FINAL COUNTDOWN’S
FINAL FANTASY
前に書いたFFコラム
2000/4/16 <FF4 アスラ>
FF4の召喚獣アスラ。 ランダム要素の多い魔法でいまいち使えなかった気はしますが、顔が回転して、3種類の効果を示すところは、全FFシリーズの中でもかなり珍しいタイプの召喚魔法です。
(似たようなランダムに発生する効果では、FF8のギルガメッシュがありますけれど。)
もちろん、ボスとして出てくるときも顔が回転してさまざまな魔法を使ってきます。
レイズの顔がでたときも迷わずレイズを使ってくれる(もちろん効果無し)あたりはかなりのお茶目さんです。
ということで、今日の一言。
( FF4 幻獣界より )
FF4の幻獣王リヴァイアサンって、お茶目さん。
そんなすぐばれる嘘つかれても…。 越後のちりめん問屋を思い出してしまいます。
倒した後は、この通り ↓
というか、つい先日まで幻獣界で暮らしていたリディアがパーティーにいても、このとぼけっぷり。 見事です。
2000/4/14 <FFUSA ミスティッククエスト>
久々にFFUSAミスティッククエストのお話でも…。
以前にも言いましたが、SaGa3と似た点が多いです。
宝箱の形とかジャンプシステムや戦闘画面とかは以前話した通りです。
さらに魔法について。
FFUSAでは、白魔法・黒魔法に加えて、封印魔法の3種類があり、それぞれ4つずつ。 合計12種類の魔法があります。
少ないように思えますが、本当に少ないです。
さて、謎の多い封印魔法ですが、単に強力な攻撃魔法を集めただけだったりします。
正確に言うと、サンダー・メテオ・フレア・ホーリーの四種類。 サンダーが微妙に浮いている気もしますが…。
そして、メテオ・フレア・ホーリーとも全体攻撃魔法です。 FFシリーズでは、フレア・ホーリーは基本的に単体攻撃魔法ですが、SaGa3のときから全体攻撃でした。
更にメテオも地属性魔法です。 これもSaGa3と同じ…。
というのも、ミスティッククエストはSaGa3と同じ「スクウェア大阪開発部」の作品です。
ファイナルファンタジーの名前でありながら、ゲームのシステム面がSaGa3寄りなのにはこういうわけがあったのです。
スクウェア大阪開発部…スクウェアの赤字もあったことだし、もう潰れたかな…?
2000/4/13 <FF5 召喚魔法>
昨日に続いて召喚ネタ。
FF3で生まれた召喚魔法。 FF5がその完成系と言う気がします。
というのも、の召喚魔法の攻撃方法の名前…。
FF4では、リヴァイアサンの攻撃方法が「津波」だったのがFF5では「大海嘯」になり、
FF4では、シヴァの攻撃方法が「吹雪」だったのがFF5では「ダイアモンドダスト」になりました。
更にオーディンがグングニルを使えるようになったのもFF5からです。
また、今までにない効果を持った「ゴーレム」もFF5初登場! (そしてFF6で見納め…)
FF5で召喚獣の基礎が確立された気がします…。
ただ、FF5初登場の召喚獣レモアがそのままどこかへ消え去ってしまったのはかなしいものです。
攻撃方法は…「まとわりつき」…。 名前が駄目なのかねぇ…。
2000/4/12 <FF4 召喚獣>
FF4の召喚獣の特徴…。 それは微妙なアニメーションでしょう。
バハムートを見ても、召喚されたときは、翼を閉じていますが、翼を開き、メガフレアを発動!
たった2コマしかないアニメーションですが、当時は斬新な動きに驚いたものです。
FF6までさまざまな召喚獣が登場し、派手なグラフィックを見せるようになりました。 特に、FF6にもなると、画面フラッシュ、拡大縮小などさまざまな画面効果を使って、見た目はかなり派手に…。
しかし、スーパーファミコンまでのFFシリーズでアニメーションをするのはFF4だけ! (FF7以降のポリゴン召喚獣は置いておいて…)
なお、バハムートだけではありません。 ほとんどの召喚獣はアニメーションします。
チョコボもシヴァも、アスラもラムウもタイタンも!
ただ、何故かリヴァイアサンはアニメーションしません。 敵として登場したときは、2コマ漫画の動きがあったのに…。
やっぱり少し軽く見られていたのでしょうか…。
だんだん弱くなっている気もしますし…。 当時は最強とまでいかなくても、上から2番目の召喚獣だったのに…。
2000/4/11 <バハムートラグーン>
さて、FFとは全然関係ないゲームを1つ。
一応共通なのは、スクウェアのゲームであることや、FFのドラゴンたちがでてくるファンタジーシミュレーションRPGです。
普通にやっても、それなりに面白いですが、やはり、スクウェアだけあって、ドット絵のうまさが半端じゃないです。
発売時期もFF6やクロノトリガーの後の発売だっただけに、見た目もかなりのものです。
FFシリーズでおなじみのバハムートやリヴァイアサンも登場するのですが、どれもFF6以上の作りこみです。
しかし、このゲーム、FFでおなじみのドラゴンが登場する…ことを売りにしている部分もあって、FFの恩恵に与ろうとしていると誰からも思われてしまっている当たりが悲しいです。 (実際、スクウェアのよくやる戦略なのですが…。)
FFと切り離して考えればそれなりに面白そうなゲームなのですが…。
とりあえず、ドラゴンとして、オーディンやフェニックス。
召喚獣として、アレキサンダーや、バハムート、ガルーダなどがでてきます。
…む。 やっぱりFFっぽい…。
だから、このコラムに書いたわけでもありますけれど…。
2000/4/09 <FF 世界の終わりに>
FFシリーズのラスボスの典型的な考えは、「世界の崩壊」
世界の支配ではなく、崩壊というところがポイントでしょうか…。
もっとも、最近のRPGのラスボスはこのタイプが多いような気がします。
なぜ支配ではなく、破壊なのか…。
FF5当たりからこのタイプが増えてきましたが、個人的な考えからすると、インパクトの問題。
世界の支配をする ということは、人間もラスボスに屈しながら生きていらえる…。 一方、世界の破壊は人間すら生き延びられないような終末的な思考。 どちらが危機感を見せているかと言えば、世界の破壊のほうでしょう。
また、世界の支配は、軍隊を持ってすれば人間でも可能でしょう。 世界史でも、モンゴル帝国の支配力などを考えれば、ゲーム世界でも、魔族を率いた軍隊が人間を支配するということも不可能ではないでしょう。
しかし、世界の崩壊はそれだけの能力を持っていないと不可能でしょう。 現代社会のように核爆弾を大量に保有している国ならまだしも、核融合でダメージを受けても、生き残れるようなキャラクターがいるような世界では、とても、それは通用しないと思います。 それでいながら、世界を崩壊させることができるということは、支配以上の能力を持っているということになります。
支配は軍隊でやるものですが、崩壊はほぼ1人でやってしまうことですから。
また、世界崩壊の理由がかなり個人的な悩みというのも、FFらしさ炸裂です。
「世界支配がうまく行かなかったから世界崩壊」
「自分の生い立ちが悲惨だから世界崩壊」
「寿命が近いからやけになって世界崩壊」
そんな方法で世界崩壊させられたらたまったもんじゃないですね。
2000/4/06 <FF フレア>
魔法を考えるシリーズ第2弾。
フレアの推移。
FF1
「フレアー」の名前で登場。 全体攻撃魔法として誕生。 この当時は「メテオ」の存在がないために最強の攻撃魔法。
FF2
やはり最強の攻撃魔法。 ただし、熟練度しだいでファイアでもブリザドでも、その威力を超えることが可能。 実際、フレアを手に入れた頃には、ファイアの威力が高いので、余り使わなかった記憶が…。
FF3
最強の単体攻撃魔法となる。 全体攻撃ではメテオの方が威力が高いが、単体攻撃としては最高のダメージを誇る。 この頃はまだ、全体がけが可能だった。
FF4
メテオに次ぐ、黒魔法。 メテオよりは魔法を唱える時間が短いので、有効性はメテオより高い。
FF5
ホーリーとともに封印された黒魔法。 取らないと、飛空艇が手に入らないため、クリアまでには必ず入手できる。
FF6
バハムートの魔石で習得可能。 ただし、アルテマの威力がとんでもなく強いので、どちらかといえば、使われない…。 この頃から下火に…。
FF7
封印のマテリアで習得可能。 マテリアの名前とフレアの名前が結びつかない。
FF8
さまざまなモンスターからドローができるので、手に入りやすい。 このフレアに限ったことではないが、魔法として使うよりは、ジャンクションして装備する方が利益が多い。
FF9
アルテマが無くなったことにより、少しだけ、価値が上昇。 単体攻撃としてはメテオよりも強いので、W黒魔法で使われるなど、ビビ必須。
さて、FF10はいかがかな…?
まだ、魔法使用のシーンを見ていないので気になるところ。
2000/4/05 <FF5 フォークタワー>
FF5に出てきたフォークタワー。 良く考えられたダンジョンだと思います。
魔法しか使ってはいけない塔と、物理攻撃しか使ってはいけない塔の2つを同時に攻略するというダンジョンは、なかなか斬新でした。
簡単に言うと、四人メンバーのうち、二人をホーリータワー(物理攻撃のみのダンジョン)、二人をフレアタワー(魔法攻撃のみのダンジョン)に送り、それぞれのボスを倒し、それぞれの塔に封印されている魔法を同時に取らないと、このダンジョンはクリアできません。
FF6以降にも、このダンジョンの形式をアレンジしたダンジョンが出てきます。
(パーティーを分割して進むダンジョンや、魔法しか使えないダンジョン、魔法が使えないダンジョンなど…)
それくらい人気があったであろうダンジョンです。
物理攻撃しか使えないダンジョンでは、魔法攻撃をすると、カウンターで大ダメージを受けてしまいます。
魔法攻撃しか使えないダンジョンでは、物理攻撃をすると、カウンターでメテオを受けてしまいます。
魔法・物理攻撃をちゃんと分けて使うことで始めてクリアできるのです。
ちなみに、このダンジョンのボスを倒したときに、封印された魔法を取るのですが、「同時に取らなくてはならない」の言葉のとおり、片方を取った後、何もせずにボーッとしていたら、画面が赤くなってゲームオーバーになってしまいます。
ホント、(変なところまで)良くできたダンジョンだ…。
2000/4/04 <FF4 アントリオン>
FF4に出てきたアントリオン。
産卵の時に薬となる「砂漠の光」を分泌するという設定になっていました。
しかし、良く考えてみれば、貴重な薬を生み出すということはそれだけ、多くの人に狙われるということ。 しかも、産卵なんて、種の存続のために最も重要なことですから、守らなくてはなりませんし、こっそり取るなんてことは不可能。 となれば、アントリオン狩りが行われても無理は無いと思います…。
実際、セシルたちに狩られてしまいましたし。
今後のアントリオンの生息状況が非情に気になるところです。
と、まぁ、ここまで凝った設定だったFF4ですが、FF9では、単なる砂漠のボスモンスターになってしまいました。
FF5では、体も小さいし、FF4の面影も無く、かなり印象が薄いボスモンスターです…。
2000/4/02 <FF10 ゲームショー>
ゲームショウでFF10が公開されていました。
凄い。 さすがプレステ2!
フィールド画面や戦闘画面を見る限りでは、どうも、FF8ベースですね。
でもいや、スゴイっすよ。 FF10。 ネット上にまかれている戦闘画面を見るだけでも結構驚きが…。
なんか、主人公(?)がドッチボールみたいなボール(ブリッツボールでしたっけ?)を投げて攻撃していたり、黒魔法使いの女性キャラが、モーグリの人形を使って敵を攻撃していたり、ジャンプが青魔法(敵の技)になっていたり…。
随分と変わりましたね。 FFも。
もっとも、まだ開発中ということで、これから先、分かりませんけれど。
とりあえず、戦闘画面への入り方が、「画面にガラスのヒビみたいなのが入って崩れて戦闘画面に…」だったのは…。
これね→
ドラクエ7と同じじゃないっすか。
2000/4/01 <FF1 宗教>
FFシリーズ。 ドラクエと違って宗教色が薄いですね。
あちこちに教会があるドラクエに対してFFシリーズにはほとんどありません。 どこかの神を崇めているとか、そういう民族もほとんどありません。
しかし、宗教が全く無いかといえば、モンク(修道士)なんてジョブが出てくるくらいなので、無いわけでは無いですね。
かといって、何の神の修道士なのかは、全く持って不明です。
せめて、クリスタル信仰くらいでしょうか…? ドラクエなら、精霊ルビスとかそれらしい固有名詞が出てくるのですが…。
と、思えば、FF1では、教会が出てきました…。
というのも、その頃はHPが0になると、「戦闘不能」ではなく、「死亡」扱いになってしまいます。 そこで、生き返らせてもらうために、教会に行かなくてはならなくて…。
これは、死者を蘇らせるのは宗教色が強い場所(寺院)でというセオリーがウィザードリィで確立されてしまったためでしょうか…。