■クローサーえー、試写会当たったので行ってきました。 直訳すると『もっと近くに』みたいな意味でしょうか。 元は舞台らしいです。曖昧なタイトルにしたかったそうで・・・誰も悪者ではなく、観客にいろいろ感じて欲しいそうです。 一言で言うと、男女4人の恋愛模様。くっついたり離れたりもう大変〜!しかしそれが、コメディ系ではなく、「あああ、こういうのあるよなー。」というリアルで生々しいかんじの映画。 といっても、やはり恋愛観というかフィーリングが違うな・・・と思うのでぴったり共感はしなかった。 だって、出だしで彼女いるからって誘いを断った男が腹いせに出会い系チャットで自分のふりをして卑猥な言葉で男を誘い出したその相手の男と付き合っちゃうんですよ!? 「昨日はあんなホットな会話を交わしたじゃないか。すぐホテル行こう」といきなり声をかけてくる怪しい人と付き合ってしまうその感覚がよくわからない・・・。 とりあえず、セックスが恋愛のアイデンティティそのもの。という感覚があると思うので、その辺はわからん〜と思ったり。 良い悪いの問題ではなく、それを表に現すかどうかってとこで文化的違いを感じます。 しかし、好きな人に一方的に振られたときの女性の反応が万国共通なのか!?と思うほどナタリー・ポートマンの演技には胸を打たれました。 この映画、何が素晴らしいってナタリー・ポートマンが本当に素晴らしかった!!!! レオンでの女の子役が印象深い彼女ですが、本当に素晴らしい女優さんになってしまいました・・・。 今回は、自由奔放ながら一途に男を愛する個性的な女性の役を見事にこなしています。 もう、お嬢様っぽいイメージが良い意味でガラガラ崩れました・・・。元ストリッパーという設定で、実際にそういうシーンもあるんですが、すごく色っぽくて思わず息を呑む!! それでいて、『一途に愛する姿』『一瞬にして愛の冷める瞬間』は思わず共感してしまうほど自然・・・。 ナタリーのために見る価値はあるかもしれない、と思う映画でした。 他、ジュリア・ロバーツは文句なく綺麗でかっこよいです。ジュード・ロウは時々渡辺謙に似てるなぁと思いました。昔はもっと身の凍りそうな切れた美青年でしたが・・・今は謙さんのが良い男だ(きっぱり) 2005.05.20 記 |
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