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FINAL COUNTDOWN’S
FINAL FANTASY

前に書いたFFコラム

更に昔のコラム


2000/12/26 <FF4 豚>

 死んだ犯罪者の霊魂があの世への道連れが欲しくて戻ってくるときに、カエルの姿で戻ってくるという伝承が東洋の方にあるらしいですが、それはさておき、今回のコラムは「豚」についてです。

 「豚」を知らない方のためにご説明いたしましょう。 この豚というのはFF4に登場するれっきとしたステータス異常です。

 「ポーキー」(←豚にしたり戻したりという魔法)以外の魔法が使えなくなってしまうステータス異常です。 「カエル」と一緒のような気がしますが、攻撃力が下がらないという点で微妙に違うステータスなのです。

 しかし、なんでまた豚なんでしょうか。 FF6の「カッパ」もさることながら、ファイナルファンタジーシリーズは妙なところで、ひねくれたところを見せつけるゲームなんだと再確認させられます。

 ファンタジーな雰囲気が一気に壊される一面ですね。

 それでも、FF4では、このステータスをウリにしたいところもあって、FF4イージータイプには「子豚の竹刀」という敵を豚に変えてしまう武器まで登場して、かなりのヒイキぶり。 小人にする武器や、カエルにする武器は無かったのに…。


 さて、この「豚」 FF4以降で、完全に忘れ去られているかといえばそうでもありません。

 FFタクティクスでは(仲間にもできる)モンスターとして「豚」が登場します。 体当たりを中心にパワフルな攻撃をするモンスター!

 ですが、所詮はステータス異常から生まれたモンスターだからなんでしょうか? これがまた弱い!

 そして、最上級のアビリティが「自分の命を犠牲にして味方のレベルを上げるアビリティ」その名も 「たべてもらう」

 最後には食料扱いですか…。

 

2000/12/25 <FF6 カッパ>

 FF6オリジナルのステータス異常といえば、「カッパ」に尽きるでしょう。

 何のために登場したのか分からないステータスだとは思いますが、れっきとしたステータス異常。

 攻撃力・防御力が下がり、「カッパー」(←カッパにしたり戻したりという魔法)以外の魔法が使えなくなる… いわゆる今までのFFの「カエル」状態になるわけえです。

 なんでまたFF6だけ「カッパ」なのか…。 FF7ではまた「カエル」が採用されていただけに疑問が残ります。

 しかし、カッパ状態で始めて強くなるという武器もありました。


 予想1.ステータス異常によってパワーアップする武器を作るため

 今度はステータス異常によって効果の違う武器を作ろう! というアイデアが持ちあがったために作られたのが「カッパ」。
 「カエル」のときに強い武器なんて作れないだろうから、せめて人間に似た姿のモンスターを使おうというアイデア。


 予想2.グラフィックの都合

 FF6からフィールドで表示される、キャラクターのサイズが大きくなったのは周知の事実。 昔は「縦:横=1:1」の正方形に収まっていたキャラクターが、FF6では「縦:横=2:1」で表示されるようになった。 カエルの大きさがそれに合わないために、「2:1」になるように「カッパ」にした。


 まあ何にしろ、良くわからないです。

 とりあえず、実にあやふやな終わり方になりました。

 FF6のメニュー画面で、天野喜孝の書いた「カッパ」の絵を最大限に発揮したかっただけかもしれません。
 個人的にはこの説がもっとも有力かと思っていたり。

 

2000/12/24 <FF10 新機軸>

 FF10の情報が始めて、一般の方に向けて発表されましたね。

 と言っても、23日の土曜日にあった「ジャンプフェスタ」(週刊少年ジャンプの集英社が開いたイベント)での情報公開です。


 ジャンプフェスタでは、FF10の映像も発表されたようです。

 しかし、PS2のCGからすれば、まだまだ不満があるようです。 スクウェアのCG技術にしてはちょっと疑問も残るところですが、FF7も発表時のポリゴンはヘボヘボだった(発売されたときにはかなりまともになっていました。 当時のCG技術では。)ことを考えれば、来年夏の発売までにはまだまだ向上する余地があると言って良いでしょう。

 しかし、FF10の驚くべき情報といえば、映像もそうなのですが…。

 なんといっても、一番の変化は「声」でしょう。 今回からは主人公達キャラクターが喋ります。

 これは過去のFFと言わず、スクウェアのRPGとしても初の試みです。

 今後のスクウェア産PS2の方向性に大きく影響を与えることでしょう。 このまま行くと、他のスクウェアPS2作品もそうなっていきそうです。


 ただ、音声はとばせない(省略できない)ようですね。 CGの口の動きが関係しているのでしょうか。

 今まで以上にプレイテンポが悪くなりそうな… ゴホゴホ。 今まで以上に映画に近づいたリアルな映像を見ることができそうです。

 

2000/12/22 <FF1 CM>

 「あ、ポーション」

 やっとFF1のワンダースワンのCM。 バーで着物来た客が言ってる言葉が理解できました。 …これであってますよね?

 それでも聞きづらいセリフです。 最初は、「あ、バンジョー」としか聞こえなかったので、ニンテンドウ64のCMと思っていたくらいです。


 FF1はクリア後に何か変化があるというわけでもないようです。 もっとも、過去のFFでもクリア後にイベントがあった試しは無いのですが。 (せめてFF9のブラックジャックくらい?)

 ということで、FF1&ワンダースワンカラーは先輩にお貸ししました。 手元には何もありません。

 さて、どうしたもんでしょう。 話すネタが…。


 関係無い話ですが、前回のコラムで「前回のコラムに修正入れました」といってましたけれど、結局修正できていなかったので、もう一度修正入れておきました。 つまり前々回のコラムに修正が入ったってことで―――。 まあ直したといっても少しなのですが。

 

2000/12/21 <FF1 WSCの液晶…>

 前回のコラム、ちょっと言い忘れていたことがあったので、最後に一言二言付け足しておきました。 まあもし気が向いたら見てみてください。


 しかし、ワンダースワンカラーの画面は少し暗いですね。 単三電池1本での稼働時間を長くするために画面の明るさを犠牲にしたのでしょうか、それとも、小さい液晶でできるだけ綺麗な画像を見せるために、見づらくなっているのでしょうか。

 いづれにせよ、少し見づらいかもしれません。

 おかげでデジカメで画面を取るのも一苦労です。 というか撮れません。 どうやって撮ればよいのでしょうか?

 しょうがないので、デジカメの画面はお預け。

 いえ、今までデジカメで撮った写真をアップしたことはなかったのですが…。


 さて、ファミコン版のFF1に登場したモンスターでWSC版に登場できなかったモンスターが2体います。

 それは何でしょう。


 正解は「ビボルダー」「デスビボルダー」という目のモンスター。

 これらのモンスターは他の会社のゲームから勝手に使った(と思われる)モンスターだけに著作権的に不味かったんでしょうね。 天野先生もこのモンスターはデザインしていませんし。

 ということで、WSC版では「イビルアイ」「デスアイ」という名前で別の姿のモンスターに置きかえられています。


 しかし、今日始めて知ったことがもう1つありまして、なんと、ファミコン版のFF1&2のときから、「ビボルダー」たちは「ビッグアイ」たちに置きかえられていたのです! (しかもモンスターグラフィックは書き直されていて、WSC版は、この書きなおされたグラフィックを元にして更に書きなおされている)

 なんら変更は無いと思われた、FF1&2にこんな変化があったとは! 驚愕の事実!

 まあ、どうせならもっと変化を入れてくれても良かったような気がしますが。 (SFC版のFF5が出た後に発売されたファミコンのゲームですし…)

 

2000/12/20 <FF1 ワンダースワンカラーでの変更点2>

 さて、皆様、伊藤賢治氏アレンジのFFメインテーマはダウンロードされましたでしょうか。

 もし興味のある方がいらっしゃいましたら、こちらのページからダウンロードできますので どうぞ。
 ダウンロードした後は、「良い曲でしたよ…」 と、思いながら、WSC版のFF1を買って、アンケート用紙に「サガ1・2・ロマサガ2・3」リメイク希望とお書き添えの上、スクウェアにお送りください。


 FF1の方はなんとかクリア。 風邪で学校休んでいる間に何やってるのやら。

 とりあえず、風邪引く前に火・水・風のカオスのいるダンジョンの宝箱をすべて回収して、もはやボスを倒すだけのところまで言っていたのですが…。


 それはさておき、WSC版FF1での微妙な変更点をもう1つ…。

 なんとセーブデータは1つしかありませんでした。 WSC版では8つもあるので、それに比べるとセーブし放題!

 今日の一画面(一言ではないんですね。 FF1より)

 タイトル画面の後のゲームスタート画面なのですが、「つづく」「やりなおし」 という表現がまた斬新でした。 「コンティニュー」と「ニューゲーム」の表現の方法で、こんな表現今までに他のゲームで見たこと無いです。

 というか、「つづく」は動詞で、「やりなおし」は名詞。 品詞の統一くらいしましょうよ。 スクウェアさん。

 でも、動詞で統一したとして、「つづく」と「やりなおす」でも、「つづく」が他動詞で、「やりなおす」は自動詞。 二重で間違ってますよ。

 

2000/12/19 <FF1 ワンダースワンカラーでの変更点>

 いやあ。 ワンダースワンカラー(以下WSC)版のFF1…。 意外に変更点があるものですね。

 下でも扱っていますが、有名なところでは、店の中用にグラフィックが用意されているところ…。

 また、ファミコン版のFF1では、装備アイテムは一人一人が別々に持つことになっていました。(言うなればドラクエ風です ちなみに、WSC版のFF1では装備アイテムは全員で共有です。)
 ファミコン版では、装備アイテムも武器・防具それぞれ、一人4個までしか持てませんでした…。

 こんな感じです。
 付け加えて言いますと、装備してない防具アイテムもこの欄に含まれます…。

 つまりは全員で装備済みのアイテムを含め、16個までしか持てませんでした。 これを見ての通り、普通に装備させていくと、あっという間に装備欄が埋まってしまいます。 武器なら1つしか装備できないのでまだしも防具となると…。

 というわけで、ダンジョンで強そうな武器・防具が見つかると、あっという間に装備アイテムの部分が埋まってしまいます。 泣く泣くアイテムを捨ててから拾うハメに…。

 ここにスクウェアの意地悪なところがあって、アイテムが持てないときに宝箱を空けると、

 「持ち物がいっぱいです」

 と言われるだけです。

 そう言われるだけならまだしも、宝箱の中身を教えてくれないのがミソ。

 しょうがないからと、高級アイテムを捨てた後、拾ったら「宝箱にはがはいっていた」とか言いだすこともしばしば。 WSC版のFF1で後半のダンジョンに「服」とか、その時にはとても使えない防具が入っているのはこの名残です。

 WSC版は持てるアイテム(装備アイテムを含む)の種類の制限が無いので、気になりません。

 もし、店で買えないようなアイテムを捨てた後に、手に入ったアイテムが服だったら凹みます。

 この辺りにWSC版の親切さが現れていると言えるでしょう。

 もっとも、今後発売されるであろう、WSC版のFF2・3の仕様と合わせるためとも思えますが…。


 そういうわけで次のようなFF1の名セリフも無くなってしまいました。


 今日の一言。

 ( ファミコン版FF1 武器屋より )

 FF1は妙にテンションが高いです。 そんなに繰り返さなくても…。

 ちなみに、アイテムが持ちきれないときにアイテムを買おうとしたときの「おもたそーう」 というセリフは残ってますよ。

 

2000/12/18 <FF6 オルトロス>

 体の調子も悪いので、過去の日記からコピーして「今日の一言」…。 内容も短いですけど。


 今日の一言


 ( FF6 オペラ劇場より )

 人間常にクールであれ! いつでも冷静にならなくては。 ミスを犯してからじゃあ手遅れですから。

 もっとも、ミスをしながらも、冷静な判断をこなす方が、よほど難しく、できると立派だと思いますが。

 「アッチッチー ゆでだこ? ゆでだこ?」 とかおバカさんっぽい台詞をこなしていたオルトロス。
 しかし、実際は、計画をミスしながらも冷静に状況を判断。 その遅れを取り戻す時間を割り出す。 ―――これぞ
見本にすべきキャラクターですね。

 

2000/12/17 <FF1 攻略本>

 一応、ネタばれに配慮した内容で書いてます。 ストーリーやワンダースワンカラーのオリジナル要素については触れないようにして…。


 ファミコン版のFF1をやったことがある人には分かると思いますが、ワンダースワンカラー版のFF1は、いろいろなアレンジが加わっています。

 しかし、変なところに忠実なのも確かです。

 例えば、ダンジョンのマップ。

 グラフィックこそ、ワンダースワンの本領発揮と言わんばかりの美麗さですが、そのダンジョンの形はファミコン版とまったく一緒です。

 宝箱の配置・中身はおろか、扉の位置、階段の位置、柱の位置、通路の長さや部屋の広さまで一緒です。

 おそらくはダンジョンを徘徊しているコウモリの数も同じでしょう。


 おかげでファミコン版のFF1の攻略本が大活躍してしまいます。

 昔の攻略本をお持ちの方は無理して ワンダースワンカラー版FF1の攻略本を買わなくても大丈夫ということです。 良かったですね。 ただ、問題はその攻略本を何人の方が所持しているのかということでしょうか…。


 一方、発売日がほぼ同時だったDQ3はファミコン版とはダンジョンのおおまかなポイントこそ一緒ですが、新しい職業やイベントが大きく追加されていて、かなりのアレンジが加わっています。

 ファミコン版の攻略本も役立ちますが、FF1のファミコン版攻略本に比べれば、随分と影が薄くなりそうです。

 しかし、DQ3のファミコン版攻略本(エニックス刊行)を持っている人は多いでしょう。 当時のDQ3の売上が物語っている通り、発行部数も、FF1の攻略本の比ではありません。


 何しろ、今でもファミコン版の攻略本が売られていますから。 新品で。

 どさくさに紛れて処分しようって魂胆ですか? エニックス様。

 

2000/12/16 <FF1 アンケート>

 ついにワンダースワンカラー版FF1を手に入れました。 しかも、ワンダースワンカラー同梱版です。


 まあネタばれを考慮してしばらくゲーム内容には触れないでおきます。 プレイして三時間ほどで、言いたいことはもう5〜6個ほどたまっていますが…。


 さて、ワンダースワンカラー版のFF1を購入された方。 中に入っているアンケート用紙はご覧になりましたか? 随分と目を引く内容が飛び込んできました。

 〜ワンダースワンカラーに移植して欲しいスクウェアのソフトがありますか?〜

 ここには、いくつかの選択肢が書かれています。 アンケート用紙そのままで抜粋します。

 1.ファイナルファンタジー4・5・6
 2.ファイナルファンタジー7・8・9
 3.ファイナルファンタジーUSA・ミスティッククエスト
 4.魔界塔士 Sa・Ga
 5.Sa・Ga2 秘宝伝説
 6.時空の覇者 Sa・Ga3
 7.ロマンシングSa・Ga2
 8.ロマンシングSa・Ga3
 9.ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説
 10.聖剣伝説3
 11.ガンハザード
 12.フロントミッション2
 13.フロントミッション3
 14.バハムートラグーン
 15.クロノ・トリガー
 16.半熟英雄
 17.半熟英雄 〜ああ世界よ半熟なれ…!!!〜
 18.ダイスDEチョコボ
 19.その他(タイトル名を下にご記入ください)


 とりわけ目につくのは、3番目に上げられた
「ファイナルファンタジーUSA・ミスティッククエスト」
 順番的にかなり上の方にあって驚きです。 もしかして、スクウェア移植する気満々なんじゃないの!?

 個人的には3・5・6・7・8・9・17です…。 ゲームボーイ大好き。

 おそらく、「2.ファイナルファンタジー7・8・9」はFF1のアンケートだからということで便宜上書かれたものだと思われます。 ワンダースワンカラーに移植出きるわけが無いというものです。
 サガフロンティアや、クロノクロスも書かれて無いことですし。

 他はファミコン・ゲームボーイ・スーパーファミコンのソフトが選択肢に書かれています。 プレイステーションのソフトでも、移植が簡単そうなものが選ばれているようです。

 もっとも、他にも アルカエスト、ライブアライブ、ルドラの秘宝、トレジャーハンターGなどの隠れた名作(?)が選択肢に入ってないのが残念ですが…。

 しかし、FFタクティクスも選択肢に入ってなくて意外……。


 でも、何にせよ。 始めてアンケートを出してみたくなりました。

 みなさんアンケート出しましょう! 最低でも3・5・6・7・8・9・17にはマルをつけて…組織票にぜひともご協力を! 

 一票が大きな差を生むかもしれませんよ。 大統領選挙みたく。

 

2000/12/15 <FF8 パーティ表示>

 FF6以降に、登場したメンバーチェンジ。

 FF2や4・5でもストーリー上でメンバーチェンジが行われましたが、自由にメンバーを組んでプレイできるようになったのはFF6からです。 そして、最新作のFF9までそれは継承されています。


 さて、FF8をプレイしていて、「あれ?」と思ったことを1つ。

 FF1〜7、9。 これらは、どの作品も、ダンジョンや町を歩いているときは、メンバーの先頭(もしくはリーダー)しか表示されません。 つまり常に1人しか姿は見えません。 ところが、FF8だけは、例外。 町を歩いているときもダンジョンを徘徊しているときもパーティーメンバー全員が表示されているではありませんか。 (フィールドでは見ることができませんが…)

 つまり、パーティーに誰を加えているのか、見ただけで分かるのです。
 ドラクエみたいな感じで。 脱・ドラクエを図っていたファミコン時代、先頭のキャラ一人を表示していた時からすると考えられないことです。


 ただ、なぜFF8だけ、このような形式を取ったのかは疑問です。

 もっとも、特に意味があるようには思えませんでしたが…。 ラストダンジョンになって、ようやく役に立ったくらいです。 FF9では元に戻ってますし。

 


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