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■THE 有頂天ホテル

THE 有頂天ホテル見てきました。

ものっすごい面白かった。

期待していた以上に良かったです。大満足。
笑って笑って、時々ほろっと泣けるかんじでしょうか。
映画館であんなに笑い声が上がるの初めてですね・・・しかも、笑いどころがみんな一緒。
まさに映画館がお茶の間になってましたよ(笑)
それほど大きな所ではなかったせいもあるかもしれませんが。

映画館を出るときに、みんな笑顔なのがね。いいですよね!

たくさんの人物が出てきて色んな思いが錯綜するのですが、それらが絡まりあって最後に収束していく様は、お見事!!というより他はありません。

できれば新年に観たかったかも・・・
『ほんの少しだけ素直になって、自分のやりたいようにやってみようよ』
我慢しがちな日本人に(笑)笑いと一緒に元気とハッピーな気持ちをくれるような素敵な映画でした。

正に A HAPPY NEW YEAR!!だなと。

個性的な俳優さんばかりなので、役柄をすぐ把握できてのめり込めるのも良かったです。
(最近『ラブ・アクチュアリー』を観たのですが、役柄把握するのが大変でこんがらがった・・・)

やっぱり邦画はいいな〜。
言葉はダイレクトに響くし、表情に感情移入できるし、些細な間も感じ取れて心に染みるし・・・
と思ってしまうのはやっぱり年をとったのかな?

役所さん(副支配人)・原田さん(元妻)・戸田さん(現部下)の絡みは、滑稽で笑えるところでもなんだか切なくて、そんな男性の駄目さを女性同士が分かり合っているところがツボでした。
そんな所も含めて愛おしいのに、なんで見栄を張りたがるのかしらね?とか思った(笑)

イントロで、レストランに『灰皿を取り皿と間違える』男性(カップルで来ている)がいるのですが、その対応ひとつで、役所さん演ずる新堂のホテルマンとしての姿勢や部下から向けられる信頼がぐぐっと伝わってきます。
ここでもう、心を持っていかれました。つか、惚れました(役所さんに)。

とにもかくにも、ちょっと興味あるんだけどな〜と迷っている方は観て損はないと思いますよ♪
私は大好きでした。

ま、アクション大作などではないのでDVDなどで観ても充分面白いと思いますがね・・・(どっちだ)


2006.01.19 記

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