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■LIMIT OF LOVE 海猿

LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション
伊藤英明 (2006/12/20)
ポニーキャニオン
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映画『LIMIT OF LOVE 海猿』を観に行ってきました〜!!

映画→ドラマ→映画という3部作にしたのはなかなか斬新な手法で成功しているんじゃないかなぁと思いました。
やはりテレビという媒介の影響力は大きなものですね。
映画公開に連動して、主役陣はばんばんバラエティにも出ていましたし。
実は一作目の映画『海猿』は試写会で観たのですが、それほど面白いとは思わなかったのですよね。やはり『続くぞ』という想定があったからでしょうか・・・少し物足りなく感じまして。
しかし、丁寧に描かれてきた「成長の過程」があるからこそ、通して見て来た方には今回の映画は感慨深いものがあったのではないかと思いました。
ただ、ドラマの方も実は全部は見ていないのです私。
そりゃもう、ひたすら仲村トオルさんが格好良くて痺れていたのが大きくて・・・(えー)

というわけで、あまり先入観がない状態で観たのですが・・・

素直に面白かったですよ!!

丁度流れやキャラクターとその関係を把握している程度の知識でした。

ストーリーについて詳しくは述べませんが、込み入ったお話ではなくスッと入っていける展開でした。
大型フェリーが座礁・・・ということで海のど真ん中を想像していたのですが、陸地からつぶさに見えるほどの距離でなのですね。
すぐにも助けられそうなのに、やはりこれだけの規模のものが座礁するとこんな大事故になってしまうんだ・・・というのがとてもリアルでした。

恋愛ももちろん密接に絡みますが、基本は典型的なパニック映画。
その中で人間関係の極限的なギスギスした部分よりも、そんな中でこそ見えてくる絆の部分がクローズアップされていて素直に感動しました。
正に『LIMIT OF LOVE』だなぁと思った。

都合が良い展開・・・そうも思えるかもしれないけれど、大切な誰かの為に生きていたいと願う気持ち・仕事に賭ける思い・つながり合う手と手・・・そんな部分が丁寧に描かれているのが嬉しかった。

実を言うと、後半けっこう泣いてしまっていました。
電話を使って、仙崎が語りかけるシーン。
『バディだ』と手を握り合うシーン。
声は出さずに静か〜に泣いてました(笑)

とても、気持ちよく観られる映画でした。
大満足!!!!!

あーでもひとつ言うならば。
報道関係の描写はどうも描ききれていない印象を受けたので、省かれても良かったかなぁという気がしました。
原作のせいか、何かテコ入れがあったのかはわかりませんが少し浮いているように感じました。演技のせい??

とにかく良かったので、友人に「良かったよ〜!ドラマちゃんと見たいからレンタルしよっかなv」と言ったら「つか、全部ビデオにとってあるよ」と貸してくれることになりました。ラッキ!!

お子さんもたくさん観に来ていて、見入っているようでした(静かだったのです)
感動しに行く!と気張らなくても素直に楽しめる映画だと思いました。

2006.05.30 記

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