■薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク(PC18禁版)
プレイ日記はこちら→薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク プレイ日記 あらすじ * 感想 * キャラ語り * PRICE JUDGE! ◇あらすじ時代は昭和初期、将来を約束された若き選良達の学ぶ全寮制の男子学校があった。そこで小間使いをしてる主人公は、時折訪れる勉学の機会に喜びを感じながら、平和な日々を送っていた。 だが、ある日の夜更け、主人公は何者かに薬をかがされ無理やり犯されてしまう。 数日後、主人公と親しい教師の手元に、主人公が陵辱されている現場を移した写真が届けられる。 差出人の名は「花喰ヒ鳥」。 突然態度が変わった学生、揶揄してくる学生・・・秘密を知る彼らの中に「花喰ヒ鳥」はいるのか? 教師は彼らを陵辱しその口を塞ぐように誘いをかけるが・・・? ◇感想キーワードは『耽美』・・・なのですが、耽美と言うよりは昭和初期のレトロな雰囲気がツボにはいりました。 江戸川乱歩とか横溝正史(ちょっと方向性が違うのは眼をつぶってください)が好きな人は絶対たまらんですよコレ!!! 退廃的な雰囲気や、まとわりつく死の影・・・耽美さも味わえつつ、しっかり笑いもあったりするので『耽美』で一歩 引いてしまう方も楽しめると思います。 立ち絵はひと昔前の少女漫画の雰囲気なんですが、それがまたゲームの雰囲気に合っている。 最初は好みではなかったのですが、プレイし始めると『この絵じゃないとぴたっと来ないな』と思えてきます。 実際、スチルなども丁寧に描かれていてとても綺麗。 音楽は、どうにもこうにもおどろおどろしくて大・好・きだ!! 雰囲気にぴったり。サスペンス劇場。 システムは、特に気になるところはないです。 ボイスが入っているシーンと入っていないシーンがあるのが残念ですが、PS2ではフルボイスになるらしいですね! ゲームシステムはとても簡単かつ画期的だと思いました。 受けにしたいキャラの上に、攻めにしたいキャラのカードを乗せるだけ。 主人公はもちろん、脇キャラ同士もカップリングすることができます。 すごい組み合わせの数になりますよー! さらには、陵辱ルート・純愛ルートにシナリオが分かれ、陵辱自体も自分でするか支配下にあるキャラでするか選べたり・・・ とにかくシナリオ量が膨大!! にもかかわらず、シナリオにほとんど破綻がないのが素晴らしいです。 どの組み合わせでも、心情の流れが細やかに描かれていて納得できる。 恋愛未満はこれからを感じさせる展開で、傷を負った者同士は癒し支え合う展開で、友人同士はお互いを認めながら惹かれていく展開で・・・ どれも自然に感情移入できるようになっております。 何より、本筋のシナリオが・・・切なくもぞくぞくする展開で、泣けました。 「花喰ヒ鳥」の正体はある程度予想がつくわけですが、それでシナリオの面白さが半減するということは全くありません。 コンシューマ版も発売されるということで、誰にでもオススメしたい一品でした。 ◇キャラ語り■日向要主人公。勉強はできるのだが、諸事情により小間使いとして学園で働いている。 儚げな美人と思わせておいて、けっこう頑固で気が強い(笑) 陵辱ルートでの最強っぷりも好きです要ちん。 ■月村幹彦 生物教師。要に個人的に勉強を教えるなど心を砕く。 謎が多く怪しい人物・・・けれど、私は先生の虜vv ■火浦あずさ 親衛隊まで持つ美少年。潔癖性。 思わず拳を握るほど生意気でわがまま。 だが、それが崩れて懐いてくる様はやはり可愛い。 ■水川抱月 日英ハーフの耽美派探偵小説家。 ふわふわとつかみ所がないが、人懐こく明るい。 癒し系。甘いものが好きなど可愛らしい面もありつつ大人で安心できます。 ■木下真弓 あずさに付き従う、一見気弱そうな少年。おかっぱー!!(喜) ものっっそいひねくれ者です。 この子がまともに恋愛してるなぁと思えるのは土田とのカップリングくらい。 ■金子光伸 名家の子息で優等生だが、実は裏では相当遊んでいたり。 とはいえ、結局はお坊ちゃまなところが可愛くてたまりません!! 土田×金子と水川×金子は必見。大好きだ(笑) ■土田憲実 実直で誠実な、武士気質の人。正に大型犬!! でも天然なところがたまらなく好きだ。 つっちーとカップリングすると誰もが幸せになれます(ほんわか) 先生の次に愛を捧げている。 その他、ネタバレ込みのプレイ日記はこちらからどうぞ。 ◇PRICE JUDGE!うーん、いくらで買っただろう?おそらく5000円代だと思うのですが・・・ 大満足でした!! シナリオ・スチルが膨大なのでやり込みも可。 簡単な操作で誰でも楽しめます。 | ||||
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