FINAL COUNTDOWN’S
FINAL FANTASY
前に書いたFFコラム
2000/10/02 <スクウェア 株が…>
映画ファイナルファンタジーの不振により、スクウェアの株もかなり打撃を受けたと思いきや、ソニーがその株を大量購入。 よりもよって第二位の株主とまでなりました。
そして、このことについてSCE九多良木社長とスクウェア鈴木尚社長が緊急記者会見を行いました。
記者もいきなり映画ファイナルファンタジーの損失に触れる形で質疑応答がスタート。
いきなり、鈴木社長は、
>私自身は、映画の規模拡大について反対の姿勢をとってきましたが
と、自分が、映画の規模拡大反対派であったことをアピール。
「やべ、映画FFが不振だったから鞍替えしたのか!?」
と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、鈴木社長は、以前の取材では、映画FFを「前半40点・後半80点」と酷評した経歴の持ち主ですから、ご安心を。
(だったら、ヒゲに金を渡さなきゃ良いのに。 とか言ってみたり。)
一応、「前半40点、後半80点とは100分の映画における前半後半という意味ではなく、約3年半の制作期間において、制作期間の前半は40点レベルであったが制作期間の後半になると80点レベルに向上したといういう意味です。また100点の作品は永遠に不可能でという前提で80点というコメントを行いました。」と訂正してましたが。
そして、続く九多良木社長が映画事業について、
>映画事業そのものからは撤退となります
と、コメント。 坂口氏の頭にあった、映画ファイナルファンタジー2製作の最後の望みは儚くも消え去りました。
しかし、注目すべきは、今後のスクウェアのゲーム開発についての鈴木社長の言葉。
>人、物、金が分散してしまっていたときには、FFオンリーで突き進んでしまい、FFのイメージの疲弊を招いていました。
新作・リメイク・移植もの合わせて12作品を同時発表するのを見れば誰の目にも明らかだとは思いましたが、やっと気づいてくれましたか!
今後はFF以外の作品にも力を入れてくれるようです。 過去の作品の続編とかも期待して良いのでしょうか。
とはいえ、FF以外の作品が、キングダムハーツ(ファイナルファンタジーWithディズニー)のような作品だとちょっと期待ハズレですが。
まぁ、こうして、スクウェアの株をSCEが握るように至ったわけですが、これで、スクウェアのゲームボーイアドバンス参入は更に過酷な状況に立ったということですか。
2000/10/08 <FF10 四コマ漫画>
今週のファミ通のおちよしひこのFFXの四コマ漫画。 おちよしひこがFFの漫画を書くなんて、ミスティッククエスト以来ですが。
リュックの調合をエリーのアトリエの調合のパロディ化している作品だけれど、良く考えたら、おちよしひこってエリーのアトリエの漫画書いてるじゃない。 しかもファミ通と同じ出版局のエンターブレインの雑誌で連載中だよ。 やべ。 そこからの流用か!
ということが分かって初めて面白いネタなので、多分、おちよしひこフリークか、箸が転んでも面白い年頃の人にしか受けないネタで残念。
四コマ漫画のネタ一つなんぞにここまで頭を回す以外になんかやることもあるとは思うけれど…。
2000/10/02 <FF:U ←今度からこれがアニメFFのことです>
FF:U(ファイナルファンタジー:アンリミテッド)…
オープニングからして、ファイナルファンタジーディレクターの阪口博信を差し置きいきなり河津秋敏(サガシリーズでおなじみのプロデューサー)の名前が…。 レーシングラグーンに空き足らずアニメFFにも手を伸ばすとは!
てか、FFっぽさがどの辺に出るかを楽しみに見ておりましたが、それほどでもなかったですなぁ。
チビバッツみたいなヤツが出てたくらいで。
ファミ通の予告には「ファイナルファンタジー8をプレイした人には馴染みの深い列車が登場する!」 とか書いてあったけれど…。
あぁ、列車か! 思い出した! ディンバー大統領暗殺計画に登場したあの列車ね!!
一応申し訳ない程度にチョコボだの、勝利のテーマだのが使われてましたが、ホントに申し訳程度。 今後に期待しましょう。
でも、さすがFFだけあって、使われてるCGがいいですね。 アニメ画との違和感が素敵で。
ストーリーは…。 父親を探す子供たちが登場したり、謎の気幻術とかいう術を使うキャラクターが出て来たり、味方キャラとしてはFF史上初となった男召喚士なんかが登場したり、まぁ、火曜日の午後6時30分らしくて良いですねぇ。 ほのぼのドキドキ〜。
気術だの、幻術という名前が何となくロマサガ1っぽいですね。
それにしても、第1話からFF7のアルテマウエポンよりでかい雑魚キャラが登場するってのがオソロシイ。
どうなるんだろうこの後。 てか、どうにでもなるんだろう。 なんでもアリっぽいからねぇ。
2000/9/30 <海外でのFF ファミ通より>
1ヶ月以上開けていたのでここに書くネタも溜まってきました。
とりあえず、いつだったか、ファミ通で海外版FFの売上が書かれてました。
FF2・FF3ともに40万本くらいと 日本での売上の半分くらいだったそうで…
確かに日本でのFF2の販売本数は76万本です。 FF3は140万本だけれど。
違うよ!
そりゃ、ファミ通がFF3の売上本数を間違っているっては批判ポイントかもしれません。
てかそれ以上に根本的に違っているのは、
そのスーパーファミコンで発売されたって言う海外版のFF2は日本で言うFF4。 FF3は日本で言うFF6だっての。 適当な知識で書くな!
FF4は133万本。 FF6は255万本売れてますよ。
相変わらずいい加減な雑誌だからファミ通は嫌い。
2000/9/30 <SaGa・ロマンシングSaGa リメイクおめでとう>
あれ? キャラデザ変わってない?
さて、全国1億3千万のSaGa3・時空の覇者ファンの皆様。 こんにちわ。
ロマンシングSaGaがWSCでリメイク決定。 今冬発売も決定ということで喜びのメッセージを。 SaGa3から頂きました。
今日の一言
(SaGa3時空の覇者 パゴスとの戦闘後より)
ラグナ神のために成仏できないというパゴスを賢者バルザイがこんな呪文で成仏させます!
「何度も掲示板で使っていたネタを使わないでくださいよ!」
「いや、だって誰も気づいてくれてなさそうなので…」
SaGa3リメイクされないかなぁ。 この部分がどう変わるのかが一番楽しみ。
さて、気になるのは、海外版のSaGa3ことFinalFantasyLegend3。
海外版ではどのようなセリフになっているのか…。
正解はこちら!
Nekuh garzagun…。
ネクh ガーザグン
やべ。 日本語の呪文を無理矢理英語に直してる…。 字数制限でちょっと簡略化+省略化されているけれど…。
日本人の質問もこれで納得だね。
ちなみに、エキサイトの翻訳を最後に
「それは正しい。 さて きつい状態を保ってください! そこにNekuh garzagun!」
2000/9/27 <スクウェアマスターピース ってこれFFコラムじゃないの?>
半熟英雄のエッグモンスター募集。 届いたモンスター数は250体くらいだそうで。
スーパーファミコン版の頃はその倍以上ハガキが届いていた記憶があるのですが、こんなものでしょうか。
天下のスクウェアのゲームなんだから、もっと集まったも良かったと思うのですが、スクウェアのホームページの隅っこのほうにちょこっと載っていたということからして無理も無いですね。
最初から、リメイクにするつもりで、ちょこっとしか募集モンスターを追加する気が無いから、大々的に募集するのでは無かったんですな。 確信犯です。
言い忘れておりましたが、スクウェアマスターピースセレクション。
ロマンシングサガ・半熟英雄・魔界塔士SaGa・ダイスでチョコボ の4作品がWSCにリメイクされます。 ジャンプでもファミ通でも情報漏れしていたので、既出中の既出のネタですが。
ロマンシングサガも、大いなる特徴であった、漢字と平仮名の大きさが倍違うという味のある文章に変更があったのは少々勿体無い気もしますが、狭い液晶画面のWSCでここまで頑張れば上等ですか。
SaGaもフィールド画面は、WSC版FF1・FF2のプログラムの使い回しでしょうが、かなり奇麗になっております。 核爆弾も問題無く登場してくれるはずです。
後は刺激の多いセリフが完全移植されるかどうかに不安を覚えておりますが。
ダイスでチョコボは売れていないにも関わらずマスターピースのラインナップに加わっているということは、埋もれた名作と言うことでしょうか。 恐らくは、WSCの通信機能を活かしたゲームを登場させようと言う試みでしょうが…。
FF4をリメイクして通信機能を活かすという方法も無いこともないですが。
今回のマスターピースコレクション(リメイクゲーム)はこれ+1作品ということで、あと1作品も気になるところですが、
さて、どうなることやら。 今年のWSC版リメイクラッシュとして冬を待ちましょう。 リメイクが決定しているWSC版のFF3とフロントミッションの情報が全く無いのは気のせいでしょう。
2000/9/25 <架空インタビュー>
今回はスクウェア信者の方、映画FFに感動した方、ちょびヒゲ愛好家は読まないことをお勧めします。
記者「えー。 今回は映画FinalFantacy(以下FF)の企画・製作担当である阪口さんにおいでいただきました。」
阪口「どうも阪口です。」
記者「さて、映画FFですね。」
阪口「ええ、今月15日から公開されているんですよ。」
記者「見させていただきました。 感動しました。 卓球温泉くらい感動しました。 映画ときめきメモリアルを越えましたね。」
阪口「ありがとうございます。」
記者「奥菜恵を主役に抜擢するなんて。」
坂口「それは弟切草ですね。」
記者「ゲームFF10も売れてますね。 ルイージマンションの20倍ほど。」
阪口「ありがとうございます。おかげさまで。」
記者「私も買いました。 もうすぐクリアです。」
阪口「今度のラスボスは今までにないタイプで驚くと思います。」
記者「ホント、ラスボスが変身するなんて斬新ですね。」
阪口「ええ。 大抵のFFシリーズのラスボスは変身しますけれどね。」
記者「さて、今後のFFは通信対戦もできるそうですね。」
阪口「FF11ですね。」
記者「エルフやドワーフが登場するなんて! FFもついにファンタジー路線に突入ですね!」
阪口「エルフもドワーフもFF1から出てますけれどね。」
記者「移植のFFもどんどん登場するようで。」
阪口「はい。 WSCでFF3が。 PS2には、FF7/8/9が移植予定です。」
記者「私は結婚システムがツボでした。」
阪口「それはドラクエ5ですね。」
記者「いえ、ファイアーエムブレム聖戦の系譜です。」
阪口「分かっていたなら 何故言いますか。」
記者「さて、今後のリメイクシリーズファイナルファンタジー。 目玉はどれでしょう?」
阪口「そうですね。 私のお勧めはFF7ですね。」
記者「オープニングからして主人公がテロ行為に参加するというタイムリーなゲームですしね。」
坂口「作っておいてなんですが、怖い話ですね。」
記者「神羅カンパニーを倒すために一般人が何人死のうが仕方ないことだとまで言っちゃうキャラクターがいますしね。 しかも味方に。」
阪口「過激なストーリーですね…。 私に対する挑戦状ですね。」
記者「FF3なんて、テロリストっていう敵キャラクターがでてきますしね。」
阪口「それはSaGa3〜時空の覇者〜ですね。」
記者「ロボットのパーツを取ってテロリストに変化するなんて!」
阪口「だからSaGa3だってば。」
記者「しかも、最後は敵の本拠地に向かって戦闘機をぶつけちゃうんだから!」
阪口「SaGa3だってのが分からないのか!」
記者「おっと。 時間のようです。 いやぁ、素晴らしい情報ありがとうございました。」
阪口「ええ。 ありがとうございました。 とりあえず、お前は二度と俺の前に立つな。」
今回のインタビューはフィクションであり、実在の人物・団体・ゲーム・映画とは一切関係無く、私はいたってスクウェア応援派です。
更にいえば、FFXも未プレイですし、今回登場した映画はどれ1つ見たことありませんので
2000/9/15 <映画FF>
今日は映画ファイナルファンタジーの日本での初回公演でしたね。 バッチリ行ってません!
日本より先に映画ファイナルファンタジーが公開されたアメリカでの予想以上の興行収益の悪さに痺れを切らしたのか、プロデューサー・坂口博信は、TVに雑誌にとプロモーション活動に切磋琢磨です。
過去のゲーム版ファイナルファンタジーシリーズ全てのプロデュースをしていた坂口博信氏ですが、現在10作まで発売されているファイナルファンタジーを発売するときですら、こんなに動き回る坂口博信は見たことありませんでした。
「たけし所のWA風が来た」の番組でコメントしたり。
深夜の番組・D’s Garageのインタビューのときに、司会者の菊川怜をチラチラ気にしたり(もう一人いた女の子のほうはあんまり見ないのに)。
週刊チャンピオンで記者に「ストーリーはエイリアン2に似てますね」 と言われたり。
スクウェアのヒゲとも呼ばれ、任天堂のヒゲ(最近ではこっち)と肩を並べるようにまでなったんですね。 懲りずに次回作も作ってください。
FF12くらいにキャラ使いまわしたりとか。