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水の旋律 プレイ日記

さっくりつっこみながら進めてます。
その時思ったことを書いているので、時に的はずれ。
反転もしていますが基本的にはネタバレです。


 ファーストインプレッション


えーとですね。
まずシステム面で言うと、すごく細かい設定ができます。
音声が入る時のBGM音量の下げ幅を決められたり、フォントのタイプまで選べたり。
ボタンにも色々な機能が振り分けられている・・・んですが。
正直、既存のよくあるAVGと配置が違くて押し間違えたり、機能多すぎて使いこなせなかったりしてます(笑)←意味なし

メッセージログ出そうとしてスキップしたり。ぐおー!それじゃやりたいことと反対ですからー。・°°・(>_<)・°°・。
・・・これは、私が十六夜記と並行しているのがいかんのか(反省)
使いこなせるとすごく便利そうですね♪

クイックセーブがシーンや選択肢ごとに自動でされるのはとても便利だと思いました♪

さてさて、内容の方なんですが・・・
音楽はピアノメインだったりと雰囲気に合っていてなかなか良い感じ。
画面の色合いも少し曇りかかったように淡くてしっとりしてます。

しかし・・・いかんせんちょっと立ち絵がひどい気がする。
特に拓哉先輩は前を向いても横を向いてもひどい気がする。
声がすごく良いだけに、思わず視線が画面を直視できずさまよって脳内キャラを補完しているくらいの勢いなんですが。
ま、ここらへんの感じ方は個人差だと思うんですがね。
シナリオ良ければ気にならないでしょうし。
立ち絵が一番マシなのは、愁一様だなぁ・・・。声もこんなのもできるのか森田さん!てなかんじで良い。

ああそれにしても!!!
この子安氏の声はツボだ〜(≧∇≦)/!!!
ちょっと拗ねたかんじとか、た・ま・ら・ん〜vv

ランダムイベントでは可愛い面も見られて良いですね♪
どんな曲選んでんだよーう!

しかしこの人達、命狙われてる割にはのんびりしてますが、拓哉先輩のサイコキネシスな設定とかは果たして出てくるんでしょうかね・・・?

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 桐原拓哉(cv.子安武人)


拓哉のトゥルーエンド迎えました。

全体を通しての感想は・・・
割とあっさり、明るめだなぁ。
というかんじでした。

いや、暗くてどろどろでもどうかとは思うんですが。
たぶん、八百比丘尼とか敵対する一族という設定から来るイメージが
『人魚の森』とか『アスターリスク』とか『闇のパープルアイ』とかだったので、ちょっと拍子抜けしちゃったんですよね。
異端であることによる痛みとか、危険の迫るサスペンス感とか、二人を引き裂く運命とか、そういうのがぐわーっとあるかと思っていたらそうでもなかったという。
反転
異端であることの痛みは昔の他人話で本人はけっこう楽観的ですし、本気で襲う気あるのか?という襲われ方をするし、引き裂かれるどころか親公認ですし。

あまり否定的な要素のない、優しいお話という印象でした。

序盤で変わったことが起き始め、その後は少しずつ謎が明らかになったりもするものの、基本的にはランダムなイベントで下校デートを重ねる。そして、最後に一気に謎が解けて大団円という流れ。

以下、拓哉ルートの感想でっす。
ネタばれ有り。



立ち絵は横顔には最後まで慣れませんでしたが正面顔には慣れました(笑)

おそらくデフォルトヒーローかと思われる拓哉。
この人が発端だもんなー!

性格はさっぱりしていて好きなんですが、せっかくこの設定だったらもっと自分を責めて鬱々としつつそれでも陽菜を思う気持ちは止められないノンストップ!!みたいな激しさがあったらもっと萌えだったんですがv

普通にいるとすっごく好きになりそうな『先輩』ですね。
携帯とか映画とかに対する感想に思い切り共感したよ!(笑)

ランダムイベント等で見せる、ぶっきらぼうに見えて実は照れ屋なところが可愛いv
みたいな面はたまらんかったっす。
一番好きなのはシュークリーム買いに行くやつでお願いします!!(それマップイベントじゃないし)

エピローグもにやけた。
つまり、この人が九艘の一族だったり過去の事件があるから萌えるんじゃないところが残念というか惜しいんだなぁと今書きながら気付きましたよ!

色々、「んん?」というところが残っているので他の人をやるのが楽しみです。兄貴の年齢を知って俄然落としたくなりました!!(イェイ)

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 桐原貴人(cv.井上和彦)


スキップ利用でプレイ時間は短縮されたはずなんですが、3時間くらいかかってます。
普段の一日のゲームプレイ時間が1〜2時間なので微妙に辛い・・・。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
やっと終わった桐原兄・貴人攻略です。

cvはクールボイスな井上さん。
ストラップをあげた時の反応に激しいデジャヴを感じたのは・・・ヒムロッチか!!声は桐原弟@子安氏。
思い出す・・・宿題を受け取ってもらおうと通ったあの頃。

今気付いたんですが、このゲーム眼鏡がいないよ!?
なんてこったい。(←あなた以外の誰も困りません)

以下、ネタバレ感想。ちょっときつめ?



いっそ清々しいほどの突き放しっぷりの貴人さん。

好・印・象!(そうなんだ・・・)

がしかし。あれだけ突き放しておいてなぜ次の日には何事もなかったのように一緒に帰る!?
このあたりのランダムイベントとの体感温度の差異が非常に気になって集中できませぬ。

細かいですか。天の邪鬼でしょうか。だがしかし、これが私の性格だ!!

せめてこう、「下校時は送って行こう」という話になるまではランダムイベントがないとか、せっかくキーシナリオがあるんだからその段階に合わせたものを出すとか工夫して欲しいなぁと。

その前に、なんでランダムイベントなのかもちょっと?なんですが。
いやいや、決して貴人スチルが一枚も出なかったからではありませんよ(笑顔)
やはり目的としては繰り返しプレイの為、デートしている感覚を演出する為だと思うのですが・・・これはそういうゲームなのか!?と。
シナリオを見せたいのか、キャラ萌えさせたいのか意図が中途半端なのでどちらにもはまり込めない。
個人的には乙女ゲー要素にこだわるより、シナリオを魅せる方にこだわってくれた方が好みだったと思います。

ものすっごい落ち込んだ次の日は雨が降って慰め系のイベントが起こるようになってますよね?(推測ですが)
そういう細やかな心遣いがもっとあったら良いのになぁと思いました。

決して悪いゲームではないんですけどね。
思ったことは言っておこうと。
じゃないと、萌えも叫べない!!

***

貴人さんは、年齢を感じさせるイベントが各所に散りばめられてますねぇ。
反転100歳超えてる?ってすごい。
ある意味乙女ゲーとして新しい。

『眠ることができない』という設定もひっじょーうに萌えですね!!
これを利用した二次創作が日本各地で生まれてそうです。

しかも、先生の心の傷・・・女絡みだとは思っていましたが
反転妻だったとは!!しかも随分長く暮らしてそうな。
新しい・・・これらの設定だけでご飯3杯はいけそうです。

うーんでも。
梓さんが悪者っぽくて可哀想。
私が話を聴きながら感じたのは、「ああ、その頃もこの人不器用な感情表現しかできなかったんだろうなぁ」とかそういうことだったんですが。
愛しすぎて弱くなることってあるよなと。
人間に対して優越感を抱いている九艘の人皆が皆、元人間を心から受け容れるのか?と思ったり、唯一の心の拠り所である貴人さんがやはりどこまでも九艘の人間なんだと感じて辛くなったりしないかなぁと思ったりしました。
人間じゃなくなってもあっさり笑っているヒロインより、死んでしまった奥さんの方についつい感情移入してしまったよ・・・。
悲恋!!

それにしても先生、あの冷たさはどこへ?と言いたくなるほど後半は怒涛の展開でした。

「さがれ!!」
って、素敵ーvどきどきーvv(*^o^*)
守られる醍醐味が存分に発揮されてましたよ!!

いやーっ、先生!!
瓦礫の下敷きに・・・ってとりあえず愁一と話す前に助けてあげよーよ!(笑)と冷静につっこんだ。
埋まりっぱなしのヒーロー。

その分、約束を守った再会は甘々でしたv
愛してるまで言っちゃったよ!
いつからそこまで・・・?(^^;)
と思いつつ、嬉しいからまぁいっか!

ほだされるとここまでめろめろになるのねぇ・・・このギャップはたまらんです。思わずヒロインと同じつっこみ入れちゃいました。
『無自覚って怖い・・・』
なんだか糖度高めに感じたかも?
「君に拒絶されたらどうしようかと思って」
って、可愛すぎじゃー!!
眠れるんだろうなーというのは想定内・むしろ膝枕くらいするんじゃ?と思ってましたが、あの声の威力は想定外だった!! 設定的にはとても好みだった貴人さんでした。

ED後が予定調和的にラブラブで良いかんじですね。
あと、ランダムイベントやマルチブルのエピソードがほどよく入りながらまとめられている特典CDが、良い出来だなぁと改めて思いました。

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 手塚京輔(cv.谷山紀章)


手塚さん攻略。
かなり面白かったんですが、順番的に後に残せば良かった気がします。
最後に「なんじゃそりゃーΣ('◇'*)!?」と倒れ伏しました。

前半の印象としては、普通って良いね!!と。
今までは九艘の一族に否応無く関わっていたので、色々とつっこまずにはいられなかったのですが、そこらへんを余り気にせずにすむ。

『色々と変なことは起こったが、一応止んでいる。何もわからなくてどうしようもない』
・・・のであれば、情報は探しつつも普通に暮らすのは仕方ないなぁと思えます。故に罪悪感なくデートが楽しめます(笑)

いやぁなにせ、傍らに「危険だ危険だ!」と言って護衛してくれる人がいるのに一人で出歩いてみたり、つまらないからどこかに寄って帰りたいというのがどうにも乗り切れなかったので。

手塚はほんわりとしてはいるんですが、大人な優しさで気遣ったりさらりと誉めてくれたりするので非常に居心地が良いっす。
一族関係ないってイイね(b^ー゜)!!
なーんて思いながら楽しんでました。ぼけぼけカップルで可愛い。

ビジュアル系&ハスキーボイスはfeaturing紀章ですか?(笑)
『陽菜ちゃん』という呼び方も密かに好きでした。

ぼんやりしているようで、憲吾くんも可愛がりながら気を使っているかんじも良いですね。
「君が誘えばくるんじゃない?」
「どうして?」
「さあ、どうしてだろうね」
なーんていう、いかにもこのときは陽菜に気がないかんじがツボでした。
そういえば私、憲吾くんがちょっぴり怖いんですが、ルートに入れば可愛く思えるんですかねぇ・・・不・安!

以下ネタバレものっすごいしてますのでご注意。



陽菜が自分の体の異変を手塚に知られたくないというのは自然な流れで( ̄▽ ̄)b グッ!でした。

がしかし。向こうは普通の人かと思っていたのは一瞬のこと。
・・・手塚さん記憶喪失かい!?
かなりディープな過去を持っておりますよ彼。
事情はだいたい察しはつきますが。

「一人は寂しいよね・・・」
が切ない。
貴人さんよりよっぽど大人な対応は、ここから来ているんでしょうか。

手塚ルートでは、九艘一族は最後の最後しか関わってきません。
なので、二人は自身のことがわからず得体の知れない事態を探るという、寄り添うシンパシーのようなものがある。

一人の寂しさを知っているからこそ、「君は一人じゃない。一人になんかしない」と言い切れる手塚。
優しいけれど、決めるとこは決めるギャップがきゅんときましたv
うーん、ある意味恋愛ゲーム度が今までで一番高い気がする(笑)

そして最後、九艘の里へ向かって・・・
以下反転。
二つの一族の力を持つ男の子が・・・って、むしろ手塚さんが真ヒーロー!?うわーびっくり!
単なるハーフだと思ってた。

つーかあなた。人間に戻るぅ!?んな馬鹿なー!!
なんだかこう、両親話でも密かに盛り上がっていたテンションがあまりの都合の良さにちょっぴりダウンしたような・・・。
うーんでも、これがもしや一番のハッピーエンドなのか?

貴人さん!人間になりたいって・・・。
そこまで梓さんのことを(涙)
それはいいけど、この後一謡が来て怪我したらどうすんのよ。
なんだか不安をそそるなぁこの態度。

と思ってたら、案の定やられたよー!!
これは可哀想だよ貴人さん。
悲恋はやぶさかではないが、それがその人のルートのBADエンドじゃなくて他の人のルートってどういうことやー(泣笑)
攻略順的にこの間300年の愛を誓った人が他の女を想って死ぬのはなかなか辛いものがありました。
「梓・・・ああ、そこにいたのか」じゃないよぅ!!
しかも「それほど被害はない」じゃないよパパー!!

なんだか淡白ですねこの人達。拓哉も号泣くらいしてもいいよ。
反転終わり。
というわけで個人的にはちょっぴりへこみつつ、ラストはやっぱり過不足無く甘くて良いなぁと思った。やっぱり真ヒーローなのか手塚!
キスシーンもがっつり系だったし(笑)

自然に恋する感覚が今までで一番上手く表れている気がする手塚ルートでした♪

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 明月圭(cv.遠近孝一)


次は気分を一新!一謡サイドに行ってみます。
愁一とどっちから行くか迷いつつ・・・なんとなく圭から。

どうしよう!!ここに来てツボキャラでしたよごめんなさい(何故謝る)

か、可愛いなぁこの子!!!!
敬語で丁寧なのがほほえましい・・・。
「白石様」と駆け寄ってくる様はまさにわんこ!!
敬語キャラに弱いのは頼久効果なのかそうなのか!?

しかも天然か!手塚といい、ほのぼのカップルなのが合ってる気がします主人公。
単なる私の好みという噂もありますが(笑)

では、以下ネタバレ込み感想です。



桐原兄弟は「今は教えられない」ばかり。愁一達は聞いたことに答えてくれる。
・・・って、すっごい説得力あるなぁ(笑)

一謡の二人はセットで出てくるのですね。
当然か。
「敵」である感じは全くないです。全力で守ってくれようとする。
むしろ、身内の動きなので安心感がありますね。
襲われる気がしない。
おかげでえらく、ラブ度が濃い気がしますv
普通に手をつなぐ人初めて。

しかもこの人、行動が非常にツボなんですがー!!
シナリオなんかすっかり忘れてときメモやってる気分でしたよ〜。やはりこれがこのゲームの正しい姿なのか・・・。
シナリオ外のマルチブル+デートで萌えるという姿が!!(笑)なるほど。

選択肢が「女の子らしいまともな選択肢」が喜ばれるのは多少つまらない気もしますね。(だからときメモじゃないって)

シナリオ面では、本家の人間とハンターの主従関係が意外と萌え設定だと思いました。
優くんは女の子だったりすれば萌え度100倍だ。
ひたすら護って命令には逆らえないって!!(*/∇\*)

同じく、圭は命令と陽菜を傷つけたくない思いの狭間で葛藤したりすればかなりヽ(*⌒∇⌒*)ノなかんじだったかも。
でも、陽菜に思いも寄らぬことを言われるといちいち愁一様に聞くのもそれはそれで可愛いっす。
この辺マルチブルとちゃんと連動してるんだー!

圭のお兄さんの話は「ああ、まぁね・・・」と思いつつ、罪の意識にさいなまれて鍛えに鍛えてきた肉体を思うとストイックで涎が出そうですねvv

一謡サイドに回ると、九艘が思い切り悪役になっております。
拓哉なんてほんと可哀想な扱いですよ!(笑)
反転 図星を指されて切れたあげくに、惚れた女が他の男を庇って告白・・・って、痛い・・・痛すぎる!!

一謡と九艘の確執の理由・・・いつ出てくるのかなぁと思ったら出てきたんですが、「え、それだけ?ひどいな一謡」というかんじでした。
いろんなルート通らないと見えないものはありますね。
桐原兄弟の母親は出てこないんだろうか?
うーんやっぱり手塚ルートは最後にやりたかったなぁ・・・!

おばあちゃんの「皆あなたを傷つけたくない。普通に暮らして欲しい」という言葉に納得。
優しい人ばかりだからこういうシナリオで、あんなに何も教えてくれないのね・・・。

肝心の恋愛方面ですが、全身全霊で護ってくれる上、「教えてくれなかった」ことも理由を話して謝ってくれるので「いーのよいーのよv」と簡単に許してました。
反転 雨の中抱き合うあたり、ポイント抑えてますねぇ。

九艘から割血された一謡は死ぬ。ということは、割血できて同じ寿命を生きられる人間より不利なのですね恋愛相手としては。・・・そういえば憲吾くんは九艘になるのかな?
ラストは選択肢で変わるんでしょうか。
私はもちろん(笑)「一緒に死にたい」を選択しちゃいました。
いや、設定聞いただけで考えましたもんこれは!!

あとはですね。手塚なんて目じゃないほどがっつりしたキスシーンは恥ずかしくて直視できませんでした。無理!!

バックラッシュのような意味で正視できないわけではないのですが。
そういえば、この作品は立ち絵が微妙とは言いましたがきっとバックラッシュのが絵的には俄然微妙ですよね。
こちらはもう慣れましたし。
でも私、あのゲーム大好きでした。地テキスト萌えでした。

話が逸れましたが、あまりのほのぼのラブラブっぷりにこれを見せ付けられる憲吾くんが気の毒になりましたよ。

うーん、満足だったというかキャラがツボでしたよ圭〜!!
遠近さんの囁きも良かったv

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 加賀良愁一(cv.森田成一)


愁一様です。王子です。きらきらしてます。

圭ルートで片瀬に非常に心が揺らいだのですが、最後のお楽しみにとっておこうと思います。
優もな・・・あれで終わりだとあんまりなので片瀬ルートでなにかあるといいなぁ・・・!!

圭がわんこなら、愁一は無邪気なシャム猫?
とにかく、人から注目されるのが当たり前・・・何でも出来る完璧人。邪気のない強引な行動が子供っぽく見えることもあり、微笑ましい。

陽菜ちゃんは最初名前を覚えてもらっただけで嬉しくなっている(笑)
いつも女の子にきゃーきゃー言われているので、陽菜の「普通さ」にほっとしながら惹かれていく感じです。

基本的に流れは圭と同じ。
以下ネタバレ込み感想です。



ごめん・・・あまりに圭と同じ展開でインパクト弱かった(笑)
こういうのは、プレイする順番も重要ですねぇ。

圭は「白石様」→「陽菜さん」と呼び方を変えるのにひとイベントあったのが予想通りだったのですが、「白石」→「陽菜」にいつの間にか変わっているあたりが『愁一様』でしょうか。

告白が情熱系です。
そして、抱きしめておいて「嫌?」と囁くあたりがエロい・・・もといズルイですね。
朝までそうしているとは、なかなか強い理性だぞ王子!!

圭ルートでは触れませんでしたが、真秋様は大変なことになってますね・・・一謡ルート。
怪しげな会話はされてましたが、そこまでやっとたんかい優!!( ̄□ ̄;)

貴人さんもそうですが、ルートに関係ない人物には容赦ないな(笑)
こんな所で妙に辛口です。

貴人さんの際には親兄弟の淡白さに驚いたので、一応はお墓参りのシーンなどあってちょっぴりほっとしました。

なーんて言いつつ、がっつりやることやってますがね。愁一様。
がーっ!!なんかいちいち言動がエロいんじゃー!!
狙ってますよね?(微笑)

しかしながら、最後のスチルが今までの中でダントツに微妙だったのでがっくりです。そりゃないよ!別人だよ。
お前ら新婚夫婦か!!というほど糖度は高かったんですが。

今回の選択肢は『一人で生きる』にしてみました。
うん、これはこれで良いですね〜vv

それにしても、圭と愁一のシナリオ・・・・使いまわし多すぎだろ!!

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 新野憲吾(cv.鈴村健一)


憲吾ルート感想。
正面顔より横顔の方が好みなのは、このゲーム中では珍しい。
表情が豊かなのが良いですよね。照れ顔あるの初めて見た気がする(そんなこともないのか?)

他ルートでもあからさまな、あまりの「陽菜好き好き」っぷりに少々引き気味だった憲吾くんですが、プレイしてみると、手塚と同じく同じ目線で心配してくれるのでその一生懸命ぶりを思っていたより素直に受け止められました。

真剣に怒ってくれるとやっぱり嬉しい。
陽菜のためにバスケやらないって・・・おいおい大丈夫かよ(^^;)と思っていたのも「問題片付いたらやるつもりなのね」と(一応)納得したし、『空回りしても迷惑がられても・・・』と覚悟してるみたいので、まぁがんばれよ!ってなかんじで。

では、以下ネタバレ込み感想。



幼稚園の時に好きだった子をこれほど想っているというのがまずすごいですよね。
私は中学生くらいでも、幼稚園時代のことはすっぱり忘れてましたよ。(自慢にならない)
せめて小学校3・4年のことだったら納得なんですが。

憲吾くんは、振り返ってみると『人間』としてどんな道を選ぶか?というポジションを唯一担ってました。

・・・と言っても、考えられる道はひとつ。となると、このゲームでは『一謡』の方が恋愛相手としては厳しいのですが(笑)

教室で熱い告白をする場面は、なかなかドラマチックで良かったと思います。
というか、スズケンはやんちゃ声より低めの方が好きなので、真剣味のあるシーンのが良かった(なんて個人的な)

さてさて、愁一様登場→『忘却謡』には、思わず「ああ、そう言えばそんなのあった!」と呟いてしまいました。・・・すっかり忘れてたよ!
貴人は思い切り悪役だなぁー(笑)

九艘ルート以外だと、貴人は「冷血漢の悪役」で、拓哉は「都合の良い時だけ助けてくれる噛ませ犬」ですよね・・・可哀想な扱い・・・。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
その代わり、九艘ルートでは片瀬が悪役ですがたいして喋らないですしね。

仁美の言葉が良いなー!憲吾にとっては理不尽かもしれませんが。
写真立ての手紙はやっぱりな。という伏線だったのですが、
反転結局、封印を解くのはおばあちゃんなのかーーー!!!!
というのがちと不満かも。
せっかくだからこう、陽菜のピンチにぱりーんと封印解いて欲しかった気もします。

やっぱり割血するのですね!
当然の展開なので『適合しなければ死ぬ』と言われてもスリリングさはない(笑)
むしろ梓さんだって相当の覚悟を決めて割血したはずよ!と違う方向へ思いを馳せる私。
先生に冷たくされる度に、「やっぱりこの人の相手は陽菜じゃない」とひっそり思うのでした。
手塚EDルートの貴人はある意味あの人らしい(きっぱり)

最後は王道にハッピーエンドでしたv
スチルも良いと思う。
「うえ!?」というのが余りなかったですね、私が開いた憲吾くんスチルは。
なんか優遇されてません!?
一人に一枚はヤバいのが混ざってる気が・・・

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 片瀬哲生(cv.檜山修之)


いよいよラスト!
片瀬ルートです。どきどき。

普通にデートとか始めたらどんびきなんですがどうしましょう。
(そういう意味のドキドキですか)

なーんて言ってたら、かなり好きでした片瀬ルート。
マチャアキ様も(←真秋のことらしい)大活躍(≧▽≦)♪

以下ネタバレ感想



片瀬ルートでは、一謡の内部事情が色々わかるので面白いっすヾ(〃^∇^)ノ♪

正直マチャアキ様と片瀬の会話が楽しみでしたv
片瀬母と真秋様の関係がちょっぴり萌えです。
お互いに夫と妻がいながらも、護り護られる絆で結ばれた関係・・・ってなんだか良い。
片瀬父が普通の人間というのもまた、妄想力を喚起します。
片瀬母の妹が手塚さんのお母さんなことも判明。真秋様と片瀬家の関係は強いものなんですね。
一謡親族の皆さん、しっかり名前まで出てくる所が狙っているというか、わかってるなーという感じがしました。

でもって、圭と片瀬ー!!
圭ルートで、片瀬に憧れながらも敵わないと自覚しているとことが密かに萌えだったのです。
敵わないと思っている相手に主人公の為に立ち向かう圭。ぶつかり合う水断刀、光る刀身越しに睨み合う片瀬と圭・・・とかあったら確実にきゃーきゃー言ってましたよ私。

ここでは、「てつおーてつおー!」と(言い方が可愛いんだ檜山さん)と追いかける圭をちら見させられてややくらりと来ました。
門まで送ってくれる上に『下着売り場』にうろたえる姿もまた良し。
って、片瀬ルートで圭を語ってどうする!

***

あとはですね。片瀬は個人的にぐっと来る台詞が多かったです。
一秒で殺してやるぜ?
とか、ぎゃー!!もっと言ってv・・・と悶えたし、
よく言ったもんだな!本気で男を愛したこともないくせに
もかなり良かった。
そんな綺麗事を並べる乳臭い(失礼)少女に惹かれてる自分自身への葛藤が垣間見えるというか。
お前はもっと、男心ってもんを理解したほうがいいな
・・・もきゅんvときましたね!

また、九艘と一謡の確執って「そんな昔のこと言われても・・・」という気分になると思うんですが、片瀬によって少しその根本的な思いが引き寄せられた気がしました。

一謡は母に見捨てられた一族。
お里に愛されなかったから自分達は九艘に劣っているのだと感じている。
だから、お里に焦がれる一謡は母に愛された九艘を憎むように。

というかんじ・・・なのかな?

天泣の力があると、なぜ一謡も跪くのかイマイチわからなかったんですが、ここに来てようやく納得しました。
憎しみは愛情の裏返し。
だから、愁一はあんなに「お里の生まれ変わり」と言いたがったのねぇと。
血の記憶って、根深いものがあるのですかね。

話は逸れますが、貴人と拓人が異母兄弟で母親の影がないのって九艘と一謡をなぞらえていたら面白いなぁ・・・と密かに思っていたのですが、そうでもなかったですね。
母親の愛情の差・力の差が跡継ぎ問題につながり、愛憎どろどろだったりしないかとドキドキしてみたんですが全然違うって。
そう言えばドラマCDで兄弟仲良いし・・・母親もお重作ってるし(笑)

話戻します。
他ルートと同じく、片瀬もほだされた後は甘々でした。
個人的には、「守ってやる」より「任せておけ」のが好きだな。
陽菜が「嫌い・怖い」から入っているので、思い切りタメ語なのが、距離感がなくて可愛いです。

片瀬は、真秋様に対する悲しみや無念さが息子より伝わってきて良かったですねぇ・・・真秋さま〜!!

そういえば、真秋様の声はBLEACHのチャドですよね!?
けっこう好きなんですよ〜v色っぽくてvv

ラストへ向けて。
「俺の大切な人は皆死んでいく・・・」
と脆さを見せる片瀬に対して
「絶対に先には死なない」
と強さを見せる陽菜の対比が良かった。
この辺りの会話、すごく好きでしたね。主人公が強くて前向きで。 片瀬は最後まで真秋さん忘れないところもまた良し(笑)

EDは・・・
なんですかこの人達!?
うっわーうっわー。

やばいっす。すんごく可愛いっすこの二人!!!!!
精神年齢一緒一緒(笑)
二人にあてられている愁一様もいい味出してる( ̄▽ ̄)b

最後に来て不意打ちでつぼにはまりました。
片瀬は髪の毛薄そう(おでこやばそう)なのが気になっていたのですが、このスチルはいいぞ!何より陽菜ちゃんがめっちゃ可愛いぞ!!!!

やっぱりスチルは重要だなぁ・・・としみじみ思いながら終えた片瀬ルートでした。

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 おすすめ攻略順


一通りトゥルーEDを迎えてみて、個人的に「こういう順番でプレイすれば良かったなぁ」と思った攻略順。

1.拓哉or憲吾
拓哉はやはりメインヒーローっぽいですし、全ての原因がここにある割には謎も多く残るので、導入としては良いかも。
憲吾は九艘とも一謡とも関わりが余りないので、等身大の目線で共感しながら入るにはオススメです。

2.愁一or圭
ここらで一謡側の事情も知りたいかなと。
ただしこの二人、シナリオ展開がほぼ同じですので、続けてプレイするよりは上記のどちらかと交互にやる方が気分が変わって良いかも。

3.片瀬
愁一か圭を攻略するとルート出現。

4.貴人
上記のルートのほとんどですごく冷たいんですよ先生。
なので、最後の方にプレイして持ち上げたい(笑)

5.手塚
1〜4は私の勝手な「こうすりゃ良かったよ!」なんですが、手塚ルートだけは最後にやったほうが良いよ!とオススメしたい。
上記ルートを覆すものが出てきてしまいますので。

以上、おすすめ攻略順でした。

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 プレイ後感想


というわけで、一応全員のトゥルーエンドは終わりました。
意外と長かったですねぇ。
私はスキップ使いながらも一人頭3時間くらいかかっちゃってました。

スキップ機能はあるんですが、ほとんど同じようなテキストでも、攻略対象が違えば別のテキスト扱いで既読スキップできないので、スキップ効くの最初の方だけなんですよね。

途中からは強制スキップも使ってました。
見る角度は違えと、オチは基本的に一緒なので。

さてさて、システムですが慣れるととても快適!!でした。
なんといっても自動クイックセーブがとても素敵ですv
といっても、そんなに選択肢迷わないんですが(笑)
むしろ他の乙女ゲームでつけて欲しい。
ショートカット機能も画期的だと思いました。

ストーリーは散々色々言ってきたからな・・・。
設定が面白いので、もっとこうだったら!というもどかしさを喚起させる時点で半分は成功しているのかもしれません。
実際脇役というか、過去の人々に関して脳内で妄想が繰り広げられました。

どうもストーリーがあっさりに感じるのは、このゲーム最初に情報得たときははたしてジャンルは乙女ゲーなのか?と迷うほどゴシックホラーADVな雰囲気だったからでしょうか。
蓋を開けてみたら普通に乙女ゲーでした。

・・・というわけで最初つまづきましたが、その後は恋愛重視の乙女ゲーとして楽しめた気がします。
キャラクターもそれぞれ全然違った味付けですしね。

*お気に入りキャラは明月圭で。 いやあ、萌えられて良かったvv
*シナリオが面白かったのは、手塚と片瀬。 過去も絡んでいて楽しめました。
*愁一様も好きですが、圭の後で攻略したのでシナリオが思い切りかぶっていて残念。
*桐原兄弟は、声は良いんだがシナリオがいまいち乗り切れなかった!惜しいです。 むしろ貴人×梓の方が気になる。
*憲吾は・・・・思ったよりは平気でしたが、好きー!ってほどではないかな(笑)

色々言ってますが、しっかり楽しみましたよ。
圭と片瀬のグッドエンドくらいはやりたいなぁと思いつつ、とりあえずここで日記は終了で。

長々とした呟きに耳を傾けてくださってありがとうございます!
よろしければ、ぽちっと何か一言残してやってくださいませv

    

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illust by 『ぐらん・ふくや・かふぇ』

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