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■Fate/stay night[Realta Nua]


フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] extra edition フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] extra edition
PlayStation2 (2007/04/19)
角川書店

→公式サイト


あらすじ * 感想

◇あらすじ

手にした者の願いを叶えるという聖杯。
その聖杯を実現させる為、一つの儀式が行われようとしていた。
聖杯に選ばれた七人の魔術師(マスター)に、聖杯が選んだ七騎の使い魔(サーヴァント)を与える。

騎士 "セイバー"
槍兵 "ランサー"
弓兵 "アーチャー"
騎兵 "ライダー"
魔術師 "キャスター"
暗殺者 "アサシン"
狂戦士 "バーサーカー"

マスターはこの七つの役割(クラス)を被った使い魔一人と契約し、自らが聖杯に相応しい事を証明しなければならない。
つまり。
マスターとなった者は他のマスターを消去して、自身こそ最強だと示さなければならないのだ。 杯を求める行いは、その全てが“聖杯戦争”と呼ばれる。
この地に起きる儀式は、その名に恥じない“殺し合い”といえるだろう。    

幼い頃火災によって両親を失い、孤児になった主人公は魔術師を名乗る人物に引き取られる。
養父の反対をおしきって魔術を習う主人公だが、まったく才能がなく何年とかけて身についた魔術は一つだけだった。
その養父も今は亡く、主人公は半人前の魔術師として成長する。
そうして現在。
ふとしたきっかけからマスター同士の戦いに巻き込まれた主人公は、偶発的に七人のサーヴァントの一人、セイバーと契約する事になる。
望まぬままマスターの一人になった主人公は、聖杯を巡る戦いに身を投じる事になるのだが────
<公式サイト/ストーリーより>


◇感想

元はPC版の男性向けエロゲ。
・・・なのですが、全年齢になって18禁シーンがなくなっても何の違和感もないほどにそちらの要素以外が魅力的な作品でした。

とにかく戦闘シーンが熱い!!!
人智を越えた力を持つサーヴァント同士の戦いに血湧き肉躍り、圧倒的な力差に追い詰められる中で活路を見出そうとするマスターの姿にハラハラドキドキ。
内臓が、ふつふつ燃えたぎるかんじであります。

流血沙汰は日常茶飯事、腕は飛ぶは心臓抉られるは残虐・暴力シーンは多めなので弱い人はご注意をば。
と言いつつ、私もどちらかというと駄目な方なのですが、スチルで残酷描写があるわけではなく、さらにはあまりにそういったシーンが多くて慣れるので平気でした。個人的には、問題なしでした。

選択肢をひとつ間違えるとBAD・DEADエンド。という流れが非常に多く、主人公死にまくり。
そんな状況にすら、慣れます(笑)

ストーリーはヒロイン毎に3ルートあって、それぞれ大きく聖杯戦争の流れ自体が変わり、活躍するサーヴァントやマスターの関わり方が違ってきます。
周を重ねるごとに明らかになっていく事実には、プレイし始めるとやめられない吸引力がありました。

テキスト量がとかく膨大なのですが、効果的な音楽・圧倒的に上手い演出でビジュアルノベルとしての魅力が十分に引き出されており、多少文章が読むのが苦手でも「読まされる」力があります。
逆に元々テキスト燃えの方には、たまらんわコレーーーーー!!!(涎)と悶え転がること間違いなし。

ていうかもうもう。
女性陣の魅力もさることながら、男性向けゲーでこの

男性陣の魅力は異常(笑)

と思われるほど、いかに『男』というものを熱く格好良く魅力的に描くかに心血が注がれていて驚きですよ。

アーチャー・ランサー・言峰辺りで燃えすぎてごろごろ転がった回数、数え切れない。

萌えじゃないねこれ・・・燃えだね正に!!!!

あ。でもセイバー可愛かったです。照れる姿に萌え。
凛はひたすらに男前だったなぁ。

キャラ感想をすると、盛大にネタバレしそうなのでここでは控えさせていただきます。

ブログ内で色々叫んでますので、興味のある方はそちらをどうぞ!

→Fate/stay night[Realta Nua]

あ。システムについて忘れてました。
ボタンひとつでクイックセーブ可。選択肢ごとに自動的にクイックセーブ。シーン毎のスキップも可など親切設計。標準的なシステムは揃っていて、特に困ることはなかったです。
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