螺旋の炎
2003 03 13 → 2003 04 30
2003 04 30 (1199) 意外にストーリーが濃くて良かったので紹介
「OH!威信慕!!」
美味しんぼ版サウンドノベル。
本筋以外の、明らかにゲームオーバーだという選択肢を選んでも、それ専用のアナザーストーリーがかなり楽しめるという点では、かなりチュンソフトチックなので、お勧め。
それはさておき、今週号のジャンプの全作者合同作成漫画に、なんだか懐かしさを。
昔はこういう企画が毎年のようにありましたからねぇ。 モンモンの相撲遊戯とか。
どういうものかを紹介しますと、ジャンプの連載作家全員がワンカットずつ書いて、1つの漫画を書くという、なんとも豪華な企画。
今回のテーマはワンピースがベースということで、海賊物。
各漫画の主人公が1コマずつ登場する漫画、その名も、夢のジャンプ海賊団。 で、たった5ページ。
一応、ボボボーボ・ボーボボの作者が、話をまとめてくれてます。
というか、5ページでジャンプキャラ十数人を全員登場させるという目的が、漫画の内容よりも先走って来ているためにストーリーもへったくれも無いので、彼くらいにしか、話をまとめられない……というか、話を誤魔化せないということでしょう。
正直なところ、ジャンプキャラ十数人が全員登場したことくらいしか、面白みが……。
ジョジョの奇妙な冒険第6部が先々週突然最終回になったのも、作者の荒木飛呂彦がこの漫画に参加したくないからだと言えば、筋が通る……。 なるほど。
2003 04 29 (1198) 牛丼つゆ抜きで
テレビ大阪のサイトのポップアップが非常に鬱陶しいのですが、仕様ですか?
組織的な圧力? それとも、ウェブマスターがワールドワイドにさらす趣味?
それはさておき、ファミリーマートで「つゆだくカツ丼」を買いました。
なんか、かつ丼とは別に、つゆだく分のつゆと、殻に入った半熟卵がついて来る新商品です。
でも失敗しちゃいました。
このカツ丼って、容器に入っている半熟卵を取り出して、レンジしなくちゃダメだったんですね。
半熟卵を入れたままレンジしてしまって、見事爆発。 食べられなくなっちゃいました。
あぁ。 失敗しちゃったなぁ。
コンビニの店員が。
アタタメマスカ? の誘いにのった挙句が、この始末。
というか、そんなことも知らずに売ってたのですね…。 怖いなぁ。
2003 04 27 (1197) マジカルスキャナ!
この間の中華料理屋、今日頼んだ八宝菜定食について来たスープが豆腐の味噌汁でした。
バカなっ! まだ進化するのかっ!
それはさておき、成田空港で、サーモグラフィが取り入れられるらしい。
サーモグラフィとは、温度が高い部分を赤く、低い部分を青く表示し、温度分布を測定する機械です。
というか、そんなの有名と思っていましたが、TBSでは、あたかも、未知の機械のように説明していました。
何ために取り入れるかというと、SARS感染の疑いがある人の帰国・入国を未然に防ぐためだそうで。
もし、香港や北京などからの国際便で入国した人の中に熱の高い人が見つかれば、別室の医務室で問診を受けてもらい、SARSに感染していないかチェックするのだそうです。
なるほど。
「で、効果が見えたら、他の国際空港でも取り入れる」そうです。
いや、効果が見えた時点で、感染者が入国している(=他の国際空港から感染者が入国している可能性がある)ので、手遅れだと思ってみたり。
日本国内で発病者が発見されたら、怖くて外出できないですよ。
いや、単に会社に行きたくないだけじゃないですよ!
2003 04 23 (1196) ケフカ「3体の神を召喚する!
というネタを考えていましたが、FFカードゲームは、モウツクレナイ わたしカードゲームせいさくきのうナシ それ しょうちのうえ また いつか… アエるよ……
それはさておき、RPGのやりこみ……
それは、かつては、1つのゲームを延々とプレイし、アイテムを回収したり、パラメータを果てしなく上げたりするものでした。
しかし、最近では違います。
ファミ通の影響でしょうが、プレイに制限をつけたり、クリアまでのタイムアタックを行ったり…。
更なる上を目指し、誰もやっていないことをやる! ということに魂を削る……そんなプレイがこの界隈で多発しているのです。
やり込みを専門に行っているホームページもたくさんあります。 ネットで検索すれば、すぐに見つかります。
しかし、僕が今まで見たやりこみの中で、一番すごかったのは、某電撃プレイステーションに掲載されたDQ7のタイムアタック。
1位は、28時間でした。
まだ、発売されて間もなく、ロクな攻略本も出てなかった時期なので、十分な戦略などが確立していない頃のタイムとしては、かなり早いと思われます。
さて、それよりもすごいのが、2位です。
2位 208時間
普通のクリアタイムより長いよ!
いや、応募者数が2人というのがかなり凄いのですが…。
ファミ通のネタをパクって見事に企画倒れしたというお話でした。 というか、このサイトで取り上げたネタを使いまわしたお話でした。
2003 04 22 (1195) 黒い仮面と白い仮面の仮面コンビだかんな
というネタを考えていましたが、FFカードゲームは、もう作らない… 笑わない泣かない もう……怒らない。
それはさておき、スクウェアも年度末のFF発売ラッシュから落ち着いてきたのか、その他の作品の情報も活発に紹介されるようになってきました。
その新作のうちの1つ、このサイトでも、ネタがなくなるたびに登場していた「新約聖剣伝説」ですが、先週のファミ通でも、ディレクターの石井浩一氏のインタビュー記事が掲載され、前作の「FF外伝」というサブタイトルは、ネームバリューを期待していたからだという事実も判明したりするなど、発売への期待が高まってきました。
しかし、このゲームボーイアドバンス版聖剣伝説(以下、新作)は、リメイクが加速し、ゲームボーイ版聖剣伝説(以下、旧作)にかなり追加要素が加わっているようです。 アイテムや、やりこみ要素、キャラクターに加え、システム・シナリオまで変更されて、どこまで原型が残るのかが逆に楽しみになります。
シナリオに変更があれば、キャラクターの設定にも変更が現れます。
主人公は、旧作では、闘技場でただ戦うだけの素性の知れない奴隷剣士だったのに対し、
新作では、グランス公国の大臣の一人息子という設定になりました。 大臣の息子という半端な肩書きではありますが、かなり身分が高くなりました。
一方、ヒロインも、旧作では、「作品中最弱モンスター・マイコニド」に殺されてしまうような貧弱なパートナーと共に、むやみに旅をしていたのに、
新作では、隠れ住んでいたマナの一族の村の長に「世界を感じろ」というアバウトな使命を貰い、旅をするという目的を貰いました。
えっ? ちょっと待った! マナの一族の村!?
じゃあ、マナの一族っていっぱいいるんですか!? 旧作では、ヒロインしかマナの一族がいないから、敵も味方もやっきになって彼女を追いまわしていたのに!?
まぁ、シナリオが変わったと思って納得しましょう。
更に、敵役で登場するシャドウナイトというキャラも、旧作では、フルフェイスの仮面を被っていたキャラだったのに、新作ではフェイスガード系のマスクを装着。
素顔が謎に包まれているキャラになりました。 もちろん旧作では素顔に秘密などありませんが。
いや、これはむしろ、仮面の下の素顔に、追加要素の予感………
・実は主人公の兄
一人息子だっていうのに……。
・実はヒロインの兄
FF2!?
・実は仮面が本体
じゃあ、偽者の部分は何よ。
・実は仮面が顔の一部
良くできたフェイスペインティングだなぁ。
・「ウワ〜〜 仮面の中に仮面が……」
コーホー。
・「お……女〜〜!?」
FF10−2に続いて、聖剣伝説もギャルゲー化。 ヒロインとの三角関係が見所です。
・「最初からシャドウナイトなんて存在しなかったんだ」
「どういうことだね? 主人公君?」
「犯人は、最初からシャドウナイトという架空の人物を演じることで、この連続殺人の罪をそいつに着せようとしていたんだ!」
「じゃあ……」
「そう、真犯人”シャドウナイト”は、この中にいる!」
聖剣伝説殺人事件・解答編2へつづく。 最後は、真犯人ジュリアスが追い詰められて自爆します。
まあ、何の追加もないとは思いますけれど。
2003 04 19 (1194) 倒れる前にオー人事オー人事
想像を越えた「トーナメント企画」が現れました…。 「ツクール最萌トーナメント」
補足いたしますと、最萌トーナメントというのは、トーナメント形式の人気投票です。
最萌という単語は枕詞。
過去にも、いろいろなトーナメントがありましたが、今回は、ツクール作品(RPGツクールやら格闘ゲームツクールやらのエンターブレイン製作のゲーム製作ツール)でそれをやろうという様子です(現在進行中)。
で、どこがすごいって、投票されるゲームの数。 210作品。
しかも、予選では、1日21作品が人気投票されます……。
1日でそれだけのゲームをプレイしろと……そうおっしゃるわけですね。 ファミ通クロスレビュアーもびっくりのハードスケジュール。
本格的に投票しようと思えば、210作品をまともにプレイするわけでして、まぁ、一部はジョークソフトやら、ショートストーリー物などもあるわけですが、最後には発狂しているでしょう。
でも、全210作品の頂点に立つことができれば相当の作品だと思います。
2003 04 16 (1193) 倒れるゾイーーー!
知っているかと思いますが、僕は、文章力がありません。
他人を納得させるような説得力のある文章が書けないのです。 多分、本とかをろくに読まなかったからだと思います。 だから、論文も、単なる読者感想文のようなものです。 いや、卒論は、ちゃんと、文章の要約+自分の意見でまとめましたけれど……。
だから、このような形のちょっとした笑いをとろうとする文章で、自分の好きなものを紹介し、賞賛することで、人から認知されようとしているのです。
こういう形でしか人の目を引く表現ができないのです。
そう、それが、他人から見たら、「けなしている」と思われるような内容になるのは百も承知で…………。
ちなみに、ここまで前フリでフォロー入れておけば、何を書いても許されるでしょ? という目論見は全くありません。
ということで、作者の方に見られているかもしれないと思いながら漫画を紹介すると、緊張します!! いや、見られてないのも百も承知。
僕が好きなガンガン系コミックスに順位をつけて、堂々1位を獲得した漫画「幕末風来伝 斬郎汰」 過去にもレビューを書きましたが、先日、この漫画の作者・喜名朝飛先生のホームページ「Kina. rich」があったことを教えていただき、早速、乗り込みました。
「なんでこの人、こんなにHP製作に力はいってるんだろう? 本業大丈夫なの?」と思うくらいの充実振りで、甚く感激いたしました。
で、この喜名先生が、斬郎汰の次にガンガンで連載した作品が「Noesis
- ノエシス -」 見事な短命漫画(全1巻)でした。
作者サイトによると「時代背景などの骨組みが没になって、最初に考えていた設定とは大きく異なった内容」の漫画ということです。
主人公たちは、上海の住宅街や、アメリカのチャイナタウンを髣髴(ほうふつ)とさせる瓦礫の埋まる貧民街で生活し、そこにマフィアのような組織がまぎれてきます。 そして、平穏な生活を送る主人公は、事件に巻き込まれ……。
このあたりは、第一話から用意された舞台背景で、非常に心引かれるものがありました。
しかし、世界は、何故、そのような形になったのか?とか、これは地球の近未来なの? という理由などは最後まで明らかにならなかったので、心の中にわだかまる部分もあったのですが、「没を食らってこのような設定に落ち着いてしまった(作者談)」と聞けば、うやむやも晴れます。
もっとも、編集部が早期に打ち切ろうとして、展開が長くなりそうな複線や背景を切り捨てたようにも思えますが、きっと、余計なお世話ですね。
しかし、今思っても、アジアンファンタジー(作者談)という独特の設定は、ガンガンでは珍しく、広がりを見せそうな雰囲気のジャンルだったので、もう少し、長く見守ると、大作に成長していたような気もします。
「雑踏・人ごみ・瓦礫にまみれながらも生活をする」(アジアっぽさ)と、「かといって、貧困な生活で衣食住に喘ぐわけでもなく、顔・衣装・食事・礼儀・言葉遣いにおける清潔さ」という矛盾ある世界観が両立しているのは、漫画というメディアだからなのでしょうが、だからこそ、漫画でしか再現できないこの小奇麗な(=虚構世界のスラム街)が独特な雰囲気をかもし出しているのだと思います。
独特の雰囲気を持っているという意味では、ジャンプで言う鈴木央のライジングインパクトに匹敵しているとも思われます(私の中では)。
まぁ、そのアジアンファンタジーの色を薄めてキャラクター性を強くすると、「東京アンダーグラウンド」になるので、注意が必要ですが、「ノエシス」という漫画においては、雰囲気のキープが秀逸でした。
さて、何度も「雰囲気」という言葉を使うのも理由がありまして……、正直、ストーリーに面白みが欠けるという部分が……。 まぁ、なんとも、この辺りがクリアできれば、もうすこし、名作になっていたのかもしれません。 悔やまれます。
とりあえず、喜名先生。 応援してます。
2003 04 14 (1192) 2−3=1−4=3−5
僕は、クローンゲームを作るのが好きですが、もちろん、プレイするのも大好きです。
で、久々にヒットする作品があったのでご紹介。
CGPさんのところにも紹介されていましたが、「ドラゴンクエスト2−2」が完成しました。
「ドラゴンクエスト2−2」、は、「ファイナルファンタジーX−2」みたく、ドラゴンクエスト2の続編を作り出したツクール作品。
ドラゴンクエスト2の続編が出ないなら、俺が作る! ということが、コンセプトに入っているのかどうかは分かりませんが、いわゆる同人ゲームです。 もちろん、フリーでダウンロード可能です。
ちなみに、すぎやまが怖いので、ここからその配布サイトへはリンクしていません。 スマヌ。
とりあえず、このネーミングが気に入りました。
ドラゴンクエスト2の続編で、「ドラゴンクエスト2−2」ということなら、「ドラゴンクエスト1−3」だったり、「ドラゴンクエスト3−4」じゃないですか! というか、そもそも、ドラクエ2がドラクエ3−3?
さて、これで、めでたくロト4部作となったわけですが、こういうアグレッシブルな作品は大好きです。 製作者ご本人の自己評価は、あまり高くないようですが、素直なドラクエと思える作品で、個人的にはヒット。 クローンゲーム作品でもかなりの良作ではないでしょうか。
というか、一番の魅力は「完成している」というポイントに尽きると思います。
バランスや、シナリオ、プレイ時間はさておいて、「完成している」ことはゲームでももっとも重要なことだと思いますので……。
何度もゲーム製作を途中放棄している身分としては、非常に見習いたいと思います。 ハイ。
2003 04 12 (1191) ど・れ・す・あ・っ・ぷ
「お久しぶりです。 坂口です。」
「ガンナーにドレスアップ! 略してガンドレス! という皆さんこんばんわ。 堀井です。 アビリティは「鉄板に腕がめりこむ」」
「久々に、ゲーム業界最前線の時間がやってきました。」
「今回もゲームの情報で持ちきりだよ!」
「さて、FFX−2、意外に売れてますね。 完璧な続編だから、前作クリアして無いと楽しめない……と思いながらも、前作未クリアでプレイする人続出らしいですね。」
「クリアしてない人は、みんな脳内でFFX−1のエンディングを脳内補完してるんですよ。 僕が想像するに、ティーダが二度と法廷に立つことができなくなったのは、前作で20年前の殺人事件の真犯人だと判明したからなんですよ!」
「ぎゃー! 変に屈折したネタバレはやめてください! カプコンから訴えられますよ。
それはそうと、FFX−2の主題歌も売れてますね。 倖田來未「real Emotion」。」
「FFシリーズの主題歌はとりあえず、売れるし、CDが売れなくてもゲーム自体が売れるから、抜擢された方はウハウハですよ!」
「FFシリーズの主題歌としては初めてかもしれませんね。 アップテンポな主題歌は。」
「そこまで言うアップテンポでもないけれど、他のFFシリーズの主題歌は穏やかなのが多かったからねぇ。
というかスクウェアの出しているゲームの主題歌で見ても、初めてですね。 バウンサーなんてゲームは出してませんから。 出してるメーカー、アクエスじゃなかったけ?」
「そういえば、FFX−2の音楽・作曲者はバウンサーの時の方々みたいですよ。」
「いやあ、バウンサー面白いです! PS2ならではの美しいCGと、記憶に残らない存在!」
「でも、そんなに、バウンサーって覚えられてないんでしょうか……」
「大丈夫。 『Driving Emotion Type-E』や、『アナザーマインド』の方が覚えられてないから!」
「ファンの皆さんすいません。 これでも、フォローしてるつもりなんです。 この人、こういう方法でしかフォローできないんです。」
「ということで、僕は帰るよ。」
「え、もう終わりですか?」
「だって、今回は、ゲームがネタだから。」
「いや、普段からゲームのネタやってよ。」
2003 04 09 (1190) 先にオチを潰す……?
爆笑問題の爆笑していられない問題!
ガンが再発するとさ、また治療費かかるでしょ…。
そんなときはこれ! ニッセイ・新・生きる力こぶ!
こぶ!?
爆笑問題の爆笑していられない問題!
いや、昨日、俺、ガンだって宣告されちゃってさ。
そんなときはこれ! ニッセイ・新・生きる力持ち!
モチ!?
爆笑問題の爆笑していられない問題!
いや、俺、今日、鬱だから死のうと思って。
そんなときはこれ、ニッセイ・新・生きる力だすき!
アニメ版水戸黄門!?
爆笑問題の爆笑していられない問題!
いや、さっき、米軍から誤射されちゃってさ。
そんなときはこれ、ニッセイ・新・生きる力人伝説!
とりあえず、CMを見ていなければ、フォームすらあやふや。
もはや、どこまで理解されるのか疑問ですが、それはさておき、様々な方々、色々とおめでとうございます。
2003 04 02 (1189) ギャンブラー事故中心派
僕は、賭け事が好きではありません。
競馬・競艇・競輪・パチンコ・スロット・TOTO・上司との麻雀に始まり、宝くじすら買っていません。 どうせ儲からないので。
で、これだけ賭け事が好きではない僕ですが、勝負師魂は持っているつもりです。
ということで、この欲求不満をどこにぶつけるか……というと、以前にも言ったのですが、罠っぽい店を巡って本当に罠を踏んでみる旅。
以前は、腐った商品目白押しの100円ショップに勝負を挑んだお話をしたので、今日は、つぶれかけの中華料理屋に行ってきたお話を。
入り口入ってすぐのレジの脇に、
「本グループもこの不況で経営危機になっている。 ついては、月単位で、前年の売上より30万以上下がった店舗は、次の月の給料が減額2〜3万円もしくは、月2、3日の休日出勤とする」
という本部からの通達の張り紙が張ってあるようなお店。
そんな張り紙が客から見える位置に貼ってある時点で既に休日出勤決定と思うのですが、最近は、ここでギャンブルを楽しんでいます。
最初は、季節の野菜炒めを注文しましたが、初っ端から豚肉が生焼けという、肉体的にハードな出だしでした。
次に買ったラーメン定食では、ラーメンについてきたスープがラーメンスープと同じ味にしか思えませんでした。 いや、これはきっと、お客さんが持っている味覚を試していたのだとは思うのですけれど。
そして、最近買った青椒肉絲(チンジャオロース)は、牛肉を使っているかと思えば、豚肉とピーマンの炒め物でした。
普通は牛肉使うでしょ? と思うのは、日本人の錯覚で、実際に青椒肉絲とは、青椒(ピーマン)肉絲(豚肉の細切り)という意味なので、実は、大正解なのです。 牛肉を使うものは、青椒牛肉絲(チンジャオニョーロース)
実に文字に忠実な中華料理屋だと知って目からうろこが落ちました。 意外な掘り出し物!?
でも、店頭に並んでたメニューの写真では、牛肉使ってたんですけれどね。
2003 03 28 (1188) ぼくらのエドトピア
今、驚くほど宮本武蔵ブームですね。
大河ドラマの影響もあって、右を向いても武蔵、左を向いても武蔵。
特に舞台が西日本だからなのか、関西西部・中国地方では、それが顕著になってます。
武蔵そば、武蔵ラーメン、武蔵食堂、居酒屋MUSASHI、武蔵の家(という名の雑貨屋)などなど……。 どこまで恩恵にあやかりたいのか。
ブームという物ですから、間もなく、その賑わいも薄れていくでしょうし、今後、何件の武蔵が閉店するかはわかりませんが、この調子で頑張ってもらいたい物です。
パチンコ武蔵とか、武蔵ボウルとか、XBOX用ソフト「MUSASHI」とか、「武蔵はどこへ消えた?」「もしも世界が100人の武蔵だったら」「金持ち武蔵貧乏武蔵」「部屋とYシャツと武蔵」「半熟英雄VS武蔵」「キー坊とマニア」「ハリーポッターと武蔵」「ロードオブ武蔵」etc.....................「ロードオブムサシ」??………………「ムサシロード」!?
ということで、僕にとっての武蔵は「からくり剣豪伝ムサシロード」です。
ムサシロードはかつて日本テレビで放映されていたロボットアニメ。
ロボットといっても、ガンダムみたいなタイプではなく、ドラえもんみたく、人間と共存するタイプのロボットのアニメ。 しかも、そういうロボットは、世界の人種のひとつだったりして、人間と同じように生活してますし、「人間と結婚して子供はどうするの?」という大人の質問は一切受け付けないロボットアニメです。
当時は、人間タイプのロボットが人間と同じように戯れるアニメがかなりたくさんありました。
「キャッ塔忍伝てやんでぇ」とか、「闘将アイアンリーガー」とか……。
まぁ、今でも大量生産されている猫型ロボット達が大活躍している「ドラベース ドラえもん超野球外伝」なんてのもありますし、この手のアニメの需要は絶えないようです。
あー、この例えが分かりにくいという、「僕にとっては、アニメのゴールデンタイムは深夜0時30分からだから……」、という方は、見た目は女の子で中身がロボットのアニメとかを思い浮かべていただければ幸いかと。
で、そんなムサシロード。 主人公はもちろん、ムサシ君(ロボット)。 ライバルは勿論、コジロー(ロボット)。 更に仲間には鎖鎌の使い手バイケン(ロボット)なんかも登場します。
バイケンは勿論、「バガボンド」なんかに登場する鎖鎌の使い手「宍戸梅軒」が元ネタですが、当時小学生だった私がそんな宮本武蔵豆知識なんか持ち合わせていたはずがありません。
今思えば、相当、宮本武蔵関連の本を読んで研究したのだろうと思います。 宮本武蔵マニアがスタッフに居たのか……と思えなくも無いですが。
で、相当宮本武蔵ネタで攻めてくるのかと思いきや、ムサシたちは江戸(このアニメではエドトピア)に舞台を移してしまいます。
更に登場人物も「ウシワカ」「ジュウベイ」「イエヤス」……と、もう宮本武蔵の設定はどうでも良くなってきます。
最後には、「ヒミコ」なんてボスも出てきて、もう戦国時代という設定すらどうでも良くなってしまします。 まぁ、牛若丸も戦国時代じゃないけれど、卑弥呼に比ぶれば、生易しいものです。
一応、DVDとかも出てますし、今からでも見たい方はどうぞ。 今なら「宮本武蔵ブームだから」という言い訳も出来ます。
2003 03 27 (1187) コマンド?
私が、今までで、一番、クリアしてから後悔したゲームといえば、間違いなく「ポートピア連続殺人事件」です。
ポートピア連続殺人事件は、言わずと知れた、堀井雄二が作ったファミコンのアドベンチャーゲーム。
iーアプリなんかでリメイクされているので、遊ぼうと思えば、今でも遊べます。 相棒のヤスがやたらと美形になっていて気持ち悪いですが。
てか、画面右上の赤いものは何?
といか、当時小学生の僕はあれをデパートの上から出ているアドバルーンだと信じてましたが、調べたら太陽だったので、ヤスに「太陽は虫眼鏡で見るものじゃないですよ!学校で習わなかったんですか?」と、怒られました。
それはさておき、相棒のヤスといえば、ボス(ゲームプレイヤー)の忠実な下僕で、ボスの言うがままに、動くかと思いきや、こっちの行動に対して、いろいろ文句を言いくさってイライラさせていただけます。
おとなしくこっちの言うことを聞いて「逮捕しろ」!
でも、時々、変に忠実になります。
「たたけ」→「ふみえ(秘書の女)」→「さぁ! 言え! 吐くんだ! ボカ! ガス!」
うわ。 ひでぇ。 確かにやれとは言ったけど、そこまでやるとは…。
ハンマーで老婆を殴るマイキー(グーニーズ2より)といい、アドベンチャーゲームのキャラクターは無茶をするものですがね……。 「イタイ ナニヲスル!」
で、なんで後悔しているかといえば……。
このゲーム、途中になぜか3Dダンジョンが導入されているのです。 ウィザードリィもびっくり。
当時小学生だった僕はこのダンジョンの単調な作業に疲れて、ついつい、月刊少年ジャンプの攻略記事を読んで実行してしまったのです。(中断セーブも出来無いですし)
当時の月刊ジャンプのゲーム攻略はすごかったです。
1ヶ月で、アドベンチャーゲーム1つのクリアチャートが丸々掲載されているくらい、内容の濃いものでした。 それを読めば、誰でもクリア可能!
ただし、ページの都合上、そのクリアチャートがたった1ページに凝縮されているのですが……。
「ばしょいどう」「スナック」「きけ」「としゆき」「ばしょいどう」「しょさい」「しらべろ」……とか、そんな感じで延々と……。
確かに、このチャートをなぞれば、クリアは出来ます。 てか、コレだけ書いてあってクリアできないヤツが居る方が驚きです。
ということで、全然面白味が無いです。
でも、これを実行してクリアしてしまいました。
当時はクリアしたことに満足していましたが、大学時代くらいから後悔し始めました。
「コマンドシステム」 今となっては、全然驚きもしないありふれたシステムなのですが、これを当時ゲームに取り入れ、最大限に活かした堀井雄二は天才的だと思います。
今となっては当たり前の「コマンドシステム」(※)を(おそらく)世界ではじめて導入しただけでなく、コマンドシステムをここまで最大限に活かしたゲーム……。 というよりむしろ、このゲームのために、「コマンドシステム」が作られたのでは無いかと思ったくらいのゲームです。
あくまで当時の話であって、コマンドシステムが当たり前となった現代では決して珍しくないありふれたゲームでしょう。 逆に単調すぎてすぐ飽きてしまうでしょう。
だからこそ悔しいのです。
このポートピア連続殺人事件を発売当時にプレイする機会があっただけでなく、当時プレイしてクリアしていながら、この「コマンドシステム」のすごさに気づかなかったことが。
とりあえず、この悔しさの理由を知りたいので、今からでもプレイしてみようという方はどうぞ、藍アプリなりなんなりでプレイしてみてください。
で、(しつこいですが)当時、このコマンドシステムをゲームに導入した堀井雄二はすごいと思い直してください。
いや、別にDQ7を出してる堀井雄二が凄くないというわけではないのですよ。
あれほどのストーリーを延々と一人で考えていくのは凄いですよ! 根気ですよ!
では、FF3.5を完成させたら、次は、ポートピア連続殺人事件2を作るつもりですので宜しくお願いします。
2003 03 23 (1186) 引越し完了
「松屋」で出されたお茶がぬるいときは、「もっと熱いお茶を」と言いましょう。
もっと熱いお茶を出してくれます。
ちなみに温め方は、湯のみにお茶を入れたまま、レンジでチン。
引越しも無事終わりました。
引越しといえば、連載打ち切りの経験豊富な週刊少年ジャンプから、最近週ジャン漫画家の流浪先として名を馳せてきたヤングジャンプに引越しした「たなかかなこ(田中加奈子)」ですが、いきなり、天下一武道会編に突入。 週刊少年ジャンプで出来なかったジャンプお決まりの「困ったときの天下一武道会」 を敢えて移籍先でやろうとする心意気や気に入りました。
「決勝戦まで進まずに途中で大会自体が潰れて別展開に……」という臭いがぷんぷんするのも週刊少年ジャンプ臭くてよい感じです。
さて、週刊少年ジャンプで連載中の鈴木央先生連載の「UltraRed」も、現在、天下一武道会編に突入しましていますが、連載第一話から誰しもが予想していたので、ほとんど驚きがありません。
決勝戦まで無事に進むのかどうかが気になるところです。
最近では、アクシデントで決勝戦まで進まずにうやむやになるパターンも多く、連載打ち切りでうやむやになるパターンも多いので、今後が気になります。
2003 03 15 (1185) 大阪に人はあつまりゆく
庭園管理士ってなんか聞いた感じがすごくかっこいい資格だ。 まあ実際は庭士が取る資格ということで地味な資格ではありますが。
さて、もうすぐ引っ越しです。
今度は大阪市内です。
ここ1年で、横浜→広島→姫路→神戸→大阪 という五都物語を繰り広げて参りましたが、ここにきてフィナーレっぽいです。
ということで、さようなら三宮。
伝統とホビーのフロアといいながらその伝統とホビー部分として、ゲームショップやらアニメグッズ専門店やら八十年代限定の中古ゲームショップやらエロリゲー専門ショップやら同人誌販売古本屋やら骨董品やら陶磁器やらがワンフロアに収められている駅前ビルともおさらばです。
くすん。
いや、未練はまったくないけれども。
2003 03 13 (1184) しんじてたのに!
仕事場の近くに100円ショップがあります。
今まであちこちの100円ショップを回って来た僕も驚くべき商品がそろってます。
と言っても、面白い商品が出回っているわけではありません。
商品の質がこれでもか! というくらい劣悪です。
普通の店で200円くらいで買える品物の欠陥品を100円で売ってるような感じ。
修正テープは使いにくいわ、ボールペンは3文字目で書けなくなり、修正液は振ったら先から液が漏れる代物。
でも、まぁ、買うたびに、「さすがにこれは欠陥が起こりえないだろう……」と思って買うのです。
セロテープなんてどんだけ安物でも使えるでしょ?
と思って買ったらびっくり、斜めに裂けること斜めに裂けること…… 昭和の時代の代物ですよ!!
ホッチキスの芯は、さすがに使えるでしょ?
と思って買ったらびっくり。 芯がホッチキスの口に詰まる!!
耳かきなんて、どう見ても形さえ耳掻きの形してれば、使えるでしょ?
と思って買ったらびっくり。 耳から血が!! ぎゃ―!
生まれて初めて耳血を出す良い経験ができましたよ。
騙されて何度も訪問販売に手を出してしまう主婦の気持ちがちょっと理解できました。