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101〜112話

※DVDボックス付録の小冊子「幽☆遊☆百書」の「Story Digest」から引用

 

魔界盗賊・千年目の再会 (前半)かつての仲間、黄泉の誘いで魔界にやってきた蔵馬。黄泉の参謀として鮮烈に加わり会議に出席する。久しぶりの再会にいまひとつ打ち解けない蔵馬と黄泉。そんな中、黄泉は、とある部屋へと蔵馬を誘導する。そこには、二人の過去にまつわる人物が閉じこめられていた。 (後半)千年ほど前、黄泉から光りを奪った人物、それは蔵馬が送った刺客妖怪であった。復讐など考えていないと告げる黄泉。むしろ、再び蔵馬と組み、魔界を治める事を誘う。冷静を装いながらも戸惑いを隠せない蔵馬。このまま黄泉の参謀として手を貸してしまうのか?

妖狐変化!忍び寄る殺意 (前半)黄泉と手を組む事を余儀なくされた蔵馬は、ある者たちを説得し、黄泉の国の戦力増強を図ろうとしていた。蔵馬の監視のもと、戦列に加わるために参加した六人の妖怪とは…。懐かしい顔ぶれが幻海の寺に集まる。 (後半)暗黒武術会で死闘を繰り広げた陣、酎をはじめとした仲間たちは、半年の修行で蔵馬の言った目標の妖力値を持つまでに成長する。この結果に喜ぶ黄泉は、褒美として自軍のNO.2の地位を蔵馬に与える。しかし、今までNO.2であった鯱の妬みが蔵馬に襲いかかる。

父の遺言・遠い日の想い (前半)雷禅と互角に戦う為に北神らと修行していた幽助もまた、その実力を上げていた。再度、父・雷禅に戦いを挑もうと戦いを幽助は塔に向かう。だがそこには、飢餓で我を失い狂った雷禅の姿があった。何故、人を食らう事を止めたのか?幽助の問いに正気を戻した雷禅はゆっくりと語り始める。 (後半)遠い昔、一人の女と出会い、愛したことで人を食らう事を止めた雷禅。その後、女との間に子を成したことで幾年の時を経て、今の幽助が出来たことを打ち明けた。間もない死期を悟った雷禅は、更に、自分の死後、幽助に訪れる戦いについて語り、その目を閉じた。

意外な提案・魔界の変動 (前半)雷禅の後を継いだ幽助は、早速、黄泉のところに出向く。幽助は厳戒態勢で待つ黄泉に、国宝石である瑠璃丸を土産と称し手渡す。石には一つ一つに名が刻まれていた。とまどう黄泉に、ある提案を持ちかける幽助。今、魔界は大きく揺れようとしていた。 (後半)魔界全てを巻き込んだトーナメントが開催される。四方からの意見にやむなく了解した黄泉は、秘策を持ってトーナメントに臨む。一方、北神たちも戦法を幽助に相談するが意見は食い違う。その時、雷禅の士を弔う来訪者が幽助の前に現れる。

魔界大戦・予選開始! (前半)ついに魔界トーナメントの予選抽選会の日。大規模な参加者に混じって、幽助、躯、黄泉が現れた。黄泉は我が子・修羅を引き連れ、幽助に堂々と戦う事を告げる。しかし、抽選の結果、黄泉の初戦は息子・修羅との戦いになってしまう。 (後半)いよいよ予選が開始された。各ブロックから一人、勝ち抜いた者が決勝へとコマを進めることができる。幽助を含め、有力選手は予想通りに決勝ブロックへと勝ち進んで行く。一方、皮肉にも親子で闘うことになった黄泉と修羅の戦いが始まった。

闘う親子!黄泉と修羅 (前半)予選の中で最も注目される戦い。黄泉VS修羅。幽助や他の参加者たちが見守る中、因縁の親子対決が始まった。真正面から黄泉にぶつかっていく修羅。あらゆる技を繰り出すも、黄泉の前では赤子同然にされる。そして黄泉は、一人の戦死として修羅を叩く。 (後半)黄泉の手加減に怒りを訴える修羅。しかし、力の差を理解していない我が子に黄泉は最後の言葉を放つ。こうして、注目された親子対決は黄泉の勝利で幕を閉じた。そして、全ての決勝トーナメントの出場者が出そろった。主催者である幽助のかけ声のもと、本戦が始まる。

激闘!夢に賭けた男たち (前半)トーナメント一回戦、幽助は圧倒的に勝利を収めた。だが、トーナメント自体は波乱に満ちたもので各自の勝敗は全く見当がつかない。その頃、Dブロックでは陣が痩傑とぶつかりあう。陣は、この闘いを勝利して、幽助とのバトルを希望していた。 (後半)幽助と戦いたい!切望する陣だが、それは叶わずして散る。幽助との対決を望むのは陣だけでは無い。共に修行した凍矢も同じだった。懸命に戦う凍矢は得意の技を繰り出し、相手・九浄を脅かす。しかし彼もまた健闘むなしく一回戦で敗退してしまう。

蔵馬、過去との決別 (前半)試合前、蔵馬は昔を懐かしむように母親と連絡を取る。次の相手は、飛影とも戦いを交えた事のある時雨。試合は開始直後から、互いに得意の武器、ローズ・ウィップと燐火円磯刀の激しいぶつかり合いとなる。緊迫した戦いに勝敗の行方は…。 (後半)時雨の燐火円磯刀の攻撃を逃れ、妖狐の姿になる蔵馬。しかし、それは蔵馬の意志だったのか?幽助たち仲間の事を回想しながら、妖狐・蔵馬はとある行動に出る。それは、蔵馬自身の中で、この戦いは一つのけじめを意味していたからだった。

対決!飛影とムクロ (前半)躯VS飛影。因縁の対決が始まる。互いに愛情を知らず生きてきた過去を背負い、戦う事で憎しみをはらしてきた。しかし幽助たちとの出会いで、温かさを覚えた飛影に対し、躯の心の傷は、今なお、癒されることは無い。その束縛がこの戦いを通して明らかになる!? (後半)実力では、圧倒的に躯が優位であることに変わりは無い。しかし、飛影も炎殺黒龍波を躯にぶつける。両者の力の差、そして、共通する過去が交差する中。その時、躯に変化が訪れる。

俺の力・これが全てだ! (前半)魔界統一を賭けた大会も中盤に入り、各々勝負は困難を極めていた。そして四回戦、大会の中で最も注目されるカード、幽助VS黄泉が始まろうとしていた。大会の立案者である幽助は気合いの妖力を放ち、魔界統一の本命である黄泉に向かって行く。 (後半)黄泉からの攻撃を受け、脱力感にかられ我を失う幽助。その戦いに答えが出てこないのだ。その曖昧な態度に怒る黄泉。なすがままの幽助に攻撃を加える。このまま答えの出ぬまま、幽助は敗北してしまうのか?その時、亡き父・雷禅の声が幽助に響く。

決着!激闘の果てに (前半)妖気と霊気の混合弾によって、強力な黄泉の煉破反衝壁をうち破った幽助。しかし、黄泉もそれだけで決着がつく相手ではない。戦いに燃える両者は、今まで見た事もない気を放出し、相打ちとなる。果たして、最後に立ち上がるのは幽助か?黄泉か? (後半)全ての戦いは終わった。優勝者は煙鬼。「人間会に迷惑をかけない」という法案を決め、三年後に再度大会を行う事を誓う。その中、幽助は父・雷禅の墓を訪れ大会の報告をする。三年後の再戦を胸に仲間はそれぞれの道を歩む為、旅立っていく。

フォーエバー!幽☆遊☆白書 (前半)霊界と魔界が紳士協定を結んだことにより、その後の人間会は平和を保っていた。それぞれの道を歩んでいた桑原たちは、魔界へ旅立っていった幽助の話をする。二年もの月日が流れ、寂しさも募ったある日、幻海の呼び出しに久しぶりに皆が顔をそろえようとしていた。 (後半)寺に集まった桑原たち。彼らを待っていたのは、幻海の遺言話だった。呆気にとられる彼らだが、幻海の意志を受け止める。彼らはこれまでの数ある出来事を懐かしみ、夕暮れの海へと足を運ぶ。するとそこに、みんなが待ちわびた、あの人物の姿が…。

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