FINAL COUNTDOWN’S
FINAL FANTASY
前に書いたFFコラム
2000/1/23 <FF ポーション>
とある情報によると、ファイナルファンタジー4の漫画がアメリカで発売されていたそうです。
それはさすがに手に入らないでしょ…。
それはさておき、ファイナルファンタジーに毎回登場しているアイテム「ポーション」。 「液状の薬」という意味がありますが、FF4などのアイテムイラストを見ても、とてもそうは見えなかったりするのですが…。
まあそれはさておき、ポーションはFFのアイテムの中でもっともポピュラーだと思われるHP回復アイテムです。
すべての作品に登場することもあって、このアイテムをみていけば、いろいろとわかるかも…。
ということで調べて見ました。 ポーションの価格の変化を御覧ください。
FF1 | FF2 | FF3 | FF4 | FF5 | FF6 | FF7 | FF8 | FF9 |
60ギル | 50ギル | 150ギル | 30ギル | 40ギル | 50ギル | 50ギル | 100ギル | 50ギル |
調べている途中で、調べることに何か意味があるのか疑問を覚えたりもしましたが、一応完成。
だいたい50ギルということで統一されている部分も見えますが、FF3やFF8のように突然値上がりを見せたりもしています。
しかし、FF3の150ギルという破格の値段には目を見張るものがあります。 たかだかポーションのくせになんて値段をつけてるのでしょうか。 ちなみに、FF3の「目薬」は40ギルです。
それが影響したのか、次の作品のFF4では30ギルと、一気に値下がりを見せました。 80%OFF!
とはいえ、FF3はまとめ買いをすることで安く買えるというシステムがあったり、町の中にギルやアイテムが落ちていたりと言うシステム(FF9にもありましたけど)があるので、少しくらいのインフレは気にならないと思われます。
また、次に高いFF8も、動き回るだけで給料が貰えるシステムなので、少しくらいポーションが高くても大丈夫。 むしろ「アイテム」コマンド自体に、使う・使わないの選択があるために、使う機会すら…。
ポーション1つを見ても、これだけの情報になるのです。 ポーション1つにも微妙なバランスが与えられていると考えるべきでしょう。 恐るべくはポーションです。
ただ、後半、回復量が足りなくて全然使えないのですが。
2000/1/22 <FF 書籍関係>
ファイナルファンタジー1の漫画が、ヤフオクで「古本屋で見かけたのですが、これは見たことがありませんでした! 超レア物だと思います!」と高額で、出品されていてショック。
すいません。 近くの古本屋では、100円コミックコーナーに並んであります。
さて、ファイナルファンタジー系の書籍と言うのはかなり出ているものです。
いつかリスト化してみようかとも思うのですが、それもまた果てしなく遠い道のりとなりそうなので…。
しかし、こういう探索系には「YAHOO!オークション」がかなり役に立ちます…。 ちょこちょこ見回っているだけで、これもそうなのか! と思うほどにたくさんの商品が…。
かなりマイナー系の本もぽろぽろ見つかって意外でした。
さて、最近のファイナルファンタジー系に登場した新タイプの書籍と言えば、「メモリアルアルバム・ビジュアルアートコレクション」といったタイプの書籍。
プラットホームをプレイステーションに移したことによって美しくなったCGムービー。 それを収録して本にしてしまおう! という本です。 FF7インターナショナルメモリアルアルバム、FF8メモリアルアルバム、FF9ビジュアルアートコレクションと3つも紹介されています。 実際に読んだことがあるのはFF8のメモリアルアルバムだけですが、これがネタバレ指数高いです。 エンディングムービーまで掲載されていたりします。 FF9は違うとしても、FF7のメモリアルアルバムもこのペースからいくとネタバレ指数は高めだと思われます。
一応、FF8版メモリアルアルバムでの話ですが、全ページフルカラーで、ページ数も結構あって2000円とかなのでかなりお買い得かも。
もっとも、そこまでFF8に思い入れがあればですが…。
何しろ自分も読んだだけで買ってませんし。
2000/1/21 <FF2 グラフィック>
今年の春から7月に発売延期してしまいましたね。 FF10。 先週ジャンプで映像初公開したばかりだというのに…。
去年のFF9が7月発売だったことを考えれば、1年間の開発期間ですし、許せる延期ではないでしょうか。 むしろ、延期して困っているのはスクウェア側だと言う話ですし。
もっとも、FF9とFF10の開発スタッフ班はほぼ別枠という話もちらりと聞きましたが…。
ということで、今年の春の期待ソフトといえば、FF2ですね。 ワンダースワンカラー版。
ファミコン時代のFF1・2・3のグラフィックは汎用が多かった(例えば、FF1の戦士のグラフィックはFF2のフリオニールでありFF3の戦士でもあります。 街や城のグラフィックもほぼ同じ)ため、おそらく、フィールドなどのグラフィックはワンダースワン版のFF1と似たような感じになるのでしょう。
特に、ファミコン版のFF1〜3は、フィールド画面を見ただけでは区別がつきません。
城も山も森も…ほとんどにおいて、同じグラフィックを使っているためです。
ただ、唯一の区別がつくとしたら、「水面」です。 ファミコン版のFF1は水面が動きませんが、FF2以降では水面が動きます。 もっとも、これを教えていただいたのはサークルのとある先輩ですが…。
ということでその先輩が教えてくださった話題をもう1つ…。
今日の一画面。
(FF2 オープニングより)
「てったいしなければ ならかった」って見事な誤植ぶりを発揮しております。
ワンダースワンカラー版では直っていると良いですね。
2000/1/20 <FF5 砕け散った!>
FF5の低LVクリアの必須ともいえるのが、魔法効果のある装備品。
「炎のロッド」を使えば「ファイガ」の、「氷のロッド」を使えば「ブリザガ」の、「雷のロッド」を使えば「サンダガ」の効果がそれぞれ発揮されます。
ただし、それだけの効果を発揮する代わりに使った武器は無くなってしまいます。
また使うには、その武器を装備していなくてはならないなどと、それなりに条件もあったりします。
ただし、これを知っていれば、攻撃したときに強力なカウンターを繰り出してくる「リクイドフレイム」などと戦うときに非常に有利になります。
有利と言うよりもむしろ、一撃なので、必殺です。
一応、それまでのFFでも魔法効果のある武器・防具というのは存在していましたが、序盤で手に入る装備品に、ここまで強い魔法の封じ込められている武器は無かったのでしょうか?
これを使えるのと使えないのでは、ゲームの進行スピードに大きく差がつきそうです。
こういう強力な技は、多用すると逆につまらなくなってしまうので、自分は、自粛してますけれど。
あと、アンデッドボスにフェニックスの尾も自粛。 FF9のボスにテントも自粛。
2000/1/19 <FF4 セーブポイント>
FFの親切機能といえばセーブポイント! FF4から登場!
このおかげで、ダンジョンでもセーブができるようになりました。 便利便利。 大抵のセーブポイントはボス戦の前だとか、ダンジョンの中間地点だとか、非常に探索が楽になりました。
FFが最初に産み出したとは思いませんが、少なくとも、その当時は、そういったセーブポイントのあるRPGというのは見かけませんでした。 (おそらく、ダンジョン無いでもセーブできるSaGaなどの影響もあったのでしょうが。)
普通のRPGは町の中のみとか、宿屋のみとか、そう言った感じのセーブポイント。
ドラゴンクエストなどは顕著にその傾向が現れています。
教会などの決まったポイントでしかセーブできません…。
しかし、実際は、必要性の問題です。
ドラゴンクエストは戦闘で全滅しても、全滅するまでの経験値を持ったまま、最後にセーブした場所へ戻ることができますが。 FFはそうはいきません。 普通にゲームオーバーです。 ゲームオーバーになれば、セーブするまでの経験がすべて失われ、取ったアイテムも、上がったレベルも、覚えた魔法もすべて無駄になってしまいます。
そのリスクを考えれば、セーブポイントの必要性というものが見えてきます。
おかげでドラクエは未だに教会でしかセーブができません。 それはそれで構わないのですが…。 やはり、いささか不便を感じてしまいます。
もっとも、最近では、ドラクエもダンジョンの中にセーブができる「冒険の書」が置いてあったりして、教会の神父さんがいなくてもセーブできるような場面もチラホラとでてきましたが…。
どうでも良いけれど、その冒険の書って持ち去ったりはできないのですね。 タンスの中の薬草は取れても。
2000/1/18 <FF5 ギルガメ>
FF5のおまけダンジョンとも言えるギルの洞窟。 第2世界にだけ登場するダンジョンです。 第3世界では登場しません。
知らない方に解説しますと、この洞窟、扉がありまして、扉の向こうには、ギルが落ちています。 1歩目は、10ギルしか拾えないのですが、奥に入れば入るほどたくさんのギルが拾えます。 1歩奥へ進むごとに、10ギル、20ギル、40ギル、80ギル…と等比級数的に増加していき、最終的には12歩目で40960ギルまで手に入ります。
合計で言うと、40960×2−10=81850ギルも手に入れることができます。
ただし、この扉の奥には番人とも言える「ギルガメ」というモンスターが高確率で出現。
かなりの防御力で、苦戦を強いられます。
というか準備を怠って入れば、100%全滅してしまいます。 ヘタなボスよりも強いです。 一応冷気属性の魔法に弱いのでそれを使えば倒せます。 後、物理攻撃と地震攻撃しかしないので、レビテトをかけて、ゴーレムを召喚すればかなり楽かも。
ただ、第2世界でギルが足らなくなるようなことが無いのが残念。
無駄使いやアイテムコンプリートを目指しているのならしょうがないかもしれませんが、だからといって、洞窟に何度も入ってギルを稼ぐと言うのも面倒な作業ですし。
そもそもアイテムコンプリートを目指すのなら、召喚獣ゴーレムをアイテムとして持っていないとコンプリートになりませんし。
(いや、まあ召喚獣ゴーレムなんて裏技を使わなくても、テクニックさえあれば何回でも取れるので、実際はなんとかなりますけれど…)
むしろ、FF5では、アビリティポイントを稼いだ方が戦闘が楽になります。 アビリティポイントとか稼ぐのだったらバル城の地下で出現する石像にLV5デスを使った方が安全で簡単ですし。
というわけで、あまり行きませんでした。 ギルの洞窟。
第3世界になれば15万ギル(+100アビリティポイント)をくれるムーバーとかいますし。(というかコイツ等はインフレ)
2000/1/16 <FF 魔法研究>
FFシリーズで単発に終わった魔法シリーズ
単発で終わった=1つの作品にしか登場しなかった魔法 という意味です。
それをいくつかご紹介。
・FF1の黒魔法「セーバー」
効果:魔法を使用したキャラクターの攻撃力と命中率を上げる。
単発に終わった理由(予測):もともと力の弱い黒魔導士の攻撃力を上げてどうするのでしょう?
これに始まり、FF1では、使えない魔法が続出です。
・FF2の白魔法「チェンジ」
効果:自分と相手とのHP・MPを入れ替える。
単発に終わった理由(予測):自分のステータスが低ければ低いほど強いので強すぎたのかもしれません。 ヘタをすると(上手くやると)、ドレイン+アスピルの効果になります。 強すぎます。
・FF5の時魔法「スピード」
効果:ゲームのスピードを遅くする (実際はコンフィグで設定できるゲームスピードを一番遅くする)
単発に終わった理由(予測):これを使うくらいならコンフィグでスピードを設定しましょう。
・FF7の魔法「レジスト」
効果:ステータスを継続する。
単発に終わった理由(予測):時間が経過したりダメージを受けることで回復してしまうステータスを死ぬまで継続させる魔法。 効果が分かりにくいです。 最初、どんな魔法か理解できませんでした。
でも、見たことが無いような(FFに限らず、他のRPGでも)新機軸の魔法だということは評価できると思います。
・FF8の魔法「アポカリプス」
効果:敵にダメージ 最強の魔法
単発に終わった理由(予測):強すぎ。 というかアルテマが登場した時点ですでにインフレ気味だった魔法攻撃が更にインフレになりました。
ちなみにラスボスからしか手に入れることができず、ラスボス戦でしか使えないのが残念です。
ジャンクションしたければ、スクウェアのセーブデータ入りCDを買しましょう。
個人的にはもっと癖のある魔法が出て欲しいです。
そう言う意味ではFF7の「レジスト」なんて最高。 こういった複雑な魔法がドンドン出て欲しいと思います。
もっとも、魔法の説明をするときに100字くらい必要なくらい複雑な魔法が出てきても困るのですが。
2000/1/15 <FF2 庶民派>
FF2の主人公・フリオニール達は、実に庶民派。 何しろ普通の町人ですから。 しかも戦争で町から逃げ出した難民ですし。
それが、いつの間にやら、帝国を打倒し世界を救うと言うのだから、奇跡のお話です。
光の戦士だとか、違う世界の住人とか、特別な血筋の持ち主だとか、ジェノヴァプロジェクトの産物だとか、そういったことは一切ありません。
そんな一般人が戦うなんてFFシリーズで唯一この作品だけです。
途中で仲間になるキャラには、王家の人間とか、海賊とか、白魔導士とか、竜騎士だとかバラエティーに富んでいるのですが…。
結局最後に仲間として残るのは、やっぱり町人ですし。
それだけ、町人の帝国への反乱の気持ちが大きかったと言うことでしょう。
もっとも、フリオニールたちも反乱軍に参加するぐらいだから、一応腕に覚えはあるのでしょうが。
しかし、反乱軍の指揮者のヒルダ女王もまた凄いキャラで、反乱軍に参加したばかりのフリオニール達に、いきなり「敵に占領された町に行って、捕らえられている王子に会え」だなんて命令をくだしますし。 せめて、お供に誰かつけてあげればいいのに、行かせるのは一般人のフリオニール達のみ。
所詮は兵士でもない普通の町人だから死んでも良いや。 危険な任務を任せてしまえ。
とでも、思っていたのでしょうか…。 恐るべし。
そんな任務を平然と引き受けるフリオニール達もフリオニール達ですが。
2000/1/14 <FF 水属性魔法>
まさか、水系の黒魔法が登場するとは思いませんでした。 ちょっとショック。
FF8・9のちょっとした感想です。
今までは、青魔法や召喚魔法などの特集な方法でしか使えなかった「水属性」の魔法が、簡単に黒魔法として使えるなんて…。
水属性の希少価値が随分下がりました。
ああ懐かしや、FF5のアクアブレス。 貴重な水属性の青魔法だったのに。 序盤での習得がどれほど困難だったか…。
代わりに習得すればその後の砂漠に出現するボスが1撃で、非常に楽でした。
(むしろ、そのボスを1撃で倒すためにわざわざ苦労して習得するのですが…。 実際の所、それ以降は、消費MPが多くてあんまり使えなかった気がします。)
でも、ウォータ ウォータガって、明らかにクロノ・トリガーの魔法ですよね。
FFの魔法の名前が使われたクロノ・トリガーから、クロノ・トリガーオリジナルの魔法を返してもらって、いやはやスクウェアのゲームは持ちつ持たれつ。
2000/1/13 <FF8 アナグラム?>
FF8のオリジナルサウンドトラック。買いました。(2000円で)
今更という気もしないでもないですが、とりあえず。
しかし、おかげで1つの謎が解けました。
FF8のアルティマニアで、植松伸夫氏が言っていた
―――イデアの「FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC」という呪文はアナグラムなんですよ。
という台詞の真意が。
FF8に使われた曲は、全部で40曲以上あって、その曲のタイトルはすべて英語。 その英語の曲の中で使われている英語がすべて大文字の曲は2曲。
・「FITHOS LUSEC WECOS VINOSEC」
・「SUCCESION OF WITCHES」
(他の曲は The Extreme というように小文字が入る)
この2曲のタイトルに使われている文字に共通するアルファベットが多いなあと思い始めたら正常な人。 上の曲名と下の曲名の共通しているアルファベットを消去していくと…。
というわけで、FF8アルティマニアの植松さんの言いたかったことのネタばれでした。
―――ごめんなさい。
ホントはこの解答、自分で気づいたわけではなくて、人から教えてもらってました…。
今日、気づいたのは、この解答の「ヒント」がどこにあるかです。
2000/1/12 <FF エクスカリバー>
エクスカリバー…言わずとしれた武器です。 ファイナルファンタジーシリーズにはかかせない(と思う)武器です。
しかし、シリーズごとに新しい最強剣が登場したりて、価値も下がりつづけて…。
あれ? いつの間にか武器として登場することも無くなっていたり…。
あれ? いつの間にかエクスカリバー2とかいう武器が出て来たり…。
ともあれ、どんな形であれ、全シリーズに登場すあたり、人気があることは間違い無いのでしょう。
エクスカリパーなんて偽者も登場してますし。 偽者が登場するなんて、人気の裏返しとしか言いようがありませんからね。
で、まあ最後に言うのもなんですが、エクスカリバーって、ファイナルファンタジーシリーズで、一度も最強の剣だった試しが無かったのですね。
まあいいか。 SaGaシリーズで華咲かせてますし。
2000/1/11 <FF 食事>
FF世界にも様々な食事があるものです。
FF5では、ケルブの村で村の名物が食べられますし、
FF6では、前にも言ったカレーライス。
FF7では、コルネオの館のある町で「焼肉定食」や「本日のおすすめ定食」が食べられますし、
FF8では、これでもかというくらい「ヤキソバパン」の話題がでてますし、
FF9では、食べることが生きていることというキャラが仲間にいますし…。
FF1・2・3・4は、食事のシーンが無かったような気がします。
ふと思えば、FF8や9では敵モンスターまで食べてしまいます。 ホントにFF世界の食事は様々ですね。
ここまで来ると、もはや弱肉強食。 食べるか食べられるかです。
もっとも、食べられてから、その体内を進むというのもFFシリーズのシュールな一面ですね。
ゾーンイーター(FF6)とかリヴァイアサン(FF2)とか。
FF9のアトモスにも、吸い込まれて別世界を冒険できるのではないかと期待していたのですが…。
2000/1/10 <FF6・7 暴力シーン>
世間ではいろいろ青少年の暴力問題が多く起こっているようですね。 おちおち成人式もやってられません。
さて、ファイナルファンタジーシリーズもゲームとはいえ、いささか暴力的なシーンも見られ、昨今の少年少女に全く影響を与えないとは言いきれません。
FFシリーズの有名な暴力シーンといえば、無抵抗の女性に暴力を振るうシーンでしょうか。
FF8や9では、捕らえられた女性キャラが、HPを吸収されるくらいですが、FF6や7では、無抵抗な女性キャラに対して殴る蹴る、平手打つなどの暴行が加えられております。
具体的に言えば、FF6では、セリスが裏切り者として帝国兵たちにボコボコにされてます。
FF7では、神羅カンパニーにティファが捕まり、拷問部屋で拘束され、さらに頬をバシバシとひっぱたかれてしまいます。
ゲームのデフォルメされたキャラだからまだしも、これを実写やCGムービーなどでされると、パッケージに「! 注意 このゲームには暴力シーンが含まれています」という注意書きが書かれてしまうでしょう。 ああ、おそろしや。
でも、殴られているのが男だとあまり暴力シーンっぽくないのは気のせいでしょうか?
2000/1/09 <FF1・2・3 ラストダンジョン>
ファミコン時代のFFに共通することといえば、極悪なラストダンジョンでしょう。
どれも、ラストダンジョンだけあって、敵は強く、道のりは長いです。
しかも、FF1・2・3はダンジョンの途中にセーブポイントが無いので、ダンジョンに入る前にセーブをしておかなくてはなりません。 それでいて、ラストダンジョンは非常に広く、長いので辛いものがあります。
それだけならまだしも、どの作品のラストダンジョンもクセがあります。
その中でも一番まともなのが、FF2。 ダンジョンが長いだけでなんとかなります。 ただ、途中でクアールの群れに当たると計算が大きく崩れてしまいます。 なし崩しに即死攻撃の連続であっという間に全滅…。
即死を防ぐ魔法もありましたが、あきらかに相手の速度の方が勝っているので先に攻撃されてしまいます。
もっとも、この場合は、自分たちを強化するということで越えていけるのですが…。
そして、FF3。 ラストダンジョン自体はまだしも、ラストダンジョンの途中で寄り道をしないと、ラスボスに勝てないというストーリーがあるために、それに気づかないまま、ラスボスと戦い、全滅した人も数知れず。 全滅すればまた、長いダンジョンを進む羽目になるので、最後にして最大の挫折ポイントとなっております。
FF史上、最悪のラストダンジョンと呼ばれる由縁はここにあると思われます。
最後に戻ってFF1。
敵は強いです。 途中に昔のボスがパワーアップして再登場して、かなり苦戦を強いられます。 まあそれは、FF1のバランスの問題なので、まだしも。 このラストダンジョンは、一度入ると、テレポなどの脱出魔法を使わないと戻ることができません。
おかげで、途中、白魔導士が戦闘不能になってしまうと、脱出できなくなってしまいます。 何しろ、脱出魔法だけならまだしも、仲間を生き返らせる魔法が使えるのも白魔道士だけなので…。
白魔導士抜きでは、通常モンスターですら、苦戦します。 さらに、ラスボスと戦うとなると…。
ということで、進むことも出来ず、戻ることも出来ず…。 残された道はリセットのみ…。
個人的にはこれが一番厳しいダンジョンでした。 それに比べれば、FF9のラストダンジョンなんて短いです。 何往復したって全然苦になりませんよ。
ちなみに、ワンダースワン版でも、そのシビアさはしっかり継承されていました。