螺旋の炎
2001 12 01 → 2001 12 15
2001 12 15 (952) ゲームブック 略してGB
ゲームブック…。 それは本で楽しむアドベンチャーゲーム。
桃太郎電鉄…。 ただのボードゲームであるはずのこのゲームがいかにアドベンチャーになったのか…。
桃太郎は実はとある企業の御曹司。 倒産寸前の自分の会社の資産を増やそうと全国各地の物件購入に出かけます。
そもそも、桃太郎電鉄の主人公はプレイヤーであって、桃太郎ではないのですが、ここはゲームブック。 お得意のオリジナルストーリーでなんとでもなります。
さて、全国を巡る桃太郎の前に立ちふさがるのは、桃太郎伝説のラスボス・エンマ大王。 もともとの桃太郎電鉄には、エンマ大王のエの字も出てこないのですが、ここはゲームブック。 白熱するライバルとして抜擢されました。
そして、ただでさえ、ゲームブックオリジナルストーリーということで登場できたエンマ大王は、桃太郎の邪魔しようと全国各地から仮面ライダーよろしく怪人を送りつけます。
仙台に現われた怪奇・ササカマ男。
博多に現われた怪奇・めんたい男。
奈良に現われた怪奇・大仏男。
地方故郷自慢の怪人がいるあたり、実は南国少年パプワくんのガンマ団の前世かもしれません。
まぁ、他にも中国からやってきたパンダ男。
ロシアからやってきた、スナイパー、コ・ロシアンなどとベタベタな敵も続々と駆けつけます。
怪人が怪人なら、戦い方も戦い方。 普通に殴り合いをすることもあれば、電車の上でゴルフ勝負などというプロゴルファー猿ですら経験したことの無いであろう過酷な勝負を強いられます。
もっとも、ゲームブックなので戦いはほとんど運まかせ。 本のページの左上に書かれたサイコロの数字に合わせてその数が〜〜以上なら 勝ち。 〜〜以下なら負けなどと、ここだけ桃鉄っぽいシーンです。
と、まぁ、エンマ大王を倒し、会社を倒産から救うことができるか!
てか、もうオリジナルストーリー過ぎて、元のゲームの面白さが一ミリたりとも出てこない、オリジナリティあふれたストーリーが楽しめます。 てか、ゲームブックにはゲームブックの面白さがありますね。
多分、普通に古本屋で探すことは出来ないでしょうが、何とかして探せ。 ていうか国会図書館に行ったらあるかな?
2001 12 13 (951) ゲームミーツブック
ゲームブック…。 それは本で楽しむアドベンチャーゲーム。
「 103.敵が現われた! どうする?
・ 剣で攻撃する……21へ
・ 魔法で攻撃する……76へ
・ 裸足で逃げ出す……291へ
・ 警察を呼ぶ……1へ 」
といった感じで本の中に番号とともにふりわけたテキストを追い、たまにはゲームオーバーになりながら進んでいくゲームです。
ホームページでリンクを使って似たようなゲームを作ることが出来ますけれど。
そんな中で、双葉社から発売したゲームブックシリーズのご紹介。
双葉社からは、様々なTVゲームを題材にしたゲームブックが発売されました。
ファミコン探偵倶楽部、ポートピア連続殺人事件、オホーツクにキユ といったアドベンチャーゲームに始まり、
ドラゴンクエスト(1〜2)、ファイナルファンタジー(1〜2)、ヘラクレスの栄光(1〜2) といったメジャーRPG。
更にスーパーマリオブラザーズ 源平打魔伝 リンクの冒険 といったアクションゲームまでゲームブック化しました。
てか、プロ野球ファミリースタジアムまでゲームブック化されました。 野球を題材に良くゲームブックにしたものです。
もっとも、こういうゲームブックは大抵メーカーも思いつかないオリジナルストーリーが付属するものですが。
プレイヤーはチームナムコオールスターズとかになって、優勝を目指せ! 優勝できなきゃ即解散!
とか言った感じで。
ラインナップを見てのとおり、このゲームブックシリーズの刊行がファミコン全盛期だということが丸分かりです。
中には、何これ? というようなマイナーゲームとかもゲームブック化されました。
少年魔術師インディ2なんてファミコンソフト自体、何本売れたのやら。
それでもバブル末期の日本は豊かでした。 バシバシと刊行されたゲームブックの数々………。
魔界塔士SaGaとかもゲームブック化されていたので、1990年くらいまでは発売されていたと思います。
幼少の私は変なベクトルに金を費やすタイプだったので、かなりこれに金を費やしていました。 定価400円前後というコミックス単行本程度の値段につられて買いまくってしました。 30冊以上。
今となっては懐かしく、恥ずかしく、腹を裂いて石をつめて池に沈めたい素敵な思い出。
ちなみに古本屋に持っていったら、全て買取拒否されました。 その古本屋では普通に売られていたのに…。 ただ、ゲームブック販売コーナーが完全撤去された今となって、思うと、逆に買い占めておけばよかったと後悔しております。
今となってはほとんど入手不可。
良し、次はゲームブック祭りにしよう。 とか言ってみたり。
2001 12 12 (950) おひさ〜
Win2000をインストールしました。
今まで動かなかった「avi」ファイルが平然と動いて驚き。 なんだ、ビデオカードが悪いんじゃなかったのか!
あと、LANカードのドライバが2000に対応していなかったので、昨日はネットに接続できませんでした…。
そして、更に、Win2000には今まで使っていたホームページ作成ツールFrontPageが入っていないので、更新するのも一苦労…。 知識もないのに、ヘルプを見ながらDreamweaverで作ってます。
そういえば、このDreamweaverもWin98の時は、使っているときに勝手に落ちるという抜群の相性があったのですが、その相性もWin2000になることによってクリアされたようですな。
こうして2000になって良いこと尽くしのようなのですが、何故か、OSをシャットダウンしたとき、自動的に電源が切れてくれません。 それだけならまだしも、電源ボタンを押しただけではOSがシャットダウンできず、電源ボタンを5秒間押しつづけてはじめてOSがシャットダウンできるのですが、そのあと、自動的にマシンが再起動されてしまうので、永遠にマシンが落とせません。
無理やり、後ろの主電源を切って始めてマシンが落とせます。
これは、私にWin2000が長時間電源つけっぱなしても安定していることを証明したいと訴えかけているのですね。
2001 12 11 (949) にゃーん?
うう。 江戸家子猫の父親の江戸家猫八が死んじゃったヨー。
同じ日に、芸能界のちょびヒゲが逮捕されたおかげですっかり影が薄いニュースになってるけれど。
江戸家猫八といえば、動物の鳴きマネを芸にした第一人者。
そんなワケもあってか、3代目として襲名した「猫八」という名前に思い入れが深いようで、長男に「江戸家子猫」、長女に「江戸家まねき猫」、次女に「江戸家猫ハッピー」と名づけるほどの猫マニア(他人とは違う意味で)。
ふぅ。
ごめんなさい。 正直言って、江戸家猫八なんて良く知りません。 娘達の名前がオモシロイから取り上げただけです。
息子の子猫の方が、ゲームEXの司会をやっていることもあって、我々の世代にはメジャーなんですが…。
あ、ちなみに、 オレ発見! 「芸名でウケを狙う芸人ほど売れない法則!」 これを機に改名をお勧めします。 てか、懐かしー、「オレ発見」のフレーズ。
2001 12 10 (948) 目ェ覚めたか?
「めざましテレビ」のちょっとしたコーナー。 めざましランキング。 とりあえず流行り物のランキングをするミニコーナー。
たった、3分くらいしかないのに、かなり凝縮されてます。
小島奈津子の得意技、早口解説が聞けるのもこのコーナーか占いか、という感じなので必聴です。
さて、今朝の目覚ましランキングは「今、流行りのパーティーグッズ」!
最近は、カラオケボックスなどでミニパーティーをして盛り上がる女子高生が多いらしく、それに沿ったランキング調査と言うことらしい。
さて、渋谷東急ハンズ調べによるパーティーグッズBEST3!
第3位! ハシを使って組みたてるTOWERゲーム。
第2位! 3連発クラッカー! このクラッカーはただのクラッカーじゃない! なんと3回も使える凝ったクラッカーなのだ!
いや、3つのクラッカーをくっつけただけなんだけれどね。
そして第1位! e−kara! これとテレビがあればどこでもカラオケが楽しめる!
あ、あれ…?
パーティーってカラオケボックスでやるっていう話じゃなかったの……?
いや、きっと、カラオケボックスのTV画面を使って「e-kara」をやるんでしょうけれど。
それに飽きたらDDRでも。 電波少年的ゲームでも。
2001 12 09 (947) 画像が重いのはちょっと我慢して
今回は、画像が全て表示されてから見ることをお勧めします。
今更ながら「サザエさん」の第一話を観る。
多分、サザエさん放送30周年記念特番かなんかでやっていたヤツだとは思うので。 観たことある人には詰まらん代物でしょうが、まぁ、我慢して。 ネタ切れてるから。
時代を感じる1万円札。
第一話はテストで75点をとってうかれるカツオ。 しかし、その答案用紙を無くして、一家総がかりでその答案を探すと言う、実に暖かい家族の絆を描いたストーリー。
しかし、これが何故か当時の流行もあったのでしょうか、ドタバタコメディー路線に走ってしまいます。
ベタベタなギャグ漫画のような足の回転をするカツオ。
さらに、天井裏の床が抜けて下に落ちそうになるシーンも。
足の指だけで落下を食い止める…。 そ、そんなバカな。 いやあのカツオならあるいは!!!
なんという身体能力なんでしょう。 彼がオリンピックの選手になっていればわが国にいくつの金メダルを持たらしたことか…。
しかも、キャラクターの性格も昔とかなり違っています。
特に今や、サザエさん一家で一番の良識人である、フネも……。
夫の波平を襲ってしまいます。 今では考えられないかかあ天下です。
てか、そのハサミは無いだろ。 サザエさん世界の細い首ならスパッと切れそうな大きさですよ。 殺意に芽生えてます。
最後はドタバタの探索の中で見つかったヘソクリで、みんなでお出かけするというオチなのですが、たった10分間の間でキャラクターデザインが変わりすぎ!
なんかさっきと等身がまるで違う…。
てか、長谷川町子の絵柄をそのままアニメに使うとオモシロイというかキモイです。
あ、ちなみに、5年ほど前、カツオの声が変わってショックを受けた方もいらっしゃるようですが、この当時は更に違う声優さんでした。
よりによって、大山のぶ代(現在のドラえもんの声優)。
2001 12 08 (946) なんか真面目な話になった…
金曜の授業が何故か環境問題の講義ばかり…。 「経済システム」と「現代経済」の講義なんですが…。
「経済システム」では現在、ソビエトの経済を扱っていて、
「 ソビエトの産業=環境汚染 」 の公式がいかに成り立つかと言うことを中心に講義が進められています。
更に、「現代経済」では、「環境税」を中心に扱い、それ専門の参考書まで買わせて講義するくらいの力の入れようです。
でも、個人的に大歓迎です。
個人的にシステム学科の癖に、マクロ経済学とかミクロ経済学が苦手… ってか、もう1年近くそれらしい勉強をしておりません…。
いかに、マクロ経済学・ミクロ経済学に触れない授業を選択していくかにてこずって4年生になってもまだ単位の危機と隣り合わせです。 マクロ・ミクロに関係無い授業はかなり楽に単位を取ってきたのに…。
(卒業に必要な単位にはマクロ・ミクロを使った授業が多くて多くて…)
ゼミも国際経済史っぽいことやってるし。
まぁ、それにしても、環境問題。 ソビエト産業なんて面白すぎ。
畑を開拓して作物を作るだけ作って、土地が荒れてきたら、土地を荒らすだけ荒らしたら移住。
綿花を作るために川から水を引っ張っては下流の海を干上がらす。
環境破壊も何のその。 ソ連邦の国土面積を舐めるなっ! と言わんばかりの愛国心強き開拓者たちの手によって、熱帯雨林破壊よりよっぽど極悪な環境破壊を進行させていたなんて。
一方で工業は、 「あぁ。 機械が古くなってきたなぁ、新しい機械買うか。 でも、古い機械も勿体無いから使おっと」という、欲しがりません勝つまではに匹敵する執着心。
ソビエト国家も環境破壊をする罰金を制定したところまでは良かったのですが、
罰金払っても生産したほうが儲かる企業。
罰金がオイシイ収入源になる国家。
風に乗って酸性雨がやってくる周辺国。
という、一方三両損の政策で、効果ゼロ。
と言いながらも、ロシア連邦となった今。 京都議定書でも、「ロシアは二酸化炭素排出量は減らす必要はありません」と書いてもらえるくらいの環境保全に走っております。
ソビエト崩壊で、経済・産業も崩壊して、環境汚染をする企業自体が削減しただけなのですが。
2001 12 07 (945) ガイア教徒:あまてらす
昨日の続きですが、自宅の電話もあまり出ません…。
知り合いには携帯の電話番号を教えているし、留守電をセットしている(しかも10コールくらいしないと作動しない)ので、重要な話なら留守電にメッセージを残してくれるはずですし。
就職先からの電話も問答無用で取りません。 どうせ、向こうはこちらが実際に家にいるかどうかなんて分からずに電話してますし。
ってか、留守なんで。
折り返しの電話もちゃんと次の日の朝にかけるよう心がけていますし。
そ、そうだ。 ほら、最近物騒でしょ?
新聞の勧誘だって言われても、相手がもし新聞勧誘のフリをした押し入り強盗だったらどうするんです?
念には念を入れておかないとね。
まぁ、やるとなったらインターホン越しに、
「新聞の勧誘だと!? 俺を騙そうったってそうはいかねぇぞ!
そうやってドアを開けたところを隠し持ったナイフで一刺しして、金品を根こそぎ奪っていくつもりなんだろうが!?
お前なんかに殺されてたまるかっ!」 しゃー しゃー
とか言ってみたいのですが、相手がかってに改蔵愛読者だと逆に気に入られてしまいそうなので、なかなか実行できそうにありません。
2001 12 06 (944) 天の岩戸
自慢ではありませんが、私はドアのチャイムがなろうとドアを開けません。
インターホン越しに会話することもありません。
そうやってウチに来るような人なんて、新聞の勧誘やら、NHKの集金やら、ありがたい宗教の布教やらで、時間とお金の無駄。 と、思うようになってしまいました。
実家からの宅急便などなら、事前に送られてくることを教えてくれるだろうし、万が一突然の荷物でも、再配送してもらえるし。
どれだけ午後6時とかで周囲は真っ暗闇なのに、煌煌と部屋の明かりがついていようとも、出ません。 とことんこだわります。
あ、いや、それは、多分、電気を消し忘れて外出してるからなので。
テレビの電源も切り忘れ。
部屋のエアコンも帰ってきたときのために部屋を暖めてるだけだし、
パソコンも繋ぎっぱなしでダウンロードしてるだけですから。
トイレの水も自動で流れるようにセットしてあるんです。 空き巣防止のために。
2001 12 05 (943) ペガサス幻想癖
最近のアニメ版遊戯王、調子に乗りすぎ。
原作に追いつきそうだからって無理矢理ストーリーを盛り込むのは構わない…むしろ大歓迎なのですが、今更ペガサスメインの話(若き頃のペガサス)を作られても………。
1年前に殺されたキャラの話を蒸し返さなくても。(設定上は、生死不明に留まっているらしいですが)
更にシャーディーのキャラクターもメチャクチャ。
原作では物静かでミステリアスなキャラなのに、アニメ版では原作に追いつきそうになったストーリーを少しでも引き伸ばそうとしてストーリーの謎部分をしゃべりまくるキャラに大変身。
しかも、原作では(もちろんアニメでも)、主人公・遊戯に、
「私の名前はシャーディー。 私が名前を名乗ったのはこれが初めてだ。」
というセリフを残していたにも関わらず、今回の放送で、ペガサスにも名前を名乗っていたことが判明。
てか、1年前の放送(DVDでも可ですが)で、死ぬ寸前のペガサスはこんなセリフを残していたのに。
「オォーッ! 彼の名前はシャーディーと言うのデスか?」
良くもまぁ、そんなしらじらしいセリフが言えるもんだ。
それどころかイシズ姉さんにすら名前を明かしていたことが判明。
元々あったキャラクター性はどこに言ったのやら。
(一応、これらはアニメの話であって、原作では、ちゃんとシャーディーは遊戯にしか名前を明かさないように配慮されています)
アニメ製作者もオリジナルストーリー加えるならそれなりに矛盾を無くすように努力しましょうよ。
近々、「師匠の師匠は師もまた同じ!」(※)とかいう名セリフがとびこんできそうなものです。
※「師匠の師匠は師もまた同じ!」
聖闘士星矢で、アニメオリジナルで出した氷河の師匠・クリスタルセイント。
しかし、原作では、氷河の師匠としてカミュという別のキャラクターが登場してしまいました。
しかも、よりによって超重要キャラのためアニメで外すことも出来ず、産まれた設定が、クリスタルセイントの師匠がカミュという設定。 そして、氷河とカミュが無理矢理師弟対決するシーンでカミュが言ったセリフがこれ。
苦し紛れっぷりが見事です。
2001 12 04 (942) 原作ありき
漫画家にはいろんなタイプの人がいらっしゃいます。
自分の力だけで漫画書いちゃう人。
アシスタントを統率して濃い漫画を書く人。
原作者とタッグを組んで実力が発揮される人。
編集者の言うがままに漫画を書かされている人。
夏と冬に休みがちな人。
さて、それはさておき、最近スーパージャンプの漫画がなかなか面白く思えてきました。
スーパージャンプというと、少年ジャンプから流れ着いた漫画家さんが多く連載していることで一躍脚光を浴びました。 むしろ、それが狙い。
言うなれば、バンチっぽいジャンプ。
さて、そんなジャンプから流れ着いた漫画家さんですが、大抵は、週刊少年ジャンプの連載で行き詰まった漫画家さんがメインです。
「炎の料理人周富徳」の「今泉伸二」先生も、「暗闇をぶっとばせ」と言う、記憶からぶっとばしたほうが読者のためにも作者のためにもなりそうな10週打ちきり漫画でジャンプを週刊少年ジャンプを去り、
「大空港」の「野口賢」先生も週刊少年ジャンプに3回連載し、3作品合計しても連載期間は1年に届かないという悲しい経歴を持っていますし、
「交通鑑定人環倫一郎」の「樹崎聖」先生も週刊少年ジャンプで読みきりしか書けませんでした。
もちろん、アニメ化までされるような人気作品から10週打ちきり漫画まで幅広い漫画を書ける徳弘正也とか、
構想10年連載10週という輝かしい打ちきり漫画を書いた車田正美とか
大御所も連載しているには連載しているのですが、ここでは置いておきます。 彼らの場合は、週刊少年ジャンプ連載時代と、それほど作風が変わっていないということで。
しかし、一方で、最初に述べた3作品は、かなり少年ジャンプ時代の連載と差が感じられます。
それは何か。
早い話、原作。
これらの作品には原作者がついております。
「へぇ、こういう漫画も書けるんだ…」
と、昔の打ちきり漫画を知っているだけに、原作者の凄みを感じさせられます。
プラスして、扱う漫画のネタが何かの専門職であることですか。 漫画家が生半可な知識で書けない部分を、その道を良く調べた原作者が補っているからでしょう。
早くしんがぎんもスーパージャンプに移動して、良い原作者を見つけてもらってください。
あ、ちなみに、ここで上げた原作付き漫画はどれもすでに連載が終了しております。
個人的に買って読むコミックスの基準は、ブックオフの100円コーナーに並んでいるかどうかなので。
2001 12 03 (941) スポーつの秋
すっかり忘れておりました。
2002年ワールドカップの予選組み合わせが決まりましたね。 奇しくも雅子様ご出産の日に。
皇室の話題に飲み混まれかけていましたが、さすがトルシエジャパン。 次の日の新聞は雅子さまにお譲りし、二日後の新聞をにぎわせるお優しい配慮。 日本の心がわかっていらっしゃる。
さて、今回の「日本」の予選で当たるチームは「ベルギー」「ロシア」「チュニジア」
ずば抜けた強豪チームがチームに入っていないことで、他の予選リーグよりも少し有利になっている様子。
スポーツ新聞の見出しも「決勝進出!」「8強へ!」「予選突破確実!」「日本全勝!」などと大騒ぎです。
駅を歩けば号外が配られ、テレビをつけても各地でお祭り騒ぎです。
とはいえ、1998年のワールドカップの時も「アルゼンチン」「クロアチア」「ジャマイカ」「日本」の予選リーグで「1勝1敗1分けで決勝進出!」とか言っていたような気が。
ちなみに、そのときは「0勝3敗」
日本メディアは取らぬタヌキの皮算用と天が落ちてくるのではないかと言う心配が大好きなので惑わされてはいけませんね。
私が知る限り、「日本が1勝もできずに敗退する可能性が充分にある」ことを忠告したのは週刊少年ジャンプの打ちきりラインギリギリを奔走する「ホイッスル!」の小島さんくらいです。
「みんなは今回のワールドカップで、日本が決勝リーグに進出できるって言ってるけれど、アルゼンチンは強豪だし、クロアチア、ジャマイカも優れたチームだし、日本がすんなり決勝に行けるとは限らないわ」
今では、すっかり「ヒカルの碁」の「藤崎あかり」の位置におちついていますが、風祭くんとつるんで買い物に出かけていた頃はこんな鋭い指摘をする冷静な判断力の持ち主でした。
もっとも、彼女がこのセリフを誇らしげに言ったのは1999年の正月発売のジャンプだったりするのですが。
この漫画の時は未だに1998年で止まったまま…。
2001 12 02 (940) 200X年炭疽菌の旅
今日の特命リサーチ200Xは炭疽菌特集。
200Xも、最近は視聴率も落ちているのか、大きくニュースに上がったネタを特集に盛り込んでいる様子。 トレンドで扱われている題材だけに調査しやすいのもしれませんが。 ちなみに来週は狂牛病。
炭疽菌の恐ろしさや、特徴。 実際に起きたアメリカでの事件の解析をしながら、
「もしもあなたの家に炭疽菌の入った封筒が送られてきたら?」
という、視聴者の不安を煽るくだりも忘れていません。
また、炭疽菌の入った封筒の見分け方も教えてくれてバッチリ。
炭疽菌の媒体は「お酢」のような臭いがするけど、良く嗅いだら炭疽菌を吸いこむので臭いは嗅ぐなとか。
消印と相手住所がバラバラなら、住所を撹乱させようとしているからアヤシイとか。
とか、もし炭疽菌の入った封筒を開封してしまったら慌てずに粉を洗い流し、粉を新聞紙などで覆って空気中に分散しないようにするとか。
最後は警察に電話するように。 とか。
しかし、ここまで炭疽菌の見分け方を特集してしまうと、逆にお酢の匂いをつけたり、消印と住所を離して封筒などを送る愉快犯が出てきそうな気がしないでもない。
200Xでは、炭疽菌のことを110番通報すると、グリーンのガスマスクにオレンジ色や黄色の防菌スーツという、コントのネタにしか思えない警察官が駆けつけてくれました。
悪戯に付き合わされる警察の方はご苦労様です。
しかし、人の不安を取り除こうと組んだ特集が、逆に人々の平穏を乱す結果になるとは何とも皮肉なもの。 もっとも、別にまだ愉快犯が出たわけではないんだけれど。
てか、200X自体が、こうして愉快犯を出すことが目的の愉快犯的番組なのかもしれないですが。
2001 12 02 (939) 2001年古本巡りの旅
今日は後輩に付き添ってもらって古本屋巡り。
ちょっと足を伸ばして大和まで行ってきました。 最寄駅から、だいたい30分くらい離れた駅。
それなりに収穫もあって楽しめました。
一杯300円の横浜風しょうゆとんこつラーメンとか。
たまたま開店1周年記念半額セール中のラーメン屋に出くわした様子。
店の位置もちょっと分かりづらく、こんなセールをやっているのに、1時が来ても、これでもか!と言うくらいガラガラで、それほど繁盛はしてなかったのが可哀想です。
せっかく店の名前も「やさしや」とかいうギリギリ横浜家系ラーメンっぽい名前なのに。
(注釈:横浜家系ラーメンとは 「○○家」とかいて「○○や」と呼ぶお店のこと)
半額セールなんて、客寄せのためにやってるようなものなのに。
しかも、店を出るときの「また来てくださいね」という言葉がちと重い。 多分二度と行かないから。
あ、味はまぁ…300円ならアリですが、600円だとちょっとキツイ感じ。 スープ濃くて醤油辛いし。
気づけば古本屋よりもその他のほうが楽しめたという不思議な一日でした。
しかし、どうも最近所帯染みた感覚を覚えてなりません。
帰りの大和駅で、リュックの中を確認すると、何故か、7割近くを食料品・雑貨が占めていたりするもので。
途中で立ち寄った99円ショップが原因っぽい。
古本巡りの途中で「にんにく1ネット」を買うそんなぶらり途中下車の旅。