアイテムを錬成していくゲームです。

 ですが、1つ、大きな違いがあります。

 アトリエシリーズは「アイテム作成」がメインとなっておりました。

 しかし、こちらは、「経営シミュレーション」です。

 錬金術師が店主となって自分の錬成したものを売ってお金儲けしていくことが目的のゲームなのです。

 実質、一番最初の目的は借金を返すことなのですから。

 用は「金」です。 金。

 錬金術師が何故、錬術師と呼ばれるのか?

 「金」を錬成する術と書いて錬金術です。

 金も作れない錬金術師では、ただの研究家です。

 まぁ、実際に中世の錬金術師は、ただの医者だったり、ただの芸術家だったりするのですが。

 いや、まぁ、このゲームも、「夏魚」を錬成して「夏魚定食」にしたりするんですけれどね。 錬金術と言いつつ、ただの調理ですけれど。

 魚だけから、定食部分(ご飯とか味噌汁とか器など)を錬成しているとしたらそれはそれで錬金術師より凄いですけれど。


 このゲームは、どこからか商品を仕入れ、それを「錬成」して、価値の高いものに変えることでその差額で利益を得るのです。

 市場から商品を仕入れたものを、そのまま売っても一応利益にはなりますが、やはり、価値を変えていかないことには高い売上に結びつきません。

 価値の高いものを売るだけなら、錬成だけしてればいいんじゃないの? と思う方もいらっしゃると思いますが、ここにゲーム性があるのです。


 というのも、主人公は、一人で店をやりくりしなくてはいけません

 商品の仕入れ、錬成、販売、接客、掃除、チラシ配り などなど……。

 バイトくらい雇えよ! と思うのですが、残念ながら、そのシステムはありません。

 もっとも、一人しか従業員がいないからこそ、ゲームシステムが成り立っているとも言えますが…。


 しかし、単にそれだけで収まるゲームではありません。

 店に並んでいる商品の種類によって客層が変わったり、人気で客の入りが変わったり、販売価格の交渉が出来たり。

 また、冒険者を派遣して商品を仕入ることもできます。 更に、冒険者も派遣される回数でレベルが上がります。

 時期ごとに、他の店と販売数や来店客数を競ったり、動物を飼って飼育したり、町に投資したり、身にゲームがあったりと、いたせりつくせりです。


 そして、このゲームは、長く遊べます。

 エンディング後も時間を気にすることなく、好きなだけプレイすることができるので、無限にプレイすることが出来ます。

 イベントなどを省略できるオートモードも存在しています。

 これで、楽に、好きなだけお金を稼げます。

 243種類ある全てのアイテムに販売個数のデータが残る(最大999)ので、その243種類全てのアイテムをアイテム図鑑に載せるだけでなく、個数をカンストさせることを目的とすれば更に長期的にプレイすることが出来ます。

 その間もどんどんお金は溜まりますし、冒険者のレベルもあがります。

 最終的には、このゲームの醍醐味ともいえる超インフレを楽しめます。


 従業員一人の店で、一日1000万円(トマト1個が42円)くらい稼いでみたり。

 (※ 実際のお金の単位は円ではありませんが……それに近い感覚なので)

 冒険者たちも、レベルが低ければ怪我をして帰って来ますが、レベルが高くなれば400匹近い魚やタコを一人で乱獲して帰ります

 金があまったら牧場から家畜を買っても良いかもしれません。 最終的には、ニワトリ999匹、ウシ999匹、ヒツジ999匹、ゾウ999匹を、飼うことが出来ます。


 インフレ的なゲーム展開がお好きでしたら、是非一度プレイをお勧めいたします。

 このスケールのゲームが無料で楽しめることを覚えたら、こんなサイトのフリーゲームなんてプレイできなくなるかも。

 


2004 05 24 (1318) 世界の中心で愛をさけぶ少女YU−NO

 Vジャンプによる、GBA版のFF1情報によると、

 オメガ、神竜、オルトロス が登場するそうです。

 現在判明した追加ボスモンスター (太字は今回情報公開で判明したボス)
 FF3より「アーリマン」「2ヘッドドラゴン」
 FF4より「スカルミリョーネ」「カイナッツォ」「バルバリシア」「ルビカンテ」
 FF5より「アトモス」「ギルガメッシュ」「オメガ」「神竜」
 FF6より「魔列車」「オルトロス」「テュポーン」


 「オルトロス」登場で、ますます影が薄くなる「クラーケン」に同情しております。

 

 

 で、そんな中、やってまいりました。 マイナーボス紀行 第3回。

 思いましたが、FF2のボスは非常に存在感が薄いので、リメイクされてボスの曲が追加されてはじめて「あぁ、こいつボスだったんだ」というボスも多々います。 そこではボスでも、後でザコとして出現してしまうので…。

 そういうボス戦はあえてはずして…。

 

 

 記念すべき第3回のボスキャラは、FF5より「ティラザウルス」です。

 


ティラザウルス
 出現ポイント:地下大河
 主な攻撃方法:????(減少したHPの分のダメージ)
属性:アンデッド


 マイナー度でいえば、FF5でも屈指の実力を誇るモンスターです。

 アンデッドのため「フェニックスの尾」で即死するという大きな弱点が……。

 そうでなくとも、炎に弱いので、「ファイラ」「イフリート」「火炎放射」「炎のロッド」「フレイムタン」「かとん」など、炎属性の豊富なFF5では、豊富な弱点を集めています。


 出現ポイントは、「主人公に驚いて逃げ出したモーグリが、落とし穴にはまり、地下に流れる地下大河を流され、最終的に辿り着いたところで襲いかかる」 というモーグリにとってはかなり踏んだり蹴ったりな所に現れます。

 イベントシーンとしては、かなり優遇されているのですが、いかんせん、特徴が少なすぎます…。

 使ってくる「????」は、普通の攻撃方法と違って、攻撃時に技の名前が出現しないので、知らない人が見たら、通常攻撃しかしてこないと思えます。

 せめて専用イラストがあればかなり印象も変わってきたのでしょうが、はやくも、次のダンジョンで色違いのザコモンスターが出現してしまうので、マイナー度もひとしおです。

 地下大河に出現するザコモンスター「モーグリイーター」の方が名前的に印象深いです。

 


 で、予想以上に話が短くなったので、おまけを。

 FF5のクルルって、飛竜やらモーグリやらを飼ってるのに、名前を付けていないというのは意外でした。

 「モーグリ」を「モーグリ」と呼んだら、自分の飼ってるモーグリと他のモーグリと区別がつかないと思うのですが…。

 イヌに「イヌ」と名前を付けてるようなものですし

 


2004 05 19 (1317) ソウル・オブ・ブラックカオス

 きょうは普通のコラムなので、オチもなにもありません。

 

 FFシリーズで最も出現シリーズ数が多いモンスターといえば、誰でしょう?

 ゴブリン、ベヒーモスなど、おなじみのモンスターが多い中、堂々の一位は、FF2から毎作出演しているモンスター「ボム」です。

 FF4では、ボムの親玉として、マザーボムが登場。

 FF6では、フレイムイーターというボスがボム族のモンスターを召喚する能力を持っています。

 FF9では、ボム族の一種・グレネードが、ムービーにまで登場。


 で、そんなFF常連ザコモンスター「ボム」は、惜しくも、皆勤賞を逃しています。 FF1に登場できなかったので……。

 

 

 しかし、ここにきて、意外なチャンスが与えられました。

 なんと、リメイク版FF1では、オリジナルのダンジョン「ソウルオブカオス」が追加されます。

 もし、ここに「ボム」が登場すれば、なんと初の皆勤賞モンスターに昇格することができます。


 

 追加ボスが何かと話題を読んでいる中、なんとか登場していただきたいものです。 いないと思いますが、ボムのファンの方は、注目をしておきましょう。

 

 あ、ちなみに、FF1の追加ダンジョンに「シド」は出ますよ。 出さないはずがない。

 シドもFF2から皆勤賞なので、スクウェアは無理やりでも登場させて皆勤賞にしますよ。

 どれだけ、後付けだとしようとも。

 


2004 05 18 (1316) 打ち切られた漫画のこと時々でいいから思い出してください

 「ファイヤーボーイズ」の原作が、「め組の大吾」だったのは有名な話。

 「ウォーターボーイズ」の原作が、ドルヒラだったのは昨日見た夢。
 
ガンガンパワードにはもう来ないのですか……?

 

 

 週刊少年ジャンプに連載中の「少年守護神

 この漫画は、一度読みきりとしてジャンプに連載された後、連載となりました。


 今回は、この漫画の紹介です。

 唐突ですが、この際ストーリーは飛ばしてこの漫画に登場する「能力」についてご紹介します。


 第1話、主人公は「完全武具」というアイテムを持って登場します。

 この「完全武具」とは、決して壊れたり穴の空いたりすることのない「無敵の武具」のことで、主人公は篭手のパーツだけを持っています。

 弾丸や刀などの攻撃をこの篭手1つで回避する主人公。

 第1話を読んだだけならば、この完全武具をキーとして、他の完全武具のパーツを集めたり、他の完全武具を持った敵が出てきたり、他の完全武具を持った仲間が加わったりという流れになるのだろうと思っていました。
 まぁ、残念ながら、今のところも、これからもそういう展開はなさそうというか、展開する暇がなさそうです。


 そんなアイテムを持った主人公は
第6話にして、「相手の攻撃の軌道が読める」という新しい能力「導殺眼」に目覚めます。

 この能力の数のインフレは、もはや「うえきの法則」の比ではありません。

 このペースで行けば、11週目には第3の能力、16週目には「導殺眼のレベル2」が望めます。

 是非、この調子でやっていただきたいものですが………。

 そこまで連載が続くかどうかの瀬戸際にたたされているのも変えがたい事実。


2004 05 16 (1315) オメガ弱体化宣言

 ファイナルファンタジー1・2 アドバンス

 の広告はもう見ましたか?

 今回は、FF1・2アドバンスに興味がある方向けのネタです。

 FF1・2を知っている もしくは、やったことがある、興味がある方以外には通用しないと思われます。


 ファミ通やら、ガンガンの裏表紙やらに掲載されている広告です。

 小学校の机の上に、FF1・2のイラストと、3枚の画面写真が乗っている内容で、机に刻まれた落書きネタもあります。


 イラストは、おそらく、ソフトの箱のパッケージイラスト。


 落書きネタは、トクレセンタボービ、ヒルダとゴードンの相合傘。


 画面写真は、ソウルオブカオス、ソウルオブリバース、通常のプレイ画面の3種類です。

 それぞれの写真にはコメントが記されています。

 ソウルオブカオスの写真は、ギルガメッシュとの戦闘シーンで、「あいつがなんでいるんだぁ!?」とのコメントが。

 ソウルオブリバースの写真は、ミンウとスコットとの会話シーン。「なぜ、この2人が!?」とのコメントが。 個人的には、「スコットって誰だっけ?」というコメントが一番しっくりくるのですが。

 通常のプレイ画面にはヒルダ女王の台詞が載っています。「これなら弟でも遊べる!!」とのコメントが付いていました。 最初は意味がわからなかったのですが、これは、テキストを「漢字」「ひらがな」で変更可能にした新システムの解説だったようです。

 しかも、このテキスト変更は、十字キーの左右を押すだけで変換できるということで、非常に便利です。


 これで、漢字の読めない弟もテキストを理解してプレイできます


 ベッドに寝そべったヒルダ女王とフリオニールの

 ヒルダ 「どうしたの? そばにきて……」

 フリオニール 「お おうじょ そ そんな……」

 ヒルダ 「はやくきて じらさないで……」

 フリオニール 「……ゴクッ……」(そして、フリオニールベッドに移動)


 というシーンも
テキストを理解してプレイすることができますね。

 


2004 05 15 (1314) イヨクマンマン

 CLONEGAMEPARTYさんの新作「FinalSaga

 こちらは、SFC時代のスクウェアの作品数点をミックスした作品です。

 ロマンシングサガ2〜3を中心に、ファイナルファンタジー4〜6、バハムートラグーンが混ざっています。 また、LIVE・A・LIVE、半熟英雄がおまけ程度に入っています。

 聖剣伝説2〜3、クロノトリガー、ルドラの秘宝、トレジャーハンターG、フロントミッションは混じっていないようです。 まぁ、混ぜすぎるとどれも中途半端になってしまうので、これくらいがちょうど良いかもしれません。

 何気に移民システムが搭載されていたりしますが。

 具体的には、ロックを主人公として、FF6・ロマサガ3・バハラグのキャラを仲間にしつつ、七英雄たちを倒していくという内容です。

 

 ただし、ゲームバランスは良くも悪くも大雑把なので、プレイする人を選ぶと思います。

 最初のバージョンは恋愛シミュレーションツクールの素材をミックスしていましたが、最新バージョンではシンプルに落ち着いています。

 SFC世代のスクウェア(というか、FFとロマサガとバハラグ)が好きなら是非。

 


 いえ、決して、僕が、行き詰まっているから、

ここで紹介

たくさんの人にプレイしてもらう

色々情報が出る

僕も教えてもらう

 ということにならないかなぁ。 と思っている下心は全くないので

 


2004 05 14 (1313) あまり思いつかないので……

 先日発売されたファイナルファンタジーCDSONGブック「まほろば」に収録されている日本語版「Eyes On Me」の歌詞をご紹介。

 ちなみに、JASRACには当然無許可なので、黙っておいてください。

 


 
夏のアルバム -Eyes On Me 日本語Ver.-


 見つめてた 君の背中

 肩越しの 遠い花火

 クラスの友達 来ないうちに二人

 急いで選んだ バスは海へ

 教室の 君はいつも

 素っ気無くて 遠い人で

 クラスの友達 いないときに二人

 目と目合って 気づいた恋

 夏のかおり 運んでくる

 遠い日々の 君の笑顔

 不安だった 未来は優しく

 叶ったね 夕暮れの二人の夢

 

 メロディは、本家「Eyes On Me」をご参考ください。

 実にFF8の世界にぴったりのスケールの小ささですね。

 日本語バージョンと言っても、英語の歌詞をそのまま直訳するわけではなく、元の「Eyes On Me」のイメージを無かったことにして一から作り直しているので、これはこれでありなのではないでしょうか?

 「リッキー・マーティン」を「郷ひろみ」がカバーするようなものですし。

 「スキャットマン・ジョン」を「加藤茶」がカバーするようなものですし。


 違和感は………………………………ないですよ!
多分

 


2004 05 10 (1312) GBA版FF1追加ボスにダークエルフ登場希望

 アストスの色違いで

 

 


 GBA版FF1・2の先行情報はもっぱら、FF1の追加ダンジョンについてが多いようです。

 その中でも見所は、復活して登場したFF3〜6のボスモンスター。

 現在だけでも、

・2ヘッドドラゴン (FF3)

・バルバリシア (FF4)

・カイナッツォ (FF4)

・アトモス (FF5)

・ギルガメッシュ (FF5)

・魔列車 (FF6)

・テュポーン (FF6)

 の7体が確認されており、FF4のゴルベーザ四天王の2人、バルバリシア、カイナッツォが登場していることから、残り2人も確定しそうです。


 というか、ゴルベーザ四天王は、もろに4体のカオスとかぶっているのですが、スクウェアサイドは何も思わないのでしょうか。

 特に、FF4のゴルベーザ四天王の特徴を出していけばいくほど、FF1の4体のカオスの存在感が薄れていくのですがどうしたものでしょう。

 ジャンプの情報によると、バルバリシアは、風のバリアをはるみたいですよ、ティアマット先生! 毒ガスや炎吐いてるだけじゃ取り残されますよ!


 更に言えば、FF3闇のクリスタル四天王2ヘッドドラゴンも出てきたので、エキドナ、ケルベロス、アーリマンも確定ですね。

 

 というか、ここまで、追加のダンジョン、追加の武器/防具、追加のボスを登場させるのなら、それらを組み合わせれば、オリジナルのFFを1本作ることが出来る気がしないでもないのですが、実現されると、FF3.5製作者としては商売あがったりなので、このくらいで勘弁してください。

 


2004 05 08 (1311) マイナー上等

 さて、FFマイナーボス紀行 第二回は、FF6思い出のボスキャラ「ネラパ」です。

 


ネラパ
 出現ポイント:魔大陸脱出時
 主な攻撃方法:戦闘開始時に死の宣告
特殊能力:最初からリフレク状態


 このネラパはFF6中盤最大のダンジョンである魔大陸に登場。

 「崩壊する魔大陸からの脱出」という時間制限中のイベントの中でボスとして登場します。

 登場するなり「逃がさん!」と死の宣告をかけてきますが、戦闘が終われば死の宣告は解除されるので対して気になりません。

 イメージとしては、魔大陸を脱出してもネラパの呪縛からは逃げられない……… という感じなのでしょうが……。

 

 そして、マイナー度の高い理由としては、

 ・戦闘が始まってもボス戦の曲が流れない

 ・ザコモンスターのグラフィックの使いまわし

 ・基本的に弱い

 ためでしょう。

 

 マイナーなボスであるだけならまだしも、大半の人が、「ボスであることにすら気づいていない」のが事実。

 一応、プレイヤーの行く手をさえぎり、脱出時には必ず倒さなくてはいけない(戦闘中の逃走不可能)ので、立派なボスであります。

 

 しかし、

 ・「デス」の魔法で即死する

 ・2800という低いHP(ネラパの1つ前のボス、アルテマウエポンのHPは24000です)

 ・というか、ネラパ出現ポイント周辺に登場するザコのHPですら3000はある

 という貧弱ぶり。


 制限時間が迫る中、死の宣告などでじわじわとプレイヤーに精神的ダメージを与えるボス……のはずでしたが、死の宣告のカウントがゼロになる前に余裕で倒せてしまいます。

 「戦闘開始時に全体に死の宣告」という特殊攻撃法も、FF4の宝箱ボスであるプレイグが既に実践済みなので、それほどインパクトもありません。

 やはり、どう考えても、ボスの印象が薄くてかないません。

 

 ということで、今回のマイナーボスは、普通にプレイしる人が、ボスであることに気づかれないボスモンスター「ネラパ」でした。

 さて、第2回目にして、そろそろネタも尽きてきましたが、「FFマイナーボス紀行」

 まだ飽きずにやるとしたら、次回は一体どんなボスが登場するのでしょうか。 請うご期待!

 


2004 05 07 (1310) カーラヴォスコア

 FFマイナーボスをピックアップして14年の企画部長が考案した新コーナー。

 突然始まりました、FFマイナーボス紀行 第一回は、FF5思い出のボスキャラ「クレイクロウ」です。



クレイクロウ

 

 飛空挺入手時に飛空挺の底にくっついていたモンスター。

 テールスクリューでこちらのHPを1桁にしてきます。


 しかし、FF5をプレイして2匹目のボスである「カーラボス」の色違いであるばかりか、攻撃方法も類似。



カーラボス

 

 「カーラボス」が「テールスクリュー」「触手」の2パターンの特殊攻撃を持ち、

 「クレイクロウ」は「テールスクリュー」「粘液」の2パターン。 

 こう似ていると、印象も薄くなる一方です。

 

 カーラボスは、

 ・2匹目のボス

 ・船の甲板に乗っかるくらいの大きさなのに、船を飲み込むほどの渦巻きを作り出す

 ・海中で船を飲み込むほどの巨大な渦巻きを作れるのに、わざわざ船の甲板に乗ってきて主人公達にタコ殴りにされる

 ・でも、執念で、主人公たちに倒されてもなお、シルドラを葬る。

 ・名前の中にクロノトリガーのラスボスの名前が入っている


 など、非常にメジャーになる要素を秘めているにも関わらず、

 クレイクロウは、

 ・カーラボスの色違い

 ・第1世界のボスでは最高クラスの「レベル43」

 ・雷が弱点なのに雷の属性を持った剣を持っている

 などなど、イマイチなポイントばかりで、どう頑張ってもマイナー路線からは逃れられません。


 せめて、主人公に倒されても飛空挺を墜落させるくらいの執念は欲しかったです。


 ということで、マイナーボス「クレイクロウ」にスポットを充ててみましたが、やはりマイナーなだけにどうにもなりませんでした。

 せめて、GBA版の「FF1・2」の追加ダンジョンに登場していただきたいものですが、まぁ、無理でしょう。 でるとしてもカーラボスでしょ。

 

 

 さて、「FFマイナーボス紀行」

 懲りずにやるとしたら、次回は一体どんなボスが登場するのでしょうか。 請うご期待!

 


2004 05 06 (1309) 祝・映画化

 先日お話した「きらきらひかる2」ですが、時代が変わったためでしょうか、少々路線が変更されてきております。


 まず、「きらきらひかる」よりもグロテスクな表現が抑え目になっています。

 うじ虫のわいた遺体や、頭蓋骨をぐちゃぐちゃに叩き潰した遺体などはほとんど登場せず、刺殺や、病死、ショック死など、割と遺体が傷ついていない死因がほとんどです。

 肝である監察医の解剖シーンも、「きらきらひかる」では毎回のように登場していた、解剖の切断面やら、取り出した内臓やらの直接の描写はほとんど登場せず、間接的な描写や、はぐらかした描写を使うようになりました。


 また、先日指摘しました「2人の主人公を活躍させようとして共倒れになっている」という問題点ですが、これも、「
何の前触れもなく、主人公の1人が異動になって離れ離れになる」という荒業で改善。

 主人公1人が登場している間は、もう1人の主人公は話に一切登場せず、ストーリーを完全分担することになりました。


 と、話は変わりますが、この「きらきらひかる」の作者郷田マモラ氏が、「日本の死刑執行」をテーマに書き上げた新作「モリのアサガオ」が「
復刊漫画アクション」に連載されております。

 「きらきらひかる」の中の殺人鬼が登場するなど、一応、ファンサービスも忘れておりません。

 「復刊漫画アクション」ですが、先月に復刊し、そろそろ第2号が発売されます。

 売上も好評のようで、今日のスポーツ新聞に掲載されていた第2号の広告によると、「創刊号完売御礼」とのことです。

 広島では、今日も普通にコンビニで山積みになって売られていましたけれど、見なかったことにしてあげてください。(広告のほうを)

 

 あ、映画は、こちらのことね。


2004 05 05 (1308) ザ・ディクショナリー

 火曜深夜TBSで放送中の「Pooh!UN街(ウンナンタウン)

 この番組内でやっている「ホラ吹き王決定戦」は、なかなか面白いです。

 

 「ホラ吹きバトル」のルールとしては、

 まず、一人は出題者、一人は回答者に分かれます。

 出題者は、5枚の写真とその5枚の写真それぞれに関する正しい情報が書かれたファイルを受け取ります。

 そして、5枚の写真について、回答者に説明をしていきます。

 そのうち、1枚の写真の内容は正しい情報を、4つはまったく嘘のでたらめの情報を説明していきます。

 次に、回答者は、5枚の写真についての情報を聞いて、「嘘(ホラ)」だと思う情報から、これは「嘘(ホラ)です」と言っていきます。

 本当の情報を当ててしまった時点でアウト。 出題者と回答者が入れ替わり、同じことを繰り返します。

 より多く、嘘を見抜けた方が勝ちです。


 個人的には、トリビア、薀蓄王に続く、知的無駄情報提供番組として、お勧めします。

 

 

 でも、ぶっちゃけますと、これは要するに2人でやる「たほいやなんですけれどね……。

 


2004 05 04 (1307) イブニングスター

 前回の続き

 「きらきらひかる2」です。

 「きらきらひかる」(郷田マモラ・作)は深津絵里主演でドラマ化されたこともあり、知名度のある漫画だと思います。

 監察医である主人公・天野ひかるが、遺体を解剖、検死を行ってその事件の真相を見抜いていくドラマです。

 「うちな……死んだ人の言葉を聞いてあげたいんや!」

 具体的なストーリーの流れとしては、一度は「A」と判断された死体に、主人公が不審を抱き、ただならぬ洞察力や推理力で、その死の真相は「B」だったという真実を暴いていきます。

 「A」「B」の部分には「自殺」「他殺」「事故死」「変死」などが当てはまります。

 ミスターマガジンで連載されていましたが、ミスターマガジンの廃刊により打ち切られてしまいました


 また、打ち切りが決まった頃、作者の郷田マモラ氏によって連載されていた「MAKOTO」という漫画がありました。

 こちらは、同じく監察医である白川真琴が主人公です。 彼は死んだ人の幽霊を見ることができ、その幽霊の存在を元に事件の真相を暴いていきます。

 具体的なストーリーの流れとしては、一度は「A」と判断された死体の幽霊が現れ、主人公が不審を抱き、その幽霊の情報を元に、その死の真相は「B」だったという真実を暴いていきます。

 「A」「B」の部分には「自殺」「他殺」「事故死」「変死」などが当てはまります。

 モーニング増刊マグナムで連載されていましたが、モーニング増刊マグナムの廃刊により打ち切られてしまいました

 

 2連続で打ち切りをくらうという、なかなか不幸な作者ですが、イブニング創刊と共に「きらきらひかる2」で返り咲きできました。

 しかも、きらきらひかるの主人公と、MAKOTOの主人公を同じ班に配属することで、「きらきらひかる」の続編でもあり、「MAKOTO」の続編でもあるという非常に欲張りな作品となっています。


 具体的なストーリーの流れとしては、一度は
「A」と判断された死体の幽霊を「MAKOTO」の主人公が見つけ、2人の主人公が疑問を抱き、その幽霊の情報を元に、「きらきらひかる」の主人公がその死の真相は「B」だったという真実を暴いていきます。

 「A」「B」の部分には「自殺」「他殺」「事故死」「変死」などが当てはまります。


 美味しいところのよりすぐり……と、思いきや、2つの作品をくっつけた弊害も多々……。


 両作品を両立するために、役割も両立。

 「MAKOTO」の主人公は、幽霊を見ることで、一度は出された検死結果に疑問を抱く担当。

 「きらきらひかる」の主人公は、正しい検死結果を導き、真相を解明する担当。

 おかげさまで、今までは、一度は導き出された検死結果に疑問を抱いてきた「きらきらひかる」の主人公の鋭い洞察力が全く発揮できないことに。

 また「MAKOTO」の主人公は、ただ幽霊が見えるだけの存在で真相に辿り着けない頼りない存在に陥ってしまいました。

 作者も自分で「幽霊の存在いらないじゃん」と突っ込みを入れる始末です。

 困ったものだ。


 それはさておき、この「きらきらひかる」の作者「郷田マモラ」氏の絵柄は非常に
独特です。 個性的といいましょうか。

 作者もそれを承知のようで、「読みにくい絵でごめんなさい」とコメントしています。

 しかし、僕に取っては、このことは優れたメリットなのです。

 おかげさまで、バラバラに切り刻まれた遺体や、ミイラ化した遺体、うじ虫がびっしりこびりついた遺体が覆い隠されることなく出てくるこの漫画でも、読みながらご飯を食べることが出来ます 「GANTZ」なんかは食前食後に絶対読めないのに。

 

 さて、そんな「きらきらひかる2」が連載されている雑誌・イブニングでは、来週から6週連続新連載が始まります。

 つい先日、どこかの週刊少年誌が同じことをやったためにインパクトは薄いのですが、同時に、打ち切りサバイバルレースが始まったことも忘れてはいけません。

 とりあえず、「きらきらひかる2」が、このレースになんとか勝ち残るように祈っております。

 


2004 05 03 (1306) キラ キラ ヒカル

 次号の「イブニング」で、「ドクターK」「スーパードクターK」の続編、「K2」真船一雄)が連載開始です。


 ドクターK、スーパードクターKの続編で
第3部目に当たるのに、「K2」というタイトルを使うのは、きっと、元CHACHAとバラエティ番組構成作家へのリスペクトだと思いますが、

 ますますもって、イブニングの再生工場化は進んでいるようです。


 既に現在ですら、

 ・ミスター味っ子II

 ・ああ播磨灘外伝 ISAO

 ・ハゲまして! 桜井くん

 ・きらきらひかる


 更に、外伝物も考えると、

 ・ヤング島耕作

 もあって、かなりの続編比率が高いのですが、これでまた1作加わることになります。

 週刊少年マガジンの連載漫画の続編…というか本誌から強制移籍………じゃなかった、電撃移籍された作品で誌面が潤ったマガジンスペシャル並です。

 この調子で、続編もので誌面を潤したいものです。


 というか、ただでさえ、続編物+医療物の「
きらきらひかる2」があって、かぶるネタも多いのに、非常に挑戦的です。

 どうせなら、スポーツ物の少ないイブニング対策として、「雷神2〜RISING〜」を連載して欲しかったのですが…。


 と、ここまでが前置き。 次回は、グーニーズ2みたく、連載開始する前にすでにフジテレビで同名作品がドラマ化されていた「きらきらひかる2」の話題でお送りいたします。


2004 05 02 (1305) ガンガンGW

 つい、先日になって、「金色のガッシュ」を最新刊まで読破。

 「金色のガッシュ」 = (「うえきの法則」 −  「ワンピース」) + 「鋼の錬金術師」÷2

 というイメージ。 このイメージに対しては、ノークレームでお願いします。

 

 全く関係ないのですが、「ガッシュ」部分を美少女キャラにした漫画があれば受けるんだろうなぁ。

 と、邪なことを考えていたら、ガンガンYG既に連載されていました。

 受けているかどうかは別として。

 


 あと、ガンガンYGで韓国漫画の紹介をするのはよいとして、
「ベルセルク」好きな人は韓国語を覚えてでも是非!という勧め方は微妙だと思います…。

 


 ところで、ガンガンYGが4月発売創刊2号の中で何度も繰り返して言う、「次回
7月末発売の創刊第3号での重大発表」とは…………!?

 気になるところです。

 創刊3号まで限定の企画や読みきり(「ロトの紋章の別冊付録・外伝」「ぱにぽに外伝」など)が多々あるので、これらを踏まえて導き出されること……。


 
創刊3号までは、本誌の応援で読者の目を引き、創刊4号から、ガンガンYG本誌の連載陣が中心となって独立した雑誌に、完全リニューアルする と考えて間違いないでしょう。

 これは期待です。

 

 

 

 3号での重大発表が、廃刊でなければいいなぁ………


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